ふたごノート

ふたごノート

PR

カレンダー

コメント新着

姉と妹 @ Re:通りすがり様 はじめまして。コメントいただき、ありが…
通りすがり@ 納得の解説 こんにちは。はじめまして ちはやふる関連…
姉と妹 @ Re:ガッツ01様 はじめまして。コメントいただき、ありが…
ガッツ01@ Re:ちはやふる 感想-その9 恋愛とかるたについて-3(02/26) 1年半ちはやふるが終わることから逃げてき…
姉と妹 @ Re:ミロミロ様 コメントありがとうございます~! >みん…

フリーページ

銀魂


キャラクターについてby姉


エピソードについてby姉


イラスト・by妹


ペイントby妹


(超)個人的名言録by姉


その他・雑記


イラスト・ペイントby妹・全作


アニメイラスト


少女マンガイラスト


少年マンガイラスト


映画・ドラマイラスト


その他イラスト


イラストby妹・メイキング


読んだ漫画リストby姉


作者・あ行


作者・か行


作者・さ行


作者・た行


作者・な行


作者・は行


作者・ま行


作者・や、ら、わ行


頂きものイラスト


ふたごノートについて・about


イラスト倉庫


その他作品記事まとめ


イラスト・銀魂・夏シリーズ


イラスト・銀魂・冬シリーズ


イラスト・DVDジャケ風シリーズ


イラスト・♪This world is yoursシリーズ


イラスト・20000ヒットリクエスト企画


イラスト・万事屋メインーその1


イラスト・万事屋メインーその2


イラスト・真選組メインーその1


イラスト・その他


イラスト・漫画感想ーその1


イラスト・漫画感想ーその2


イラスト・アニメ感想ーその1


イラスト・アニメ感想ーその2


イラスト・アニメ感想ーその3


イラスト・落書きーその1


イラスト・アナログ(白黒線画)


イラスト・アナログ・フォーマルシリーズ


イラスト・鉛筆画


イラスト・ヒットお礼イラスト


イラスト・贈りものイラスト


イラスト・GIFアニメ


イラスト・コラボ絵


絵チャット録


イラスト・アニメ感想ーその4


イラスト・ダイヤモンドパフュームシリーズ


イラスト・アニメ感想ーその5


劇場版関連イラスト


イラスト・漫画感想ーその3


イラスト・落書きーその2


イラスト・真選組メインーその2


イラスト・万事屋メインーその3


2014.06.29
XML
カテゴリ: 愛to少年マンガ


少年漫画感想

『MAJOR』 その2・海堂高校・聖秀学院編

★海堂高校編

セレクション審査と夢島編は、
頭一つ抜けて浮いている 「スポ根モノ」 ですね。

「重いコンダラ」を引いちゃうような感じの。

「ねーよ、こんな高校」感。


私自身が、
スポ根モノというのをまじまじと読んだことがなかったので、
(主に「スポーツ」と書いて「ラブコメ」と訳す漫画しか手を出してこなかった;
スラムダンク以外は;)

なるほど!!これがスポ根か!! ・・・という
新鮮さがありました。


野球バカたちの中で、 一際目立ちまくる天才・吾郎くんの描写 は、
これ、 特に男の子の読者はしびれるだろうなぁ~~ と思いました。

この辺りは、私も中・高校生の頃に読みたかったなぁ。

やっぱりそこそこ社会人やった今の感覚で読むのと、大分入って来方が違ったと思うんですよね。

燃えないわけじゃないんですが、ここまで天才だと、
大人感覚が 「冷静に」 読もうとしちゃって;


しかし、
最近のスポーツものって、
こういう冷静に観なきゃいけないような天才が、
あんまり居ないですよね。

知らないだけだったら申し訳ないのですが。

クセを活かした主人公が多いっていうか。

それはそれでいいんですけど・・・やっぱり、こういう天才主役も大事だと思うんですよ。

「この漫画があったからこのスポーツ始めた!」
って言ってもらえる、そういう漫画って、
天才主役の作品だけ
だと思うんです。

よっっっぽど上手い画面作りと
よっっっぽど上手いエピソード作りが出来なきゃ
面白くできない・・・のかもですが。


各審査内容・訓練内容がいちいちトリッキーで、
面白かった!


セレクション審査合格後、
勉強の試験を受けなければならなくなった吾郎くんが
これ以上なく苦しむエピソード

吾郎くんが理想とするプレーヤー
「打って走って守れ、三振もとれるプロ野球選手」
を明言するシーン

夢島の、夜の外野手練習シーン


この辺りがお気に入りシーンです。


一軍との壮行試合の辺り では、
寿くんに感情移入しちゃって辛いんですが;

海堂編があるからこその、吾郎くんと寿くんの「親友」の説得力だと思います。

★聖秀学院編 33巻~47巻

ここの転換は、
まさにまさしく、 「MAJOR」という作品にしかない切り返し でしょう。

異次元の超名門・海堂高校から、
男子生徒8名の元女子高へ転校、全員を勧誘して、野球部を設立!
打倒海堂へ!!

読者としても、「そんなことしなくても・・・」と言いたくなる茨の道のはずなのですが、

スポ根・ファンタジー感の強かった海堂から、
生活の場が「日常風景」に戻ったので、
実はすごくホッとしました。

家族も出てくるし、清水ちゃんも居ますしね。

吾郎くんの人格形成 にとっても、
ものすごく影響のあったステージだと思います。


とにかく設定として上手いと思うのが、

吾郎くんが転入する前の男子生徒が7名・・・
そもそも一人足りない、先の保障がない状態なのに、
一人の漏れなく野球部に入ってもらわなきゃいけない

ってところ。

普通、こんなん無理だと思うのですが、
いざエピソードで詰めて提示されると、
・・・なんか、落ちてくる。


内山くんと、宮崎くん なんて、普通の状態じゃ、絶対に部活動なんてやらない子・・・
それも分かるのですが、

いざ、この状況・・・ 「絶対やってくれないと困る」
ここに置かれたら、やると思うんですよね。

期限も決まっていますし。

それに・・・ 「やってみれば楽しい 」。
これは鉄板でしょう。


私自身が、わりと宮崎くんと近いタイプというか;
「運動部活なんて無理」タイプなので、

なんかもう・・・すげぇ、羨ましいな、 って思います。

星秀学園の男子生徒たちが。

まさかまさかの状態で、
わけもわからんまま、
夏の地区大会というベッタベタな地で、青春を謳歌出来るなんて。

本当は、誰にだって「やってみたい」気持ちはあるでしょう、
こんなの。

一度でいいから、私も
やらざるを得ない状況に追い込まれてみたかったなぁ。

口では「嫌」って言いながら、すげぇ楽しんだと思います。

何言ってんだ、勝手にやれ、って感じですね;;


このステージで登場する、新キャラクターの 大河くん
すごく好きなんです。

清水ちゃんの弟、という吾郎くんの人生的にも重要ポジションを、後付けとは思えないような存在感で詰めてくれて。

最後まで、いい立ち位置で発言してくれるキャラクターです。

聖秀学院編は、とにかくどのシーンも大好き なのですが、

取り立てて・・・


お母さんに「勝手やった分はバイトしろ!」って怒られるシーン

内山くん・宮崎くんを勧誘するシーン

野球には詳しくないですが、 なんとも「教師」的な観点で
野球部を導いてくれる白人英語教師・山田先生の描写

どこも好きです。

相変わらず、親父はカッコいい し、

対三船戦 は、聖秀・三船両校のメンバーたちの思いが交錯してて
本当にグッと来ます。


地区予選が始まってからは、
足のケガに苦しみながらも、
チームの精神的支柱を全うしようとする吾郎くん
ですが、

ここの意識・「チームのムードを常に好転させようとする姿勢」は、
特にこの先、プロのステージで常に輝きを発揮します。

・・・説得力があるんですよ。
これだけ、無茶苦茶な道筋を歩いてきた子だから、
「ここ」の能力に優れてるんだよ、っていうのが。


とにかく、「ザ・MAJOR」という聖秀学院編です。

このステージがあるからこその、吾郎くんのその後の飛躍ですし、

また、この状況で目標に向かって野球がやれる、・・・というのは
突拍子もない転換をころころ迎える吾郎くんの人生を、安心して観ることができる
その説得力になっている部分だと思います。


続く。

by姉






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014.06.29 08:46:28
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: