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『20世紀少年』監督:堤幸彦 原作:浦沢直樹主演:唐沢寿明・豊川悦司・常盤貴子原作のコミックを読まずにこの映画を観たのですが、圧倒されました。まず黒幕が誰なのかがわからない不気味さ。それも忍者ハットリくんのお面を被っていたり“ともだち”のマークが描かれた白い覆面をしているのが、無機質で冷徹で非道な印象を受け、なんとも言えない恐怖感があります。それはきっと演出がうまいからなのでしょう。僕はホラー映画などでゾンビだの幽霊だのが出てくるようなものは“非現実的だ”と冷めてしまうのですが、この映画はそういった非現実的なものが登場しないので、より一層恐怖感があります。一体誰なのか。誰なのか、誰なのか、誰なのか、でグイグイ引っ張っていって、“わからない”という恐怖で緊張感を途切れさせません。そして、全体を通して雰囲気が不気味です。これだけ不気味を感じる映画は観たことがありません。エイリアンやジュラシックパークのように人間がかなわない生物が追いかけてくるのははっきりとした恐怖ですが、この映画ははっきりとわからないことによる不気味な恐怖です。“ともだち”の、目の中に目と手があるマークもなんだか不気味です。CMを見た時にそう思わなかったということは演出が秀逸だからでしょうか。あとは配役が良かったように思います。人それぞれの見た目というのがやはりあるので、その見た目とキャラがとても合っているので、映画を観ていて違和感がありませんでした。この映画には実に多くの役者やタレントが出ていました。小さな役ならどこかの劇団とかの無名の役者さんが演じることが多いと思うのですが、小さな役をすごく人気のある若手芸人がやっていたりします。映画としてはシリアスなのに、そういった芸人が出てくると少し緊張を緩和してくれますし、なんだか面白いです。それから、ちょっとした笑いがいろんなところに散りばめられていました。演出も小さいところにまで凝っていて、例えば雨樋にバドミントンの羽が乗っていました。“笑う”ということではないのですが、そういう演出は面白いです。中学生の頃、あまり映画は観たことのない僕がターミネーター2を観た時、映画に圧倒されて“すごい映画だった”と衝撃を受けて、心の中がターミネーター2に染まったのですが、この20世紀少年を観終わった後もあの時と同じような感じでした。もし、このDVDが発売されて自分が手に入れたら、何かが自分にも起こるのではないかと想像してしまうくらい、心の奥にまで響いた映画でした。帰り道で映画を思い出すと鳥肌が立ちました。恐怖感もありますし、全体的に恐ろしげな雰囲気にゾッとしてしまいます。自分が忘れてしまっているだけで、実は自分の過去にはすごいことが起こっていたり起こしていたのではないかと思いました。そう思うと、過去とは、なんとも言えない恐ろしいものを含んでいるものだと気付きました。この映画に感じる恐怖は“過去”にリンクされているからでしょうか。そして何が起こるかわからないという“未来”の恐怖もあるのかもしれません。この映画の場合は予言に書かれたことが起こるという“何が起こるかがわかっている”という恐怖ですが。ともだちの黒幕は誰なのか、続編が早く観たいです。一体誰なのか、どうなるのか、気になって仕方ありません。エンドロールが終わってから、続編の予告が流れました。主演は豊川悦司になるのでしょうか。楽しみです。原作のコミックも気になりますが、映画を全て観終わってから、コミックを読もうと思っています。その時、この作品がすごいのは監督がすごいからか、原作者がすごいからか、あるは両者がすごいからなのか、わかるのだろうと思います。★★★★★20世紀少年
2008.09.26
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『泳いで帰れ』奥田英朗(光文社文庫)直木賞作家奥田英朗のアテネオリンピック観戦紀行。北京オリンピックの余韻が残っている中でアテネオリンピック紀行を読むと四年前なのに八年前の出来事を読んでいるようで、ちょっと気持ちが入っていけなかったです。もう少し早く読めばよかったです。失敗しました。前半はあまり面白いと感じなかったのですが、エーゲ海クールズあたりから面白くなりました。日本人と外国人との座席にたいする常識から国柄や農耕と狩猟の違いを語っていました。日本は基本的に、規則を守り慎ましい人なのでしょう。あるいはそれを理想としているのでしょう。著者による文化や習慣の違いの考察は面白かったです。後半で、日本野球チームのクーリンナップバッターがバントする姿に著者は憤慨していました。プレッシャーに萎縮し、圧し潰されている。こうして四年前の出来事を読んでみると四年間で日本の野球チームは全く進歩していなかったことがわかりました。伸び伸びとプレーしない日本野球チームに著者は厳しく評価してますが、その指摘は正しく、何も変わらなかった日本は四年後にはメダルさえとれませんでした。やはり野球を愛する人の目は鋭いですね。さすがです。☆3つという気もしますが、後半は著者に同調できたので☆4つ。★★★★☆泳いで帰れ
2008.09.25
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今回は決勝戦の前に変な会見が入ってしまって興醒めで決勝戦を迎えてしまいました。キャン×キャン長浜之人の永島キャスターは毎回面白いです。大爆笑まではいきませんが、いつも楽しませてくれます。山本高広の大塚範一アナウンサーのものまねは他にやる人がいなので新鮮ですし、似ているので面白いです。ウクレレえいじのケーシー高峰は短いものまねなのでインパクトがありました。博多華丸の戸張捷はなんとなくゴルフの中継で聞いたことがあるかなという人でしたが、面白かったです。優勝ウクレレえいじ準優勝阿佐ヶ谷姉妹ただ見たい!エハラマサヒロ
2008.09.25
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今日は皇居東御苑を散策してきました。お彼岸なので、あちこちに彼岸花が咲いていました。白い彼岸花も咲いていました。画像では見たことあるような記憶がありますが、実際に見たのは多分初めてだと思います。こうした小さい実がなるのも秋ですね。本丸広場にはたくさんのトンボが飛んでいましたが、常に動いているので写真には撮れませんでした。豪雨が多かったのか、毎年のことなのか、本丸広場の芝生には小さなキノコが所々に生えていました。毎年、秋の七草が植えてあるところには何種類か咲き始めていました。桔梗はだいぶ咲いていました。女郎花には蜂などの昆虫が集まっていました。甘い香りが強いのか、蜜が多いのでしょうか。雀蜂も一匹いたので、ちょっと怖かったです。藤袴は少し咲いていました。葛の花はしっかりと見たのは初めてでしょうか。赤紫の花が印象に残るきれいな花でした。蝶もたくさん飛んでいました。クロアゲハと、このアオスジアゲハが多かったです。秋の七草のうち、撫子はほとんど咲いていなかったので、一二週間後にまた行こうと思います。皇居東御苑
2008.09.23
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今日は午後から日本橋三越の「第55回 日本伝統工芸展」に行ってきました。工芸の公募展で、入選作733点が展示され、その他に人間国宝の作品も展示してありました。どの作品も素晴らしく、量が多く質も高いのでとても見応えがありました。全てを見てまわった後、帰り際にもう一周見てまわっていたら、田口義明さんを見かけ、さらに見て歩いていると今泉今右衛門さんがいました。田口義明さんは今年四月に第48回伝統工芸新作展のギャラリートークで見たことがあるのですぐわかりました。今泉今右衛門さんは実際に見たことがなく、“どこかで見たことがある…誰だったか…”といろんな顔と名前を記憶から引っ張り出してやっと思い出しました。今泉今右衛門さんのサイトや有田陶芸協会(佐賀陶芸協会)のサイトで写真を見たことがあるので今泉今右衛門さんだとわかりました。今まで小数ながらも作品を見て感動したので、その作家を見かけることができたのは何だか嬉しかったです。他にも僕が知らないだけで、大勢の名工がいたのだろうと思います。無料でこれだけの作品を見ることができて、作家の方々も目にすることができて充実した時間を過ごせました。次は来春の伝統工芸新作展を楽しみにしています。第55回 日本伝統工芸展
2008.09.23
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今日は三の丸三の丸尚蔵館の「帝室技芸員と1900年パリ万国博覧会(第2期)」に行ってきました。橋本雅邦「龍虎図」橋本雅邦はあまり美術館で見られないので、展示してあったのは嬉しかったです。古典的な狩野派の描写と現代的な描写の間のような感じでした。画面の左に虎、右上に薄く龍が描かれています。こういう日本画に西洋的描写を取り入れた画風は明治時代ならではで、とても良いですね。石川光明「古代鷹狩置物」古代の鷹狩りをする人の彫刻です。実に精緻な作りで、顔の表情から全体の雰囲気までとても臨場感がありました。凛々しく端整な姿はいつまで見てても飽きませんでした。並河靖之「四季花鳥図花瓶」明るい色彩で描かれた花や葉がきれいで、描写もほどよく写実的で、優しさげで上品な面持ちでした。純粋にきれいだと思わせてくれる花瓶です。第1期は見逃してしまったのですが、やはり明治時代の作品は難しいこと抜きにきれいだと楽しめる作品ばかりでした。第3期も楽しみです。帝室技芸員と1900年パリ万国博覧会(第2期)
2008.09.23
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POGに登録したワイドサファイアがメイクデビュー阪神に出走。ワイドサファイアの掲示板にはそれほど書き込みがないのであまり人気は無いと思っていましたが、朝起きて出走表のページを見たら単勝の欄に1.5と書いてあったので驚きました(最終的には1.4)。POGに登録した人は多くはないものの、このメンバーでは抜けている存在と見られていたのでしょうか。結果は2着に2馬身半の圧勝。僕の今年のPOGでは2頭目の勝ち上がり。新馬戦では最初の勝利。この後はどういうステップを進んで行くかわかりませんが、この勝ちっぷりなら次も期待が持てます。無敗でGIまで進んでいってくれることを願っています。
2008.09.21
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本日、POGに登録した優駿。ワールドプレミア(牡)父アグネスタキオン 母ポインテッドパス 母父Kris 兄ネオユニヴァース松田国英厩舎 ノーザンファーム生産 社台レースホース所有ワイドサファイア(牝)父アグネスタキオン 母クイーンソネット 母父ノーザンテースト 藤原英昭厩舎 社台ファーム生産 幅田昌伸所有ワールドプレミアは、ネオユニヴァースの半弟で、そろそろ入厩するそうなので登録しました。兄は3冠を達成できませんでしたが、ワールドプレミアには兄を超えてほしいと思っています。ワイドサファイアは、父アグネスタキオンで母父ノーザンテースト、そして社台ファームの生産であるのがダイワスカーレットと同じで、去年のJRA賞最高勝率調教師の厩舎(今年も現時点で最高勝率)なので登録しました。兄姉は重賞出走さえありませんが、母は新潟記念で2着があるので、優秀な厩舎でなら子供は重賞勝利もありえるのではないかと予想しております。
2008.09.19
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レッドカーペット賞はものいい。しかし、個人的にはあまり面白いと思わないコンビです。U字工事、出身地である栃木をネタにした芸風が板についてきたので、こうしてレッドカーペットに出てくるのが楽しみになってきました。ハイキングウォーキング、バットに頭をつけて十回まわってから穴をあけた新聞紙に飛び込んで通り抜けるというネタ。初めて見ましたが、通り抜けるどころか飛び込んでかすりもしないのは笑えました。絶対に成功することがないとわかっていても面白いです。こまつ、キーボードを弾きながらトランペットを弾くという芸。相変わらずすごいです。クラシックや洋楽を弾けば万国共通の芸ですね。オードリー、芸風が完成されてきて安心して楽しめるコンビになってきました。コラボカーペットはアンガールズ×ジョイマン。細いきもかわが三人同じ格好をしてると異様で面白かったです。なかなか良いコラボでした。ロッチ、偉そうに指導していたことが全て覆されるというのは面白いですね。よくあるパターンですが、妙にはまりました。二つネタやってどちらも満点。僕も大笑いしました。爆笑レッドカーペット
2008.09.17
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『陰日向に咲く』劇団ひとり(幻冬舎文庫)五人の主人公による群像小説。単行本が売れていたので気になっていた小説なのですが、文庫本で発売されたので買ってみました。五つの話のうち、最初の話を読んだ時点では“なぜこの本が売れたんだろう”と思ったのですが、二つ目の話では“なるほど、うまい作りだ”と思い、三つ目の話では“なるほど、そういうことか”と思い、四つ目の話では“手紙”に感動し、五つ目では“運命”にほろりとしました。お笑い芸人が書いた本であるだけに笑えるところが随所にあり、電車で読んでいる時は笑いをこらえるのが大変でした。小説ならではという構成の上手さで楽しませるところがいくつかありました。同じ月に同じ幻冬舎文庫から発売された奥田英朗の『ララピポ』も群像小説で構成に妙がありました。これは偶然なのか、出版社が狙ったものなのか。お笑い芸人が書いた小説ということで、はたしてどういう小説なのだろうと思って読み始めましたが、エンターテインメント小説として、笑いあり涙あり、なかなかよくできていると思いました。売れたのも納得です。★★★★☆陰日向に咲く
2008.09.16
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今日は国立新美術館の「ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密」に行ってきました。最終日です。静物画にはそれほど興味が無く、行こうか迷ったのですが、あまり日本に来ないベラスケスの作品が展示されているので行ってみました。「静物画の秘密」というタイトルだったので、ベラスケスの作品以外は全く無いと思っていたのですが、実際には人物が描かれた絵はいくつもあって、割と楽しめました。ヤン・ブリューゲル(父)「青い花瓶の花束」以前にもヤン・ブリューゲル(父)の作品は見たことがあるのですが、黒く背景が描かれているので、どことなく妖艶な雰囲気があまり好きになれなかったのですが、今日は割と良い印象を受けました。この花が活けてある花瓶は東洋風の文様でした。鹿が描かれていますが、鹿が描かれた古伊万里は見たことがないので、中国の花瓶かなと思いました。この作品の隣にアブロシウス・ボスハールト(父)「花束」という作品があり、ブリューゲル(父)の作品に似ていたのですが、こちらの方がすっきりしていて良かったです。どこが違うのかと思って考えたのですが、赤い花の位置ではないかと思いました。ブリューゲル(父)の作品では赤い花が真中も含めて全体にあるのですが、ボスハールト(父)の作品では赤い花は端の方にだけあります。それによって色の強さが抑えられて全体的にすっきりして見えるのではないかと思いました。ヘーラルト・ダウ「医師」「花に水をやる窓辺の老婦人」とても描写が丁寧で静謐な作品でした。以前にもヘーラルト・ダウの作品は見たことがあり、写実的で落ち着いた雰囲気が印象に残っていたのですが、有名な画家ではないので今後見ることはそれほど無いだろうと思っていたので、こうして見られて嬉しかったです。ネーデルラントの画家が日常生活を描くと、雑然としたものが多いのですが、ヘーラルト・ダウは一人か二人だけを描いているので、本当に日常の一部分を切り取って絵の中に封じ込めた感じがします。フェルメールも無論良い画家ですが、ヘーラルト・ダウも勝るとも劣らない画家ではないかと思います。またいずれどこかの企画展でヘーラルト・ダウの作品を見られることを期待しています。ペーテル・パウル・ルーベンス「チモーネとエフィジェニア」ルーベンスの作品が来ているのは公式サイトに「ルーベンス、ヤン・ブリューゲル、ベラスケスなど75点で解き明かす静物画の世界」と書いてあったのでわかっていました。しかし、恐らく小さな作品だろうと予想していたのですが、縦2.5メートル・横3メートルほどの作品で描写もしっかりしていて素晴らしかったです。これほど大きなルーベンスの作品が日本に来るのは1年に1回か2年に1回くらいでしょうか。肌の色が的確で、描写も柔らかく、顔の表情も“いかにも絵”という感じがなく自然で、いつまで見ていても飽きませんでした。絵の斜め向こうに椅子があり、椅子に座って十分か二十分見ていました。この作品をメインとしても良いくらい素晴らしかったです。まさかこれほどの絵が来ているとは思いませんでした。ディエゴ・ロドリゲス・シルバ・イ・ベラスケス「薔薇色の衣裳のマルガリータ王女」この企画展の目玉作品です。薔薇色の衣装を着たマルガリータ王女を描いた作品です。期待して行った作品なのですが、予想していたほどの感動はありませんでした。顔などは丁寧な描写なのですが、衣装などは素早い筆致で、それがそれほど良いという印象を受けませんでした。ルーベンスのしっかりとしていながら柔らかい描写を見た後なので余計にそう思いました。ルーベンスが描いていたら描写がしっかりとしていることによって薔薇色がもっと綺麗だったのではないかと思ってしまいます。しかし、マネやピカソなどはベラスケスを賞賛しているので、その描写には現代性の良い部分が多分に含まれているのかもしれません。僕は逆に現代性を毛嫌いしていて古典的な描写が好きなので、そのへんは好みの違いでしょうか。ベラスケスは過去に1回か2回見たことがあるのですが、思い起こせばその時もそれほど感動したということはありませんでした。美術館に入るまではあまり楽しめず30分か1時間ほどで見終えてしまうのではないかと危惧していたのですが、結局3時間見ました。予想が良い方にハズレて良かったです。特にルーベルンスのあのクラスの作品が見られたのは本当に嬉し過ぎる誤算でした。よく日本に持ってきてくれました。それからヘーラルト・ダウにまた出会えたことも嬉しかったです。見に行くか迷ったのですが、見に行って正解でした。ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密
2008.09.15
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CMを跳ばして一気に観たかったので、昨日録画して今日観ました。最終回はトンネル内での救助。救えない命もあり、救える命もある。危険な事故現場で、避難すべきか救命すべきか。ドラマなので無事に救命できましたが、場合によっては二次災害もあるわけで、なかなか難しい問題ですね。初回から振り返ってみると、四人のフェローがいて、その四人以外にも医師と看護士がいるので、それぞれの人のそれぞれの背景が毎回の放送で進んで行ったのですが、最終回でうまく着地したように感じました。上質の映画を観終わったような清々しい気分になりました。脚本、演出が良かったからでしょうか。それから、配役が良かったように思います。俳優のイメージと役のイメージが合っていました。エンディングの映像がスタイリッシュでとても良かったです。エンディングの映像というのは演出家が作るのか、それともスタッフが考えて作るのでしょうか。誰が作ったのか気になります。コミカルなシーンはいらなかったようにも思いますが、逆ニコミカルなシーンがあったから重過ぎることがなく、途中で嫌いならずに毎週観られたようにも思えます。自分が病気や怪我をしたら藍沢耕作に治してもらいたいと思うようになりました。勿論、現実にはいないわけですが。できれば、もっと様々な現場にヘリで飛んで、そこでの経験を通して四人が成長してほしかったです。せっかくタイトルに“ドクターヘリ緊急救命”とあるので。ただ、飛ばなかった分だけ四人と四人以外の背景を描いてき、もっと話を膨らませることができると思いますし、四人のその後も描くことができるので、「コード・ブルー2」ができそうですね。とても楽しめたドラマなので、続編を期待しています。まずは、2009年新春のスペシャルを楽しみにしています。★★★★★コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命
2008.09.12
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チョップリンは喫茶店の客とウェイターのネタ。ウェイターの膝に水がたまっているというのは、そこだけの笑いかと思ったらその後への布石でした。全体的にも良くできていて面白かったです。チョップリンはこんなに面白かったのかと見直しました。朝倉小松崎は爆笑レッドカーペットでも見て面白かったのですが、ここでも面白かったです。ギターの音自体で笑わせるというのはこのコンビだけのオリジナルなように思います。我が家は肥満をネタにするというよく見かけるパターン。まぁまぁ笑えました。スーパーマラドーナは“トゥウェンティQ”という質問するネタ。初めて見たコンビで初めて見たネタでした。まぁまぁ面白かったのですが、まだキャリアが浅いような印象を受けました。パパロアは“叩いてかぶってジャンケンポン”。徐々に崩れていくという構成でなかなか笑えました。爆笑オンエアバトル
2008.09.12
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レッドカーペット賞は「もう中学生」。個人的にはそれほど面白いという感じではなかったのですが、選んだタレントが好きだというのが大きいようです。コラボカーペットは、どきどきキャンプとなだぎ武。ジャックバウアーとディランマッケイのコラボです。二人とも個性あるキャラクターで最高に面白かったです。今までで一番の組み合わせだと思いました。ザ・パンチは出てきた時に「はいちゃーす、ちゃっちゃちゃーす」が聞きたいと思うようになってきました。耳に残ってクセになる言葉です。小島よしおは二体の人形と共にネタをやっていましたが、なんとなく余計な物に感じて微妙でした…。今日は僕が今一番好きなナイツが出ました。やっぱり面白いですね。ナイツのネタを見てる時が一番幸せです。爆笑レッドカーペット
2008.09.11
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「ララピポ」奥田英朗(幻冬舎文庫)“性”と“生”を中心とした群像小説。脇役やチョイ役の私生活が明らかにされていく展開で、内容的には特別面白いものではないのですが、“あの人はこういう人だったのか”と素性が明かされていき、ついつい次の章、また次の章と読んでいってしまいました。読み終わった時、決してつまらなかったということはないのですが、“面白かった”“良い作品だった”という感想でもありませんでした。なにか芸能人の交友関係や恋愛関係を暴露したワイドショーやバラエティを見た後のような感じでした。それと、“この本はこうなっていたのか”と小説の構成に“なるほど”と思いました。お昼の番組で「友達の輪」と言ってたことがありましたが、「友達ではない輪」といった感じでしょうか。読む前に「ララピポ」とは何のことだろうと漠然と思っていたのですが、最後に「ララピポ」が出てきました。これもなるほどと思いました。いろんな人物が出てきましたが、読み終わってみると、ゴールデンレトリバーの飼い主がどんな人か、気になります。出版社のサイトには「格差社会をも笑い飛ばす」と書いてありますが、笑い飛ばしているというような印象は受けませんでした。伊良部一郎シリーズは悩みを笑い飛ばしていますが、それに比べるとこのララピポは笑い飛ばしているという感じではありませんでした。本の帯びに「映画化」と書いてあるのですが、これは映画にして面白くなるのだろうかという疑問がわきます。普通の群像小説なので演出次第で如何ようにも面白く出来るかなとも思いますが。★★★★☆ララピポ
2008.09.07
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博物館の警備員となった主人公が、夜中に起こる騒動に巻き込まれる話。“自然史博物館”ですが、コロンブスやルーズベルトなどが出てきて、“自然史&人類史博物館”ではないかと多少訝ってしまったのですが、この博物館には人類史も含めないと重要な部分が欠落してしまい、物語が成り立たなくなるので仕方ないと思い直しました。ちなみに先程、Wikipediaの「アメリカ自然史博物館」のページを見ると、人類史の展示もあるようなので、そういうものなのだと納得。非科学的な作品を見るとどうも冷めてしまうのですが、娯楽映画だと気持ちを切り替えて観たら割と面白かったです。博物館という自分が好きな場所が舞台なので気分が良くなり楽しめたのかもしれません。できれば、やはり文字通り“自然史”を元にして博物館の展示作品は化石と動物の剥製だけにして、「人間の悪役vs自然(動物)」という構図で、最後は自然が勝つという話だと僕好みの作品になっていたのではないかと思いました。★★★★☆ナイト ミュージアム
2008.09.06
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「谷間の百合」バルザック(新潮文庫)谷間に住む伯爵夫人(アンリエット)に恋する青年(フェリックス)の話。僕は恋愛小説はほとんど読まないので、他の作品との比較ができないのですが、これほど上質の恋愛作品はなかなか無いと思えるほどの作品でした。伯爵婦人に恋する青年、突然現れた青年に恋する伯爵夫人。夫がいる身なので、青年とは一線を越えずに友達でいるように努め、青年は満たされない想いが募りながらも純愛を汚さぬように努め、しかし、その結果は二人を幸福にしたのか不幸にしたのか、難しい問題を投げかけます。谷間の百合は、ただ読者を感動させるだけの小説ではなく、倫理や良心、人間の幸福とは何かを考えさせる作品でした。先日読んだ「シェークスピア物語」もそうでしたが、海外の昔の小説は“良心”や“幸福”というものに焦点を当てているように感じます。ストーリーが面白いとか感動できるとかだけではなく、道徳や哲学の教科書になりえる作品です。本筋とは別のところで、いくつか印象に残ったことがあります。題名にもあるように谷間が舞台なのですが、美しい自然の描写が素晴らしく、こういうのが文学なんだと感じさせてくれました。また、ぶどう畑で働く場面で、「私は規則正しい労働がいかに叡智に富んだものかを身をもって知り、修道院の規律をはじめて理解したのです。」という一節があるのですが、単調な仕事でも悩みを忘れさせてくれる大事なことであるということと、自然は規則正しく四季が移り変わって人間もそれに従わなければならないという示唆も含まれているようで、自然の偉大さと大切さを感じます。それから、自分の心を見つめさせる文章もいくつかあり、「教会がキリスト教徒に日々守るべき掟を示したように、みずからの手で掟をたてて、欠かさずそれを果たすようにすべきです。」という言葉があります。殺伐とした現代においては、キリスト教徒になる必要は無くとも、何か自分なりに良心の掟を考えてみる必要があるのかもしれません。何かにつけて「感動をありがとう」と言っているよりも、善悪や良心に目を向けることも大事なのではないかと思います。小説の最後は第三者の手紙で締めくくられています。これによって、青年と夫人の恋愛を客観的に見た形になるのですが、自分にとって重要なことでも第三者から見れば信じられない二人だけの世界で、それがただの悲劇であり馬鹿げた喜劇でもあると諭しているようです。約550ページの小説ですが、段落の改行が無いのでページにギッシリ文字が詰まっていて、1000ページの小説を読んだ感じです。読み終わるのに時間がかかりましたが、名作でした。★★★★★谷間の百合
2008.09.05
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今日の爆笑オンエアバトルでは爆笑レッドカーペットで活躍してるコンビ「どきどきキャンプ」「ハイキングウォーキング」「ノンスモーキン」などが出て嬉しかったです。どきどきキャンプは今回の出場者の中で唯一のオーバー500。いつもの“24”ジャックバウアーではなく、ファミレスにインディーズのミュージシャンが来て、店員がそのミュージシャンの大ファンというネタ。マイナーなミュージシャンをグレイやラルク以上に扱う熱狂的なファンと周りの人とのズレが面白かったです。ジャックバウアー以外でもこんなネタがあるのかと思いました。ハイキングウォーキングは“ミスタースズキックスのスーパーイリュージョンショー”ではなく、部活ネタでした。ボケまくりが良かったです。ノンスモーキンは超堅い性格の保育士の先生。保育園という和気藹々とした場所で「現代の日本の政治のあり方とその展望」という堅い本を読み始めてしまうギャップが良かったです。柔と剛のギャップはお笑いの基本ですね。エンジョイワ→クスはなかなか面白かったですが、ちょっとメリハリが無かったように感じました。やさしい雨は超潔癖症のキャラが面白かったです。ただ、大笑いできるところが無かったところが惜しいです。髭男爵は残念ながらオンエアされませんでした。かなり人気も出て、レッドカーペットでは常に“大笑”を出していますが、やはり場所が変わってネタの時間も伸びると、ウケも変わってくるのでしょうか。オンバトヒーローズはおぎやはぎ。2000年のオンエアが流れて懐かしかったです。矢作は今の方が若く見えます。おぎやはぎによるとオンエアされるコツは「残り30秒で盛り上げればボールは入る」。爆笑オンエアバトル
2008.09.05
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レッドカーペット賞はなだぎ武。鼠先輩のモノマネというのでしょうか。本当によくキャラを作ります。ニブンノゴは相変わらず上手くて面白いですね。いつも楽しませてくれます。キングオブコメディはあのキャラが良いですね。結果は満点。文句なしです。コラボカーペットは「小島よしお×鳥居みゆき」。これほど噛み合わないコラボもめずらしいです…。エド・はるみは半分がCDの宣伝。それで満点大笑なのですから不思議です。響はオンエアバトルでよく見てて、好きなコンビなのですが、こうしてレッドカーペットで満点大笑になると嬉しいです。謝る気の無い「どうもすいませんでした!」は改めてこの場で見ると面白いです。自分の中では今回のレッドカーペット賞は響でした。アップダウンはいつもよく面白い曲を作るなぁとちょっと感心。最後の駄洒落も妙に上手いんですよね。「鯵だけに、まサカナぁ」。ザ・ギースは単なる聴き間違いですが語呂が合っているのが面白いですね。「生麦 生米 生卵」「桜井 坂崎 高見沢」。爆笑レッドカーペット
2008.09.03
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週に何度かYahoo!ニュースの美術トピックスのページをチェックしているのですが、今日は上野の森美術館での「レオナール・フジタ展」の前売りチケットが発売開始というニュースが載っていました。レオナール・フジタ(藤田嗣治)は東京国立近代美術館や国立西洋美術館の所蔵作品と、企画展で1回2回見たことがある程度であまり見たことがないのですが、あの乳白色の色が大理石の彫刻のようで実に素晴らしく、もっと多くの作品を見てみたいと思っていたので、こうして藤田嗣治の企画展が行われることは嬉しく思います。数年前、僕が美術館に足を運ぶようになった頃にも東京国立近代美術館で藤田の企画展があったのですが、その頃はまだ藤田という人を全く知らず興味も持っていなかったので見に行きませんでした。その後、藤田のことを知って、藤田の良さがわかってからはあの企画展に行かなかったことを後悔していました。今秋、その無念を晴らせそうです。Yahoo!ニュース 美術没後40年 レオナール・フジタ展
2008.09.02
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