世界の片隅で小さな声で申し訳なさそうに「スティール！」と叫ぶ！

三浦アルプス中尾根を歩いてみました

会社の山の先輩と三浦アルプスの中尾根を歩いてきました。一人だと少々危ないところなので、行くなら複数名が良いと思います。逗子駅から出発。まずは逗子の1号古墳手前の展望台を目指します。ここから山道です。「ゴー！」原っぱ大学のアスレチックフィールド。ここではなさそう。ちょっと戻ったところに尾根に上がる入口らしき道がありましたので、そこから上がります。（国土地理院地図にもないルートです）無事、展望台（1号古墳の少し下にある）まで来ました。眺望も最高です。ここから桜山７丁目住宅街の長柄桜山古墳入口に向かいます。長柄桜山古墳入口にある絵地図。これは酷い。全然わからない。こちらは見やすい。汐見児童遊園の向かい側にある階段を下ります。その後、川久保交差点で県道311号を突っ切り森戸川沿いの道を歩きます。馬頭観音が居られましたので手を合わせて道中安全を祈願しました。森戸川林道に入ります。「行くよ！」林道に入るなりヒンヤリした空気に。林道終点に来ました。「ひとやすみしよう」中尾根に入る前に、ツバキ尾根の入口を確認しにゆきます。来年はツバキ尾根をハイキング予定。（鬼が笑う？）ツバキ尾根入口には僅かな踏み跡あり。戻って中尾根へ。ここは中尾根先端の北側にある入口です。（林道終点側の入口のほうがメインかもしれませんが、登り初めてすぐメインルートに合流します）踏み跡は明瞭です。尾根を一気に登ります。「頑張ろう．．．」乳頭山側からハイカーが来ました。「人とすれ違ってホッとしました！」と仰っていました。（実は私たちもホッとしました）確かに中尾根ですれ違った人は2名しか居なかったです。非推奨ルートなので、ここを通る人は、ある程度の熟達者や熟達者を先頭としたツアーのみです。道はしっかりしていますが、痩尾根ゆえに道幅は狭く両サイドは切れている箇所が多いです。滑落しないよう歩くことも大事ですが、もし足を滑らせたときどこにつかまるかを考えながら歩いた方が良いと思います。南中峠（六把峠）まで来ました。「結構怖かったね」暫くすると斜め十字路という場所に出ます。送電鉄塔「東京南線3･4号線No.35」を通ります。送電鉄塔「東京南線1･2号線No.34」を通ります。見晴らしの良いピークに出ました。FK1分岐に到着。「乳頭山まであと少し！」ほどなく乳頭山に到着。昼食にします。「厳冬期無酸素登頂成功！」マウンテンバイクのお兄さんとすれ違う。三浦アルプスエリアはマウンテンバイクの乗り入れも可能です。（道が狭いので、お互い譲り合い精神で！）FK3分岐（鉄塔の分岐）まで来ました。「良い感じで歩いてきたね」馬頭観音に手を合わせてゆきましょう。馬頭観音から沢に下りるコースもあるようですが、高難易度です。私達は普通に東逗子駅方面に向かいます。「こっちだね」沼間小学校側の登山道入口に到着。「おつかれさまでした！」今回、中尾根を歩きましたが．．．1度は行ってみたいけどリピートしたいと思わない観光地みたいな感じです。両側が切れて狭かったり、一見歩きやすそうでザレていたり、危ないと思われる箇所がいくつもあります。確かに中尾根は静かな道ですが、三浦アルプス推奨コースでも十分静かですしリスクも低いです。もし中尾根に行かれる場合は、地図、コンパス、GPS、三角巾や絆創膏、ヘッドライトなどは忘れず、出来れば複数名で午前中に尾根を歩ききるようにしたほうが良いです。沢の奥から南中峠や斜め十字路は目指さず、林道終点から尾根に乗って普通にまっすぐ歩くほうがが藪に阻まれず無傷で登れると思います。