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庭先で咲いているボケの花いよいよ4月から新学期が始まる。アメリカの高校を卒業した少女が日本の大学医学部に合格して4月から1年生になることを紹介したいと思う。父親の仕事の関係で彼女が幼稚園生の時アメリカに移住して日本語も英語も自由に話せるバイリンガルに育った。高校2年の夏休みには当院で看護助手として患者さんのおむつ替えや清拭、シーツ替えなどのボランティア活動を行った。3年生になり、大学受験することになったがアメリカの大学入試はボランティア活動の数やその内容も評価されるので日本での看護助手仕事も評価されたとのことである。またディベートと言って討論集会での発言内容も評価されるとのことで州内大会、全米大会でも上位に入ったことも評価された。それに共通学科試験があり、総合的に評価されるとのことで、住んでいるアイダホの州立大学は奨学金付きで合格させてくれたとのことで、私立大学の名門コロンビア大学にも合格した。日本の大学についても早稲田、慶応、東大を受けてみたら全部合格した。しかし医学を学んで国際的に医療の仕事をしてみたいとの気持ちがあったので、帰国子女の枠で筑波大学医学部を受けてみたら、その枠内では一人しか合格できなかったが運よく合格することができた。国際的な医学者と言っても曖昧で今後志望内容は変わっていくかもしれないが、当院で看護助手のボランティアをした少女が難関と言われる筑波大学医学部に合格したということは大変なことだと思ったので紹介させて頂いた。これからアメリカ生活と日本生活の違い、将来展望と学科内容の整合性など様々な問題と向き合いながら日本での大学生活を送っていくことになるが、立派に学習を継続して国際的な女性医師に育ってくれることを願っている。
2026.03.30
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庭のチューリップ人生には山あり谷あり平坦があると言われるが、別の言葉でいえば天国あり地獄ありその中間があると言えるのではないかと思う。天国だけのこともないし、地獄だけのこともないが、人間は苦しい時間は長く感じて、楽しいことは一瞬のように感ずるように出来ているので、苦しいことが続くと人生は地獄だと思ってしまい、自ら命を絶つ人もいる。私の場合、1月下旬に急性心膜炎と言う病気で4日位入院し、その後発作性心房細動や心不全になり3日ぐらいで体重が4kg増えて少し歩くと息が切れる状態になってしまった。それでも入院中の4日以外は勤めを休む訳にはいかないので普通に勤務しながら利尿剤を飲み、何十回とトイレに行って排尿してむくみをとり、2日で元の体重に戻すことが出来た。そして心不全が少し良くなったと思ったら一か月前くらいから右の顎が外れて何も食べられなくなってしまった。私が勤めている病院の歯科を受診したら「例えば大きな欠伸など何らかの原因で顎が外れてその後顎の筋肉が捻挫の状態になっているので噛めるようになるには1~2か月かかるかもしれない」とのことだった。「捻挫なのか」と、少し納得したが食事の時間が来るたびに、食事が食べられない苦痛は大きく、ストレスも相当なものだった。そして昨夜、右では全く噛めないので左顎でだましだまし少量ずつ食べていたが、ガキッと言って左下犬歯がボッキリ折れて取れてしまった。右はダメなので左で何とか食べていたが左の歯が折れてしまっては何も食べられないお先真っ暗の状態になってしまった。これぞ当に地獄で、折れた歯はブリッジにしなければいけないのか、治すまでに何か月かかるのか分からず、右顎のねん挫と重なり、自分ながら不幸のどん底にいるように思った。朝、歯科医院に電話して11時の予約を頂いたが、のんびり11時まで待っていることが出来ず、10時半までに到着して11時から診察して頂いた。「難しいかも知れませんね」と言われ、覚悟していたので、何日もかかるのだろうなと思ったが、折れた根元の歯にネジをさし込んでその周りに人工の歯を作ってくれて1日で完成してしまった。折れた左下犬歯が右の顎関節症に関係していたのか、今度の左下犬歯の治療で右顎関節症が少し修復されたのか右でも少し噛めるようになったのである。嬉しくて天にも昇るような気持になった。これぞ天国と言うのだと思う。嬉しくて畑にジャガイモの種芋を植え、月に1度片道1時間かかる歌謡教室にもらんらん気分で行って来た。不幸が重なり、地獄がどんどん深みに嵌っていくのかと思ったが、一瞬で天国に様変わりしてしまった。嫌なことが重なって苦しんでいる方がいたら、いつかきっと思いもかけない解決が来るものですよと伝えたいと思う。
2026.03.28
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花瓶に挿した椿、スノーフレーク、馬酔木一昨日59歳男性、脳出血の方が入院してきた。2か月前位に右視床部出血したが、入院2週間くらいで良くなって仕事に復帰したが、今度は左視床部の出血に見舞われ、全然しゃべれなくなってしまった。食事処を経営しているが、生活のために夜10時から朝3時までアルバイトをしているとのことだった。土日、祭日も仕事しており、休めるのは正月とお盆の2~3日だけとのことだった。昼間自分のお店で働き、夜はご友人のお店を手伝って体が休む時がない。高血圧があり、その治療は受けていたと思われるが、毎日昼も夜も働いており、今度の病気は働き過ぎの結果だと思われた。入院時に奥さんにその旨話したが、奥さんも休みなく毎日働いており、働き過ぎが健康にどんなに良くないことか分かってもらいたいと思った。お話の内容から判断するに、そんなに働いてもそれほど裕福な生活ではなさそうだった。儲かるためでなく、貧乏な人でも腹いっぱい食べられるようにご飯もおかずも大盛でしかも安いお店として何十年も経営してきたとのことである。学生や貧乏な人にとっては安価で腹いっぱい食べさせて頂くのは良いが、ご主人が体を壊してしまったのでは何にもならない。受け持ち医になったので、回診の都度、仕事と健康、睡眠時間と健康、血圧と脳卒中の関係などについて色々話し合っていこうと思っている。
2026.03.26
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ムスカリ今は卒業式シーズンである。4月からは新学期も始まる。卒業も新学期もとうの昔に経験したがその感激が薄れてしまっている人もいるかもしれない。今日の新聞にある大学の創立者の言葉が載っていた。「天才とは何か特別な力とか才能を持った人の事ではない。地道に勉強している人のことだ。粘り強く学び続けている人のことだ」天才とか勉強とかの文字を目にして自分には縁のないことだと思った人もいるかもしれない。大学は学びの学舎なので天才とか勉強とかの言葉が使われているが、私は一般人、一般学生に向けた言葉だと思った。誰でも学問を身につけ、ひとかどの人物になろうとするなら、地道に粘り強く学び続けることが必要ですと言う意味だと解した。少年、青年、壮年、老年の全ての人に対する言葉だが、老年の人にとってはぴんとこないかなと思った。今まで学んできたことはどんどん忘れていくし、これから学んでも身に付くとは思えない。その言葉は青年や壮年迄の人に対する言葉で老年に対しては意味のない言葉なのかなとふっと思った。でも私は老年だが新聞や雑誌や専門書を読み、ピアノを習い、英会話も習っている。学会でも発表している。しかし体力がなくなり、記憶力が落ち、若い人の自然でスムーズな動きを見て、もう終点が近い人にとっては学問は無縁なものかなと思えることが多くなった。しかしこの創立者の言葉、「天才とは粘り強く学び続けている人のことだ」が心に響いた。私は自分のことを努力家とは思っているが、天才と思ったことは一度もない。年をとっても粘り強く学び続けたなら天才になれる、とするならそれに賭けてみようかと思った。
2026.03.22
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昨日県立図書館で開催中の第6回岡田稲香と仲間書展に行って来た。岡田門下生の書道の大作や小作品がコメント付きで沢山展示されていた。皆さんそれぞれ優れた作品で感銘を受けたが、紹介しきれないので、身びいきで申し訳ないが妻の作品2点を紹介させて頂く。上の作品は留美さんの言葉を書で書いたものだが、コメントに自分もいつも西空に真っ先に輝く星を見ている。それが母親のように思える。自分もいつしか星になってお母さんの側に行って色々話したいと書いてあった。誰にとっても母親は特別な存在なのだなと思った。下の作品は貧乏な父親が娘を嫁に出す時の心情をつづったもので多くの書家が書にしているとのことだが、かなり長い作品でこの書はその詩の最後の部分とのことである。私の気持ちは例え貧乏でも娘の結婚の時ぐらいお化粧代ぐらいだしてやればいいのに、着物だって買う金がなくても必死で頼めばだれか貸してくれたかもしれない。提灯だけぶら下げて嫁に行くのはあまりに可哀そうだと思った。妻に聞いたらそれらも何もしてやれない父親だったのだと思う。病気だったのかもしれない。でもこのような詩を書き残したということは娘さんに対する愛情は一杯あったのだと思う。と言っていた。お化粧もしないで花嫁衣装も着ないで嫁に行くなんてあまりに可哀そうで、何もそれを書にしなくてもいいと思ったが、時代もあるだろうしその他の事情もあるだろうし、妻の心に突き刺さったのならとやかく言うことではないかなと思った。
2026.03.21
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50年くらい前から田舎の両親が育ててきたツバキを40年前に甲府に引っ越す時持参してきてくれた。それを私の妻が引き継いで育ててくれて今も咲いている。その一輪と庭の白菜が薹がたって花を咲かせたのを摘んできて生けたものだが、目を引いたので写真に撮らせてもらった。今日も忙しかった。6人の患者さんのカンファレンスがあり、2人の患者さんの家族に病状報告した。その後明日退院する人が退院後に受診するクリニックに紹介状を書き、木曜日に入院する人のカルテ準備をして帰ってきたら8時を過ぎていた。それでも妻は食事を作って待ってくれていた。今日の2人の患者さん家族への説明の内、一人は元気になって明日退院する人の奥さんへの説明で時間は短時間で済んだが、もう一例は窒息後の蘇生で命を取り留めた方の奥さんに対する説明で殆ど認識力がなくなっている状態だが延命方法としての頸静脈からの点滴栄養法と鼻管や胃ろう栄養法について説明した。その際奥さんからご主人の病気になる前の生活法などについてのお話もあり、約1時間近く説明に時間がかかてしまった。夫婦というものは様々な形があるものだなと思った。人様のお話を伺いながら我が夫婦のことにも思いを馳せた。どんなに遅くなっても心配しながら待っていてくれるし、何気なくあちこちに花を飾ってくれるし、いい人と夫婦になれたものだと神様がいるならその本尊に感謝した。
2026.03.17
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白い木蓮が咲いた。昭和59年(1984年)に医学博士号を頂いた時に植えた記念樹である。今年は蕾がふくらんできたと思うと寒波がきて枯れてしまい、花は咲いたが半分枯れた花が大半でここに載せられないので下の脇枝に枯れていない花があったのでそれを一輪載せさせて頂いた。博士号は今から42年前に頂いたがその時に指導教授は、「これは入り口です。研究者の仲間に入ったということです。これを機に人類に役立つ研究をして下さいと言う意味です」と指導して下さった。今日3月15日に県医学会総会で「ウエルニッケ脳症にリハビリ介入して歩行可能となった2症例」と言う研究発表を行ってきた。私は既に80歳半ばのかなり高齢の医師である。しかし医学博士号をを頂いた時の教授の言葉は忘れていない。医学博士号は研究への入り口であり、生きている限り研究を続けて下さいと言う意味だと教えて頂いた。高齢になったら研究はしなくていいなら博士号の意味がないと思う。6分間内に発表して下さいとのことで、何度も何度も練習して時間内に収まるように努力したが、どうしても6分を超えてしまうのでスライドを2枚飛ばせて発表するようにしたら6分内で治まり、もっと早くそれをすればよかったと悔やまれたが、いずれにしても無事終了して心が楽になった。妻がジャガイモを植えるための土起こしのことを気にしていたので学会発表から帰ってきたらすぐ、その土起こしをして、後は種芋を買ってきて植えればいいだけにした。ブログも学会準備で2日間休んでいたので土起こしの後夕食を食べ、「豊臣兄弟」を見終わったらすぐブログを書き残した。
2026.03.15
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知らぬ間にヒヤシンスが咲いていたこのところ忙しかった。確定申告のことで何日もスマホと格闘して神経をすり減らしてきた。3月15日には医学会の学会発表がある。その準備もしなければならない。仕事の方は重症患者さんが次々に入院してくるし、入院している人でも重症化する人が多い。そして本日互助会主催の病院全体の懇親会があった。150人位集まったと思う。コロナ後5年ぶりの全体懇親会だった。懇親会と言えば飲んで騒いでビンゴをするのが相場だが、私はかねてから、ただそれだけではつまらないので歌を歌おうと思っていた。そのタイミングが難しいが司会者に言っていいところで出させて頂き、アカペラで「北国の春」を歌った。自分が思っていたほどは上手に歌えなかったがそれでも皆さん喜んでくれて良かった。久しぶりに気分が晴れた。残るは明後日15日の学会発表だが、明日土曜日にじっくり練習しようと思っていたら友人がコロナで入院してしまい、急遽明日の朝9時から午後1時までの外来、約30人位を担当してくれる医師を探しているが誰も引き受けてくれないと泣きそうな声で電話があった。困っている人を助けるのが私の仕事なので引き受けた。妻は「ずっと神経使ってきて翌日に学会控えているので断ったでしょうね」と言っていたが、引き受けたと電話でいったら「なんてことを!!」と言っていたが、今帰ってきて「明日も朝早く出かけなければならない」といったがそれ程怒っていない表情で安心した。今日は久々に気分晴れ晴れのいい日だった。
2026.03.13
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アセビ(馬酔木)確定申告は今までずっと税務署に行って申告してきたが、この頃テレビでスマホで簡単に申告できるとか、4人中3人はスマホを使って自分で申告しているなどの宣伝を見て、4分の3という大多数、75%の人が出来て自分にできない筈はないと、土曜、日曜の大部分の時間を確定申告に注ぎ込んだが、終了、送信のボタンを導き出すことが出来ず、諦めることにした。途中で中断して記入欄に戻って見ると、再度マイナンバーカードの暗証番号を入力して、カードをスマホの対物レンズ面に接着させなければならなかったが、通算で20回以上それをしなければならなくて、簡単どころか極めて複雑、そして入力データーを使って申請ページに行こうとしても入力データはありませんと答えてくる。入力したらダウンロードするのボタンを押さないと保存できないとのことで、再度マイナンバーカードをかざして再入力して先に進めても、全体のサマリーには何も記載されていなくて再度やりなおしになることが多く、2日がかりで、からかったが、得ることがなく、諦めて寝た。私の職場に確定申告を何年も前からスマホで申告している同僚がいるので、本日申告ボタンはどうしたら出てくるのか教えてもらった。セクション、セクションで入力が終わったら必ずダウンロードを押してくださいとのことだった。それをしないと保存されていないので送信ボタンにはたどり着けません。とのことだった。私はダウンロードボタンを押していなかったので、入力データが保存されていなかったみたいで、全部やり直ししなければダメなのかと思っていたら、その同僚が私が入力したデータをスマホの中から見つけ出してくれて最終的には確定申告を提出することができた。国民生活を豊かにするために、税務署は税金を沢山徴収したいのだと思う。それならもっともっと易しい形で分かりやすく、誰でも申告できるようにしてもらいたいと思った。
2026.03.09
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妻が友人から頂いたゼラニウムが咲いた昨日指定難病の黄色靭帯骨化症の患者さん宅を訪問診療した。黄色靭帯骨化症と言うのは背骨の外側を上下につないでいる靭帯が膨らんで硬くなりその前方にある脊髄を圧迫して痛み、しびれ、歩行障害などの運動障害、知覚鈍麻などが起こってくる病気である。石灰化した靭帯を取り除く手術によって、症状が軽快されるとされているが、手術後もあまり変わらない人もいる。昨日訪問した方は手術したが症状があまり変わらないで、週に2回訪問リハビリを受けている方だった。一通り診察した後、「○○さんはいいですね、大変な思いをしてきたのでさぞかし辛かったと思いますが、明るい顔をしている。それが素晴らしい」と言ったら「最初は苦しかったです。良くなるだろうと思って手術受けたのに、症状があまり変わらず落ち込みました。その頃は暗い顔をしていたと思いますが、リハビリの人に励まされて、リハビリしている内に、知覚が少しずつ戻ってきて、手足が少し動くようになり、松葉杖をついて家の周りを散歩しています」とのことだった。少し良くなりかけてきたから顔が明るくなったのか、明るくなったから効果が出てきたのか厳密には決めがたいが、実際はその両方が原因なのではないかと思った。「最初の頃は、手術しても良くならない。何故私はこんな苦しみに遇わなければならないのか、と」悩んだとのことである。しかしその後、「天を呪い、生んでくれた両親を恨み、社会を恨んでいたが、恨めば問題が解決するわけではなく、却って状況が悪くなることに気づいて、明るくするように心がけたら、少しずつ改善してきた」とのことだった。中々出来ないことだが、「現状をありのままに受け入れ、それをリハビリで少しずつ良くするんだと気持ちを切り替えたら体が動くようになり、いい結果がでてきて心に喜びが生じて、それが顔にも出てきたのでしょうかね」とも語っていた。「何故私だけこんな苦しみを」と思っても何のプラス効果もない。自分に課された試練と考えて少しでも改善するように努力することが大切なのだなと思った。
2026.03.07
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水仙庭の水仙が咲き始めた。2月27日に日本集中治療学会などの4学会が終末期医療の指針の改定案を公表した。回復の見込みがない患者さんに例えば1週間とか人工呼吸器をつけてそれで変わらないようなら、人工呼吸器をはずすTLT(Time Limitted Trial)もとりいれるとのことだった。その一例として昨年の春、名古屋の日本赤十字社医療センター病院に、80歳代の女性が心肺停止の状態で運び込まれた。救命処置により心拍は再開したが、意識は戻らなかった。その女性は事前に延命処置は希望しないという遺書を残していたが、ご主人は「このまま別れるのは嫌だ。何とか助けて欲しい」とのことで、主治医は家族に「1週間意識が戻らなかったら、人工呼吸器を外すことを検討して下さい」と伝えた。結局入院23日目に人工呼吸器を外し、20日目にお亡くなりになった。葬儀の後亡くなった女性の長女から主治医に電話があり、「望まない治療を続けないで本人の意志を叶えさせてくれてありがとうございました。」と感謝の気持ちが伝えられたとのことである。本例は事前に「延命処置は希望しない」と書いておいたのであまりもめなくて済んだが、危篤になった時何も書いてない人が多いので、この時間を決めての人工呼吸器などの延命治療、TLTは普及するかもしれない。私達の職場でも一旦心肺停止になって救命処置で心臓が動き出してその後のリハビリを依頼されるケースは結構多い。一旦心肺停止になった方は心臓は動き出しても意識障害は残っているケースが多く、今後このTLTがしばしば採用されるのではないかと考える。
2026.03.05
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雛飾り 今年も忘れずに飾ってあった仏の座 ほとんどは雑草として抜かれてしまったが残っていた花の写真を撮った。昨日イスラエル、アメリカがイランを攻撃して多くの死者を出し、ハメネイ氏師もその攻撃で死亡したと伝えられている。イランの宿敵イスラエルが主導してアメリカのトランプ大統領が参戦したことになっているが実質は米軍主体の攻撃と思われる。アメリカとイランは核開発問題で協議を行っている最中の攻撃で国際法上当然許されることではない。しかしトランプ大統領は、「テロ輸出国家イランに核兵器を絶対持たせてはならない」と言い、私には国際法も、国連も関係ないと言い放っている。世界一強力な軍事力を後ろ盾にして、国際法も倫理も人命も一切無視して自分勝手な行動を押し進めているトランプ大統領は非難されるべきだし裁判にかけられるべきだと思うが、表立っては誰も咎めだてしていない。アメリカの権力が強大で、世界秩序も倫理も人命も吹き飛ばされている感じだ。今回はイラン国内で反政府デモが過熱し、イランの政権交代を加速させるチャンスとみて攻撃を開始した面があるが、いかなる理由があろうともいきなり人命を無視して爆撃を加えることは絶対悪である。ましてや交渉途中での爆撃は絶対許されることではない。日本は日米安保で国防は米国に依存している面があるが、それとこれとは別である。いかに今回の攻撃は人倫に反するものであるかをはっきり言うべきだと考える。
2026.03.01
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