香港公立病院のＥＲ体験談～初・救急車の巻 | 香港→日本田舎暮らし～しあわせはいつも自分の心がきめる

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まみ９９

海外生活12年を終え、現在は日本で田舎暮らし。かつて、上海＆北京留学を経て中国の深セン野麦峠で３年勤務。現在は３児のママとして奮闘中。小学校からあだ名は「天然ボケ」。おっとりしている割には「石橋は一気に駆け抜ける」勇敢な性格です♪

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2005/03/10

香港で初めて救急車に乗りました。

（おーーい！今ごろ日記UPかよ～　と突っ込まないでネ　笑）

そう、あれは１年前、baby（りんご）が生後４ケ月の夏の日の夕方。

あれ？？　あれれ？？？
ふと気づくと、babyの左腕が全く動かない。だら～んとして、微動だにしない。
babyはまだ自分では動けないのに、寝かせた場所から１ｍ位動いていたので、
”あ～、これはお姉ちゃん（みかん）がｂａｂｙの腕を引っ張ってひきずって、
腕が抜けちゃったのかも？？”と思って、

レントゲンを撮ったのですが、肩も抜けていないし、骨にも異常がない。
医師：「どうして動かないのかわからないので、専門医のいる病院に行って下さい」
私　：「わかりました。では２，３日様子を見て、悪いようだったら連れていきます」
医師：「いいえ、今ですよ、今！救急車で搬送しますから。」

ええ～マジ？と、私はびっくり仰天してしまったのですが、周りの看護婦さん達が、
「大丈夫大丈夫、救急車は無料だから～　診てもらった方がいいわ～」
と口をそろえて言うので、私とbabyは、はるばる屯門にある屯門医院まで救急車で搬送してもらうことになったのです。
（その後、救急車が到着するまでに５０分も待った）

救急車で搬送されたのだから、病院に到着したらきっと優先して直ちに診察してくれるだろう
と思っていた私の考えは、相当甘かった！！

（いわゆる大陸の病院と同じ手順。私は慣れていたけれど、、、）

更に、この屯門病院は香港で一番緊急患者が多いらしく、窓口には「最低２時間待ち」とでっかく書かれていて、
夜の１１時過ぎだというのに、患者があふれ、ごった返していたのです。最悪。

●この後の病院での診察の流れはトラックバックさせていただいたJunpeiさんの日記の
　　内容とほぼ同じなので、そちらを参考にしてください～　
★こちら★

●医療費を払う際に、医療費をめぐって大トラブル発生！
　　これに関しては明日の日記～「公立病院の医療費のワナ」を読んでみてください。（←後日ＵＰ予定）

ってなわけで、結局きっかり２時間待って、整形外科の専門医に診てもらったのだけれど、
診察時間はたったの２分程度。　
「問題無いでしょう～」と痛み止めのシロップを処方してもらって、「終了」。
ひとまず、安心したものの、何より長時間かかったのが辛かった！
(家に帰り着いたのは夜中の２時前だもの！）

屯門医院で面白かったのは、ロビーの中に警察の派出所があったことかな。
怪我をした容疑者が手錠＆長いクサリに繋がれたまま手当てをしてもらっている光景を
何回か目撃しましたヨ～

・・・　babyの左腕、その後　～終章（オチ）～　・・・

翌朝、ミルクを一気に飲み干したbabyは満足気に、「んーーー♪」と両手を挙げバンザイをしている!!!!!!
「動いてるやんけー！！！まったくー、もう！！！」と　私は叫んだのでした。笑

それから、うちのbabyのあだ名は、「お騒がせbaby」　となったのでした。笑

※じつは、明日の日記にＵＰ予定の、「公立病院の医療費のワナ」
　　こっちが重要なので、また数日後に読みに来てね～～　

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