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2006年04月18日
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近鉄線に乗って名古屋駅から特急で1時間ほど、「宇治山田駅」で降りる。

そう、ここが「お伊勢さん(伊勢神宮)」最寄り駅だ。

お伊勢さんは 「外宮(げくう)」 「内宮(ないくう)」 とに分かれる大きな神社、

この二つは、直線距離にして4キロほど離れているので直通バスが運行している。

もちろん、駐車場も十分完備しているので、車で来場している人が多いと思う。

「外宮」は 「豊受大神宮」 が正式名称で、祀られているカミは 「豊受大御神」



一切の産業を守ってくれるカミ様である。

お土産屋は少なく、参拝者もそれほど多くなかったので余計に厳かな感じを受け、

ひんやり、しっとりした空気を感じ取りながら、宮をひとつひとつ丁寧に参拝した。


この外宮からバスを使わず、徒歩で「内宮」へ向かう、テクテク歩いていくと

左方向に 「猿田彦神社」 があらわれる、それほど大きくない神社であるが、

猿田彦が物事の最初にあらわれるカミとあがめられることから、何か新しいことを

起こすときに、ここに参り、ご加護を受ける人が多いのだ。

基本的に慶次はお金のかかる「お守り」「お札」の類は信用していないので、

なんにも買わずに、そのまま「内宮」へ向かうことにした。


猿田彦神社を出て歩いていくと、ドンチャカドンチャカ♪賑やかな音が響いてくる。



体にビシバシ感じられる、また、何かの行事だろうか、はっぴ姿で大人から子供まで

行列を成して大声で何かを叫びながら歩いている、この雰囲気はいい。


それにしても、山の麓の厳かな場所、霊気が体中をかけまわり、本殿に近づくほど

大きな圧力を感じる、鳥居をくぐりシナリシナリ、大人5~6人が手をつないで

やっと囲めるといった大木があちこちに茂っている、案の定ガイジンさんもいっぱい



撮影許可地域は限定されていて、そのベールに包まれた本殿奥は 見 え な い。


「内宮」は 「皇大神宮」 が正式名称であり、皇祖 「天照大御神」 が祀られている。

歴代天皇は自分の近くでこの大祭神を祀ったが、第10代崇神天皇がはじめて皇居を

出で、大和の笠縫邑におまつりする。 また第11代垂仁天皇の頃にこの地に大御神は

しずまったとされている。


そういえば、鳥居をくぐり歩くと、右手に五十鈴川が見える、神社本来の水清めを

行える川がいまだに残っていることがなにか嬉しい。


帰りは、神社の醍醐味(?)、休憩所で緑茶をいただき、その後、お土産屋がズラリと

並ぶ「おかげ横丁」へ・・・、「赤福」や「神代餅」など、店員さんに勧められるまま

いろんなものを買い、慶次の久しぶりの 「お伊勢さん参り」 は終了したのであった。



*平成25年に 「式年遷宮」 が行われる、これは20年に一度、宮処(御敷地)を改め

古例のままに御社殿や神宝をはじめ、一切を一新して大御神の新殿への遷御を仰ぐこと。

全てを清らかにあらため、神々は若やぎ、国も人も共に若返るという民族一大祭典だ。

遷宮のお祭りは、山口祭を筆頭に、8年間に渡り30に及ぶ祭典・行事が行われ、

主要な祭典は、日時等を天皇陛下が決定するという戦前までは公の儀式であったもの。

  (参考:神宮司庁冊子)

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途中で道に迷いましたが、地元の人が丁寧に教えてくれました

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最終更新日  2006年04月18日 12時17分17秒
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