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カテゴリ: その他


厳島神社の簡単な歴史などをご紹介させていただきたい

厳島神社の祭神は市杵島姫命(いちきしまひめ)、田心姫命(たごりひめ)

湍津姫命(たぎつひめ)の三女神で、来島鎮座したのは推古天皇のころと

いわれているが、おそらく、神社のうしろにそびえる弥山に住む自然神と

の融合人格化が、この頃に行われたとみてよかろう


神社と山



神名の初見は「日本後記」の「弘仁二年(811)七月十七日条」に、

「伊都岐島神(いつきしま)」とあるものだ


いつくしま神社


もともとは、海上や対岸から島全体を遥拝していたが、推古時代から

崇拝対象としての社殿を建てたようだ


社殿が現在の規模に定まるのは、平清盛のころで、平安時代の貴族の

住宅であった寝殿造りを神社建築に移した様式上の特徴を残している

拝殿

写真は拝殿

美しき回廊2


本社二棟、摂社客神社(まろうどしゃ)二棟、廻廊二棟、から成り、

正面に高舞台、その前に広く張り出す平舞台などが複雑に結合し、

社殿の基本部分を構築している

舞台

舞台2

写真は高舞台


本社本殿は1571年、毛利元就が建て替え、彼が1568年に造立した能舞台

は、西廻廊を見物席とする形で海中に建っていたが、平成3年に台風で

倒壊した


能舞台


このようなシチュエーションで能を観られるのだから、贅沢!

神社と名はついているものの、実態は贅沢神殿(寝殿)だな


まさにアート


到着時はこのように海につかっていた高さ16.6mの木造では最大の

大鳥居も、昼近くになると下写真のようになり、ゲストがわらわら


引き潮

現在8代目となる両部鳥居の代表格、厳島神社の大鳥居が

いつまでも生まれ変わり存続し続けることを願いたい


一通りまわり、外へ出て、大願寺を眺める


DSCN0293.jpg

神仏習合により、市杵島姫命は弁才天と同一化し、財運の神となる

しかし、明治以降の神仏分離令により、厳島神社の市杵島姫命は、

大願寺の弁財天から遊離し、各々独立した崇拝対象となった


大願寺


水神・市杵島姫命が鎮座する厳島神社が地球温暖化により水没する

日はくるのでせうか

今度来るときは、腰痛を治し、万全の状態で弥山を登ろうと決心した

15の夏のことじゃった・・・(ロープウェーは高いから嫌)高所恐怖症


また会おう

いえいえ、とんでもございません、また来島したいと思いまふ

次は、宮島で一泊し、夕と夜の厳島を堪能したいですな


さて、次回は、さっそく明日アップします

広島編完











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最終更新日  2008年08月29日 20時40分22秒
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