「 市内の保健所に新型インフルエンザ検査用のPCRキットはほぼ枯渇しており、各保健所では検査不能。市の中央にわずかに検査キットが残るのみ。行政としては今後、各病院において新型インフルエンザは季節性インフルエンザと同等に扱って欲しい。」
季節インフルエンザと同等にあつかう根拠として、New England Jr(www.nejm.org May 7, 2009. Emergence of a Novel Swine-Origin Influenza A (H1N1) Virus in Humans)の翻訳から、米国での死亡例はいずれも背景に疾患をかかえた高リスクな人であったと説明があったとのことです。 また「 U地区で香港A型が流行している」とも連絡があり、現場では新型と季節性のインフルエンザの区別は不可能になりました。
全くの私見ですが(検査キットが国から供給され市が方針を変更しないかぎり)今後しばらくはS市からは新型インフルエンザ感染者の報告はないと思われます。