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2025.07.29
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カテゴリ: 手賀沼の鳥
印西市から柏市までの手賀沼その沿岸地域を探索して歩きました。
2021年8月22日に沿岸の谷津田の一角で姿をはじめて観察したアカハラツバメ(Hirundo rustica saturata)を今年も観察しました。
電線に55羽が並んで止まっていたうち、1羽が亜種アカハラツバメ(Hirundo rustica saturata)、2羽が亜種アカハラツバメ(Hirundo rustica saturata)と亜種ツバメ(Hirundo rusutica gutturalis)の交雑と思われる個体でした。
写真五枚目から七枚目がアカハラツバメで、胸から脇と下尾筒が赤褐色でした。
写真八枚目は亜種ツバメの成鳥です。前記の個体と比べると違いがおわかりいただけるものと思います。
写真九枚目から十枚目は、亜種アカハラツバメ(Hirundo rustica saturata)と亜種ツバメ(Hirundo rusutica gutturalis)の交雑と思われる個体です。九枚目の個体は胸から下尾筒が茶色味があり、十枚目の個体は下尾筒のみ茶色味がありました。
昨年は7月下旬から8月15日までの約2週間滞在していましたが、今シーズンはさて。
(アカハラツバメ以外の鳥類)
(アカハラツバメはどこを渡っているのか)
アカハラツバメ(Hirundo rustica saturata)は、渡りの時期や越冬期に見られる腹部が赤いツバメの亜種ですカムチャッカやオホーツク方面で繁殖すると聞いたことがあります。
田中・三上(2017)は、北海道渡島半島の七飯町の休耕田で1990年から2014年までの間に行った標識調査の結果を整理し報告しています。
報告の中で、腹部がオレンジがかった個体が混じっていたと報告が記されています。
「腹部がオレンジがかったツバメは、大陸系の亜種 H. r. saturata または H. r. tytleriに似ていると報告しています。
あわせて、ショウドウツバメとツバメが渡りで七飯町を通過していると述べています。
手賀沼沿岸で観察している個体と比べると、腹部の赤味は薄い写真が掲載されているが、
個体変異が大きいことによるものではないかと思われます。
(引用)
田中正彦・三上かつら.2017.
標識データからみた北海道亀田郡七飯町の休耕田を通過する鳥類.
鳥類標識誌.第29巻.p1-15.





























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最終更新日  2025.07.29 14:19:31 コメントを書く


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