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2025.07.30
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カテゴリ: 猛禽類との出会い
鳥友の住まいの近くに営巣したツミの様子を見に出かけました。
(巣にハンガーが使用)
巣の状態を確認すると、水色とピンク色のビニール被覆のハンガーが数本使われていることがわかりました。鳥友によると、巣はこれまでハシブトガラスが使ってきたものと教えてもらいました。
平野(2000)が栃木県の市街地でハンガーを巣材に使用した件を報告しています。
報告では「人工物を巣材に利用することは、ワシ・タカ類,特にハイタカ属では珍しいと思われるのでここに報告する」と述べ、1987年以降ツミの巣を約70巣観察しているが、巣材にハンガーなど人工物を利用した例は報告のつがいを除くと全くなかったと記しています。
しかし、報告したツミのペアが営巣した林ではカラスの営巣はしていないこと、造巣初期ではハンガーの使用はないこと、周囲には樹木が少なく、人家の軒先から集めたものと考えられると述べています。
(巣で雌が尾羽を広げる行動)
タカ類が巣の中で尾羽を広げるのは、マントリング行動と呼ばれるものを観察したことがあります。翼と尾羽で食べ物全体を覆い隠し、給餌の際の競争相手の兄弟に餌を奪われないようする行動とされています。
ところが、今回の林のツミ雌の行動を見ていると、それらとは違い通気性をよくするためにしか思えないのです。
(真夏の産卵・抱卵となるか)
4月から5月に産卵・抱卵し、6月に雛の孵化、7月おわりに巣立ちを迎えます。
果たして産卵・抱卵となるか、注目しています。
なお、観察地については、非公開としていますのであしからず。
(写真)2025年7月30日撮影
(引用)
平野敏明.2000.八ンガーを巣材に使用したツミ.



















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最終更新日  2025.07.30 14:30:26
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