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2025.08.01
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カテゴリ: 識別について
いよいよ、8月に入りました。これから出会う機会のあるイカルチドリについて
識別のポイントを整理しました。
イカルチドリは、コチドリに比べて一回り大きく、嘴が長い、アイリングが淡い、
尾羽が翼の先端より大きく突出していることからコチドリに比べて細長いと図鑑に記されています。
野外で出会った際、顔の黒色部の濃淡が光線により微妙に変化していて図鑑のような個体は観察できず、識別がうまくできなかったと聞いたことがあります。
(イカルチドリで覚えておきたいこと)
(1)イカルチドリは、8月には頭部、胸の黒色部が褐色となった個体を見かけます。
ただし、夏羽から冬羽に換羽中の個体は、摩耗した旧羽が残っている夏羽から冬羽に換羽中のもの、冬羽に換羽が進んだ個体が見られますのでやっかいです。
換羽が早い分、春先に羽の摩耗が目立つようになります。
(記録写真を復習)
(1)冬羽
1枚目、2枚目の写真は、柏の葉キャンパス駅近郊の湿地で2023年2月7日に観察した個体です。前頭の黒い部分が淡色に見え、過眼線も淡褐色です。
第一回冬羽のように雨覆・三列風切が肩羽に比べ摩耗が目立つようには見えないことから冬羽と考えました。前頭と過眼線の特徴から雌と思われます。
(2)夏羽
3枚目の写真は、2024年6月6日に長野県上高地で撮影した個体です。
前頭が黒色、額と眉斑は白色、過眼線は黒褐色で後頭に線になって伸びているように見えるなどから雄夏羽と思われます。
(3)体形について
4枚目の写真は、2011年9月24日に茨城県下妻市で撮影した個体です。













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最終更新日  2025.08.01 14:03:00 コメントを書く


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