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2025.08.11
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カテゴリ: 大江戸の鳥たち
都内に住まいの鳥友から8月初旬にムラサキサギが飛来し、滞在しているとニュースをもらいました。現地を訪ね、その姿を観察してきました。
(観察個体の特徴)
・頭上、後頭は赤褐色、背・雨覆に褐色の羽、頭から後頚にかけこげ茶の部分あり。
・首に茶色と薄茶の縦斑がありました。
・後頭の冠羽は認められず、・胸、背には細長い飾り羽もありませんでした。
・首が細長い・頭の長さに対して嘴が長い印象を受けました。
上記の特徴から若鳥個体と思われました。
(分布について)
叶内(2011)が「沖縄県南部の島で少数が繁殖し、それ以外の地域では迷行例があるだけ」、永井(2014)が「宮古島、八重山諸島、他でも迷鳥」と記しています。
しかし、清棲(1952)が、ムラサキサギついて、「渡りは、春秋韓国に多数渡来し、台湾では留鳥として繁殖するものが多く、石垣島には周年棲息する」と記しています。
また、国内観察記録では、1941年10月千葉県松戸市、1918年10月神奈川県神奈川区小机、1918年10月静岡県静岡市、1937年広島県(市町村の記載なし)、1923年八丈島(月の記載なし)があると記しています。
したがって、第二次大戦前は首都圏で姿が見かけられていたと言えます。
(引用)
清棲幸保.1952.日本鳥類大図鑑.p503-504.大日本雄弁会講談社.
(写真)2025年8月11日撮影

















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最終更新日  2025.08.11 15:56:40 コメントを書く


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