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2016年02月06日
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カテゴリ: 本に親しむ
 今、世界で起きている事は複雑すぎてわからない。とりあえず、なにかしらの座標を設けて考えることが必要と言うことで、わかりやすく解説してくれる両名の対談集を手にした。

 以下、目次

  1.なぜ、いま、大世界史か
  2.中東こそ大転換の震源地
  3.オスマン帝国の逆襲
  4.習近平の注目は明王朝
  5.ドイツ帝国の復活が問題だ
  6.「アメリカ対ロシア」の地政学
  7.「右」も「左」も沖縄を知らない

  9.ウェストファリア条約から始まる
  10.ビリギャルの世界史的意味
  11.最強の世界史勉強法



 以下、本文から、ランダムに ””部、一部 引用抜粋

 “佐藤:世界情勢が予測不可能になってくると、直近の動きばかりに目を奪われるのではなく、むしろ少し身を後ろに退いて、近過去の歴史から捉え直していく必要があります。その
際、一つだけではなく、頭の中に複数の「歴史地図」を入れておき、折に触れて重ね合わせてみる訓練が必要です。
  池上:「現在の地図」だけを眺めていてはいけない、ということですね。「歴史地図」を複数もって、それを「現在の地図」と重ね合わせてみる。すると、さまざまなことが見えてくる。”


 “池上:スノーデン事件で暴露されましたが、だからこそ、アメリカはメルケルの電話を盗聴していたのですね。
  佐藤:アメリカは理由なしに盗聴しません。何らかの疑念がもたれている事は間違いない。単にドイツの首相だから盗聴したのではなく、米国は、メルケル個人の来歴に疑念を抱いていると思います。”


 “佐藤:‥‥‥ エリックホブズモームの言う「二十世紀」は1914年の第一次大戦開戦がその始まりで、1991年のソ連崩壊がその終焉で、これを「短い20世紀」と呼んでいます。
  池上:ということは、「20世紀とは、ソ連の世紀」と考えたくなるのですが‥‥‥、



 “佐藤:‥‥‥ 実際、すでにヒラリーは、ネオコン的になりつつあります。オバマ民主党路線との違いを見せて、民主党の生き残りを図る。ヒラリーが大統領になれば、前よりも価値観を前面に押し出した外交になって戦争が起きやすくなるでしょう。
  そもそもアメリカにとって、戦争は一種の公共事業のようなところがあります。定期的に行う必要がある。そろそろその周期がきている感じがします。
  また、何にせよ、アメリカは今度は女性カードを切って、女性を大統領にするしかないという面もあります。”




 佐藤:ドイツと日本が国連の常任理事国になれないのも、そのためです。
 池上:「敵国」が常任理事国になるわけにはいかない。敵国条項というのは、「週刊こどもニュース」ふうに易しく言うと、こういうことです。
 国連ではどこかの国が侵略受けたときに個別的自衛権で戦うのはいいけれど、安全保障理事会に提訴しなさい、それなくして勝手に戦争をしてはいけないよ。決まっている。ただし、相手が第二次大戦中の敵国だったら安保理に関係なく攻撃してよろしいという話です。”


 “佐藤:表記法は、国家にとって非常に重要な問題です。
 たとえば、中国共産党はなぜ画数が少ない簡体字にしたのか。表向きは、この場合、識字率を上げるためですが、その本質は、国民からそれ以前の知識を遠ざけるためでした。簡体字教育が普及すると、それ以前に使われていた繁体字が読めなくなって、共産党支配以降に認められた言説だけが流通するようになる。歴史を断絶させ、情報統制を行なったのです。
‥‥‥
  佐藤:戦後日本も危ないところでした。GHQが招いた教育使節団の勧告によって、漢字廃止、ローマ字表記にされてしまう可能性があったのです。少し前まで一般的に使われる漢字を「当用漢字」と言っていましたが、これはローマ字表記を採用するまで、当座の間だけ使っていい漢字です、という意味でした。
  池上:それが「常用漢字」になったのは、1981年のことです。つまり、日本人はこれからも常に漢字を用いていきます、という意味で、実はこのとき歴史的な方針転換が行われていたのですね。”



  ただ単に、ニュースを報道されるままに見るよりも、へええ~そうなんだという視点をいくつか複数手に入れるだけでも、ニュースの見方が変わる。立体的に見えてくるし、いっけん繋がりのないようなところにも関連性を見出せる場合がある。

  ビリギャルの項では、両者とも日本の教育に対して憂慮しているが、、、、、新自由主義の潮流の中に取り込まれてしまう教育、そこでの資本主義的な仕組みや実務教育のみが優先されて、教養教育が切り捨てられる流れに、日本の行く末を心配してしまう。 杞憂に終わればよいのだけど、、、


  いろいろな視点から、現在世界で起きていることの一端が垣間見える、非常に読みやすいお薦めの一冊。





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最終更新日  2016年02月06日 18時35分29秒
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