生活共感プロデューサー越後啓子
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福岡県久留米市にて、映画「KIZUKI」がキックオフしました。このたび、 地球の恩恵を受けた私たちの暮らしを見つめなおし、 「できることから始める」 きっかけ になるような映画製作がスタートしました。 監督・脚本は瀬木直貴氏・・・・ 瀬木監督とは、今年2本のコンビです。その題名の通り、私たち自身のあたりまえとなっている暮らしぶりの裏側に気付くことをテーマにした映画です。 社会の矛盾をえぐりだす、ドキュメンタリーでも 地に足のついていないフィクションでもない、 新しいタイプの社会派エンターテイメント映画。 事実を基にしたフィクションを、叙情的に描く「ドキュメンタリードラマ」です。 この企画に賛同してくださる方々には、さまざまな形で映画製作に参加していただきます。 出演者として、あるいは裏方のサポーターとして、 子どもからお年寄りまで大勢の方々が交流し、自然環境との付き合い方を学びながら、映画を「核」とするこのプロジェクトを成就させていきます。 参加の仕方など、今至急詰めています。 その作品を、簡単にご紹介します。 ●KIZUKI = 心の痛みを伴うリアリティ● アニメやお笑いタレントを起用した、口あたりの良いものではなく、 緊張感をもって視聴でき、疑似体験できる リアリティ=映像メディアの最大の特徴 を生かした作品こそ、本企画に求められるものです。 リアルな映像とは「痛み」「恐れ」の表現にほかなりません。 例えば、美しい海にゴミを捨てるといった、あってはならないことが実際に行われている現場に観客を立ち合わせると、 その観客は思わず目を背けるかも知れません。 こうした心の「痛み」を伴う表現こそ、視聴者の心を揺さぶり、 気づきを与える映像最大の武器とも言えます。 本作の表現コンセプトは、 心の痛みを伴うリアリティ です。 ●子どもの“KIZUKI”を縦軸にした4つの物語● 物語は、ある家庭の食卓、8歳の少年がテレビを見ながらごはんを食べている場面から始まります。 テレビに映し出される森林伐採の刺激的な映像。 報道される地球温暖化の危機。見入っている少年の脳裏に、 ふと、亡くなった祖父との約束が思い出されます。 四年前、祖父と海岸を散歩する途中、ビンに入った何かの種を見つけました。 祖父はその種を丘の上に埋め、この木が実をつけたら、それを少年の家の庭に埋めて欲しいと頼んだのでした。 少年はなにかに突き動かされるように家を飛び出し、祖父と過ごした島へと向います。 まだ幼い子供が一粒の種のためにひとりで旅をする。少年の純粋な思いが、周囲の大人達に勇気と気づきを与えます。 映画では、この叙情的な小さなエピソードを縦軸に、4つの物語が交錯するドキュメンタリードラマとして構成されます。 1)メインストーリー:少年の旅路 2)サブストーリー:コンビニでマイ箸を売るために奔走する企画部の女子社員 3)サブストーリー:ゴミの不法投棄と戦うアルピニスト・野口健 4)サブストーリー:リゾート開発と地球温暖化に苦悩するサンゴ研究者 二月から三月にかけて、ロケが始まります。 ロケ地は、福岡と石垣島になるかと思います。 鳩山邦夫さん、王さんのお嬢さん、アルピニストの野口健さん・・・ 続々と、応援メッセージが集まっています。 6月には、ある大きな環境サミットでも上映をしようと進めています。 この映画は 「地球を救う10万人」への参加で、できる映画です・・・ 世界初の映画製作システムになります。 12月19日に製作発表を行います。 そのタイミングにまた日記で報告しようと思います。 毎日が多くの素晴らしい方々との出会いを可能にし、それは間違いなく財産となっています。 子供たちの未来は、私たちが繋ぐのです。 子供たちに託すという無責任なことは避け、 私たちができることを、あきらめないで、行動することだと思います。 子供たちの瞳が、永遠に輝いていますように・・・ プロデューサー 越後啓子
2007.11.10