全4件 (4件中 1-4件目)
1
双眼装置を導入して、1ヶ月経過。20回以上使用してみて、長所・短所を改めて整理してみると・・・<長所> 1.日常生活と同じ、両眼視になるため、惑星の模様がより詳細に 認識できる。 2.月面の昼夜の境界線あたりを見るとまさに、「立体的」に見える。 惑星も同様だが、月面の場合は、本当に驚く。 3.長時間の観望でも疲れない。<短所> 1.複数人で観望する場合、目幅調整のたびにピント調整が必要。 (今回購入したものがスライド式目幅調整のため) 2.赤道儀では定期的に水平調整が必要。 3.重い。 4.アイピースのコストがかかる(当然だが)結局、導入以来ほぼ毎回使用している事実が、長所が短所を上回っているということで、非常に満足している。先日、製造中止となった(らしい)ペンタックスのXL-28を購入。見口部分が太く、目幅の狭い人には苦しいかも。像自体はさすがに素晴らしいが、しっかり取り付けないと、アイピース自体の重さで、双眼装置の光軸がずれる可能性がある。
2005/01/23
コメント(0)
昨日も中々だったが、今夜のシーイングはさらに凄かった!観測前に、オリオン座の子三ツ星や、おおいぬ座のシリウスをサッと眺めるとすでに、気流が落ち着いている気配が・・・。期待で気持ちは急くが、落ち着いて機材のセットアップを行う。鏡筒(μ250)はすでに15時ごろから、外気順応させてある。まずは、双眼装置+XL28(215倍)で眺めてみる。カッシーニはくっきり、本体の縞模様もはっきり見て取れる。LE12.5(480倍)まで倍率を上げても、像は崩れない。気流の落ち着いた瞬間は、エンケも見えたような・・・。続いてHC-1000を接続して、DV録画を行う。気流が安定しているので、ピント合わせが非常に楽に行える。途中、子供たちの観望タイムを挟む。それぞれ、目幅・ピント位置が微妙に異なるように、着眼点も各自各様で、いまさらながら面白い。数回で、合焦装置のコントローラーも使いこなしている。そのまま、木星も観望しようと4時まで、寒いベランダで粘ったが、雲が・・・ちくしょうっ!!結局、計1分弱の木星撮像だったが、シーイングの良さは確認できた。考えてみれば、天体よりも雲を見ている方が多い晩も、結構あった。昼間は、目をつけていた大きな黒点が辺縁部に回り込んだが、期待したほどのプロミネンスの変化はなかった。
2005/01/22
コメント(0)
天文雑誌は4誌講読している。月刊天文,天文ガイド,星ナビ,スカイ&テレスコープだ。他の趣味の雑誌と合わせて、最新刊を枕元に置き、寝る前に頁を繰るのが、自分の場合、精神衛生上、非常に良いと思う。天文趣味が完全に休止状態だった、1980年前半の頃の月刊天文のバックナンバーを古書店よりまとめて購入した。ページをめくってみると、いやはや内容が非常に充実していて驚く。特に機材の情報が非常に興味深い。天文ファンの全盛期といった感じが伝ってくる、新型望遠鏡のオンパレードである。何しろ、再開した頃は、シュミカセなんてまともな望遠鏡に見えなかったもんだ。80年代後半に、MT130の直焦点セットをボーナスをはたいて購入。子供の頃は憧れだったクラスの機材に感激したが、これも情報は天文雑誌からであった。以後、我が家の一等地に鎮座している10本近い鏡筒は、そのほとんどが天文雑誌によって情報を得て購入したものである。最近では、天文関係のサイトも増えて、敢えて雑誌で機材の情報を収集する必要性は低下しているが、それでもインプレなどは注目している。最近はやはり、月刊天文(昔は天文と気象)が一番気に入っている。(入選させてもらっているからではない)広告より、天文自体の記事が多いからである。書棚に入れても収まりのいい装丁もいい。星ナビ(旧:スカイウォッチャー)は、ニュートン的な今日的話題の頁は興味深いが、正直、ちょっとノリが軽すぎてキツイ。天文ガイドは、相変わらず広告が多すぎる。表紙が取れやすい装丁も30年変わっていない。昨年、藤井旭さんに、拙作を見ていただきたくて、フォトコンに応募。幸運にも掲載してしただいたが、天ガとはいい関係で無いメーカーの望遠鏡を使用しての作品だったので、その公正さには正直、驚いた。スカイ&テレスコープは昨年から購読しているが、さすがに内容は濃い。広告は、米国らしい派手さで目に付くが、内容は素晴らしい。世界中で愛読されているだけのことはあり、Registaxの開発者の方自身の記事など、非常にありがたい。
2005/01/21
コメント(0)
しばらく静かだった太陽面に、久しぶりに大きな黒点が出現。まあ、太陽の場合、「ひと月の間なにもない」なんてことはなく、本当にありがたい。年末、T-maxを購入し、FS60Cとコロナドフィルタの間に装着したのだが、実は現時点まで使用したことはない。 当然、装着後すぐ試してみたのだが、どうも違いがわからない。 逆に、対物レンズとフィルタの間に、ほんのコンマ数ミリながら隙間が出来るので、埃の混入が気になるところである。 ビデオカメラなどをつけて、接眼側が重くなるアンバランスのカウンターウェイトとしては使えるが。 それにしても、コロナドフィルタ関連パーツ・・・高すぎる。 夜、土星観望。こちらも数日振りの好シーイングで、昨日届いた、LE24を双眼装置にセットして、じっくり観望。 LE30とLE18のちょうど中間。明るさ、像の大きさともに土星にはベストマッチだ。 双眼装置の場合、アイピースは総て2本必要になり、出費はキツイが、それ以上の感動を与えてくれる見え味に満足度は大きい。 家族にも確認したが、本体の模様が濃くなっているような気がする。 赤道付近の縞と、極付近の濃い模様は特に濃くなっているような気がする。 輪の方は、カッシーニは黒々と抜け、C環のきめ細かいグラデーションも美しい。 冬場でも時々こういうシーイングにぶつかるので、寒くても観測準備はサボれない。
2005/01/13
コメント(0)
全4件 (4件中 1-4件目)
1