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突然ですが、昨年4月に刊行なった『終活シェアハウス』(御木本あかり著←マイペンネーム)が10月に、ドラマとなってNHKBSプレミアムで放送されることになりました 10月19日スタートで、10回シリーズ。プレミアムドラマ「終活シェアハウス」制作開始のお知らせ - NHK 先日14日18時にようやく、情報解禁となりましたので、番宣がてら、ここでお知らせです。 目下、翔太役の城桧吏さん、美果役の畑芽育さん、歌子さん役の竹下景子さん3人だけの発表ですが、他にも素晴らしい方々が演じてくださる予定で、皆さま、お楽しみに。 自分が書いた物語が、ドラマとなるのは、生まれて初めての経験で、原作者としてどうすればいいのか、うろたえています。どうやら、「余計な口を挟まず、静かに見守ればいい」らしいですが、 ほら時々、ネットニュースなどで、「こんな差し入れをいただきました~」と大物スターからの、撮影現場への豪華差し入れが、アップされたりしてますでしょ。 こちとら、無名・新人・高齢原作者なので、さすがにその辺は期待されないだろうとは思うんですが、しかし、なにかしら考えなくてはいけない。美味しくて、気が利いて・・皆さん、いいものを口にしている方ばかりだろうし。 どんなものが喜ばれるのか、目下、悩み集中です。 そんな最中、NHKからひとつ、注文が届きました。小説では、翔太君が通う大学は、「東洋文化大学」という、私の想像上の、あまりパッとしない、早い話、三流扱いの大学なんですが、この名前について「これだと、東洋大学や大東文化大学の関係者が、気にするかもしれない」ので、「よって、少し、大学名を変えたい」ということでした。 書き始めた当初から、「大東文化大学」には似ていると気にはなってましたが、東洋大学まで出てきた、というのは、恐れ入りました、という印象。これ、目下話題の伊東市の市長・学歴詐称騒動のせいでしょうね。 さて、結果、翔太君の大学は、なんという大学になったのでしょう。これも、ドラマ放映までのお楽しみに。 なお、9月に、「終活シェアハウス」の文庫版が出ます。原作を読んだ上でドラマを見ると、小説と映像との違いが分かり、よりドラマを堪能できるそうです・・とこれまた、宣伝でした。
2025.08.16
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昨日、池袋駅に寄りましたら、蒸し暑い地下道に、すさまじく長い行列ができていて、歩くのも大変。皆さん、それでも楽しそうに並んでいるんですね。 なんだ、これは・・と思ったら、人気キャラクター「ちいかわ」の常設施設「ちいかわパーク」のオープンを記念して、期間限定で地下街の柱に作った、大きなキャラぬいぐるみと並んで、写真を撮るための列だったんですね~。 「ちいかわ」のキャラクターが人気なのは知っていますが、柱と並んで写真撮るために、いい大人が延々並ぶか・・と正直、びっくり。 そういえば数日前、夏休みで退屈そうな孫を連れ出そうと、新宿高島屋で開催していた「プレバト才能アリ展」に行ってきたのです。 前もって15分刻みの入場予約をしているのですが、(予約無しでは入場できない)、それでも長い列に並ばされ、やっと入場したと思ったら、作品の前にも長々行列ができていて、その列はゼンゼン前に進まない。 なにこれ・・とせっかち者の私は苛ついたのですが、皆さん、作品を鑑賞するだけで無く、いちいち、写真を撮っているのです。 確かに、水彩画や色鉛筆画など、テレビの画面を通してみるより、実物はずっと繊細で、素晴らしい出来ではあるのですが、だからといって、その撮った写真、プレバトの話題が出た時ぐらいに、「ほらほら」と人に見せるしか使わんだろ・・と思うんですが、皆さん、写真を撮るんですね。ひとつひとつ。後ろで待っている人の事も気にせんと。 日本人は写真を撮るのが好きだ・・と外国人の人が語っているのをなにかで読んだことがあります。確かに、海外からの昔の日本人のイメージって、眼鏡掛けてカメラを下げている、だったなぁ、と思い出しました。 スマホが開発されて、もっと気楽に写真が撮れるようになって、日本人の写真好きは、より強度を増したのではないか いちいち、現像して貰って、アルバムに貼る必要もなくなったしね。今や、写真を撮ることが目的化している感じすらある。 しかしねぇ・・と思うわけですよ。この傾向って、なにか、大切なものを失っているのではないか例えば、風景や物の美しさを、言葉や文章で表現する能力とか、思い出を、目の奥に記憶として焼き付ける能力とか・・。 旅行、どうだったよかったよ、景色きれいだったし。ほら・・とかいう風に。 それに、撮った写真、ほとんどその後見ることないでしょほぼ、撮って満足して、それで終わり、でしょ。 そういうことを言うと「いいじゃないの、時代なんだから」と一蹴されるだけでしょうけど、なんかね。な~にか、引っかかっている私なのです。
2025.08.10
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