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渡辺棋王攻めるも「勝負どころが…ぱっと過ぎてしまった感じ」敗因すら分からず2/6(月) スポニチ
将棋の第48期棋王戦5番勝負は5日、長野市の長野ホテル犀北館で第1局を行い、先手の挑戦者・藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=が10連覇中の渡辺明棋王(38)に125手で先勝した。
局後の渡辺は終始不思議そうだった。「勝負どころがあったとしても狭いところ。そこがぱっと過ぎてしまった感じです」。プロならばどこがヤマ場なのか生理的に理解できるはずなのに、自身の敗戦の原因がどこか分からないままの投了だった。
(後略)
藤井王将“変幻自在”先勝 巧妙秘術駆使して翻弄 先手番で24連勝 棋王戦第1局
しかし、藤井五冠には強い関心を持っているので、このような勝負の時にはニュースを見る。
このところの藤井さんの対局スケジュールは混みあっているようなので、
だいぶ疲れているんじゃないかと思うのだが、若いからか、
好きな勝負に夢中になっているからか、まったく疲れをみせていないようだ。
「元気と勇気は使うほど増える」とは誰かの言葉だが、
好きなことに夢中になっていたら、元気も勇気も気合もどんどん高まり、
いつのまにか対局相手の「気」を飲み込んでゆき、
幻惑させてしまうのではないかとすら思う。
それにしても、棋士たちの謙虚さというか、正直さにはいつも感心する。
勝負の終わりは、敗者が負けを認めること。
どれほど悔しくても情けなくてもその心を押し殺し、しっかりと感想戦を行い、
一つ一つの手を吟味してゆく。
今回の渡辺棋王も、「どこが悪かったのかわからない」と正直に語っている。
この正直さと謙虚さが彼の強さにつながってきたのだろう。
弱い心の持ち主ではこの状況で心が折れてしまいそうな気がするので、
渡辺棋王も凄い人なのだと思う。
私のように、負けて心が折れるのを無意識のうちに避けているのか、
勝負や競争自体を避けるようなタイプには考えられない。
藤井五冠は幼い頃には負けた時に悔しがって号泣していたという。
そんなことを繰り返しながら、悔しさを力に変えてきたんだろう。
そんな彼はまだ二十歳。
彼の行く末を興味深く見守っていきたい。
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