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このブログを通じて何度かお知らせしていたコーラスミュージカル『夢学校III』について、もしかして事前予約なしで当日行こうと思っておられた方へ・・・昼公演については、すでに全席の9割以上が売れ、予想以上の売れ行きに驚いています。当日券はおそらくあまりご用意できないだろうと思われます。事前に席を確保されておいたほうが確実ですので、もし「当日券で行くつもりだった」という方がおられましたら、私まで事前にご連絡ください。(公演前は公演に集中したいので、連絡はできれば7日までにお願いします。 それ以後は、チケットの調整がうまくいかない恐れがあります。 また、前日・当日はメールチェックをできない可能性がありますので ご了承ください。) ちなみに、私のメールアドレスをご存じない方、このホームページの上部タイトル「きょういくユースフル」の「きょ」の下に、「ホーム」というボタンがあります。それをクリックして、カレンダーの下をずずず~~っとスクロールしていきますと、最後に、メールを送るリンク先が表れます。よろしくお願いします。
2007.04.03
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家の近所のさんぱつ屋さんに1年ぶりくらいで行きました。そこで散髪してもらった後、教育というか子どもの話を1時間半くらいしてました。そこ(イシオカさん)は、障害のある子の散髪も積極的に受け入れていて、そういった話から、ご自身の姉妹の子に関する話まで、たくさんのエピソードを語っていただきました。・障害のある子や小さい子はいろいろさわりたがるし、 興味を持って動き回るが、危ないもの以外は「さわっていいよ」と保護者にも言うてる。 他のさんぱつ屋では動き回ってたら「迷惑や」と首根っこつかんだりということもあるようだが、子どもは安心したらそれからはおちつく。・はさみやかみそりは危ないモンやけど、自分の子の場合には自由にさわらせている。 子どもは一度危ない目にあったら、それからはさわらへん。 「これは痛いモンや」と学習する。・あらかじめ禁止するんやなくて、学習させたったら、 してあかんことは次からはせえへんもんや。 「熱い」いうのんもさわってはじめて「熱い」てわかる。 「痛い」いうのも経験したらわかる。・子どもは時間かかるし、 動き回ったらその動きにこっちが合わせなあかんし、 料金も安いし、 商売的に言ったら、リスクが高くて、もうけは少ない。 でも、「ここは安心できる」と本人がわかったら、おとなしくするようになる。 最初のうちは子どもはどういうとこかわからへんから、 落ち着かなくて半分しか刈られへんかったり、 全然刈られへんかったりすることもある。 でも、そういうときは料金はもらわずに、「夕方おちついたらまたおいで」とか 「明日またおいで」とか言うてる。 「ややこしいからうちではおことわり」と邪険にするさんぱつ屋がようさんあるようやけど、 うちはそうやって言われた子を受け入れて、 時間かけてなじんでもらって、だんだん 「さんぱつ屋いうのはこわいもんやないなあ」 ってわかってもらったらいいと思ってる。・偏見で見たり差別するようなことだけはないように、 自分の子にも勉強なんかよりそういうことを教えてきた。 ドラマで「タイヨウのうた」※ (※太陽の光(紫外線)を浴びることが死へとつながる病気を持つ人が出てくる。 http://www.tbs.co.jp/taiyounouta/) 「1リットルの涙」※ (※元気に普通に過ごしていた高校生が難病を発病し、弱っていく姿を克明に描く。 http://www.fujitv.co.jp/b_hp/tears/index.html) などを子どもが幼稚園の時期であっても見せたりしている。 障害のある人にやさしくするとか、 そういうことは当たり前にできるような子に育っている。 学校の読書感想文で「1リットルの涙」を見た感想を書いた子もいた。 その子は本は読むのがきらいな子やったから、それでいいと思ってた。 ただ、ドラマに興味をもってから、その小説を目に見えるところに置いておいた。 そしたら、興味はあるから、1回はその本をひらく。 すると、字ばっかりや。 そこで、おかんが読んでやったりとか、「わからへん漢字は聞きに来い」とか、 そういうことを言っておいたら、よう人に聞く子になった。・万引きしたり、けんかしたりして子どもが帰ってくると、 祖父がまず「どうやった?」と聞いていた。 万引きの場合、「ばれへんやったんか」と聞く。 「ばれへんやった」と子どもが言うと、 「ばれへんやったらいい。」といったん言った後で、 「もしばれてたらどうなったか。親や先生に連絡が行く。 お前の母さんがあちこちにあやまりにいかなあかん。 なんで自分がしてへんことであやまらなあかんかいうたら、 お前が「我が子」やからや」 と、淡々とていねいに話す。 すると子どもは「今からとったもん返してくる」と自分から言うた。 「ほならついてったろ」と祖父はついていった。 この後その子はもう万引きはせんようになった。 けんかの場合は、負けたときは 「もう一回行ってこい」と言うた。 勝った時は、 「負けたモンの気持ち考えてみい。 お前も負けたことあるやろう。 今頃くやしくてないとんちゃうか。 明日会った時どうする? お互い気まずいんちゃうか」 と淡々と話す。 子どもはそれを聞いて「今のうちあやまっとくわ」と自分から言う。・やくざ映画とか子どもに見せへんいう家が多いけど、 うちは子どもが見たがったら別に見せる。 「こういうのがかっこええ思うんやったら、なったらええ」と言う。 やくざでも教師でもさんぱつ屋でも、 どんな職業でも大なり小なり苦労があるもんや。 また、ひとりひとり見たら、どこかにその人なりのやさしさをもってる。 そういうのを見んと、ある強烈な一面だけを見て 「この人はこわい」とか判断するもんやないと言うてる。 ただ、人に迷惑かけたらどうなるか、警察につかまった後どうなるか、 人生どうなるかといったそういう話はめっちゃよう聞かせる。 そのうえで、子どもが「なりたい」いうような自分になったらええと思う。こういうような話を聞いて、大事なんは、あらかじめ子どもを守ることやない、「こういうことしたらこうなんで」「そういう人の事情は、こういうようなこともあるねんで」と情報をしっかり与え、そのうえで、「でも決めるんはお前や」と決定権は子どもに与えることやと思いました。う~ん、今回は関西弁ばっかりになってしもた。。。(^^;)でも、こういう話が聞けたんは貴重やとおもいます。こうやって身近なところでしっかりとした考え方をもってやってはる人の話を聞くのもとっても勉強になるモンです。
2006.10.08
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今日、音楽の授業で、思いっきり演技しながら大げさに歌ったりリズムを取ったりして受け持ちの子に全身で音楽のイメージを伝えようとしていたら、とっても調子よくなって、その日1日他の子に対してもはっきりと力強く接することができました。齋藤孝さんは「ミッション、パッション、ハイテンション」という言葉を言っておられます。思いっきり演技したり、声を出したり、動いたり・・・そういうことを通して、先生がまずハイテンションになると、子どもにも意図が伝わりやすかったり、指導が行き届きやすくなったりするかもしれません。1日の始まりにテンションを高めておく必要性は前から感じてましたが、ここのところ、もともと低血圧なこともあり、朝からのテンションは高めきれてませんでした。朝からテンションを上げていこう!とあらためて思った次第です。
2006.09.12
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新学期、新しい年度の学習システムの構築に非常に役立つと思われる、陰山先生の「学校で学力をつける具体的な方法」です。(表題は、私がつけたものです。 全て陰山先生や他の先生が実践されて効果を確信されているものです。)私のコメントを(^^)マークの後につけます。============================○読み書き計算(音読)をモジュールで 基礎学力向上のためには、同じ時間帯15分を継続してあてること。(^^)システム的に、この時間は必ずコレ!と決めたほうがいいのは 経験的にも納得できますし、いろいろな先生がすすめられています。 「読み書き計算の基礎学力を反復練習でみにつける」ことに 重点を置くなら、時間割にそれ用の時間を組み込んでしまうのが 非常に有効である、というのは道理ですね。 私の場合は、「朝の連続小説」という読みがたりを中途半端に モジュール的に扱ってやっています。 ○漢字の前倒し くそまじめはただのくそである(笑) ていねいに1回やるより、おおざっぱにでも2回やったほうが、 学力的にしんどい子でも身につくということがある。 漢字は、5月までに集中して扱い、まず教えるだけ教える その後くりかえし定着を図る。 4月から国語は毎日漢字。終わるまで漢字。(笑)(^^)4月から国語は毎日漢字というのは極端にしても・・・ たとえば、当該学年の漢字の読みを音読練習で先に扱い、 とにかく読めるようにはしておくというような、 漢字の前倒し学習は現実的にできそうな気がします。○子どもが「この漢字ならってない」と言ったら、 「今おぼえなさい」と言っておぼえさせる。 「どんどんおぼえる」という意識を持たせることが大事 先生が信じればそうなる。(^^)必要なときが学習のタイミングですね。 先生が教えないから・・・といった逃げを許さないことは 大事だと思います。 言葉や漢字は、出てきたときにおぼえることですね。○百マス計算 (これは、主に桑原健介先生の実践によります) ・1年の算数で基本指導もマスを使ってやった。 (^^)マス計算のやり方に慣れさせるということですね。 ・のびてなくても「のびたー」といって盛り上げる。 (^^)うそを言えということではなく(笑)、 教師が盛り上げてのせていくことが大事ということですね。 ・やりながら、「脳が活性化されてるよー」とか、 「イチロー選手や松井選手も同じことをくりかえして あんなに立派になったんだよ。君たちにも同じことが起きるよ」 などと言って盛り上げる。 ・洗脳するように、ひたすら言う。(笑) ・誰かが「つきぬけた」(カベを突き破った)ときに 全員に感想を書かせる。 これにより、先生が言ったことが本当なんだという意識をもたせる。 (^^)ここはツッコミどころですが、 やっていることの意味や有用性を繰り返し訴えるというのは 子どもを「その気にさせる」ために非常に有効ですね。 ただ、教師が正しいと信じたことが クラスの子全員にいいものかどうか、 教師は十分吟味するべきでしょう。==========================こういう「こうすればいい」式なものは、あまり妄信すべきものではなく、目の前の子どもや、指導する自分に合っているかということも考えなければなりません。(陰山先生も「実践は、子どもを見ることとつながらなければならない」 と言われていました。 私も、陰山先生の実践を妄信しているわけではなく、 ただ「参考」にしようとしているだけです。)ただ、その一方で、「なんでも仮説実験」(予想を立て、試してみる)の精神でよさそうなものはどんどんやり、子どもたちのために役立てる、というのも必要だと思います。セミナーのメモはまだあるのですが、今回はこのへんで。
2006.02.20
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土曜日、大阪であった「学力セミナー」に行ってきました。「百マス計算」と「早ね早起き朝ごはん」で有名な陰山先生のお話を筆頭に、大変参考になることがたくさん聞けました。その中から、陰山先生のお話を紹介します。文部科学省の人たちと一緒に次の学習指導要領(学校教育のもとになるもの)を作っておられる方だけに、日本の新しい教育についての具体的な施策についても聞くことができましたよ(^^)===========================尾道市土堂小学校校長 陰山 英男 先生の講演(一部、他の先生方の話された関連情報がまざっているかもしれません)学力低下の理由の第一は、子どもの生活習慣の悪化だ!○「はやね はやおき あさごはん」 これを国民運動にしようと動いている。 日本の子どもの学力が低下したとか言われるが、 国際調査で学力自体はまだ中の上をキープしている。 ただ、この国際調査は学力だけでなくいろんなことを調査した。 最下位だったのはなにか? 家庭での学習時間。 日本の子どもは家でべんきょうをしない! テレビの視聴時間は一番多い。 1日平均2.7時間もテレビを見ている国はほかにない。 「ゆとり教育」で学校での勉強時間が減ったから学力が下がったという人がいる。 週休2日制になって、塾や私立に行かせる親が増えた。 塾や私立に行かせれば受験に有利なのか? 東大の入学者のうち、低所得家庭の子の入学する割合を見てみよう。 塾や私立に行かせられない年収400万以下の家庭の子の割合は 増えている。 塾や私立が山ほどある東京出身の子よりも、 地方出身の子の方がふえている。 現象を大きくとらえよう。 学力だけでなく、走る力も落ちている。 気力、体力、そういうものすべてが落ちている現状。 何が原因か。 これは、睡眠不足が原因だと断言できる。 社会が夜型に変わって、夜遅くまでテレビをみている。 朝起きられない、頭が働かないで1日をすごす。 たとえ塾に行って勉強時間を多くしても、 夜遅く帰ってきて 「がんばったからゲームやっていいわよ」とか言ってるのが 現状としてないですか? 広島に行って、小中学生2万人以上を対象にしらべた。 睡眠時間の急速な減少は明らかである。 睡眠と学力の関係もはっきり出た。 「ねる子は育つ」んです。 夜21時半までに寝る子は、高学力になりやすい。 また、いろんなものを食べている子は、成績がよい ということもわかった。 学校の授業時間の総数と、 1日2時間毎日テレビを見たときの年間テレビ視聴時間をくらべてみよう。 テレビのほうが多いんですよ。 1日2時間のテレビは、年間にすると、 全学習時間を超えているんです!土堂小学校では、テレビの視聴時間は激減しました。その時間は、読書や、家族とのおしゃべりや、ボーっとする時間や、とにかく「ノウミソにいい形」に変わっている。==========================土堂小学校の児童の具体的な学力向上データや、さまざまな調査結果のグラフなどを示されながら、現状と打開策をわかりやすく話していただきました。ほかにもたくさんメモを取ってきたので、また次回書こうと思います。
2006.02.19
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明日は、1.17阪神・淡路大震災のあった日です。 1995年1月17日午前5時46分、マグニチュード7.2の直下型地震が神戸付近を襲いました。 一瞬にして多くの尊い命を奪い、神戸の街を破壊し尽くしたこの地震は「阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)」として全国に報道され、大きな衝撃を与えました。くわしい情報に関しては、以下のサイトなどで調べることができます。 <小学生用資料サイト>http://home.kobe-u.com/top/newsnet/sinsai/book/shougakusei<阪神・淡路大震災記念協会>http://www.hanshin-awaji.or.jp/また、実際に視覚的、体験的にどのような状況だったか確認されたいという方は、<人と防災未来センター>まで行かれるといいと思います。<人と防災未来センター>〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2【鉄道】■阪神電鉄「岩屋」駅から徒歩約8分 ■JR「灘」駅南口から徒歩約10分【バス】■阪神電鉄バス(ノンストップ) 三宮駅前から約10分<慰霊と復興のモニュメント> 私の祖父が先頃記名されたそうです。中央区加納町6丁目 東遊園地内 各線三宮駅から徒歩5分明日は学校の追悼式です。いのりをこめて・・・
2006.01.16
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年末年始と実家にいましたが、今日(4日)帰ってきました。実家は兵庫県西脇市です。経度と緯度で見たときの、日本の中心地に当たるらしく、「日本のへそ」とよばれています。「へえ、そ~」と感心してくださった方、ありがとうございます。(*^-^*)さて、家に帰って読んでなかった新聞を読んでますと、12/29の読売新聞の連載「教師力」に西脇市出身の有名人の名前がありました。予備校のマドンナ講師、荻野文子さんです。受験のとき、この方の古文攻略の本を読んでお世話になりました。おもしろい本でした。(^-^)西脇市出身とは、びっくりです。今は、西脇市で塾を主宰されているとか。さらにびっくりです。で、その荻野文子さんの記事を読んで、感銘を受けましたので、今日はそのことを書きますね。以下、いいと思ったところを引用!(最近、こういうのが多いなあ)・90分の授業に3倍の時間をかけて準備する。・見せ方にも気を使い、姿見で通しげいこもする。・「連続ドラマの脚本家、演出家、そして役者。 すべてを兼ねているようなものです」・受講生をひきつける技を盗もうと、大阪では落語や一人芝居に通い、 穴あき包丁の実演販売を何時間も観察した。 「緩急自在な構成の中で、客の疑問に答え、実際にやらせてみて喜ばせる。人間の心理を揺さぶる巧みな演出に『これだ!』と思いましたね。」僕は大学で1年間を演劇をやってました。おととし心に誓ったのは、「プロの教師として通用するよう、演技する」ということです。意識を高く持って、人を楽しませる演出や構成を考える、役者兼演出家の要素は、教師に必要なものだと思います。1月10日の始業式の日は、どんな演出をしようかな♪
2006.01.04
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