全3件 (3件中 1-3件目)
1

クェンシー ジョーンズデザインの斬新な豪邸。リビングにジャグジー!とは言ってもマイケル ジャクソン”スリラー”のプロデューサーではなく斬新なデザインで定評のある建築家Quincy Jonesの作品。日本人にはビバリーヒルズで総称されるこのエリア、実は三つの”ビッグB”からなっている。ビバリーヒルズ、ブレントウッド、ベルエアの三つである。今日の豪邸はその中でも特に”桁外れの”豪邸しか建っていないベルエア地区。エリアの入り口にはアーチが建て付けられ専門の警備員も常勤である。私個人的には、もし予算に糸目をつけずに家を買うとしたら、迷わずBelAirを選ぶ。理由は。。この地区の家は隣の家が遠くて見えない。究極のプライベート、究極の贅沢である。ビバリー、ロデオの繁華街からわずか十数分の距離。深い深い住宅地を抜けたところにそれはあった。急な坂道をあがるとその家の敷地の入り口が見える。緑に囲まれた白い邸宅。一見、よくある家に見えるが。。。玄関を抜けると。。。そこが一番家で高い位置。建坪214坪。見下ろすリビング右手にはなんとジャグージーが。写真の腕が稚拙なことを今回ほど悔やんだことはない。見下ろすリビング、向かって左はリビング。。当然天井が高い!三層に作られているので吹き抜けの二乗というか。。採光はすべて天井のつくられたサンルーフから。これはメインベッドルーム。植物園を思わせる太陽いっぱいのスペース。ベッドルームは全部で5つ。これは客間の入り口。日本の和室をイメージするデザイン。庭から家を見ると、こんな摩訶不思議なデザイン。プール、テニスコートももちろん敷地内にある。庭からはかのベルエアカントリークラブの7番ホールが見下ろせる。総敷地面積は49222SF,1383坪に及ぶこのLAでも最高の立地。街の全貌が見渡せる。1SFあたり$1275。この物件がマーケットにでて既に半年。価格は$10,500,000から $9,750,000へ$750,000、7%の値下げ。現在もオファーはない。約30分の間にこのオープンハウスを訪れた人は二人。この家のオーナーは既に東海岸に引越し、数ヶ月に一度ここの寝室を使っているらしい。深い緑に囲まれた美術館のような空間に住みたい方に10 億4000万円6 月10日現在 For sale!
2006.06.15
コメント(1)

WestwoodはUCLA(University of California Los Angeles校)の学生街と静寂な住宅街が程よく共存するエリア。この物件はUCLAから少し南に位置する。先述のビバリーヒルズと比べると若干庶民的な住宅街。とはいってもロサンゼルス全体ではもちろん高級住宅街に属する。今回ご案内するのはこの地区では大変珍しい新築物件。4300SF(116(建)坪)、総敷地面積は6750sf(182坪)。地中海様式のデザインの外観をもつ邸宅は先月やっと完成したばかりの新築物件。駐車場・庭の入り口。家の外観に良くマッチしたバイキング様式デザインの木製のゲート。もちろんリモコン作動。3台分は余裕で入るスペース、プールを作ることが可能な十分な庭のスペーも。玄関からの風景。吹き抜けで天井が大変高い。床は全て上質のハードウッド(フローリング)。らせん状の階段の手すりはマーブル木材。照明も全てプロデザイナーによるコーディネート。広々としたリビング。道路に面した立地の為、騒音を完全にシャットアウトする特殊防音された壁と窓。写真にある家具も価格に含まれる。奥はデン(書斎にかわる)スペース。最新の備品でそろえられた素晴らしいキッチン。計算されたデザイン、ダイニングエリアはパティオに続く。二階は5つのベッドルーム。広々とした中央のホールが各ベッドルームのプライベートを約束する。このホールにもTVやリビングセットをおいてファミリースペースにできる十分な広さ。それぞれの部屋につくウォークインクローゼット、効率的な収納スペース。メインベッドルームにあるバスルーム。窓のある広いバスタブ。バスルームには暖炉も設置されている。この物件を扱う不動産業者によると”高値を吊り上げるためのゲームの時期は完全に過ぎた。4ヶ月前の市場と今とは全く違う。今、市場には本気の売主と本気の買主しかいない。”と、言う。抵当流れの物件数が急激に増えるという強い懸念がここ超高級エリアでも広がっている。そうなると急激な値崩れの可能性も高い。”今、売りたい。” セカンドハウス、及び投資家が多くの物件をマーケットに出し始めた。それが在庫昨年比率150%の結果である。”カルフォルニアの人口は増え続けている。まだ家が足りない、だから不動産の価格が下降する理由はない”、そう語る不動産業者が多くいる。過去6年間で南加州の中産階層の住む家の価格は平均2.4倍になった($201,000 to $485,000)それと比較して人世帯あたりの収入の伸びはわずか30%以下にとどまる。今、この中間層の家を買える収入があるのはわずか全体の人口の12%である!(00年には28%いた)家が必要な人口は$500,000以下の物件を探しているのであっていくら在庫があっても億単位の家を買える人口は増えていないのである。過去6年間でカルフォルニアの人口は156万人増加した。うち142万人が外国人である!多くは国の保護を必要とする南からの移住者である。これでは人口の増加と不動産の価格の上昇の関係は単純な正比例ではまったく説明できないのではないか。今カリフォルニアでは低、中産所得のための住宅の開発の必要性が強く叫ばれている。しかしLAのダウンタウンの再開発でも作られていくのは億ション(古い?)ばかり。高級物件の市場でのダブツキが懸念されるのは当然である。この新築物件の価格も公表まで二転三転した。現在公表価格$2,350,000. 市場に出て既に二ヶ月。現在のところオファーはない。”$2,000,000での交渉は可能か”の問いに ”オーナーは積極的に考えるであろう”との事。すでに15%の値下げの可能性。1SFあたり$465.ビバリーヒルズの約半額。リーズナブルでゴージャス、快適な生活を追及する人のために明日から生活できる準備の整った物件をお探しの方に。2億5千万円 FOR SALE.
2006.06.10
コメント(0)

このサイトの目的は実際に売り物件の広告をしているわけでなくロサンゼルスの高級住宅市場のトレンドををお届けしているつもりである。が、最近 "もう少し現実的な物件を紹介して欲しい" というリクエストが多くなってた。そこで今回は日本人のLAでのセカンドハウスとしてお勧めの物件、ウイルッシャー通り沿いの高級コンドミニアムのご紹介。フリーウェイ405(南北に走る高速道路)とビバリーヒルズを結ぶウイルッシャーブルバード沿いに高層高級コンドミニアムが立ち並ぶ地域がある。多くが20階以上の高層で多くの物件には制服を着たドアマン(バレットパーキング)がいて荷物などを運ぶのを手伝ってくれるホテルの様なサービス。米国で活躍する日本人有名野球選手、ゴルフ選手も、ハリウッド進出を狙う俳優さんも皆この地域のコンドミニアムに多く住み、地の利と便利さから日本の投資家が好んで複数の物件を購入する地域でもある。LAに住む日本人の間でもウイルシャーのコンド住まいというと、ステイタス的にはNYのセントラルパーク沿いのコンドや日本では青山通りのマンションと同等という感じ。メンテナンスのよさと高級感、どこに行くにも便利だという点で大幅な値崩れもなく、借り手に困ることも少ない安定した投資物件と言える。この地域のほとんどは高層のビルであるがそれらに挟まれるように建つ5階建て以下のビルの多くも取り壊し、高層ビルへの立替が決まっている。まだまだ進化する地域と言える。現在このあたりの価格帯は5000万円から3億円。建設中の超高級物件は1億円からなんてものもある。今回のオープンハウスはその地域のちょうど中心にある築30年のビル。16階建て。ドアマンは24時間体制、入り口で車を乗り捨てバッレットのスタッフが車を駐車場に入れる。ロビーは小ぶりながらも良く手入れされており、高級感を感じさせる。部屋に続く廊下は深いカーペット張り。ドアは木製で白。リビングダイニングエリア、フローリング。素晴らしい眺めである。約15畳以上はある広さ。デン(仕切りのない部屋・コーナー)に繋がる。キッチンはカウンター式。全体の広さと比較して小ぶり。マスターベッドルーム。日当たりの良い明るいベッドルーム。ここもフローリング。11階、広いベランダからは通りが一望できる。広さは1460SF(約40坪)。リスト価格は(約)1億2850万円。1SFあたり$793。が、担当ブローカーによるとこの持ち主は売ることに非常に積極的(?)らしい。どれほど積極的かと聞いたところ(約)9千3百万円!まで下げるとの事!3千5百万円、28%の値下げ!結果、1SFあたりの価格は$602になる。この物件は市場に出てから2ヶ月が経とうとしている。これはどう考えるべきか?このビルの斜め迎えにある同じく高層高級コンド。同じく10階から物件が売りに出ている。このコンドは比較的新しくGYM、プールなどの施設もより高級、ドアマンの数も常時4人はいる4つ星級の高級フルサービスコンド。ここで売りに出ている物件は1SFあたり約$700.あの部屋の値下げ前のリスト価格より$100近く安い。。。ありえない。そう、単に"お買い得の値下げ"ではなく最初の価格が強気すぎ!であった。1SF$602の現在の価格が正当価格と言えるかもしれない。しかし半年前ならこのリスト価格もそれほど論外!の数字ではなかったはず。いろんなことを言う不動産屋がいる。当然のことながら"今は待ったほうがいい、もう少し下がりそうです"という不動産屋は少ない(いない)。確かに不動産の価格だけは様々な要素があり一概には言えない。しかし私は友人の相談には "今は市場をじっくり見る時期。あせる時期ではない"とアドバイスしている。その意味でもここ一年はLAの物件の価格変動から目が離せなくなりそうな予感。在米12年の私から見てこのWilsheir 通りの高級高層コンドはロサンゼルスでのセカンドハウス、または安定した投資物件として先ず日本の方にお奨めする物件。これらは米国人でも投資目的で購入している人(価格の高騰を狙ってリスクの大きいローンで購入している)が多いので価格の下降を受けて市場にどっと適正価格で吐き出されると多くの関係者は読んでいる。LAで物件の購入を考えておられる方、ぜひこの機会にご相談願います。相談料、ブローカー料は一切いただきません。良い物件があったときにお知らせする、そんな長い目のサービスを考えております。お気軽にメッセージ(左メニュー)をお送りください。追ってご連絡させていただきます。ウイルシャー通りの高層コンド11階3ベッドルーム大出血28%の値下げ。9千3百万円5月28日現在 For Sell
2006.06.01
コメント(6)
全3件 (3件中 1-3件目)
1

