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私が小説の感想を書くのはほんと稀。取りあえず『薬屋のひとりごと』原作11巻まで読み終わったのでここまでの感想を書いておこうかと思います。『本好きの下剋上』もWebと書籍と両方読みましたけどこちらはとにかく長いので感想書けず仕舞いです(^^;書籍版が最終刊まで出たら書くかも。薬屋のひとりごと 11 (ヒーロー文庫) [ 日向夏 ]楽天で購入【内容情報】(「BOOK」データベースより)戌西州を襲った大蝗害。過去の蝗害を知る者は少なく、人々は混乱する。西都や国境近くでも、食糧の強奪や暴動が頻繁に起きていた。猫猫は、何もできない自分を歯がゆく思いつつも、できる限りのことをやっていた。それは中央からの客人である壬氏も同様で、身の安全のためという名目の軟禁生活を強いられながらも、蝗害を予見していたことで、中央からの支援物資を早く受け取ることができた。だが、その手柄は壬氏ではなく西都の領主代行・玉鴬のものとして扱われてしまう。手柄の横取りに猫猫は腹を立てるが、当の壬氏はどこ吹く風で、皇弟という立場を最大限に利用して戌西州への支援要請を行うのだがー。コミックから入った私ですが、どうにも先が気になってWebの後、書籍を購読。コミックの方はどちらも甲乙付けがたくどちらも気に入ってます。で原作を読んだ感想ですが、面白いですwネタバレを含みますのでこの先は原作既読の方のみどうぞ。原作未読の方はまずお読みくださいませ。絶対あらすじとかネタバレとか見るより自分で読むことをオススメします。私もあらすじには触れませんし、11巻まで読んだ方でないと何のことだかわからないと思います。壬氏が皇弟だってことは簪の件ですぐに察しがつきましたが、まさか皇弟と東宮の長子を入れ替えたことがその後の皇帝の苦悩を生み出すことになるとは思いませんでしたね。現皇帝、お気の毒。もし東宮の長子が生きていたならば現皇帝は東宮妃であった阿多を即位時にそのまま后にしたかったでしょうに。かといって、入れ替えがなければ壬氏は生きていなかったかもしれなくて・・・こればっかりはどうにもならず・・・どうにもならない怒りを誰かに向けずにいられなかった気持ち、わからなくはないですよ・・・羅門さんはとんでもないとばっちりを受けた形になってしまいましたけど。阿多は皇帝を弟のようにみていただけのようですが、皇帝はそうじゃないですよね。阿多だけでよかったのに、というか阿多がよかったのに即位した以上、実子がいなければ他に妃を迎えなくてはならなくて・・・後宮は本意じゃなかったでしょうにね。ま、表向き東宮には皇弟がいるから急ぐ必要はなかったでしょうが。猫猫は気づいてしまってますが、壬氏はそういう皇帝の心の内を知らなくて・・・彼は権力を欲してないから自分はあくまで皇弟であり、皇帝の実子が生まれれば当然、その子が東宮となり自分の継承順位は下がるから頑張って世継ぎが生まれるべく努力してきたわけですよね。もちろん、後宮内の不穏分子の洗い出しも兼ねてですが。はぁ・・・なんともね。親の心子知らず。かといって、壬氏が自分の実子だと伝えるわけにもいかず・・・阿多との約束も守りたかっただろうに。阿多はもうそんな約束は守ってくれなくていいと思ってるでしょうにね。でも皇帝は守りたかったんですよ。それなのに・・・壬氏、やっちまいました。物語の展開としては猫猫を自分のものにするため壬氏が取った行動は読者としては諸手を挙げてよくやった!っていいたいところなんですが、皇帝の心情を思うと辛くてね・・・猫猫じゃありませんが、頭抱えてしまいます。私としてはさっさと壬氏と猫猫が懇ろになってくれるのを心待ちにしているのですがなかなかそう簡単には進めないようです。猫猫はちょっと抵抗しすぎだよぉ~~~~もうちょっと、ほら壬氏に優しくしてあげてwとは思ってますが。猫猫の思いなんて無視して命令すれば済むのに権力を行使しないところは壬氏らしいですし、猫猫ももう選択肢なんて残ってないことも承知してるから時間の問題ではあるでしょう。いずれ自己犠牲の行動パターンをとる壬氏に苛立って猫猫が腹を括るのだろうと思ってます。猫猫には羅の家が漏れなく付いてくるので敵に回すとなにかと面倒そうw性別が違えば傾国も有り得るほどの容姿でグイグイ猫猫にいくところもあるけどいつも猫猫にかわされちゃって残念な面の目立つ壬氏。なかなか“そこそこ”を披露することができませんねwいいところまではいくんですけどね。とにかく私は美しい顔は好物で出自に問題抱えてるとかなりの確率で堕ちてしまうのですが、見事壬氏も可愛くて堪らないといった状況に陥ってます。焼鏝の件は早まったと思ってますが、あの行動がなければ壬氏はお膳立てされた結婚を拒めないでしょうから必死の抵抗はありだったと思います。たださすがにそのままにしておくのはどうかと思うのでいずれ皮膚移植することになるのではと思っています。さてどうかな。お話は猫猫の問題解決展開というばかりではなくて、色々と巻き込まれていってる感じなのですが、子の一族の人物把握には結構頭をつかいました(^^;後から後から実は・・・ってな感じで人物相関が明かされましたのでその理解が追いつかず?ばかり。頭に入りきったら面白さも倍増でしたけど。子翠は副作用で記憶を無くしてしまったのか、わざとそうしているのか今のところまだわかりませんね。今度再登場はあるのでしょうか?また出てきたら阿多が世話しそうw子翠にしても翠苓にしても有能な人材なのでぜひ使って欲しいところ。その後、西都にて戌の一族や玉鶯との一連の事件も人間関係が難しかったです。こちらも一度頭に入れてしまえばほぉほぉって感じなんですが、玉葉の侍女の白羽たちの出自とか玉鶯だけでなく、玉袁の過去とか風読みの一族や戌の一族との繋がりや・・・後から後からひぃ~~~ってくらい繋がっていってましたね。西都に飛ばされて可哀想と思っていた陸孫ですら関係者だったとは・・・陸孫は私が思っていた以上に重要人物で感動しましたよ。まだしばらくは皇弟が西都にいることになりそうですが、何れは跡取りの誰かをトップに立てて、陸孫が実務を熟していくことになるのでしょうね。羅漢の貸しがあるし、今後彼も羅の一族を敵に回すことはしないでしょう。実は着々と勢力拡大が出来てる皇弟。まだ舞台は西都のままってことで古い楊さんである楊医官や姚の叔父である礼部の魯次官が今後関わってくるのかなっとか思ったり。これまでなぜ彼らが西都に来ることになったかについては触れられてませんので。魯次官は祭事があるからってことですけど、姚の叔父である以上、これから何か絡みがあるはず。姚さんが羅半の嫁さんになりたいとか言い出したらこれまた勢力拡大ですね。礼部も取り込んじゃうwそれと、今最大の関心事は雀さんがどこ所属かということです。風読みの民で諜報活動をしていた者たちがいるのでそこと関係はあるのかどうか。しれっと鳩飛ばしてましたよね。初めに紹介があったとおり、巳の一族出身であることは確かだと思うのですが、どうもそれだけではなさそう。馬の一族に嫁いだのは「他国に入り現地の人間となる」ための手段だったように思われますし、ガンガン匂わせてましたからね。皇弟の侍女であるにも関わらず、他に優先される上司がいるようですし。それが誰なのか?別に壬氏を悪いようにするつもりは無さそうですし、猫猫たちの敵というわけでも無さそうなので酷い裏切りがあるとは考えてませんが、警戒は必要かなと。上司が水連さんならいいのですけどね。水連さんもただ者ではないことはわかってますので。過去に間者としての教育を受けていた人であろうと思うのです。後宮の人間関係の把握や人を誑かし敵を味方に付ける手腕などは訓練されて身に付けたスキルではないかと。翡翠宮の侍女たちも水連さんにはビビってましたし、皇太后付の侍女時代も相当暗躍してたようですし。なので雀さんがもし変なところの間者で諜報活動をしようとしても水連さんの目を誤魔化すことは出来ず、目的があって皇弟の元に潜入してきたのだとしてもきっと見破られ、味方として寝返るよう仕向けられるだろうと思うのです。今のところ、猫猫が裏切られることがあっても子翠の場合は事情がありましたし、大体は上手く収まっているのでストーリー展開上、心配ないだろうとは思ってますが。それでも雀さんが誰の命で動いているのかは気になるところ。また雀さんの正体がわかったら雀さん登場の辺りから読み直すことになりそうです。早く次巻が読みたいと思いつつWebの更新を待つ日々。
2021年05月31日
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最近、何をしているかといいますともちろん、コミックも読みまくってますが、もっぱらWeb小説やら文庫本やらなんやらとにかく活字を読んでます。Webで『本好きの下剋上』読んでからすっかりそちらに嵌ってしまいまして、この作品に関しては頑張って書籍購入してます。本好きの下剋上 第一部「兵士の娘」(1) 司書になるためには手段を選んでいられません [ 香月美夜 ]楽天で購入でも、途中ちょっとしんどいところがあるのでそこで一旦他作品に手を出してしまいまして、『薬屋のひとりごと』なんですけど。薬屋のひとりごと (ヒーロー文庫) [ 日向夏 ]楽天で購入こちらもWebで人気作品だともうずいぶん大昔に息子に教えて貰ってグイグイ薦められていたんですが、ふ~~~んってなもんで当時は全く興味なかったんですよ。ところが、息子一番のオススメの『Unnamed Memory』も読み終えてWeb小説にすっかり抵抗がなくなったものですから次は薬屋さんかなぁと。Unnamed Memory I 青き月の魔女と呪われし王(1) [ 古宮 九時 ]楽天で購入コミックの方は2社から出版されてて、どちらも読んでますし大好きでこれまで感想も書いてきてますが、先を知りたいなぁとWebで読み始めたのです。コミックで読んでる時はストーリー展開の面白さを楽しんでいたのですがキャラに堕ちるってことは無かったんですよ。が、活字になった途端、あ・・・これはアカン・・・ってことで見事に絶世の美女ならぬ美人さんに堕ちましてねwコミックはほんと楽しんでいるのですが、国を傾けるほどの容赦ない美貌となると私の個人的なイメージとちょっと違ったものですから、それほど惹かれるものはなかったのですよ。ところ活字だと脳内で勝手に自分好みの容姿変換が可能ですのでね。綺麗に堕ちましたよwということで、Webの後はもれなく書籍も大人買いということで今日までにざっと3周くらいして、場面によっては10周はしたでしょうかwwebと文庫版の相違点のチェックは当然ですよね。以前は「黒執事」のGF連載時と単行本になったときではどのコマに修正が入ったか全ページ確認してたくらいですもんね。そのうち、薬屋さんは最新刊までの感想を上げたいと思います。で、それ以外にですね、こちらも笑ってしまうのですがTwitterでフォロワーさんがずっと絶賛してた「魔道祖師」にも撃沈されましてwアニメではとにかくキャラの名前も相関関係も用語もさっぱり覚えられずにさてどうしたものかと思っていたのですが、前塵編まで見終わったら大体のところを掴むことができましたのでね、その後、順調にラジオドラマを視聴し、日本語訳原作もポチり今日に至るのです。本日発売ですね。魔道祖師 1 (ダリアシリーズユニ) [ 墨香銅臭 ]楽天で購入こちらも多分、もれなく堕ちていくと思われますwそんなこんなで非常に忙しくしております。あ、それと先月『間の楔』のハードカバーの方も購入しまして。こちらもまだ温めてます。既読本とどれくらい違うか楽しみです。こんな調子なので『本好きの下剋上』は新刊まで購入済みなのに途中になってるし、昨年から進めてた「薄桜鬼 風華伝」も残り相馬だけなのに華の章で止まってるんですわwそうこうするうちにswitchで「薄桜鬼 黎明録」がでることになりましたね。黎明録はPS2版が途中だったし進めようと思っていたのにワヤワヤですわwはぁ・・・時間が足りませんね。
2021年05月27日
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二月の勝者ー絶対合格の教室ー 11巻二月の勝者 -絶対合格の教室ー(11) (ビッグ コミックス) [ 高瀬 志帆 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)直前期必勝マニュアル&絶対合格カレンダー「最終仕上げです。生徒としての。そして、受験生の親としての」本番まで残すところ約2か月……黒木が配布する「直前期必勝マニュアル」の中身とは?入学金の二重払い?移動のためにお昼ご飯が食べられない?「絶対合格カレンダー」が導く超実践的な本番スケジュールとは!併願するなら知っておきたい中高一貫公立校の魅力とは?残すところわずか数回の模試、あのコツコツがんばる生徒が、気がつけば大飛躍を!?まるみに立ちはだかる調査書の壁。親のすべきことはただ「待つ」こと…その真意は?中学受験を通じて描かれる子供の成長と親の自律を描く第11集!【編集担当からのおすすめ情報】「我が子には幸せになって欲しい」「そのためには親である私が失敗してはならない」そんなプレッシャーを背負いながら戦いの日々を送る保護者達が熱くなるからこそ塾講師は常に冷静でなくてはいけない…!混乱を極める大学入試改革、高校からは受験できない中高一貫校の増加など、これまでの常識が通用しなくなっている激動の受験界。いまや首都圏では4人に1人が中学受験に参加する現在において、中学受験とはどんな仕組みなのか、そして勝利を勝ち取る戦略とは?中学受験塾を舞台に、プロフェッショナルとして臨む塾講師と生徒、保護者の、合格を勝ち取る闘いを強烈なキャラクターと圧倒的なリアリティで描く、時代の要請に応える作品です。これまでの感想はこちら。ドラマ化されるとのこと。ストーリーはドラマに向くと思うのでやはりと言ったところでしょうか。今回は結構それぞれの家庭に深く切り込んできましたね。受験スケジュール管理、受験料・手続き時納入金、厳しいですよね。都会の私立受験する家庭にとっては当然のことなんでしょうけど。地方でよかった。今時は出願もネットになってるんですね。そして、成績の状態による最終受験校選定。黒木の言う通り成績の伸びってのは一定ではなくて、グ~ンと伸びる子は本当にあのラインなんですよ。逆に安定してたこの方が直前にダメになることもよくあること。親は自分の子供をしっかり見ることが大切なんですよね。見守ることも含め、見極めることも、客観視することも。クライマックスに向かって踏ん張りどころですね。ダンス・ダンス・ダンスール 20巻ダンス・ダンス・ダンスール(20) (ビッグ コミックス) [ ジョージ朝倉 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)神回連発ドラマチックバレエロマン!!ブランコの元パトロン・ゲイリーから資金援助を受けるための条件をクリアーするため、潤平は『ジゼル』のアルブレヒトを踊ることに。ブランコとオルガの指導により、徐々に「己の」アルブレヒトを掴んでいく潤平!そして満を持して迎えた本番当日だったが、潤平をまさかの状況が襲う!?【編集担当からのおすすめ情報】毎巻発売の度に「前巻を超えた!」と話題騒然!男子バレエをテーマに、累計145万部突破の人気作です。今回は単行本発売と同時にビッグな発表もあり、ますます話題になること間違いなし!皆さん、ご注目ください!!!!!これまでの感想はこちら。潤平のことだからまともには踊らないと思っていたら、本当斜め上でした。アルブレヒトの心情を掴んだと思ったのに、それだけでなくそこに自分の感情モリモリに盛り込んじゃって。伝統的なジゼルではあり得なかっただろうけど、みる人に感動を与えたと言う点では素晴らしい魂の踊りだったよう。ブランコもまさかこうなるとは…って顔でしたよね。パトロンもついたし、世界が潤平に気づくまであと少しってことのようですので次巻を楽しみにしたいと思います。
2021年05月24日
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この音とまれ!24巻この音とまれ! 24 (ジャンプコミックス) [ アミュー ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)侑の音が生きるように、自分の爪を替えた名都。確認のための演奏では、浮いていた侑の音が全体に深みを出し、今までとは全く違うものとなる。4パートのかけあいも完璧に決まり「和」の完成に一歩近づくが、不穏な影が時瀬箏曲部に差し始め…。愛と哲生の出会いを描いた番外編も収録!!前巻の感想はこちら。百谷くんがやっと馴染んで音がはまってよかった、よかったと思ってたらまたも新たな問題が。それもかなりの爆弾級でしたね。以前、チカが起こしたとされた事件は実は首謀者が別にいてチカは嵌められただけ。で、その首謀者が自分の腹違いの兄だと知った百谷・・・これはえらいこっちゃですね。チカは二人の関係を知っても百谷は百谷だと言い切ると思うのですが、自身自身が自分が筝曲部にいてはいけない人間だと思って離れていきそう。でも、あのパシッと音が決まった瞬間を知ってしまった者たちにとって、百谷は絶対欠かせない存在になってますよね。時瀬箏曲部に必要な人間だと言うことで、これから百谷は正面から琴や部員たちと向き合うことになるのでしょう。これまでもいろいろあったけど乗り越えてきたので今回も乗り越えるだろうと彼らを見守りたいと思います。それにしても哲生の家族みんな凄いなーハリガネサービスACE11ハリガネサービスACE 11 (少年チャンピオン・コミックス) [ 荒達哉 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)準々決勝、月聖学院との戦い。古武術仕込みのバレーを前に、次々と得点を許す下平たち豊瀬高校だが、剣道経験者・成宮が奮起。「楽しむ」プレーで勝機を掴みかけるが!?前巻の感想はこちら。成宮くん心臓があかんかったんか。思うようにやれないのは辛いですねえ・・・でも楽しむことを思い出して豊瀬がいい動きをしてるよう。下平のコートを把握できる力はもっと有効活用してもいいと思うんですけども。振り子の原理をバレーに応用するのはよくわからないけど古武道の動きはバレーに使えるんでしょうかね。下平も真似してこれはすごいと思ったのに、瑠偉が別人格みたいなのを出してきてまたも不明な展開。これをどうするのかってところで家守投入。瑠偉のコピーでもするのかと思ったらストーカーだったw豊瀬の方がトリッキーなプレーをすることになるとは思いませんでした。家守の使いどころが生理的嫌悪感を誘うって、いいのかそれで(^^;
2021年05月23日
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バルド過去回は思いの外サクサク進んでいきますね。先月号の感想はこちら。月刊 G Fantasy (ファンタジー) 2021年 06月号 [雑誌]楽天で購入扉絵はセバス。待望のルーキーに心から歓迎をーーーー。何ともまぁ悩ましい腰つきwバルドがどうしてお屋敷に来ることになったのかは省かれてます。ってことはメイリンのようにお屋敷に来るまでに坊ちゃんを裏切らない状況になっていたのではなくて、これからってことのよう。セバスはバルドに腕の立つ“私兵”を募集してるってことで連れてきたみたいですが最初はフィニやメイリン、セバスでさえ“私兵“として不十分だとみて舐めきってたようですね。そりゃそうでしょうね。フィニはかわいらしいし、メイリンは女の子に何ができんの?ってとこでしょうしセバスも確かに血色は良くないでしょうから青白い優男に見えるでしょうw坊ちゃんはバルドの態度を見ても特に驚くこともなく、誰が作ったかは拘らないが味は上等がいいときっぱり。さすがです。相手が軍人だろうと怯まないvそれに実力に関しては悪魔が連れてきたのだから「絶対に使える」ってことだけは信頼しているのでしょう。バルドは最初はかなりセバさんに挑発的というか挑戦的な態度で接してたんですね。命知らずなwセバさんにボコられてその後、態度が変わるのか??取りあえずは軍隊同様、逆らわないようにはなると思いますが。今ではセバスもバルドって呼んでますから、いつ「バルドロイさん」から呼び方が変わったのか気になるところです。バルドはフィニやメイリンのことを舐めてますが、2人の実力を目の当たりにして驚愕するのが楽しみです。たぶん、暗殺者がお屋敷にやってきて、それを撃退する様子をみることになるのでしょう。他の使用人に関しては仕事ぶりを見れば認めざるを得なくなるとしても、バルドが坊ちゃんを主と認めた切っ掛けは何だったんでしょうね。バルドが回想してる男の子との関連がありそうですが・・・。メイリンやフィニの過去はこれまでのことから想像はつきましたが、バルドは謎が多かったので この後どう展開していくのか非常に楽しみです。
2021年05月19日
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赤髪の白雪姫 23巻赤髪の白雪姫 23 (花とゆめコミックス) [ あきづき 空太 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)ルギリア邸での夜会後、エイセツがオビに協力を依頼する。それは、ベルガットの残党が領内に潜んでいるという情報の真偽を確かめてほしいというものだった。話を聞いたオビは、翌日ツルバの屋敷を訪ねるが……。北の地に胡乱な香りが漂う第23巻!あっちもこっちもイケメンさんの登場で眼福。白雪さん、相手の僅かな表情でいろいろと読んでますね。エイセツは自領に潜んでいるトウカの手の者を探し出そうとしてて、ツルバは兄が金銭的支援をしていたとうリエラ夫人を調べていて、白雪は自分を頼ってきたヨヅミの香水について調査。ヨヅミの恋人がリエラ夫人かな~っと思ったりしましたが、実はリエラ夫人ってのは別人で何かを探ってる人かな~っとか。仮面舞踏会で何がおきるんでしょうかね。それにしてもシュウが顔面の良さを自覚してるのとエイセツとの主従関係がいい。天堂家物語 9巻天堂家物語 9 (花とゆめコミックス) [ 斎藤 けん ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)晶に招かれた茶会で背後から襲われたらん。目を覚ますと、そこは出口の存在しない部屋だったーー。周は自らの企みのためらんを縛める。囚われた少女の運命は。拉致監禁されてどうなることかと思ったら、雅人さまが救出にきてくれましたね。相当お怒りのよう。これはもう蘭が何よりも大事になってますね。いいことです。晶と周は思ったよりヤバい奴ではなかったようです。目的は家を出ることだったようで。なぁーんだ、って感じです。蘭はどうやらお酒を飲むと無双になるってことのようで。だからそれに気づいてたじっちゃんは酒を飲むなと禁止していたのでしょう。それにしてもやっぱ操が一番ヤバそうで楽しみです。
2021年05月12日
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ついにBEASTARS完結ですよ!!良い終わりでしたね!!素晴らしい。前巻の感想はこちら。BEASTARS 22 (少年チャンピオン・コミックス) [ 板垣巴留 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)動物版青春ヒューマンドラマ、完結。ルイの必死の訴えを見て、裏市に草食獣たちが殺到した。肉草入り乱れた暴動になりかけるも、“ビースター”ヤフヤの身を挺した行動で落ち着きを取り戻した群衆。しかし、その群衆に紛れていたある特徴的な角を持つガゼルに目が留まり…?大人達ができなかったことをレゴシとルイの2人がやりました。裏市の解体。これからは肉食獣と草食獣がお互い本音で付き合っていく世界に。一気に変わるわけではないけど、徐々に壁が壊されていくのでしょう。メロンの父親は・・・メロンに会おうとはせず、ただ自分には覚悟がなかったと。それも反省してるでもなく、メロンの母から逃げたのは当然だと主張。彼の行動によって1人の女性が狂い、1人の子供が犯罪者となった。自分の行いの結果を考える想像力もなく、悪意もない無自覚の“悪”メロンの母は食殺していないのに食殺したと思い込んでしまったのか、そう思うことで己の自我を守り捨てられたという事実を直視しないように望んだのか・・・メロンは母の言葉をその通りに信じ込んで生きてきてしまったんですね。ヤフヤも敢えてメロンに父の生存を伝えようとはしませんでしたね。真実を知ったとしたらメロンはどうなるのか?母に対する思いに変化は?父への思いは?子供は残酷な授かりものだと言ってのけたメロン父に鱗が波立つゴーシャ。彼女の妻トキがゴーシャに注ぐ愛情は深かったけれど、自ら幸せな時間にピリオドを打つ行為は残された者にとってどれほど残酷か。ゴーシャのコンプレックスを取り除きたかったという理由では到底納得でき兼ねます。生きて愛し続けることをすべきじゃなかったんでしょうかね。愛の深さを示す先に死があるなんて・・・辛いとしか(><)レゴシの祖母も母も自死ですよね。ゴーシャは愛されていたことを十分に受け取ったと思いますが、それでも掛け替えのない愛する者を2人も失って耐えがたい苦しみを味わったと思うのですよ・・・メロンは自殺を試みましたが死ななかったようで。“本物”の悪のポジションに収まろうとしてます。もし、あの親父が面会に来てその存在を知ることとなったら・・・母や父に対する思いに変化がみられるのか?メロン自身の有り様に影響があるのかどうか気になるところですが、あの父親だとより一層メロンを迷走させるだけかもですね。ヤフヤは引退してもなお、住民のために働いているようです。ザグワンさんは海に帰る予定でしたが、レゴシとの別れが哀しくなりすぎて断念wいいわぁ、ほんと自由人ですwジュノもルイに可愛い呪いをかけてしっかり爪痕を残したようです。なかなかやりますw政略結婚で幸せになれるか気になってたルイもアズキとの仲がまんざらでもない感じでよかったです。最初は愛のない結婚でもお互いを知り深く愛せるようになることもあるでしょうから。ルイは会社の経営者としても社会に影響を与える立場としてもこれからもっと成長していかなくてはいけないので支えてくれるパートナーがいると安心です。レゴシとハルちゃんも無事、結婚という名の異種族交流を続ける覚悟をしたようです。ハルちゃんはか弱く守ってもらうだけのウサギでは無く、オオカミと対等なウサギであろうとしてます。この全力でウサギをする姿にレゴシは惚れたんですよね。この先も問題は山積でしょうが、どうかこの2人が末永く幸せでありますように。オスとメス、肉食と草食、陸上生物と海洋生物、有毒等など、様々な対立関係がありましたが、お互いが歩み寄れる提示がなされ未来に希望が持てる終わりでした。色々考えさせられることが多く非常に読み応えがありました。超オススメの作品です!!
2021年05月09日
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なんとか2期の間に感想を書き上げてしまおうと思いましたが全く間に合わずwこんなに伸びてしまいました(^^;前巻までの感想はこちら。BEASTARS 21 (少年チャンピオン・コミックス) [ 板垣巴留 ]楽天で購入メロンの狂気と共に始まった“愛肉の日”の縄張り争い。各種族の血を燃やした松明を掲げて争う各組。そこにひとつ、不思議なにおいが紛れ込んだ。それは…!? 誓いの炎は新時代への道しるべ。最終決戦がいま、始まった。ドク組の炎をもらって、草食(ルイ)と肉食(レゴシ)の血に加えて、爬虫類の匂いも加えたレゴシ。次は女性ばかりのイナリ組。女性と戦うことはレゴシにとっては一番の苦手。レゴシが本気になったらさすがに相手が女性では適わないと思うんですが、まさか自分も同じような格好して戦うなんて思いもしませんでしたわwそれがレゴシの精一杯。レゴシはやはり女性に対しては女性への敬意を持って戦いたいってことのようです。イナリ組にとっての戦いの目的は縄張り争いではなくて、メスギツネのイメージを変えて男どもを見返すこと。ただそれだけ。なんか女性との対決もクリアしたようで、あとはシシ組との対決か?・・・っと思ったらメロンの方が先に仕掛けてきましたね。メロンと母親との思い出は強烈。愛しい夫を食殺し、子供に色を向けてくる母の姿はメロンにとってはトラウマでしかなくて・・・肉食と草食の共存を願うレゴシと肉食と草食の共存を否定するメロン。その頃、ルイは共存のため自らの立場を使い演説。が、裏市に目を向けろと叫ぶルイは監禁状態に。そりゃ全土に向けた本音で向き合えってルイの言葉はそう簡単には受け入れ難いですよね・・・ルイの会見を受けて学園では、草食獣に危険が及ぶってことで肉食獣たちが彼らの身を心配してます。自分たちが守るからそばにいろと。おお~~~ここでは既に共存の精神が芽生えてますv大人の世界はというと・・・表通りだというのに肉食獣と草食獣の喧嘩があちこちで勃発。このままでは収集がつかない、どうする!?ってところで停電。張り詰める緊張感の中、ビースターであるヤフヤが狙うなら俺をっと声をかけて・・・当然、夜目の利く肉食獣の方が有利で草食獣が危ないと思われましたが・・・電気が付いてみると、みんなが手を繋ぎ合ってました!これは加害者も被害者も出ないようにってことですよね。ゴーシャが感じた“希望”が現実に!!うわぁ~こりゃ世の中が変わっていくわ!っと鳥肌!!ルイの会見を見てたシシ組はキューがルイの知り合いだったとわかると食べるのではなく仲間に引き入れて一緒にルイを拉致。逃走途中で警察の足止めを買ってでる者たちのかっこ良さよ!シシ組がルイに心酔してるのがわかります。キューもさすがにこれを見て心が動かないわけがない。メロンに追い詰められて臆するレゴシ。でも「臆病な心は強い獣しか持たない」というキュー。んん??レゴシどうしたんだ??っと思ったところに、キューの許可が!「よし!!レゴシ」えええ!?今までレゴシはキューのGoサインを待ってたってことですか??びっくりなんですけど!?その上、ヤフヤがガゼルの角の持ち主を目にして・・・ええええええええええええ!?メロンのおとん生きてたん??????それって根底からひっくり返るんですけども???
2021年05月07日
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やっぱり真珠がどういう人間なのかわからない。前巻の感想はこちら。夏目アラタの結婚(5) (ビッグ コミックス) [ 乃木坂 太郎 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)殺人妻・真珠が「待っていた人」の正体は?控訴審裁判で、少しずつ事件について語り始めた真珠。だがその言葉の真偽は、夫であるアラタにとってもまだわからない。最も真珠に近い存在として、彼女の過去を探るアラタ。そんな中、「真珠が父親を殺したのではないか」という疑問を持ったアラタは、弁護士の宮前を呼び出し...そしてあることをきっかけに、真珠の心が大きく動く!【編集担当からのおすすめ情報】コミックス累計90万部を突破する「結婚サスペンス」!「未だ発見されていない遺体の一部を探す」という目的から始まった、前代未聞の獄中結婚物語、、待望の最新集です!!I真珠はどこまで真実を話しているのか、もうさっぱりですわ。母親が真珠に影響を与えたのは確かでしょうが、殺人に関しては謎ばかり。アラタは真珠が真犯人だと思ってますが、真珠が父親から虐待を受けていたことに関しては信じるところからスタートすると。アラタは児相で何人も不幸な環境で育つ子供を見てきて、できることならそういう子たちを見捨てたくないという立場なんですよね。一方、弁護士の宮前は真珠の無罪は信じているけど、父親の虐待は嘘だと思っているよう。この弁護士さんもなんだかよくわからない。わからないと言えば、卓斗の行動もよくわからない。自分の父親の首のありかを探してるといっても、殺しただろう犯人を目の前にして目をキラキラさせるなんて・・・信じられないですよ。確実に真珠が犯人かは断定できないにしても、かなりの確率で犯人と思われる人間を恨みの感情なく直視できるとは思えなくて。アラタは自らでは手がかりを掴めないままですが、真珠に刺さる言葉を投げたために過去の死体遺棄の場所を教えられることに。アラタは真珠が自分に対し心を閉ざさないよう関心を引こうとしますが、真珠も自分が待っていたのはアラタだと思い、アラタの気を引くために情報を小出しにすることにしたようです。「時間を動かす」って真珠にとってどういうことなんでしょう。小学生の時の記憶と関係してるようですが・・・その時だけ真珠は瞳に光を宿し「ボクが待っていたのはアラタだ」と言ってますが、真珠が待っていたという意味がよくわからなくて・・・謎は深まるばかり、というか一向に解決の糸口も見えない(^^;真珠がいう父親とは親子関係は無さそうですが、母親の方は本物でしょう。真珠によく似た可愛い顔をしてますが、わからないことばかり。
2021年05月06日
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前巻の感想はこちら。クイーンズ・クオリティ(14) (フラワーコミックス) [ 最富 キョウスケ ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)四方アタル奪還作戦、始動!朱雀門の突然の襲撃で平穏な時が一変、アタルの精神が奪われてしまった…。その目的は不明とはいうものの、玄武門をはじめとした強力な「アタル奪還チーム」を結成!ウチガワで待ち受ける戦慄とは一体!?あらら・・・玄武も青龍幹部も玖太郎の贄になってしまうとは。それが朱雀との対戦では必要なことだったようですが、玖太郎の負担はかなり大きいようで。玖太郎の蛇がイケメンだしなかなかいい感じに仕上がってきてます。玖太郎よりいい。玖太郎は蛇にたくさんメンタル食われてしまったから文に助けてもらうようですが、このままどこまで進めば回復できるというか維持できるんでしょうかね。この状況でHまで発展するとは思えず、なんだかよくわからないwまぁ頑張ってくれ~ってことで。贄にするところもエロいというよりギャグになってしまっていて、どう対処してよいのやら(^^;軽く楽しめばいいってことですかね。
2021年05月05日
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エレンの動向よりナタリーとあかりの方が面白くなってきました。左ききのエレン 16 (ジャンプコミックス) [ nifuni ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)エレンは自身の名を騙ったレイのイベント会場へ赴き、そこで行われた威風・ナタリーとのダーツ対決に勝利した。その後、レイは本物になりたいという自分の願いをエレンに打ち明ける。それを聞いたエレンは自分の名前で堂々と生きていくために、記者会見を開いて世間に正体を明かす事を決めるが…!?エレンが正体を現した記者会見から何か劇的に変わるのかと思ったらそうでもなくてエレンはジェイコブスのこと気に入ってたようですね。ほぉ~~~そんな風には思わなかったわ。プロポーズは受けなかったにしても彼の死から絵を描かなくなるくらいにはショックだったよう。そこまで彼がエレンに影響を与え、エレンは彼を理解してたとは思ってなかったからちょっとびっくりでしたわ。エレンはニューヨークでほとんど作品を残してませんね。どんな才能を持っていてもそれを発揮しなくてはないのと同じだし、エレンも描かなければその才能には陽は当たらないわけで・・・描かないエレンでは魅力が・・・もったいないなぁ・・・(^^;得てしてそういうものなのかもしれませんが。凡人の理解の及ばないところ。エレンが停滞してる間にあかりとナタリーとのモデル対決が始まるようです。こっちの方が面白いかも。ナタリーは威風にくっついてるだけの女に見えましたけど、威風を食うくらい実は強烈だったようですね。威風よりまともだし存在感を出してきてます。あかりも良い感じに悪に成長した顔してますしこの対決、楽しみです。
2021年05月04日
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約一年ぶりといったところでしょうか。新刊出てありがたいことです。前巻の感想はこちら。ボールルームへようこそ(11) (講談社コミックス月刊マガジン) [ 竹内 友 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)熱戦続く、東京都民大会・A級戦もついに最終種目!2人で踊る一体のダンスを会得し、会場の視線を集め出す多々良と千夏ペアに対し、かつての精巧さを取り戻し、最後までダンスへの執念を見せつける釘宮。そして注目の結果発表、優勝に選ばれたのは……。試合後、新学期を迎えた多々良。自身をとりまく日常にも変化が現れ始めてーー。作品史上最大ボリュームの試合となった都民大会編がいよいよ完結!多々良のダンスが次なるステージへと突入する新展開も収録の最新刊!都民大会がついに決着。多々良達が優勝しましたね!釘宮組は決勝で崩れたってことでしたが、準決での接触で腰を悪くしたようだし、多々良も覚醒して凄い!!っと思いきや、あの接触で「網膜裂孔」とは・・・今のところ大事には至らないようですが、目標にしてた仙台は欠場することに。無理してでも出たかったでしょうが、今それをしてしまうと今後に響きますもんね。ここはいくら雫との約束があったとしても出てはいけないところ。千夏も出場したかったけれど、多々良が運動禁止されているのなら当然無理に出ようなどとは考えず。ただ、ペアが多々良である必要はないですよね。多々良たちの試合結果を見ずに帰った清春と雫は息ピッタリという感じだし、試合で距離が縮まった感のある釘宮組もこれからよりよいペアになりそう。でも、賀寿とまこのところは・・・。千夏の変化を感じ取ったまこはこれまでも兄の足を引っ張ってる自覚があったから千夏のようなパートナーと踊れば賀寿はもっと能力を出せると思っているでしょう。だから仙台大会も乗り気ではないというか、考えるところがあって練習がはかどってないのではないかと。そこへきて、多々良が踊れないとなれば、千夏は空くわけで。それをまこが耳にしたら絶対千夏とのペアを賀寿に薦めるのではないかと。千夏だって、多々良よりずっとリーダーとして実力のある賀寿とのペアは魅力があるはず。ってことで2人がペアを組んで急遽仙台に出るのではないかと思うのですよね。身長的にも千夏は多々良と踊るより賀寿と踊った方が見栄えしますし、何より賀寿はラテンが踊れるし、千夏の相手としては申し分ないでしょう。賀寿だって、もっと大胆に踊りたいと思っていたのが千夏とならやれるでしょうし。となると多々良の相手ですが・・・まだいきなり雫とペアを組むことにはならないと思いますけど、清春が留学先で新たな相手を見つけたとき、雫とのペアは解消しそうなのでその時でしょうかね。多々良はしばらくは釘宮とリハビリを始めることになったようで、ここでの出会いが多々良のダンス観を変えるみたいです。次回予告では、ダンサーたちとの交流が多々良の中にある「ダンスとの向き合い方」に影響を与えるとのことですが、どんな出会いがあるんでしょうね。かなりの人数が集まるんでしょうか。新キャラが何人か出てくるようです。11巻以降からは「ダンサー達それぞれの進路」が描かれるようです。多々良はどんな進路を選ぶのでしょうね。これまでは雫を目標にただ上達することを目指してきていただけで、多々良自身に明確な将来のビジョンはありませんでしたよね。ダンサーとしてどうなりたい、などとは考えてなかったでしょう。雫と踊れるくらい上手くなりたい、ってくらいで。まぁそれでは1,2回のチャンスはあるかもですが、ペアを組むレベルには到達できないでしょう。雫がいるところはそれくらい上なので。これからは多々良自身が明確な目標を持ちダンサーとしてどうしていくのか考え成長していくってことでしょうね。世界に出るにはちと身長が足りないと思われますので身体の方ももうちょっと成長して欲しいところ。次巻の新しい出会いを楽しみにしたいと思います。
2021年05月02日
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傘寿まり子 15巻傘寿まり子(15) (KCデラックス) [ おざわ ゆき ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)80歳のベテラン小説家・幸田まり子は、四世代で暮らす家で居場所がなくなり家出を敢行。長年執筆してきた文芸誌からも見放されるが、自ら編集長となりweb文芸誌「レトル」を立ち上げ、新たな活躍の場を見出していく。同世代のカリスマ作家や若手クリエイターなど、これまでとは違った仲間たちから刺激を受け、充実した日々を送るまり子。そんなとき、突然息子のこうじから電話がくる。久しぶりに会ったこうじはどこか様子がおかしく、いぶかしむまり子だったが、実は建て替えた実家では大変なことが起こっており…?家出したはずの実家で起こるトラブルに、まり子はどう対応するのか!?仕事が上手くいくようになってきたと思えば、幸田家がボロボロ。元はと言えば追い出された身なのに再構築にはげむことになるとは。まり子さんの世話にならずみんなしっかりしろよ。ただ不倫だけは本人が何とかせなならんでしょ。とても本気で相手にされてるとは思えないけど。それほどの接点も無かったんだしね。利用されるのが落ち。薔薇王の葬列 15巻薔薇王の葬列 15 (プリンセス・コミックス) [ 菅野文 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)互いに描く未来の差に愕然とするバッキンガムは、ティレルにリチャード殺害を命じる。バッキンガムはスタンリーたちの協力を得ようと画策。だが、スタンリー側から信用の代わりに二人の王子を殺すように命じられーー!?一方、ヨークに到着したリチャードは、バッキンガムの来訪を待ちわびる。しかし、彼の前に現れたのは思いもよらぬ人物でーー!?バッキンガムはリチャードを手にしたいがために追い詰めるようですが、もはやどちらも後戻りができない状況になっちゃいましたね。お互い不本意だけど、進んだ先にはもう交わる未来が見えなくて・・・多くを手にしようと望んだけど多くを手にする代わりに得られなくなったものもあるってことで。これだけ血を流し悪魔となっても、純粋に守りたいと思う者たちもいて・・・でもきっとみんな悲劇に直行でしょう。
2021年05月01日
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