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平成23年10月に没後50年を迎えた津田左右吉に関する展覧会の関連事業としてミュージアムフォーラム「津田左右吉の人と学問」が1月29日、美濃加茂市にあるみのかも文化の森で開かれ約60人の市民らが参加しました。 基調講演「津田左右吉の人と学問」では、津田左右吉の学術研究の場でありゆかりの深い早稲田大学の土田健次郎教授によって、教科書等で知られる「歴史学者」としての業績やイメージとは異なる「東洋思想史研究」を中心に、津田が大切にしていた考え、交流した人々、人柄を示すエピソードなどを交えながら、わかりやすく紹介される機会になりました。 その中で土田教授は「津田先生が研究されていた当時に比べ、新史料の発見などによって、東洋思想史研究が深化したとはいえるものの、津田先生が行った研究方法は現在も活かすべき視点である」と話していました。
2012年01月31日
三和町の三和小学校で28日、今年度の学習成果を発表する「ほたるっ子学習発表会」が行われ、全校児童33人が学習の成果を発表しました。 発表会では「全校に自分の学びを伝えよう」をスローガンに、各学年が4つに分かれて順番にステージを使って発表。 1年生の発表では、「じどう車ずかん」と題し、授業で学んだ消防車などの「働く車」について説明。その後、楽器を使って「きらきらぼし」など曲の演奏もありました。 2年生の発表では、「みんなで楽しく」と題し、鍵盤ハーモニカを使ってジャズ風の曲調の楽曲を演奏。また、後半には1年生と合同で「アイアイ」の合唱奏を披露しました。 3・4年生の発表では、「ごみを減らそう」と題し、社会科の授業でごみについて学んだことを発表。美濃加茂市のごみの現状や、「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」について呼び掛けていました。 5・6年生の発表では、「お年寄りの方から学んだこと」と題し、地域のお年寄りとの交流から生まれた絆やエピソードを発表。ゴーグルや重りを身につけて、「高齢者体験」をした感想なども伝えました。 また、この日はPTAによる合唱「想い出がいっぱい」も披露され、お父さんお母さんの歌声に会場はあたたかい雰囲気と笑顔に包まれていました。
2012年01月30日
地元産の食材を使った「ふるさと給食会」が1月27日、美濃加茂市牧野にある可茂特別支援学校で行われ、全校児童生徒184人が郷土の味を堪能しました。 これは、「食」について考える全国学校給食週間にちなんで食育や学校給食への理解を深めてもらおうと同校のほか、毎年、同市と富加町の13小中学校を巡回し行われています。 この日の献立は、美濃加茂産コシヒカリのご飯をはじめ、同市加茂野町でとれた「かも丸」というサトイモを使った「かも丸汁」、同市深田町や本郷町でとれたカブやハクサイなどを使った「ごま和え」など6品でした。 渡辺直由美濃加茂市長をはじめ、市教委や学校給食関係者ら15人も参加し、各教室で児童生徒と一緒に給食を味わいました。 児童生徒たちは「おいしい」「いつもと違う気がする」などと笑顔で話していました。
2012年01月28日
美濃加茂市立下米田小学校で26日、異年齢の関わりが少なくなってきていることから、1年生から6年生まで学年を超えて仲間の輪を深めようと「はぐるまおたのしみ会」が行われ、全校児童355人が参加しました。 児童らは、1年生から6年生までを縦割りに14グループに分かれて行動し、1グループを「ゲームをする人」と「世話をする人」の2つに分けて交互に「箱の中身あてゲーム」や「ストラックアウト」など9種類のゲームを楽しみました。 そのなかで、高学年が低学年にゲームのやり方やコツを教える姿や、低学年を上手にリードする高学年の姿が見られ、児童らは楽しいひとときを過ごすとともに、異年齢間の交流も深めていました。 児童らは、「お兄さんやお姉さんが手をつないで連れて行ってくれてうれしかった」「いろいろな種類のゲームが出来て楽しかった」などと、感想を話していました。
2012年01月27日
「文化財防火デー」の26日、美濃加茂市にある国の重要文化財「林家住宅」で文化財防火訓練が行われ、消防職員と関係者が、貴重な文化財を守る意識を高めました。 この日、美濃加茂市太田本町の林家住宅では、可茂消防事務組合や市文化振興課の職員ら12人が参加して、防火訓練が行われました。 林家住宅は、約250年前に建てられた旧太田宿脇本陣の建物で、現在は、林由是さん(92歳)が住んでいます。 訓練では、台所から出火したと想定し、それに気付いた林さんが119番通報し、消防署員が駆け付け消防車から放水しました。また、林さんも中庭に4基の設置してある放水銃のうちの一つの放水銃で消化訓練を行い、正常に作動するかの確認や警報装置などの点検を行いました。 林さんは、「全国でも火事にならずに残っている脇本陣は少ない。これからも火には気をつけたい」と話していました。▲放水銃を操作する林由是さん
2012年01月27日
家族で取り組む農業経営について明文化した家族経営協定の調印式が1月25日、美濃加茂市三和町の鈴木寛さんの農業用パイプハウス内で行われ、同市初となる家族経営協定を締結した。 同協定は家族で取り組む農業経営について経営方針や経営目標、一人ひとりの役割、就業条件などについて明文化を図るもの。同協定を締結することで認定農業者の共同申請や農業者年金の保険料助成、農地あっせんの優先、資金借り入れの制度的なメリットがあります。 この日、締結したのは、無農薬で小松菜や水菜の水耕栽培を始めた鈴木寛さん(41歳)と佐知子さん(37歳)のご夫婦で、「互いに尊敬しあい助け合う農業経営」をモットーに、二人がゆとりある農業経営の確立と健康で明るい家庭を築くことを目指しています。 協定書への署名、調印を終えて鈴木さんは「目的を持って、お互いの意見をぶつけ合いながら頑張りたい」と抱負を話しました。 同市の伊藤誠一 産業経済部長と可茂農林事務所の津田薫 農業普及課長が調印に立ち会い、伊藤部長は「若い農業者に新しい道を切り開いていただきました。ますます絆を大切に新たなモデルとなってほしい。市としてもしっかり支援していきたい」と激励しました。
2012年01月26日
美濃加茂市役所の若手職員でつくるCS(市民満足)実践活動グループのメンバー4人が24日、本郷町の加茂農林高等学校で全校生徒594人を対象に、「農業ボランティア」についてのアンケート調査を実施しました。 このアンケート調査は、美濃加茂市が加茂郡7町村と締結している「定住自立圏構想」の事業の一環として行ったもので、定住圏の農業について研究しているCSグループのメンバーが企画。高齢化や担い手不足が深刻化しているこの地域に、農業ボランティアのしくみづくりを取り入れるためのヒントを得ようと実施しました。 この日は、全校集会で市役所の若手職員が、自分たちが研究している内容や、農業ボランティアの体験談を紹介するとともに、アンケート内容について説明。その後、生徒たちは教室に帰り、「参加しやすい時期は」「興味のある作物は」などと書かれたアンケートに回答しました。 アンケートの集計結果などは、2月の下旬に生涯学習センターで行われる「CS活動最終発表会」で報告される予定です。
2012年01月26日
美濃加茂市山之上町にある日本昭和村で1月24日(火)、美濃加茂市立蜂屋保育園の年長園児約20人が、「お買い物」の体験をしました。 これは、買い物をする楽しさを味わってもらおうと、今回初めて行う体験行事です。 子どもたちは、元気な声で「ごめんください」といって駄菓子屋さんに入り、カゴを手にお店を回り、目当ての商品を見つけカゴにいれたり、お店の人にこのお菓子はアメですかと聞いたり、100円になるように駄菓子をかごに入れたり戻したりして商品を選び、お店の人に「これ、ください」と言いながら、お金を払い買い物を楽しみました。 また、せんべいを焼く体験もし、自分で焼いたせんべいをおいしそうに食べながら、紙芝居を見ていました。
2012年01月25日
可茂消防事務組合は1月24日、救命救急教育の浸透や応急手当の普及に大きな功績があったとして、美濃加茂市にある学校法人美濃加茂学園 美濃加茂中学高等学校を表彰しました。 美濃加茂中学高等学校では、平成18年から心肺蘇生法などを学ぶ普通救命講習を同中学校と高等学校の授業カリキュラムに取り入れ、これまでに45回の講習会を開催し延べ1,556人の生徒が受講しているほか、同消防事務組合主催の応急手当普及員講習会に同校の教職員が積極的に受講していることなどが認められ、今回の表彰となりました。 この日、坂井清消防長から長島正純美濃加茂中学校長に感謝状と記念品が手渡されました。長島校長は「地域に根ざし愛される学校を目指しています。これを励みに、さらに意識を高めていきたい」と話し、坂井消防長は「救急出動は年々増加している状況。若い人が受講して学んだことを何かの機会に生かせたらありがたい。学校の授業での取り組みは県下でも珍しく、こういう活動が広められたら」と話していました。
2012年01月24日
スキーの初歩を学んでもらおうと1月22日、美濃加茂市が高山市一之宮町のスキー場で「スキー教室」を開き、小学4年生以上の市民31人が参加しました。 参加者は、初級と中級レベルに分かれて、美濃加茂スキー連盟会員らが指導しました。 最初は転倒の繰り返しだった子どもたちも、午後には滑れるようになり、帰りのバスの中では「友達と楽しく滑れた」「もっと滑りたかった」「分かりやすく教えてもらえたのでまたスキー教室に参加したい」などと話していました。
2012年01月24日
外国人住民の割合が高い美濃加茂市で1月21日、外国人により多くの自治会活動へ参加してもらおうと、自治会関係者らが自治会の現状や外国人とのコミュニケーションについて学ぶ「自治会国際化講座」が美濃加茂市にある多文化交流センターで開かれました。 今回の講座は、同市の中国人団体「美濃加茂華友会」が主催し、同市に住む外国人のうち半数近いブラジルをテーマにして、22日までの2日間行われ、多文化共生に関心を持つ県内外の12人が参加しました。 同市のNPO法人「ブラジル友の会」理事の渡辺マルセロさん(33歳)が講師を務め、県内で活動する外国人団体を紹介したり、参加者と共に言葉や進学、就職などで外国人住民が日本で暮らすうえでの困難さを考えたりしました。 参加した人たちは「実際に自治会の活動に関わっている日本人や外国人の話を聞くことができたのはとても貴重だった」や「ブラジル籍住民の人と一緒に握手をしたり食事をしたりしたことで、彼らと近くなれた」などと話していました。
2012年01月24日
「百人一首に親しむ会(代表 諸橋彩子)」によるお正月恒例の百人一首大会が、1月21日(日)に津田左右吉博士記念館(市内下米田町西脇)で行われ、会員、児童ら約30人が参加しました。 この大会は、多くの人たちに百人一首に親しんでもらおうと「百人一首に親しむ会」が主催し、津田左右吉顕彰会の共催で行われました。 この百人一首大会は、伝統行事を体験することによりコミュニケーションを図り、伝統文化に対する理解を深める目的で行われています。また、津田左右吉博士記念館を活用することで、津田左右吉博士の顕彰や普及活動も目的とし、毎年恒例の行事になっています。 参加者らは、並べた札から読み手の読む句に合わせ探して「はい」と札を取り、百人一首を楽しみました。
2012年01月24日
下米田小学校では、保護者や地域の人たちの教育力を生かしたさまざまな体験活動を通して、「フロム0歳プラン」の「面の指導」として充実を図ることを目的に、「よなだっ子広場」を行いました。 この活動は、よなだっ子広場運営委員会(委員長:佐合芳文PTA会長)が主催し、全校児童・保護者・地域に呼びかけ参加希望を募りました。 今回は、あいにくの雨模様ということで予定されていた「どんど」は中止になりましたが、下米田小学校の伝統行事の「もちつき」を行い、児童・保護者ら約200人が参加し、伝統行事を楽しみました。また、東中学校の生徒10人がボランティアとして参加し、児童らと一緒に楽しみました。 開会式の後、地元の小山祭り囃子を演奏。児童たちは餅つきをし、ついた餅はぜんざいに入れたり、黄な粉餅にしたりして皆で食べました。▲小山祭り囃子
2012年01月23日
美濃加茂商工会議所青年部ら36人が1月22日、福祉現場でボランティア活動をしようと、療育施設「カナリヤの家(北原美代子所長)」で通所児とその家族約200人を対象にもちつきや焼もちを振る舞うなどして交流を図りました。 今回用意されたもち米は、14升で、そのうち6升をもちつき会で、臼3つを使い、きねで「ヨイショ。ヨイショ」のかけ声とともにつきました。また、残りの8升は、ぜんざいや焼き餅を美濃加茂商工会議所青年部がその場で調理し、参加者に配布しました。 もちつき会を行った美濃加茂商工会議所青年部の藤井琢也会長(40歳)は、「子どもたちに楽しんでもらうことが一番。今後も、こういった活動は続けていきたい」と笑顔で話していました。 交流会の後には、株式会社 ラインからいただいたお菓子を使ってお菓子つりゲームなども行われ、参加した親子らは日曜日の楽しいひとときを過ごしていました。
2012年01月23日
美濃加茂市島町の文化会館で20日、「第32回市民書初め展」が始まりました。幼児から小中学生の学年別、高校生、一般、家族などの13部門に320点の応募があり、そのうち87点が入選しました。 会場には、応募のあった全作品が展示され、「はねの音」「冬の便り」などと書かれた小学生の作品や、隣同士に並べられている家族の作品、「一期一会」などと書かれた個性あふれる高校生の書など、バラエティーに富んだ力作が並んでいます。 この市民書き初め展は、22日の日曜日まで開かれています。皆さんもぜひ、足を運んでみてください。
2012年01月20日
美濃加茂市が同市本郷町に建設していた東中学校の南舎普通教室棟の完成式が1月20日開かれ、渡辺直由美濃加茂市長をはじめ関係者ら約50人が祝いました。 この南舎は、昭和36年に建てられた旧校舎の老朽化とコンクリートの強度不足により立て替えられたもので、平成22年8月26日に着工され昨年12月15日に完成し、1月10日から使用されています。 関連する工事費を含めて総額8億6千万円をかけ、鉄筋コンクリート一部鉄骨造3階建て、延べ床面積3,623平方メートル(普通教室23教室、保健室、個別相談室、給食配膳室など)の施設を建てました。 また、新校舎は、木材をふんだんに使用した温かみのある空間が特徴で、全室に空調設備を完備、太陽光発電施設や中庭にはウッドデッキテラスとシンボルツリーが設置されています。 式典では、渡辺直由美濃加茂市長が「東中の生徒たちが多くの仲間と新たな歴史を刻み、将来にわたり大きく飛躍することを期待しています」とあいさつし、生徒を代表して同校生徒会長の西田昴平さん(3年生)が「昨年の大震災での校舎の倒壊から、校舎があることを当たり前と思わず、恵まれた環境に感謝しなければならない。東中の伝統である挨拶・掃除・合唱の3本柱を、感謝の気持ちを持って実践し継承していくことで50年後も100年後もきれいな校舎を維持していきたい」とお礼をしました。
2012年01月20日
美濃加茂市の古井小学校(片桐晃彦 校長)の児童が1月19日、春に玉ねぎやジャガイモ、秋にサツマイモの収穫をさせてもらったお礼をしようと、お世話になった同市の下米田地区シルバー人材センターの皆さんを招待して「おでんパーティー」を開きました。 この日、同小学校のおおぞら教室(特別支援学級)の児童15人は、招いたシルバー人材センターの人に、書初めやリコーダー演奏を披露したり、一緒になってじゃんけん列車遊びをしたりしました。その後、児童が学校で育てたダイコンのほかコンニャクやタマゴなど5種類の具を使った手作りおでんや味ご飯、フルーツヨーグルトを振る舞い、パーティーの最後にパンジーなどの鉢植えをプレゼントして感謝の気持ちを伝えました。 児童たちが「おじいさんたちと一緒におでんを食べて楽しかったです」などと話すと、参加した下米田地区のシルバー人材センターの人が「皆さんに招待してもらって嬉しかった。全部おいしくいただいた。また、シャガイモを掘ってもらえるよう準備しておくので来てください」と話しました。
2012年01月19日
美濃加茂市加茂野町にある加茂野保育園で16日、20年続く伝統の相撲大会「加茂野場所」が開かれ、園児約200人が熱戦を繰り広げました。 園児らはこの日のために自宅で練習を積み重ね、年齢ごとに五つのトーナメントに挑戦しました。 年長児は「れおのやま」や「ももかにしき」などお気に入りのしこ名を決め気合十分。手作りのまわしとちょんまげ姿で力士になりきり奮闘。本物の力士顔負けの投げを決めていました。 年長組の決勝戦、「だいきりゅう」と「こうきなみ」の取り組みは、だいきりゅうが制し、勝っただいきゅうりゅうは「うれしかったです」とインタビューに答えていました。 優勝者には、キャンディーやラムネの入った手作りの優勝カップが贈られました。▲年長児の決勝戦、「だいきりゅう」と「こうきなみ」の取り組み
2012年01月17日
加茂郡坂祝町にあるパジェロ製造労働組合の青木孝宏執行委員長が1月16日、美濃加茂市役所を訪れ、寄付金5万円を渡辺直由美濃加茂市長に手渡しました。これは、社会福祉活動に貢献していこうと同組合が従業員を対象に「歳末カンパ」を行い、その善意で寄付されたものです。 青木さんは「何か市で役立ててください」と寄付金を手渡すと、渡辺直由美濃加茂市長は「心温まるご好意に感謝します」とお礼しました。
2012年01月17日
新春恒例の初釜茶会が15日、太田本町の旧小松屋吉田屋住宅と太田宿中山道会館で行われ、多くの市民らが茶会を楽しみました。 旧小松屋吉田屋住宅では、太田宿の活性化を進める「太田宿草鞋の会」が主催。また、太田宿中山道会館では、NPO法人宿木が主催し、2つの会場で行われました。 太田宿中山道会館では煎茶が、旧小松屋吉田屋住宅では抹茶がそれぞれ行われ、両方でお茶を楽しもうと、中山道を行き来する人の姿も見られていました。 参加者からは、「気軽にお茶を楽しむことができてよかった」「床の間の飾りや、お菓子の選び方まで話が聞けて勉強になった」などと感想を話していました。
2012年01月16日
美濃加茂市の蜂屋小学校(渡邉由美子校長)で15日、子どもたちに昔ながらの伝統行事にふれてもらおうと、同校のPTAの役員らによってカルタ大会と左義長(どんど)が行われました。 この日、最初に行われたカルタ大会は、1、2年生は教室でカルタを、4、5、6年生は教室で百人一首を、3年生は体育館で「ジャンボかるた」を行いました。 この「ジャンボかるた」はことわざにちなむ44枚で、1枚が30センチ×43センチの大きさとなっています。読み手の母親委員さんが、「頭隠して、尻隠さず」や「猿も木から落ちる」などのことわざを読み上げるのを合図に、子どもたちは絵札に向かって一斉にダッシュ。頭から滑り込んで絵札を取る姿もありました。 カルタとりを楽しんだ児童たちは、同小学校のグラウンドに移動すると、保護者らも集まり約700人が見守るなか、2つのどんどに火がつけられました。10mを超える火柱が辺りを温かくするとともに、字が上手になるようにと入れられていた書初めが燃えて、その灰が高く舞い上がっていました。 しばらくして、火が落ち着くと、どんどのおき火で持ってきたお餅を焼いて食べたり、PTAの役員が作ったぜんざいを味わったりしました。児童らは焼きあがった餅を食べながら、「お餅を6個食べて、今年も元気に頑張るぞ」などと笑顔で話してくれました。
2012年01月16日
▲写真は左から、木村愛子さん、岸裕美子さん、村井修さん、堀部庫市さん、川合廣明さんです 美濃加茂市特産の高級干し柿「堂上蜂屋柿」の品評会が1月12日、美濃加茂市太田町にあるシティホテル美濃加茂で開催され、木村愛子さん(蜂屋町中蜂屋・84歳)が知事賞(金賞)に輝きました。 堂上蜂屋柿振興会(日江井康隆会長・会員68人)の会員が、一箱に3個の蜂屋柿をつめたセットを56点出品し、堂上蜂屋柿の特色である色や形、粉のふき具合のほか、風格などの審査を行いました。 審査委員長の可茂農林事務所農業普及課長の津田薫さんは「雨の多い年でしたが果実は大玉でした。12月になっても暖かい日が続き乾燥に苦労されたと思う。しかし、皆さんの努力により素晴らしいものができた」と講評しました。 また、金賞を受賞した木村愛子さんは「10年ぐらい堂上蜂屋柿づくりに取り組んでいます。雨降りてもどんな日でも毎日柿を見てきました。天日干しにしているときも、天候を気にしながら、物言わぬ柿に話しかけながら作ってきました。この先も頑張って作っていきたい」などと受賞の喜びを話してくれました。入賞者は次の皆さんです。 ・金賞(岐阜県知事賞) 木村愛子さん ・銀賞(美濃加茂市長賞) 岸裕美子さん (めぐみの農業協同組合長賞) 村井 修さん ・銅賞(美濃加茂市議会議長賞) 堀部庫市さん (美濃加茂市観光協会長賞) 川合廣明さん ・佳作 納土洋一さん/堀部邦彦さん/山田隆一さん/堀部直樹さん/JA加工場さん
2012年01月13日
暗いニュースが多い中、心を和ませてもらおうと、美濃加茂市役所の玄関ロビーで1月10日から「笑顔の写真展」が開かれています。 これは、市の乳幼児学級に参加している0歳から3歳までのお子さんの笑顔を撮った写真約130点を展示しているもので、乳幼児学級の活動を広く知ってもらうねらいもあり、1月20日まで展示されています。 市役所に来庁されたお客さんは、パネルの前で足を止めて「かわいい」とか「表情がいいね」などと話していました。
2012年01月13日
▲写真は右から松田明彦さん、ヨーコ ゼッターランドさん、斉藤信治さんとスタッフ ぎふ清流国体のバレーボール競技が今年10月に美濃加茂市で開催されることから、バレーボールの魅力に触れてもらい国体開催への機運を高めていこうと1月9日、美濃加茂市のプラザちゅうたいで「バレーボール教室」が行われ、市内外から小学生とその親や指導者ら154人が参加しました。 この日の教室は、アトランタ五輪で活躍されたヨーコ ゼッターランドさん、バルセロナ五輪で活躍された松田明彦さん、北京五輪で活躍された斉藤信治さんの3人の元オリンピック選手を講師に迎えて行われました。 教室は、最初にストレッチや基本の構え、ボールを使ったアップの大切さなどを3人の元オリンピック選手が自ら体を動かして説明し、参加者らと楽しく練習しました。 続いて、ヨーコ ゼッターランドさんによるトスの練習では「ボールを次の人につなげる気持ちを忘れないで」とアドバイス。斉藤信治さんによるアタックの練習では「高く飛ぶには、飛ぶ直前に肘を強く後ろに引くとよい」「強いアタックを打つには、打たない方の手を強く後ろに引くとよい」などのコツをアドバイスしました。 参加した小学生は「アタックするときは、迷い足・決め足・踏み込み足でステップすることを学んだので、練習してうまくなりたい」などと感想を話していました。 最後に、ヨーコ ゼッターランドさんが「スポーツにはチャレンジする楽しさがあります。できなかったことができるようになる楽しさを味わってほしい」と教室を締めくくりました。
2012年01月12日
子どもたちにカルタを通して遊びながら「言葉」と「文字」に親しんでもらおうと8日、中央図書館で「カルタ大会」が開かれ17人の子どもたちが参加しました。 この大会では、美濃加茂市を題材に作られた「郷土カルタ」や、「机をつる」「さむぼろ」など岐阜県の方言をテーマにした「岐阜県方言かるた」、童話や昔話をカルタにした、1枚が縦43センチ横30センチ大にもなる「ジャンボカルタ」の3種類のカルタを使って行われました。 室内いっぱいに並べられた「ジャンボカルタ」では、読み手の図書館職員が「はなさかじいさん」や「ヘンゼルとグレーテル」、「桃から生まれた桃太郎」など、本のタイトルや内容を読み上げるのを合図に、子どもたちは絵札に向かって一斉にダッシュ。頭から滑り込んで絵札を取る姿もありました。 子どもたちは「たくさん取れてよかった」「同じ字でも、ひらがなとカタカナの違いがあって難しかった」などと笑顔で話していました。
2012年01月12日
美濃加茂市の文化会館で1月8日「2012年みのかも成人式」が行われ、487人(対象者666人)の新成人が参加しました。 同市の成人式は、新成人13人による成人式実行委員会のほか、実行委員会OBらでつくる「みのっち」が協力して企画運営。今年は、「『歩』生きるあかし」をテーマに行われました。 式は、同実行委員会のメンバーによる太鼓の演奏で始まり、市長の式辞、思い出スライドショー、新成人突撃インタビューなどが行われました。 渡辺直由美濃加茂市長は、新成人に対して「自覚と責任を持ち、希望と活気に満ちた社会人として、新しい時代の担い手となり、社会の中で輝かしく活躍されることを期待しています」と激励しました。▲成人式実行委員会のメンバー13人
2012年01月11日
美濃加茂市山之上町にある平成記念公園日本昭和村を発着点とした「第6回みのかも日本昭和村ハーフマラソン大会」が1月8日に開かれ、過去最多の約4,813人のランナーが完走しました。 園外周辺コースを使った本格的なハーフマラソンやロード10キロ、園内コースの5キロ、3キロ、2キロの5種目26部門に、東北から九州までの小学生から88歳までの選手が参加し、白い息をはきながら自然豊かな里山を駆け抜けました。 2キロのファミリーの部では、親子で手をつなぎ走る様子がみられたり、着ぐるみや仮装姿で走るランナーもいたりして、大会を盛り上げていました。 また、会場では地元産の野菜を使った「かも丸鍋」の無料配布や、美濃加茂市の特産品販売なども行われ、市内はもちろん、市外県外から訪れた多くのランナーたちをもてなしていました。 ハーフマラソン男子の部の総合優勝は、関市の今田敦士さん(29歳)、女子の部の総合優勝は、愛知県豊田市の下川友美さん(41歳)で、それぞれ初優勝とのことです。 ハーフマラソン各部門の優勝者は、次のとおりです。・ハーフマラソン男子(39歳以下)優勝 今田 敦士さん(関体協)・ハーフマラソン男子(40歳代) 優勝 岩田 卓也さん(美濃加茂市役所)・ハーフマラソン男子(50歳代) 優勝 下川 勝彦さん(愛知県)・ハーフマラソン男子(60歳以上)優勝 中村 利夫さん(愛知県)・ハーフマラソン女子(39歳以下)優勝 佐々木英里さん(富山県)・ハーフマラソン女子(40歳以上)優勝 下川 友美さん(愛知県)
2012年01月11日
「柿寺」として親しまれる美濃加茂市蜂屋町の瑞林寺で1月8日、伝統の高級干し柿「堂上蜂屋柿」を抹茶や紅茶で味わう茶会が開かれました。 瑞林寺は室町時代、10代将軍足利義稙に蜂屋柿を献上し「柿寺」の称号を与えられたとされています。さらに、豊臣秀吉や徳川家康にも献上し、寺領の付与や村人の諸役免除の特権を得たと伝えられています。 茶会は、堂上蜂屋柿振興会が主催して毎年開かれ、上品な甘さの堂上蜂屋柿はお茶にもよく合い、訪れた約350人が堪能しました。会場では、堂上蜂屋柿の販売もあり、なかなか手に入らない名品を求め、大勢の人が買い求めていました。
2012年01月10日
美濃加茂市消防出初め式が1月7日、美濃加茂市島町の文化会館で行われ、市内各地の消防団員や可茂消防事務組合の職員ら約200人が参加しました。 式典では、渡辺直由美濃加茂市長が昨年3月に発生した東日本大震災や一昨年・昨年と続いた台風による水害などに触れ「消防人としての高い誇りとその職務の重要性を深く認識し、心身の鍛錬に努め、市民の厚い信頼と期待に応えてほしい」とあいさつしたほか、尾石文雄市消防団長の訓示や国会議員ら来賓の祝辞、団員表彰が行われました。 式典後、団員らは子どもたちを乗せた消防車両とともに市街地を行進し、木曽川緑地ライン公園に到着すると、空高く一斉放水をし、防災、防火への決意を新たにしました。
2012年01月10日
みのかも文化の森により親しんでもらおうと、市内の小学生を対象として会員制で活動している「フォレスタくらぶ」のメンバー12人が1月6日、同施設内にある生活体験館(まゆの家)で百人一首を行いました。 これまでにも「フォレスタくらぶ」では、森を散策、彫刻や干し柿作りの体験、野鳥の観察などさまざまな取り組みが行われています。 今回は、同施設内で開催中の「没後50年 津田左右吉展」を学芸員の解説を聞きながら鑑賞したのち百人一首を行いました。参加したメンバーは、百人一首の歴史を学んだ後、読み手の読む句に合わせ並べた札から札を探し「はい」と札を取り百人一首を楽しみました。 百人一首は初めてだという日江井颯斗くん(蜂屋小2年生)は「最初は難しかったけど、たくさん取れて楽しかった」、また、佐々木彩乃さん(太田小3年生)は「たくさん取れたけど、家に百人一首の本があるので勉強してもっとたくさん取れるようにしたい」などと感想を話してくれました。この日の最後は、甘くておいしいぜんざいをみんなで食べて解散しました。
2012年01月06日
美濃加茂市の成人式が8日に開催されるのを前に、新成人でつくる実行委員会のメンバー13人が1月4日の夜、美濃加茂市前平町にある前平公園管理棟で、成人式のオープニングで披露する和太鼓の練習を行いました。 美濃加茂市の成人式は、実行委員会のほか、実行委員会OBらでつくる「みのっち」が協力して企画運営が行われています。 和太鼓は、成人式を盛り上げようと新成人らが2003年からほぼ毎年演奏されているもので、今回も昨年11月から週1回、地元の和太鼓グループ「美濃國御神火太鼓」の指導で練習を重ねてきました。 実行委員会のメンバーは、太鼓の演奏は初心者ばかりでしたが、この日の最後の練習では、ばちを上手にさばき、息をあわせて迫力ある和太鼓の音を響かせていました。 成人式の当日は、会場となっている美濃加茂市文化会館で、新成人666人を代表し、演目「成人祝太鼓」などを披露します。 実行委員長の尾石千夏さん(20歳・専門学生)は「太鼓をたたくと身が引き締まります。いい音を出すだけでなく、メンバーの動きを合わせることも大切だと感じました。一生に一度の成人式だからこそ、20年間お世話になった友人や家族に感謝の気持ちを伝えたい」と話していました。
2012年01月05日
子どもたちやお正月に里帰りした人たちに懐かしい昔のお正月の遊びを楽しんでもらおうと、特定非営利活動法人「宿木」(佐光広重理事長)が太田宿中山道会館で、お正月遊びイベントを開催し、市内外から約300人が参加しました。 最初に佐光理事長が「昔の遊びを通して昔を偲んでください」とあいさつ。続いて、「浦安の舞」を雅楽の演奏に合わせて鈴舞がオープニングとして披露されました。 この後、参加者らは、たこ揚げ大会やもちつき大会などを楽しんだほか、開場のあちらこちらに用意された竹馬、コマ回し、羽突きなど昔のお正月の遊びを体験して、会場は笑い声や歓声に包まれていました。
2012年01月04日
美濃加茂市は同市太田町の生涯学習センターで1月4日、市教育委員会を含む6部28課の部課長ら約40人が出席して仕事始め式を行いました。 この中で、渡辺直由美濃加茂市長は、今年の市の経営方針として「教育・活力・安心」を掲げ、市民の皆さんが「幸せ」を感じ「成功」できるまちをめざすため、2007年に掲げた「みのかもWAY」のやる気の「や」(意識改革)、サービスの「さ」(市民満足度の向上)、知る・知らせるの「し」(情報公開)、いっしょにの「い」(共生・協働)、学びの「ま」(学習・創造)、チャレンジの「ち」(継続的挑戦)、これらのことが色あせることなく益々重要になってくると訴えました。
2012年01月04日
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 中心市の美濃加茂市と加茂郡の町村が一対一で連携し、共同で施策を進めることで都市機能整備や定住化を図ろうとしている定時由自立圏構想。1月1日、そのマスコットキャラクター「かも丸」と「かも美」にインタビューしました。 皆さん、新年明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いします。 おかげさまで、昨年は加茂郡全部の町村と協定が締結できました。 今年は、それをカタチにして、皆さんの住みやすさにつなげていけたらと思います。 いろんな取り組みの計画があるようです。今から、とても楽しみです。 「かも丸」も「かも美」も、いろんなところへ出掛けて、 取り組みの応援やお手伝いを頑張ります。皆さんも、応援よろしくお願いします。 今年1年が、皆さんにとってよい年になりますように願っています。 今年も「みのかも取材日記」でまちのHOTな情報を発信していきます。よろしくお願いいたします。
2012年01月01日
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