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コーニッシュ・パスティ

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2003年05月08日

ロンドンにバスで戻ってからvictoria駅で再びeasyCar（こんどはメルセデスのオートマ）を借り、バースまでドライブ。高速を使って1時間半くらい。途中道路からウィンザー城らしい威容も眺めます。

バースBathは、ロンドンから便利な観光名所だけあって、居心地よい美しいアコモデーションがたくさんあるようです。今回泊まったのは、運河を見渡す丘のうえに建つTasburgh House Hotel。広大な敷地にピンクと白のりんごの花が咲き乱れていました。部屋も愛らしいしつらえ。マダムが美人。

フル・イングリッシュ・ブレックファストも楽しみ（しかしこれはうちで作ったほうがおいしい）、市内見学へ。
バースは、古代ローマのお風呂の遺跡で有名ですが、17世紀から社交場として栄えた町で、花と橋と建物がきれい。小さいので徒歩で周れます。ブタペストみたいに（行ったことはなし）ローマ風呂に入れたらいいのに、と温泉好きは思うけれど、硫黄分の強いお湯は殺菌していないので触ってはいけません（ぬるっとしてます：笑）。リボンやフリルや刺繍やレースに目がないわたしは、アッセンブリールーム（18世紀の社交室）にある衣装博物館をチェック。夫は「つまらなかった」と申しておりましたが、映画「エマ」でグィネス・パルトロウが着ていたようなドレスや靴や帽子から、現代のモードまで、きれいなものがたくさんあってわくわくしました。18～19世紀の作家ジェーン・オースティンの博物館は、中には入らず入り口のお土産売り場のみ物色、額に入れて飾りたいくらいきれいなプリント包装紙（古い細工ボタンや、衣装、カップの柄など）を購入。

ドライブしながらの帰路。スタウアヘッドStourheadという18世紀のお庭や、ソールズベリーSalisburyの大聖堂などを見て行きます。イングランドに住むわたしたちには「カントリーサイドってどこを走っても同じ・・・」な景色も、最初で最後になるかもしれない義母には、感動的なほどに美しかったよう。ロマンチックが大好きで、植物を愛する義母は、フランスよりもイギリスが、いたく気に入ったようでした。

Tasburgh House HotelのHP→ http://www.bathtasburgh.co.uk
イギリスのミシュラン、AAの旅行情報検索サイト、ホテルやパブが探せます→ http://www.theaa.com/getaway/index.html

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