MIAWわーるど

2013.09.30
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朝、ホテルから最寄駅までタクシーで10€したので

帰りは1時間に1本のバスに乗れたらいいと思いました。

最寄駅で下車したとき、ちょうど、ホテル方向の番号のバスが来たので

それに乗りました。

朝、1日乗車券を買ったので電車も路面電車もバスも乗れます。

だんだん街を離れ、森の中の道に入ったので

たぶん、ホテルの方向だろうと思っていました。

大きな交差点のところで、直進方向に

「→Hotel Gravenbruch」の出ていて

「あれ?」と思ったのですがその看板が「Kempinski」のことを指しているのか

瞬時に気が付きませんでした。

バスはその交差点を左折し、直進方向には行かず。

そのうちにバスは住宅街の奥に入って行ってしまいました。

そのときに自分の部屋から見えたあの高層アパートメントらしい

建物が見えたので

どうやら私はホテルの近くを通り過ぎてしまったと気づきました。

途中で下りても反対方向のバス停がわからないかもしれないので

終点まで乗って行きました。

終点で折り返し運転をするのかと思ったのですが

一方通行の道で止まり

運転手が下りてタバコを吸い始めました。

戻りが同じ道を通るかどうかわからないし

バスの発車までかなり時間がありそう...。

18時過ぎたら店も閉まり

通行人もぱたっといなくなってしまうので

少し、前のバス停まで歩き、通行人のおばさんに

「この辺りでタクシーに乗れるところは?」と聞きました。

「タクシーは電話しないと来ないわね。私はタクシーの電話番号を

知らないから、ごめんね。」と。

もう一人の通行人のおじさんは

「そこの売店で電話してもらいなよ。」

最初のおばさんが「でも、もう6時だから売店は閉まってしまうよ。」

そのとき18時20分前でしたが既にシャッターを下ろしている

お店もありました。

「カフェなら開いてる。」と言って

おじさんがカフェまで付いてきてくれました。

カフェに入り、事情を説明しました。

カフェのおにいさんは電話を手に取り

「で、あなたはどこに帰るの?」と。

「ケンピンスキー」と言ったら

「ケンピンスキー?」と言ってにっこり笑い

「ケンピンスキーだったら、ここから歩いて行けるよ。(笑」

 簡単な地図も書いてもらいました。

歩いて7,8分かな...とのこと。

前日、18時20分ぐらいで薄暗くなったので

それまでにはホテルに帰れます。

「ありがとう!」と言ってそのカフェを出ました。

181.JPG

カプチーノを一杯いただきたかったのですが

時間的にもう余裕がなく...

イタリアンカフェでインドの服装をした女性(奥さん?)もいて

インド料理もあるみたいでした。

なに人なのかわかりませんでしたが

本当にありがとう!

次の日が日曜日でお休みじゃなかったら、お礼がてら

歩いてもう一回行ったのに。

もう、ここに行く機会はないと思うけど、

もしも、どなたかGravenbruchのPapillonというイタリアン&インド料理の

お店に立ち寄る方がいらっしゃいましたら

よろしくお伝えください。

帰路、スーパーの駐車場で犬を連れた日本人(?)のご夫婦を

見かけましたし

道の向こうで子供さんとサッカーボールを持って

家に帰る感じの東洋人のお父さんがこちらを見て

頭を下げられましたので

こちらも頭を下げました。

そういうことをするのは日本人か韓国人くらいだと思います。

この界隈にも日本人が住んでいるのかもしれません。

考えてみれば、私が住んでいた街よりも

フランクフルトの繁華街には近いので

車さえ運転できれば、とくに生活に問題ないと思いました。

森の脇の道を通って帰りました。

私はホテルを囲っている森の「向こう」に来ていたようです。

結局、先ほどの大きな交差点の「→Hotel Gravenbruch」という標識は

私の宿泊先だったのです。

その交差点のバス停で下りればよかったのです。

森の脇の道はなんか動物が出てきそうで

赤ずきんちゃんになったような気分でした。






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Last updated  2013.09.30 11:02:24 コメントを書く
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