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私の株式投資本オールタイムベストシリーズでこの後上位で紹介予定の超名著である、「システムトレード基本と原則 トレーディングで勝者と敗者を分けるもの (ブレンド・ペンフィールド著、パンローリング社)」。とにかく驚くほど率直に誠実に「投資の真実」が書かれており、無名ですがべらぼうに良い本です。

トレーディングで成功するための本当の秘密はただひとつ。損失を管理すること。 成功するためには、損失の管理にすべてのエネルギーと決断力を集中する必要がある。 」と語っています。私は実にそのとおりであるといつも思い、実際にPFの損失管理に最大限の注意を払い続けています。
前置きが長くなりました。毎月わりと好評を戴いております「PF含み損ランキング」ですが、その最新版公表の日がやってきました。私の 「失敗と過ちの分かりやすい一覧表」 である、2015年10月16日現在の最新のPF含み損ランキングトップ25を一気に見て行きましょう。

保有全539銘柄中の含み損ダントツ1位には、名古屋の名門商社で超レアな名証1部単独上場銘柄でもある7485岡谷鋼機が初登場しました。ここは何でこんなことになったのかと言うと、元々今年の夏前の市場環境が絶好調だった時にキャッシュポジションが余っていたので消去法的に指標的に安かったここをチビチビ買い増ししていた所、その後の市場の暴落局面で大きく下がり自然に含み損銘柄に転落したものです。
以前3232三重交通GHDの名証1部から東証1部への昇格イベントがあった時に超主力として勝負して大きな利益を上げられたという楽しい思い出から名証1部銘柄に好印象を持っていたこと、更にはもうずっと昔ですが友人が岡谷鋼機の本社ビルに勤務していてその当時プータロー同然で暇を持て余していた私は良くビルのそばで待ち合わせをしてご飯を食べに行ったり遊びに行ったりしていたのですが、その頃に「凄いカッコいいビルだなあ。名古屋財界の雄はやっぱり違うなあ。」と感嘆していた懐かしい記憶、こういったものが今回の岡谷鋼機への投資判断の甘さに繋がったものと深く反省しています。
グレアム直系の歴戦のバリュー株投資家であるジョエル・グリーンブラットがその 名著「グリーンブラット投資法」 で示唆していた通り、

命を懸けた戦いの場である株式市場では、
ノスタルジーは死を招く
ことがあるんですね。
2位には東証1部昇格期待の6240ヤマシンフィルタが前回の3位から更に順位を上げて登場してきました。ここは元々は準主力候補としてチビチビと買い増しをしていたのですが、途中で「いや待て。何かが違うぞ。」と本能が強く囁いたのでその瞬間に買いの手をピタリと止めたのでした。ヤマシンは肝心の業績推移が非常に悪くそれが最大の問題です。「東証1部昇格銘柄先回り投資法」がどれだけ有効性の高いものであるとしても、前提となるファンダメンタルズが劣悪ではどうしようもない、ということをここヤマシンフィルタが身を持って証明してくれていますね。
9位で地方スーパーの8167リテールパートナーズは、地味ですが実に悪くない銘柄と思います。含み損状態の私が言うのでは説得力が全く足りないですが(笑)、保有されていない優待族の方はこの位置なら参戦を検討できるのではないでしょうか?
さてこれで今回のPF含み損ランキングは終了です。PFから含み損銘柄が無くなり次第このシリーズは終了の予定なので多分今回が本当に最期になるものと考えています。 それでは皆様、万一ご縁がありましたらまたいつの日かまたお会いいたしましょう。
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