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さて今日は久しぶりに 「株式投資本オールタイムベスト」シリーズ をお送りします。第25位は、
敗者のゲーム 原著第3版 (チャールズ・エリス著、日本経済新聞社)
です。「大半のプロは市場平均に負けている。だが成功する秘訣はある。それはインデックスファンドを買うことであり、アメリカ最高の投資家のウォーレン・バフェットも個人投資家にはインデックスファンドを推奨している。」というエヴィデンスレベルの高い考察とシンプルで力強いメッセージで、 インデックス系の投資家の方達の「聖書」 となっている

私の手元にあるのは1999年発売の原著第3版となります。自分が株式投資の世界に入った最初期に出会って当時何度も読み返した本であり、今回久方振りに懐かしく読み返したのですが改めて良い本だなあ、としみじみと感じました。
私がこの本から学んだ最大のメッセージは、
投資家は「稲妻が輝く時に」市場に居合わせなければならない。
という重要な教訓でした。

これはあまりにも有名なグラフですが、 1982~1990年の8年間の期間で市場が上昇したベストの10日を逃しただけでどれほどパフォーマンスが悪化するのか(18%→12%) を示しています。つまり、
我々投資家は良い時も悪い時も、常に市場に留まり続けなければならない、そうしないと「稲妻の輝くとき」を逃してしまう
ということです。
市場の将来を自力で予測して、「マーケットタイミング」に賭けるというのは、「悪魔の囁き」であり決して耳を傾けてはならない
というのがこの本のメッセージなんですね。
私がどのような市場環境下でも常にフルインベストメントを貫いて来れたのは、赤ちゃん投資家だった頃に出会ったこの本の影響が非常に大きかった
んだな、と今改めて思います。このような傑作を投資家としての最初期に読むことが出来たのは幸運だったなと感じています。 我々アクティブ投資家にとっても得るところの多い、まさに名著 ですね。
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