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ユージン・ファーマとケネス・フレンチによる1992年の論文が、 ファーマ・フレンチの3ファクターモデル を生み出した。 このモデルは、市場ベータにサイズとバリューのファクターを付け加えたもの である。
割安な資産は割高な資産をアウトパフォームする傾向にあるとするバリューファクターを付け加えたことで、ベンジャミン・グレアムとデビッド・ドッドを先駆けとするバリュー投資のスーパースターたちの優れたパフォーマンスを説明することができるようになった。
バリューファクターは、HMLとも呼ばれる。つまり、BMR(Book-to-Market Value : 簿価時価比率。簿価を時価総額で割った値。)の高い(High)銘柄のリターンから、BMRの低い(Low)銘柄のリターンを差し引いた(Minus)ものということである。
そして、BMR比率が最も高い上位30%をバリュー株、最も低い30%をグロース株と定義する。その中間に属する40%はコア銘柄と考えられている。 1927~2015年までの期間におけるアメリカ株のバリュープレミアムは年4.8% であった。
アメリカでは1952~2015年の期間において、BMRで測ったバリュープレミアムは年率4.1%(T値=2.9。 T値(T-stat)とは統計上の優位性を示す指標。一般に、その値が2を上回れば、ランダムなノイズではなく有意であるとされ、数値が大きくなるほど、信頼度は高くなる。)PCFR(株価キャッシュフロー倍率)で測ったバリュープレミアムは年率4.7%(同2.4)、PERで測ったバリュープレミアムは年率6.3%(同3.4)であった。
さまざまな定義に照らしてもバリュープレミアムが見て取れるだけでなく、これら代替的な指標の多くでリターンはより高いものとなった のである。
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