みきまるの優待バリュー株日誌

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Jun 30, 2019
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カテゴリ: 株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト89位







 投資哲学を作り上げる (フィリップ・フィッシャー著、パンローリング社)











 の最終回第8弾です。









 今日は 結論 から。







 さてここまでが半世紀以上にわたる私の実務経験から生まれた投資哲学である。恐らく鍵となるものは、以下に挙げる8つのポイントに集約されるだろう。




 1. 長期的に利益が劇的に拡大するための規律ある計画を持っており、新規参入企業にとってはその市場の拡大にあずかるのが困難な内在的な質を持つ会社を買うこと。




 2. その会社を人気のない時期に買うこと。




 3. けっして短期的な理由で一番魅力的な株式を売ってはならない。




 4. 主に大きなキャピタルゲインを求めている人は、配当には重点を置かないようにする。最も魅力的なチャンスは、収益力が高くても配当の支払いが少ないか全くないグループに見つけられる。利益の大部分が配当として株主に支払われているような会社に大きなチャンスが転がっている可能性はかなり低い。

















5. 何度か間違いを犯すということは投資で大きな利益を手にしようとする場合には付き物のコスト。。。いくつかの銘柄で小さな損失を喫し、将来性の高い銘柄で利益を積極的に伸ばしていこうとすることは、良い投資マネジメントの表れである。




 6. 本当に素晴らしい会社の数は比較的少ない。その株式は魅力的な価格で買うことが出来ないことが多い。よって魅力的な株価のものが存在するとき、その状況を最大限に利用すべきである。資金は最も望ましいチャンスに集約されるべきだ。




 個人投資家の場合、異なる銘柄に20以上分散しているならば、資産運用能力がない証拠である。10~12が通常は良い数だ。。。個人投資家の持ち株が20銘柄に近づいてきたら、最も魅力のない銘柄から最も魅力のある銘柄に入れ替えるのが理想的である。




 7. 金融界で支配的な意見を何でも無闇に受け入れないこと。そして単に反対するためだけに支配的な意見を頭から拒否しないこと。。。自分の判断力が自分自身を正しいとしているときに「大勢に向かう」行動をする精神的な勇気を出すこと。




8. 成功に大きく影響することは一生懸命に働くこと、知性、素直さの組み合わせである。















 どうでしょう? フィリップ・フィッシャーの8原則、凄くないですか?









 私も常に彼のこれらの金言を頭の片隅に留めて日々市場で戦っています。








 さて、これでこの本の紹介は終わりです。真の傑作ですね。未読の方は是非。(終わり)





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Last updated  Jun 30, 2019 10:54:46 AM
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