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外部環境の不確実性が増している中で、ディフェンシブな低PBR銘柄に注目したい。
PBR(株価純資産倍率)は、株価が企業の資産価値(解散価値)に対して割高か割安かを判断する指標だ。フロー(業績)の成長性ではなく、ストック(資産)に注目する考え方である。
しかし、通常のPBRには、企業のバランスシートに反映されない「含み益」が考慮されていない。
上場企業は賃貸等不動産の時価と簿価を有価証券報告書に記載しており、その差額から含み益がどれだけあるかが分かる。そこで純資産に含み益を足して計算すれば、「実質PBR」を算出できる。
通常のPBR=時価総額÷純資産
実質PBR=時価総額÷(純資産+含み益)
ここで考えなければいけないのは、含み益の取り扱い方だ。資産の含み益は売却しなければ利益が実現しない。ただ売却益には税金(法定実効税率30%)がかかる。そこで本稿では、税金を控除した含み益を計算に採用。時価総額50億円以上、税控除後の含み益が30億円以上の銘柄に限定して実質PBRが低い順にランキングを作成した。
ランキングには老舗の土地持ち企業がずらりと顔を並べた。首位の駒井ハルテック( 5915 )は、駒井鉄工とハルテックが2010年に合併して誕生した鉄骨・橋梁の大手。ここ10年の営業利益の変動は激しいが、2013年3月期を除き黒字を計上。自己資本比率も50%台と盤石、配当利回りは4%台半ばだ。
1907年設立、ジャスダック上場のニッピ( 7932 )は、ゼラチン、コラーゲン、化粧品等が主力。8月7日に発表された第1四半期決算(2019年4-6月期)では原料高一服効果もあり営業益が前年同期比2.2倍で着地。株価も7月以降の上昇トレンドを維持している。

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