みきまるの優待バリュー株日誌

みきまるの優待バリュー株日誌

PR

Profile

みきまるファンド

みきまるファンド

Free Space

免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

Calendar

Favorite Blog

この実体経済のどこ… New! MEANINGさん

征野ファンドの運用… New! 征野三朗さん

メモ New! 4畳半2間さん

ウと英の情報機関は… New! Condor3333さん

1841サンユー建設MBO… Night0878さん

【株価】レーティン… わくわく303さん

減酒2日目 slowlysheepさん

週間パフォーマンス… らすかる0555さん

【重要なお知らせ】… 楽天ブログスタッフさん

AI競争は中国が勝つ… fuzzo728さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Sep 10, 2025
XML
カテゴリ: 投資本書評
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト150位




 ブラックスワン(ナシーム・ニコラス・タレブ著、ダイヤモンド社、2009年)




 の第4弾です。 今日も引き続き プロローグ から。









 ​
日常はまったく日常的ではない


 実際、普通のことなんて、だいたいはどうでもいい。


 社会生活ではほとんどなんでも、めったにはないが余波は大きいショックやジャンプで、ものごとが進む。それなのに、社会生活にかかわる研究と言えば、ほとんどすべて「普通」にばかり焦点を当てている。「ベル型カーブ」を使って推論するやり方なんかはとくにそうで、あれではほとんど何もわからないのと同じだ。


 なぜ? ベル型カーブは大きく外れた値を無視するし、そもそも扱えない。それなのに、なんとなく不確実性を飼いならした気になってしまう。この本ではベル型カーブをGIFと呼ぶ。壮大な知的サギ(Great Intelletual Frand)だ。












 このタレブの「
普通のことなんて、だいたいはどうでもいい。」という指摘はとても大切と思います。何故ならカオスや恐怖や欲望が主に支配するマーケットでは「普通である、常識人である」ことは途轍もなく危険なことだからです。




 名著  ベスト・ルーザー・ウィンズ(トム・ホウガード著、パンローリング、2024年)







 の中で、ホウガードが喝破している通り、​ 「普通では負ける」 ​ のが市場の万物普遍原則です。改めて普通の人の失敗率を見ておきましょう。




​​





 つまり、不可思議極まりないマーケットの世界では、奇人・変人・狂人の方が遥かに有利だし、逆説的に言うと「変わっていないと生き残れない」ということです。





 我々コサカスはよく 「社会不適合者界の強者」 と称されますが、これは正に「言い得て妙」です。後、今思い付いたので追加で書いておきますが、株クラの凄腕はよく「非常識だ」という切り口で「常識警察」の方々からネチネチと攻撃されますが、これは「呼吸をするように当たり前の事」でもあります。





​「もしもあなたが極めて常識的な人間であるならば、もう既に白い灰になっていてここまで生き残ってはいない」​





 不思議極まる世界なんですね。(続く)









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Sep 10, 2025 06:30:46 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: