みきまるの優待バリュー株日誌

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Sep 14, 2025
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カテゴリ: 投資本書評
​​​  さて今日は株式投資本オールタイムベスト150位




 ブラックスワン(ナシーム・ニコラス・タレブ著、ダイヤモンド社、2009年)




 の第6弾です。









 今日は、第7章 希望の控えの間で暮らす から。


 ​
世界の移り変わりは速すぎて、私たちの遺伝子はとてもついていけない。私たちは水の合わない環境で暮らしているのだ。







 ​




 それが今では、頭の回転の遅い30歳のアナリストがマンハッタンのダウンタウンにある会社からやってきて、あなたの業績を「判断」し、そのうえ痛くもない腹まで探ってくる。彼は毎度毎度決まったような業績が好きだ。そしてあなたが一番縁遠いものといえば、毎度毎度決まったような業績なのである。








 上場企業には常にこういう高いプレッシャーがかかっているので、「業績の凸凹を減らそう」というインセンティブがどうしてもかかります。マジックのネタバラシになってしまうので細かくは言いませんが、ここには投資家として付け込む余地がたんまりとたくさんあります。(笑)





 ​
 大事なことが衝撃的でもあるところ



 私たちの情緒の仕組みは、因果が線形である場合向けに設計されている。たとえば、毎日勉強すれば、勉強量に比例して何かが身につくだろうと期待する。どこかへ向かっている感覚がないと、情緒が働いてやる気をなくさせようとする。



 でも、今の現実では、線形で前へ進み続けて満足させてくれる進歩なんてありがたいものはめったにない。ある問題について一年間考え続けて、結局何もわからないなんてこともある。それでも、何も得られなかったことにがっかりしてあきらめてしまわなければ、ある日突然何かがわかるのだ。









 私はこの「株式投資本オールタイムベストシリーズ」を10年前の2015年に開始しました。始めて数年は「この本の書評は難し過ぎて無理だな」ということがたくさんありました。書けずにパスした名著も多くありました。





 ところが5年以上経過した頃になると、数年前には歯が立たなかったはずの本に関して、「あれ? 今なら書けそうな気がする」と思ってやってみると、実際にすらすらと書けることが増えてきました。そして10年が経過した今では、かつての自分が書いた書評を読み返した時に、「あぁ、この頃は実際にはあまり理解せずにあやふやに書いてたんだな。」と感じることが多くなりました。




 まさにタレブの言う通りで、私の脳みそに「非線形的な進化」が起きたんですね。(続く)



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Last updated  Sep 14, 2025 04:24:45 PM


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