PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
(二宮尊徳の会は第1回目報徳講座から対話方式が伝統 ?!
)
柴田順作(権左衛門)
・文化 11 年( 1814 ) 5 月 8 日駿州庵原郡原村(清水区原)に柴田家の 10 代目として生まれる。
・柴田家では藤づるで編んだ背負縄(しょいなわ)が家宝で「子々孫々に至るまで、先祖の艱苦を忘るべからず」。
・最盛期は「米倉が七軒あり、静岡までの三里を他人の土地を踏まずに行けた」(西ヶ谷可吉「二宮翁と柴田順作」)
・6代目が財産を減じ、 9 代目(父)の時、「不仕合せが続き」「借財がかさみ」、順作が 20 歳で相続したのは僅かの田畑、山林、土蔵 3 つ。村役も継承し天保 13 年には村借は 300 両。
・順作は憂うつ病になり、入湯と称して、竈(かまど)新田の小林平兵衛の家を尋ねた。平兵衛は 20 歳前勘当された時、柴田家 8 代目良蔵が助けてくれ、柴田家に厄介になっていた。
次第では先生に紹介してやろう、年賦金も借りてやるが、どうだ?賛成なら明日すぐ連れていこう。
順作 それは余りに急のこと、それに実家には入湯のため伊豆へ行くと言ってきたので、一旦郷里に帰って親類の者とも相談の上、再び出向きたい。
平兵衛 そんなに迷っているようでは駄目だ。 わしの意見に従うなら、一旦郷里で死んでわしの弟子に生まれかえって来なければいけない。
(順作は決心し翌日平兵衛に連れられ桜町さして行った)
祖母 どういうご縁で二宮先生の所へ参るのですか?
順作 私は平兵衛さんがあまりに熱心に勧めるので。なにやら平兵衛さんにだまされて、野州の二宮とかという人の所へついて行くところです。
祖母 イヤそれはとんでもないことをおっしゃる。なんという不思議のご縁で二宮先生をおたずねする。
もったいない幸せではありませんか
山寺の鐘つく僧は見えねども四方(よも)… 2025.09.18
『遠州報徳の夜明け』 2025.09.17
「森町史」 報徳運動の形成と発展 その… 2025.09.16