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2025.07.29
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カテゴリ: 健康・元気
【衝撃】農地で使われる「汚泥肥料」に大量の有害物質?「発がん性化学物質やマイクロプラスチックが含有している」英BBCが指摘


BBCの最新ニュースによると、イングランドとウェールズの農地には、約350万トンもの下水汚泥(下水処理で生じる固形廃棄物)が肥料として使われている。これはオリンピックサイズのプール900個分の量。汚泥肥料(※)は安価(場合によっては無料)で、農家が自ら散布することが多い。しかし、活動家や専門家からは、この下水汚泥に発がん性化学物質やマイクロプラスチック、その他の産業汚染物質が含まれている可能性があるとして、長年にわたり懸念の声が上がっている。英国環境庁の元長官エマ・ハワード・ボイド氏がBBCに語ったところによると、同庁も下水汚泥が有害な物質で汚染されている可能性を2017年から把握していた。この物質には、永久に残る化学物質“フォーエバーケミカル”も含まれる。

ボイド氏の話では、規制措置やルール改定を求める動きは何十年も前からあるものの、歴代の政府はこの問題の解決に関心を示さなかった。米国では、水や土壌、作物から高濃度のフォーエバーケミカルが検出されたことを受け、2022年にメーン州で初めて下水汚泥の散布が禁止された。

下水汚泥を使わない農家はBBCに対し、それが無料であることに問題があると語った。「PFAS(ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物)、ナノプラスチックやマイクロプラスチックでいっぱいの草地や耕地で食糧を生産し、そういった物質をフードチェーンに入り込ませるようなことがあったら、私の仕事は終わりです」。英環境・食糧・農村地域省は、BBCの報道内容に異議を唱えず、「私たちの水路をキレイにするためには、農業における安全かつ持続可能な汚泥の利用が必要」という点で同意した。しかし、それが実際に意味するところは明らかになっていない。

(※編集部注:汚泥肥料とは、下水などの汚泥を乾燥・発酵させて再利用するリサイクル肥料。窒素やリン酸などの栄養素が豊富で、肥料価格の高騰を背景に利用が増えている。ただし、カドミウムや水銀といった有害な重金属が濃縮される可能性があるため、日本では農林水産省が基準値を設定。基準を超える製品の製造・販売は禁止され、製造者には適切な管理が義務付けられている。/参照:農水省HPより)

オーガニック食品の危険性は?
米国農務省(USDA)は、オーガニック認証を受けた農場で下水汚泥を使うことを禁じている。そのため、USDAのオーガニック認証マークが付いた食品を買うのは賢い選択。このマークは、その食品が下水汚泥を使った農地で作られていないという“ある程度”の保証になる。一方の英国では、そのあたりの基準が明確になっていないため、農家や直売店を個別に調査するしかない。不可能ではないけれど、かなりの労力が必要になる。





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最終更新日  2025.07.29 05:54:54


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