Laub🍃

VS.偽物勇者

「最後に教えろ……どうしてお前はそうやって……洞窟に住む蝙蝠のようにひらひらと立場を変える？」「……アタシは墓守。地獄の門番の相方。だから、ここに居なきゃいけない。　でも……長く同じ場所にずっと籠ってるとな、暇なんだよ」「だからアンタたちを使って楽しませてもらった。それだけだ。　もう疲れただろう？休むといい。これはお前に夢を見させてくれる」　駄目だ、やめろーーーーーーー　そう言う声は、生ぬるい泥に呑み込まれた。………………………………『ああ、帰ってこられたのですね！流石に糞がつくほど頑丈な貴方でも流石に危ないと思ったのですよ』　……？　あれ？俺は確か、地の魔女の所に踏み込んで……『ただいま』　口が勝手に動き、返事をする。目の前の幼馴染はほっとした表情を見せる。「地の魔女は倒してこられましたか？それとも…逃げ帰ってきましたか？」　ふふふ、と笑う目の前の野郎に腹が立ち、「んだと」と言い返そうとした瞬間また口が勝手に動く。『ああ、倒してきた。だからそれをあいつに報告するところだ。　あいつを支配してる地の魔女を倒した事を伝えればきっと洗脳も解けるだろ』　……！？なんだ、何が起きてる？　勝手に話が俺の目の前で進んでいく。「そうですねぇ。私としてはあまりお勧めしたくないところですが……」　そうして俺は訳の分からないまま、地獄に踏み込んだ。＊＊＊＊＊＊＊＊「グルル、グルルゥ……！」　はじめ嘘だ、ありえない、あいつが死ぬわけがないと喚いていたケルベロスだが、俺が嘘を吐いていないとみるや一転攻勢、体を獣化させ、失った手足も歪に再生させながら飛びかかってきた。　だが一瞬後その首はびんと引っ張られる。「おいおい、大人しくしろよ」「お前は俺達のものになったってわけ。あいつにしたように仕えてくれねえとなあ」　拷問女が愉快そうに嗤う。『おい、やめろ』　俺の偽の声は勝手に重々しい声を上げる。　一瞬助かった、と思うがその気持ちは次の声でかき消された。『俺がこいつに分からせてやるよ。あいつはもう居ないんだって』　俺の体は勝手にケルベロスの首元をわしづかむ。『もう体力は限界だろう？……俺ならお前を甘やかして助けてやれる』「俺は……っそんなの、求めて、ねぇ……っ」　ケルベロスの目と目を合わせる。「っ……あっ……？」『俺の言うことを聞け』　嘘だ、やめろ、俺はお前に酷いことはしたくないんだ。　世界中の誰がお前を傷付けても敵対しても、俺だけはお前を守って、味方で居てやりたいのにーーーーーーー俺の手は無情にも、ケルベロスを蹂躙しはじめた。【続】

セルフ全回復

HeroWarsで時間稼ぎ面子でパーティ組みたい・・・・潜入・Ziri・回復の鬼・Martha・牝牛・Lilith・不死身・Jhu・鋼鉄幽霊・Markus

みど　ひびわれ

スイートフロート無限城（替え歌）

約束するよ　甘美な日々を 浮かび上がるくらい楽しい毎日を この幸せいっぱいの住民の中で 一体だけ不幸な鬼がいるよ！ 誰だか当ててみよう！ 101号室の獪岳くん 優しい大人に勧められて〈脅されて〉 日々強化しているのは 己の裏切った雷102号室の妓夫太郎くん 種も仕掛けも未来もある 地獄に道連れにした妹の 帰し方がわからない 103号室の玉壺さん 暴力・無視・刀命の ロイヤルストレート刀狂いに 体液の少ない初恋 104号室の半天狗さん 霊長類で一番怯えてるのに 加害者扱いアレルギーだから 危機に陥るたび感情切り離すよ 約束するよ　甘美な日々を 浮かび上がるくらい楽しい毎日を 一緒に過ごそう　愉快な仲間と ここは幸せになれる場所 201号室の鳴女さん品行方正な出世頭でも上司がバグっているから仕事は敵の密輸入 202号室のあかざくんドMの範疇を凌駕する 強者と殺死合ってる時が一番興奮するんだって 203号室の童磨さんかわいい信者を食べているかわいがるのが楽しすぎて 癒しと信頼と涙を失った 204号室の黒死牟さん初めて喧嘩した弟の軌跡と弟のようになれぬ擬いものをもう400年狩っている約束するよ　甘美な日々を 浮かび上がるくらい楽しい毎日を 一緒に作ろう　楽しい仲間と ここは笑顔になれる場所 え？むしろ幸せな鬼がいないって？ 確かにこの時はそうかもしれないね でもこの前ある事が起きて 皆一気に幸せになったんだよ！ 無限城主の無惨様が突如特攻して住民みんなが待ち受けた敵襲にギン☆ギン 判断力と記憶中枢がトチ狂って みんなの部屋が入れ替わったぞ！ 獪岳くんの部屋には逸した善・善逸くん 昔より笑ってる兄貴に激怒して鳴リ鳴リ！半天狗さんの部屋には薄口初恋の玄弥くん弱そうな彼に協力！幸せにしてくれやろう！ 鳴女さんの部屋にはATアルティメットタマヨサマの愈史郎くん 居座ってたクズ男と取り合いされてる！ あかざくんの部屋には空っぽの歳月・狛治さん倒したかった敵を発見して大興奮！ 童磨さんの部屋には藤をペロペロしのぶさん惚れた女に盛られた毒で感情目覚めできた！ 黒死牟さんの部屋にはベスト霊長類・無一郎さん巌勝縁壱を想起する兄弟仏教の悲鳴嶼さん笛吹けない！鳴女さんの部屋壊した将来切断マジシャン・無惨もう蛇の毛くらいしか食べるものがない！ 無惨以外　幸せになれたね さあ続けましょう　楽しい毎日を 獪岳くんが今回のミスで 地獄に海外旅行させられたから 101号室が空いてるよ 入居者募集中！ 楽しい無限城！

スマホ表面シールを鏡面にした結果

私（おっ、これで鏡持ち歩かなくてもみだしなみチェックできるやんけ）↓数時間後私（画面がブラックアウトするとワイの疲れた気持ち悪いにやけ面がうつる…）ブルーカット効果も気になるんだよな…

VS.偽物勇者

「最後に教えろ……どうしてお前はそうやって……洞窟に住む蝙蝠のようにひらひらと立場を変える？」「……アタシは墓守。地獄の門番の相方。だから、ここに居なきゃいけない。　でも……長く同じ場所にずっと籠ってるとな、暇なんだよ」「だからアンタたちを使って楽しませてもらった。それだけだ。　もう疲れただろう？休むといい。これはお前に夢を見させてくれる」　駄目だ、やめろーーーーーーー　そう言う声は、生ぬるい泥に呑み込まれた。………………………………『ああ、帰ってこられたのですね！流石に糞がつくほど頑丈な貴方でも流石に危ないと思ったのですよ』　……？　あれ？俺は確か、地の魔女の所に踏み込んで……

VS.偽物勇者

「最後に教えろ……どうしてお前はそうやって……洞窟に住む蝙蝠のようにひらひらと立場を変える？」「……アタシは墓守。地獄の門番の相方。だから、ここに居なきゃいけない。　でも……長く同じ場所にずっと籠ってるとな、暇なんだよ」「だからアンタたちを使って楽しませてもらった。それだけだ。　もう疲れただろう？休むといい。これはお前に夢を見させてくれる」　駄目だ、やめろーーーーーーー　そう言う声は、生ぬるい泥に呑み込まれた。………………………………『ああ、帰ってこられたのですね！流石に糞がつくほど頑丈な貴方でも流石に危ないと思ったのですよ』　……？　あれ？俺は確か、地の魔女の所に踏み込んで……

V.S.地の魔女のすみか

地の狗を開放する条件は、地の魔女の情報を引き出すことだった。　だから俺は言った。「俺が命を賭けて地の魔女のクソ野郎のところに行くからそいつには手を出すなっ！！」「！？」　「あーあ、せっかく身を挺して時間稼ぎしてたっていうのに残念だねえ」　拷問野郎の片方がよくわかんねえことを言ってたがどうでもいい。俺はケルベロスが辛い目に遭わず笑って生きていければそれでいいんだ！　ふがふがとケルベロスは鳴く。喚く為の顎が再生途中だから仕方がない。痛ましい。　きっと俺のことを心配してくれてるんだろう。「心配すんな、お前を絶対に幸せにしてやるから」　決意が鈍るといけないので、ケルベロスに俺は背を向けた。　ケルベロスの悲痛な喉奥の声は、扉を閉めてもまだ、耳に残り続けていた。「貴方一人で行くんですか？危なっかしいですよ」「うるせえ、男に二言はねえ」　そう言って出た手前、薄暗い洞窟、下の方に斜めに下がっていく地面にもブルっちまうわけにはいかねえ。　ケルベロスの笑顔だけを脳裏に描いて、勇猛に、けれど慎重に進んでいく。「ケルベロス、ケルベロス、ケルベロス」　唱える呪文が俺を励ます。　そして何時間と歩いた頃だろうかーーーーー、目の前に、人影が現れた。「よお。お前か、アタシの可愛い可愛い犬を勝手に連れて行ったのは」「うるせえ。お前から俺はあいつを解放してやるんだ」「へえ？解放ねえ……あいつがそうしてほしいと頼んだのか？」「……」「違うだろ？あいつはまだここに帰りたがってる。そうでないなら、お前らから情報を得るだけ得てから帰るつもりだ」「……お前が、そう洗脳したからだろうが」「都合の悪いことは全部洗脳か！まったく愚かだな、救いようがねえ」「……」「言っておくが、ここはアタシの独壇場だ。……アイツだって、アタシが見捨てない限り絶対に死なない。だからお前たちの勝ちは万が一にも無い。アタシとアイツはいくらでも持久戦に持ち込めるんだよ。飛んで地獄に入る愚か者…お前のことだって、ほら、こうして捉えられる」「！？」　ずぶずぶと脚が沈んでいく。「お休み、愚者よ」「お前の代わりに此奴が頑張るから、安心して眠るといい」　頭が完全に埋まり切る前、ちらと見えたのは、魔女によって洞窟の壁から引き出される俺とそっくりな男の姿だった。

水の魔王の直属配下VS.

僕らはみんな、とにかくおなかが減っていたのだ。　＊＊＊＊＊＊＊＊ー話は少し遡る。　ここは北の大地、水の魔王が支配する場所。　僕はれきとした人間だが、水の魔王様に取り立てて頂いている。　かつて僕は彼に挑んだ勇者だったが、あの頃の己の愚かさを悔やんではやまない。　だが、蛮勇であったお陰で彼に出会えたのだ。「水の魔王様、本日もわたくしをご教授くださいませ」「……」　水の魔王様は僕を苛烈な目で睨む。ああ、そんな目で見られたら興奮してしまいます。　先日水の魔王様を裏切った仕置きとして僕は水の魔王様に虫のように虐げられ、あるいは無視されていた。　だって水の魔王様がそいつにばっかり構って僕を見てくれないから…！と言うと水の魔王様はとてつもなく深い溜息をつかれ、日々のルーチンワークに僕への仕置きを組み込んで下さった。　水の魔王様の美しいアイスブルーの瞳は今日も薄暗い。　　僕が裏切った結果魔王様の大事な魔族が一人眠りについてしまったのだから当然と言えば当然だろう。　ああ本当にあんな奴永遠に目覚めないでほしいのに、魔王様はあいつしか見ていない。「小さい頃、僕がまだ不安定な精だった頃に僕を拾って育ててくれたんだ」　そう言う魔王様は幸せそうだ。だが、もうあんなちっぽけな雑種の魔族なんかより魔王様はずっとずっとお強くなられてるのに、いつまで執着なさるのだろう。＊＊＊＊　ああ、あいつさえ諦めればいいのに、全世界を統べ全てを手に入れられるのに、どうしてこんな時もあのお方はあんな奴の為にこうべを垂れるのだろう。「魔王様！魔王様！魔王様！」　巨大な洞に閉じ込められた僕の声は魔王様に届かない。　いや、届いていてもきっと、魔王様のとる行動は変わらない。　だからあの時少しだけでも魔王様に影響を与えたかったのだ。　毒の雨の降り続くこの世界で傘をさしかけて下さった方だったから。　僕に役割、生きる目的を下さった方だったから。　それなのに今もなお、こんなにもあのお方は遠く、そして美しい。　ああ、おなかが減った。魔王様のご飯が食べたいのです。

にせものだもの

子供のように泣きじゃくる彼を見て後悔した。彼が求めているのは俺ではないのだ。彼があまりにも恋人との甘いＳＭ生活を語るものだから、その行為の甘さを嬉々として俺に熱弁してくるものだから、俺でもいいんじゃないか、同じような快感を与えられるならばあいつよりも危険性の少ない俺の方がむしろいいんじゃないかと思い、酒に酔った勢いで彼に畳みかけてしまったのだ。結果はこの通り。無惨な敗北だ。それでも留まれない俺はきっと、地獄に堕ちるんだろう。

いっぱいかなしい

ＳＮＳを続けてると愛したい時と愛されたい時が出るお返ししたいときお返しが負担な時お返しされたいときお返し強要が心苦しい時が来るつりあわないどうしても

ＳＮＳ十面相（替え歌）

最初の私は大人しいアカウント　友情壊れて鍵をかけるの新しい名義を作り上げ私たちのアカウントは入れ替わる３、認めたくない要素を４、別のアカウントに移し５、関わる相手も変え６、そうやって平穏を保った７、リンクの共有はされない８、互いにFFにもならない９、登録して〇年の知らせ１０人のアカウントが此処に居た画面の中の住人が同じ相手に絆されたみなみんなを見抜いてはその子の答えは「君の中の一人だけと繋がりましょう」機械音が響く私たちの滑る指先を溶けつかせて君が顔を別人のように変えて僕と交流をするそのたびに胸が締め付けられると同時に気になっていったでもね、君には言わねばならない他の君にももう伝えたが僕は一つの繋がり方しかできないアカウントは一つしか選べない私は分離症？ぴえんしているのは誰？私の中の十人はみなみんなもう分かってはいた自分の生まれたはじまりの理由あの人との復縁だけが役目ならもう終わってしまったねさあ最後にみんなで笑って打ち込むのはさよならおかえり私は元のあの子よ

エロ本加害者消費者

エロ漫画の中で加害欲求、消費欲求を満足させる。相手は主体がない（＝消耗品として使っても嫌がられないし文句は出ない）エロ本の中で加害欲求、消費欲求を満足させる。相手は主体はあるがそういう仕事をしている。（＝消耗品としての使用用途に合意している、文句は出ない）エロを利用した広告の中で加害欲求、消費欲求を満足させる。相手は主体はあるがエロい目で見られることを利用している。（＝消耗品としての使用用途は見て見ぬふりをできる、文句は出ない）撮影対象がエロを利用したくないのに上からの圧力で仕方なく提供した広告の中で消費者が加害欲求、消費欲求を満足させる。相手は主体はあるがエロい目で見られることを諦観している。（＝消耗品としての使用用途は見て見ぬふりをできなくもない、文句を出すと仕事が減る）撮影対象も上もエロを利用してるつもりはないのに消費者が加害欲求、消費欲求を満足させる。相手は主体はありエロい目で見られることは寝耳に水だが沈黙するしかない。（＝消耗品としての使用用途は見て見ぬふりしかできない、文句を出すと仕事が減る）撮影対象も上もエロくしたくないのに消費者が「逆にエロい」と加害欲求、消費欲求を満足させる。相手は主体がありエロい目で見られることが生理的に無理なので声を上げる。（＝消耗品としての使用用途に我慢できるボーダーラインを越えた、文句を出した為仕事が減らされた）次元の壁を越えない場合エロの為のファンタジックワールド漫画（エロい暴走が犯罪にならない）の中で加害欲求、消費欲求を満足させる。作者という主体は合意している（＝消耗品として使っても嫌がられないし文句は出ない）現実の被害者（「そういう固定観念のもとに育てられた被害者」という主体は嫌がっているが特殊な例として見て見ぬふりをされる）現実に存在するエロを利用した犯罪漫画の中で加害欲求、消費欲求を満足させる。作者という主体は合意している（＝消耗品として使っても嫌がられないし文句は出ない）現実の被害者という主体は嫌がっている（＝アイコンを消耗品として使われることに嫌がると「現実の性犯罪に走るリスクを減らしてる」と言われる）エロを利用した軽犯罪（覗き、ラッキースケベなど）の中で加害欲求、消費欲求を満足させる。作者という主体はエロい目で見られることを利用している。（＝消耗品としての使用用途は見て見ぬふりをできる、文句は出ない）現実の被害者という主体は嫌がっている（＝アイコンを消耗品として使われることに嫌がると「現実の性犯罪に走るリスクを減らしてる」と言われる）作者がエロを利用したくないのに上からの圧力で仕方なく提供した漫画の中で消費者が加害欲求、消費欲求を満足させる。作者は主体はあるがエロい目で見られることを諦観している。（＝消耗品としての使用用途は見て見ぬふりをできなくもない、文句を出すと仕事が減る）現実の被害者という主体は嫌がっている（＝アイコンを消耗品として使われることに嫌がると「現実の性犯罪に走るリスクを減らしてる」と言われる）作者も上もエロを利用してるつもりはないのに消費者が加害欲求、消費欲求を満足させる。作者は主体はありエロい目で見られることは寝耳に水だが沈黙するしかない。（＝消耗品としての使用用途は見て見ぬふりしかできない、文句を出すと仕事が減る）現実の被害者という主体は嫌がっている（＝アイコンを消耗品として使われることに嫌がると「現実の性犯罪に走るリスクを減らしてる」と言われる）作者も上もエロくしたくないのに消費者が「逆にエロい」と加害欲求、消費欲求を満足させる。作者は主体がありエロい目で見られることが生理的に無理なので声を上げる。（＝消耗品としての使用用途に我慢できるボーダーラインを越えた、文句を出した為仕事が減らされた）現実の被害者という主体は嫌がっている（＝アイコンを消耗品として使われることに嫌がると「現実の性犯罪に走るリスクを減らしてる」と言われる）

ケツが弱い

猫を膝に乗せまくってたら尻の肉が死んだ。強靭なケツになりたい。

けーきをつくりたかった

残念！！（じゃかじゃん）

VS地の忠犬の洗脳

捕獲したケルベロスの洗脳が完了した。「さっさとしろよ」　目の前のケルベロスの状態はこの間まで自分が受けていた拷問と大差ないもので、見ているだけで具合が悪くなってくる。「もはや歩く拷問器具だよねぇアイツ」「……うう……」　ケルベロスの妊婦のように膨らんだ腹をブレス＝イラクサは踏み潰す。もはや何度目だろうか。数えたくもないが１０回はとうに超えているだろう。　その瞬間の衝撃には目を剥くものの、その衝撃が落ち着きじんじんとした痛みが広がるばかりの間は、ケルベロスはブレスの髪と同じ真っ赤な靴をうっとりと見詰めている。　最初のうちの洗脳前のケルベロスとは大違いだ。　はじめは覚悟を決めたようにじっとしていて、やることが度を越してきたころには身を捩っていた。だがどんな猛犬でも狂犬でも、両腕両脚を切り離されていれば出来ることは噛みつくこと吼えることばかり。隙を見て何度も喉笛を食いちぎろうとしているのは私にはできないことだから美しくさえ見えた。　そうしてこの獰猛な犬の命運を握っているのが私だということに圧倒的な快感を覚えたのだ。　今、薬と魔法と呪いで多重に洗脳をかけられたケルベロスは笑みを浮かべてはいるものの、その顔と全身は脂汗にまみれていて、とても余裕があるようには見えない。「オレ様たちにつくと言え」「オマエ…」「貴方様、だろうが」　ブレスは非常に嬉しそうな顔でその美しい相貌を歪めて嗤う。　ぐりぐりと踏み潰される下半身。ケルベロスは断続的に空気を漏らすように喉から短い悲鳴を上げながらも、それでも笑みを絶やさない。「言え駄犬。お前を捨てたゴシュジンサマはどうやったら出てくる？」　切り捨てられた忠犬。哀れで頼りない存在。だから、着くと思った。だけど。「ア゛ッ……」　瞬間、ケルベロスは眼球をぐるんと回して気絶した。「……ったく、なんだってんだ」　ケルベロスは起き上がらなかった。　ずっとずっと、眠ったまま。仕方がないので栄養補給を担当させられた私は、ホルマリン漬けにした腕脚を眺める。　腕と脚はとうに獣の姿になっている。　ケルベロスの切断した四肢からは獣の首が生えてきている。何度切り落としても生えてくるものだから焼いてみたけれども、それでも生えてくるのだから毎日切り落とすことが私の仕事になっている。「…そこまでして、帰りたいのかな」　どこからも逃げ出して、どこにも帰れなくてここに辿り着いた私からしてみれば、やはりケルベロスのその一途な生き方は羨ましかった。

おわりわんこ

きゅーびさんの獣ＫＡＮ講座を読んでいて、尾張君は中世なら主（岩片）による仕置きの名目で犬に犯されるしその次の朝なんでもないような顔で岩片の世話を焼いてそうだな～でもばかばっかは現代だしなぁと思ったらそういえば当て馬政岡は馬鹿犬のような扱いをされていたと気付いてしまい…でも本当の犬には人間の言葉は話せないんだよなぁしがらみもないし……魔法の力で犬にされてた政岡が使われる展開かぁ…（百合岩ハジに挟まる棒扱い政岡かぁ…）

みどり

この抹茶オレ、甘いことは甘いんだけど濃厚すぎなくておいしい。どっちかというとコンビニの抹茶シャーベットっぽいのに熱抹茶を入れるやつみたいな感じ。振るなどしてあわがあると、より薄い所と泡の刺激を感じる所が舌に訪れていいのかも。抹茶オレはただ甘いのでも渋いのでもなくて不純物とか濁りとか、感覚の差を感じさせてほしい。2012.08.26XML2017.01.14 04:06:54

おんりーろんりーふりーだむ

弟・妹・母・父が同じ所に今日行っていて私だけ行く必要がないのでなんかちょっと寂しいというか自分だけ必要とされてないみたいで悲しいけれども、大事なのは家の中に私だけ（正確には＋猫）ということ。ギャグを読んで爆笑しようとも、エロを読んで歓声を出そうとも、萌え描写を読んで気持ち悪い声を上げようとも自由なのだ・・・！！！

狛犬まとめ

狛治君に生きる手段・生かす手段・殺す手段を与えたのが慶蔵さん狛治君の生きる理由・生かしたい相手・死ぬ時取る手になったのが恋雪さんはくじくんは番犬なので家の外のニンゲンには吠えまくるし噛みつくんですけど、その吼え癖噛み癖を腕噛まれながらまったく痛くなさそうに矯正したのがけいぞうさんで、一切はくじくんのこと躾けたりはしてないけどはくじくんが願いを叶えたくて仕方ない相手がこゆきさんなんです・・

VS.偽物勇者

「最後に教えろ……どうしてお前はそうやって……洞窟に住む蝙蝠のようにひらひらと立場を変える？」「……アタシは墓守。地獄の門番の相方。だから、ここに居なきゃいけない。　でも……長く同じ場所にずっと籠ってるとな、暇なんだよ」「だからアンタたちを使って楽しませてもらった。それだけだ。　もう疲れただろう？休むといい。これはお前に夢を見させてくれる」　駄目だ、やめろーーーーーーー　そう言う声は、生ぬるい泥に呑み込まれた。………………………………『ああ、帰ってこられたのですね！流石に糞がつくほど頑丈な貴方でも流石に危ないと思ったのですよ』　……？　あれ？俺は確か、地の魔女の所に踏み込んで……

妹にはなれない

ネットのSNSで妹を演じてみた。弟を兄と呼んでコンプレックスをぶちまけた。けれどどうしても変われない「姉」が私にあることに気付いてしまった。　自分より年下ならば庇護しなければいけないというコンプレックス。　自分より年下の者へ募る「何故お前は許されるのか」という苛立ち。　自分より年上ならば無条件にひれ伏して教えを乞いたくなる信仰。　自分より年上の者へ募る「年上ならば私が出来なかった教え導くということをできるのでしょう」という期待。これがある限りきっとずっと私は妹のようにはなれないのだ。更に言うならば年上をやりすぎでないほどほどに持ち上げてほどほどに弄るスキルもあまり身についてはいない。年上の言うなりに年下を可愛がったり庇うことでしか認められてこなかったから、それに従うか、がむしゃらに抗うか、それしか選択肢を見付けられないのだ。

比べるのに疲れたので

自分のブログとサイトに戻ると自分の存在と自分ちへの訪問数と広告（＝商品＝他人ごと）しか見えないのでめちゃめちゃ気楽になった・・・・・・

死の首飾り感想

「死の首飾り」の、母子の関係がとても好き。歪んでいて、一途で、温もりに縋りつきながらも、最後に殺した彼女の優しさがどうしても忘れられないトーマスが好き。彼が尽くしたアンナが最後見せた姿にも、とてもぞくぞくした…。この方のお話で、知らず錯覚していたものがぴたっと嵌る時がとても好き…

好意プラスマイナス

他人を好きだって言いたい時期と、他人に好きだと言われたい時期が交互に来る。前者の時はもう無敵モード。自分のことすら自分で愛せる。でも後者の時は自分以外に愛されないし自分でも愛せない自分に自己嫌悪。スイッチがいつ切り替わるのかわからない。そして今は後者。つらい。

キャバクラJOUGEN

・源氏名コクシボ子→本名ミチカ。　以前雇われた直後ママであるタマヨが抜け、その穴を埋めて衰退期を乗り切り、永遠のNO.1になった。凛々しい美人。客へのサービスは基本おかん。たまに「そういうのを男の全てが喜ぶと思うな、貴様の価値観を至上のものと押し付けるな」と怒られる。　カイガをスカウトした。脅迫はしてない。本当だ…　昔の写真を見せたがらない。オーナームザンだけが持っているそれの中では片方の顔が塗り潰されている。塗り潰されていない方は体格といい顔といいミチカによく似ているが…・源氏名ドマ子→本名？？？　外では教祖様と呼ばれている。　後述のアカ子を抜かし短期間で上り詰めた努力型の天才。　神様の声が聞こえると外では評判だが、その評判を店の中で話すと「馬鹿だなぁ」と笑われる。　同伴ではにこにこして悩みを聞いてくれるが、お店の中でおいたをするとあっという間に片付けられる。一晩に何人でも相手できる。　白橡の髪に虹色の眼をしているが、それに惑わされる人間を内心見下している。　内心のライバルは神様。自分が努力して得たもののルーツに勝手になるあたりが不快なようだ。　ただし容姿を与えられたことだけは神様をちょっと信じてもいいかもしれない。それ以外の生き方が今更分からない。・源氏名アカ子→本名ハクジ。　闘う事以外のすべてを失ってとぼとぼ歩いていた所オーナーに拾われた。　オーナーの言う事が全て。　NO.1のコクシボ子をいつか殺したい。NO.2のドマによく失せろと言う。　同伴でめちゃめちゃテンションアゲアゲ。隙あらば嬢・ボーイに勧誘しようとする。　断るなら金を払えと言う。しつこいキャッチ＆ぼったくりバーな上相手が覚悟を決めても朝になったら逃げだすので卑怯者と呼ばれる。

shit(嫉妬)

「あなたの助けが必要です」って募金広告、「私のワンピースがたった一万円」「たった一万円で助かる命と心があるんです」って言ってて貴方様にはちっぽけかもしれんが私にはその一万円が生命線になることがあるんだよとキレてしまった一日33円あったらモヤシを買うが？

はやくおいで（SS）

『私、貴族の令嬢ファンタジア！この度暴漢にかどかわされてから嫌なうわさが付きまとうの！　嫁の貰い手もないし、幼馴染の彼と身分違いだけれど結婚するわ！』「……というのが筋書きの筈だったんだがな」「どうして、他所の没落貴族と結婚してしまうんだ…！」　そう吐きこぼす、令嬢お付きの執事の彼には溜息しか出ない。　申し遅れまして、わたくしファンタジア様お付きの侍女、ルルと申します。　ファンタジア様には幸せになっていただきたいので、彼女が不幸にしかならなそうな結末は回避させて頂きました。　執事の彼は「転生してやり直ししたのに」とか訳の分からないことをブツブツ言っていますが、何をどう企もうとわたくし負ける気がいたしません。『ルルも早くこっちにおいで』　ファンタジア様の所に行けるまで頑張ります！

自分勝手は誰のせい

弟のことを兄として愚痴ってるうちに気付いてしまった「その自分勝手は誰のせい？」「そのずぼらは誰のせい？」「その自律は誰によるもの？」全部私じゃん・・・・・・・・あ～～～～～～～そうだ、弟の性癖開発（言い方）したのも、自分勝手がここまで許されると開拓したのも、ずぼらさを加速させたのも、拙く自律を教えたのも、私がきっかけだったわ・・・私がほんとにもしこいつの妹だったら、こいつはそもそもこの道に進んでなかったかもしれなかったんだよな・・・・ごめんな・・・・そうだここらへんの罪悪感が今まで弟を赦したり我慢してた理由だったわ定期的に想い出す

兄キャラ

弟を兄としてキャラメイクしなおすとこうなる・２つ年上・性癖がクソ・おっぱいネタで盛り上がる・画力が高い・趣味を仕事にしようとしている・クソ性癖を自称してる妹から見ても性癖がクソ・コミュ強・関西弁交じり・ネカマおもしれ～～～男じゃん・・・・こんなの兄に居たら妬みながらウザ絡み喜んでされちゃうわ・・・弟で気を遣わなくちゃいけなくて何かあったら弟ばっかり庇われるとうざくて仕方のない属性が兄になって堂々と陰で（矛盾）ディスれるようになった途端うざいけど嫌いじゃない属性になるなんて・・・ミラクルマジック妹が羨ましくなってきてしまった

妹ムーブと姉ムーブの違い

姉の私「弟の前ではちゃんとしなきゃ、頑張らなくちゃ、年上らしく完璧になりたい」妹の私「兄の方が色々と出来るの妬ましいな！！！！！！クソ性癖の癖に！！！！！」色々と解放されるな・・・すごい

腐滅ネタメモ

・SF軍パロ　nnsnし、相手が誰なのか言わない獪チャ🚺と結婚することで誤魔化す善チャ　既婚者の巌さんとだったと思ってたら実は相手は双子の弟だったー！？　双子の弟は巌さんが邪の道から戻ってくるよう懸命に努力していたが成らず、逆に呪いを受けて短命になってしまう。血を継いだ者でないと駄目らしい。巌さんの実子は見つからない。　そのため急遽巌さんに片想いしている獪チャに頼み込んだのだったー　みたいなクッソ後味わるいやつ

きめつワンライお題メモ

222223←ほか

この時期は忙しそうだな～て思ったら早めに投稿しとくとか

そこらへんの計画性が大事なんだろうな・・・ブログ管理・・・ところでこれは今日食べた七草粥。最終更新日 2021.01.01 00:10:57

きめつワンドロお題メモ

222223←ほか

口調無理

年上の人と付き合い始めた弟が、その相手にため口使うわ、口悪いのうつるわで、聞いてるとイライラしてしまう　駄目

お題メモ＠黒獪

月　春藤　眼鏡　社会人メイド　百合遊園地　飴　浜辺向日葵タピオカ　アパート　階段←ほか

今年も結局逃がしてしまった

今年も結局１２月分の投稿がボロボロになってしまった・・・・・・とはいっても別に全部の日に投稿したところで満たされるのは投稿日部分だけなんだけど・・・それ以前に投稿内容がきちんとしてないと毎日投稿したところでさして意味がないんだけど・・・

愚痴。

趣味で稼げる人が親族にできた時の地獄を考える。・趣味に時間をかけることが、その人には許されるが、私には許されない。・趣味への理解・金の支援がその人にはなされるが、私には許されない。結局今までの地獄の再生産に過ぎないんですけどね・・・・弟・・・・・はぁ・・・・・・・やだやだ・・・・・・・・

侍　問答

お題メモ＠縁巌ワンドロ

縁巌601/21　手1/22　月1/23　嘘1/24　声1/25　痣1/26　香　陽だまり1/27　シャーデンフロイデ2/1　刃2/8　髪2/15　バレンタインデー、嫉妬2/22　ねこ2/29　熱3/7　笑み3/14　鬼3/21　兄　弟3/28　寄り道1@4/4①団子と②春の雪2@4/11①耳飾りと②抱擁3@4/18①着流しと②雨宿り、③秘密基地4@4/25①口吸いと②手紙5@5/2①童遊びと②彼シャツ6@5/9①手を繋ぐ、②写真、③笛7@5/16①食事、②午睡8@5/23①撫でる、②お風呂9@5/30①逢引、②双子コーデ、③辞世10@6/6①求婚、②家族11@6/13①上戸・下戸②傘12@6/20①歌　②旅　③背負う13@6/27【①怪談②絵巻物③握り飯】14@7/4【①夏祭り　②削り氷（かき氷）】15@7/11【①野営　②秘密　③膝枕】16@7/18【①同棲　②コスチュームプレイ　③蛍狩り】17@7/25【①汗　②風鈴　③虫さされ】18@8/1【①麦茶（麦湯）　②看病】19@8/8【①喪服　②向日葵　③夏休み】20@8/15【①日焼け　②日食　③月食】21@8/22【① 赫刀 ②ショートケーキ 】22@8/29【① 水着 ②抱きつく ③ 冷菓】23@9/5【① 初恋 ②指輪 ③ 線香花火】24@9/12【① 業火 ②風車 ③ 駆けっこ】25@9/19【① お香 ②白髪 ③ 彼岸花 】←ほか

ｓｓｓ

自創作のメモです。サイトに描き散らして収拾つかなくなっていたものをまとめた矛盾解消用の投稿になります。舞台：「魔の大陸」火の国スザク＞東部の複数に分かれた島国。海底からも陸地でも火山が頻繁に噴火するため、次第に建物内部・地下で人々が暮らすようになっていった。外は灰が降り積もっている。地熱発電と温泉、頑丈な製品産業が盛ん。火を食い好きな時に放出できる魔物は愛され重宝されている。木の国セイリュー＞南部の巨大な山と広大な森を持つ大陸。交易の中心地。巨大な龍が眠っている。その魔力により切っても切っても木が生えてくる為、人々は巨木に穴を開け、虫の分泌する体液を塗ってその中で生活している。一発当てることを夢見てやってきた若者がよく奴隷になって買われていく。風俗街・カジノも盛ん。木の国が作ったお札を火の国の魔物に燃やしてもらうと、その人は天の国に行ける。土の国ゲンブ＞西部の洞窟と、木の国に繋がる満潮には消える道により存在する島。洞窟周囲は人型の岩で硬く覆われており、主の許した者以外は入れず、岩の一部になる。こちらでも巨大な亀が眠っており、その魔力により宝石の名産地となっている。行商人たちが木の国に来ては売っていく。代わりに行商人たちは魔物や人間の奴隷を買っていく。水の国ビャッコ＞北部の凍り付いた湖をもつ輪状の大陸。一年中毒の雨が降り続けている。なにかを封印している。天の国＞火・木・土・水の国に嫌気がさした人々が、空に楽土を求め作った国。灰に覆われることも、木の繁殖に悩まされることも、地に伏せられることも、凍り付くこともない。悪感情を抱くとその重みで下界に戻ってしまうため、自身の悪感情を排出し、雨に紛れて降らせている。水の魔王の恨みを買った者もここに逃げ込んでおり、今回の戦争の切っ掛けとなっている。つい１００年程前までは人間と魔物はいがみ合いながらも共存していたが、ある天の国が関わる衝突が契機となり、水の魔物が光の勇者の力を取り込んで封印し、人間も魔物も全員喰って天の国に昇り、子々孫々復讐することを決意する。登場人物：・火の魔王ツキナガ：人間好きな魔物。死人を魔物として生き返らせることができる。　火の従者コウジョウ：ぼろきれのように死んだ後魔物として蘇生された。人間嫌い。ヌルマユも嫌い。　火の従者ヌルマユ：コウジョウに殺され、ツキナガに蘇生された。いい子。　火の国民ハダシ：ヌルマユの親友。事情を知らないままコウジョウとツキナガにヌルマユを殺された復讐をしようとしているが、手段を択ばなかった結果、ヌルマユに二度目の死を与えてしまう。　火の魔物：鳥系が多い。・木の魔王一族：森の奥深くに住む龍の封印をしているが、現代では御伽噺のように扱われている。　木の魔物：作物。人の死体を養分に育つとその人の口調で話す花が咲く。栄養を与えすぎると動き始める。死体の知り合いに別れの覚悟を決められた後は火葬されるか奴隷として輸出されるかお札に加工される。　森の魔物：人の死体を養分に育ち、運よく誰にも見付からないまま森の奥へ消えた存在の成れの果て。　　死体の記憶を有している。力尽きた他の魔物を喰って生きていく。　木の旅人チャーチ：ホーマという友人とともに外の世界からやってきた船乗り。ホーマが森の奥に消えたため、ホーマを釣り出す為に沢山の夢見る若者を連れてきた。情報通。　木の姫レイン：大昔の貴族の姫。極端な身分制度に疑問を持ち、身分を隠して旅に出るが、すっかり人間不信になり、地の魔女に自分を封印してもらうよう頼む。代わりにそっくりな泥人形を用意してもらい、家族のもとに帰るが、直後起きた革命により人質として革命家の所に住むことになる。体に蔦の魔物を住まわせることで霧散することを防止している。　木の盗賊ウィズ：チャーチにより誘致された船に姉とともに乗ってきた貧しい少年。宝石に目が無い。手癖が悪い。生命力が有り余っている姉がチャーチによって魔物の餌にされているのをどうにかして助けたい。　木の革命家跡取りアンク・ブレス：本家の長姉妹。強気な姉と賢い妹。魔力が強い。　木の革命家跡取りブルーメル：分家の長だが、現在の立場は本家より強い。魔法が使えないが武力と防御力が強い。・地の魔一族：地底に住む亀、ゲンブの管理をして暮らしている。　地の魔女シバス：支配者。ケルベロスの事はとりわけ大事に想っている。金属や宝石など無機物に生き物の魂を移せる。生き物の体を石に変えられる。　地の従者ケルベロス：地の魔女を大事に想っている。番犬。　土の魔物：配分された鎖や鎧や武器を装備していることで地属性になるが、元は皆別の属性。　　純粋な地属性は地の魔王一族のみ。　　シバスに愛想を尽かされた者は石化させられ、島の一部になる。　土の魔王ゲンブ：大昔気に入った生贄と一緒に地底で眠りについた。生贄を生かす為に島の石化された者から死なない程度に生命力を貰っている。・水の魔王カサ：もとは小さな虎の魔物だった。飼い主の為に頑張って身代わりや復讐をしていたら飼い主がぼろぼろにされたので復讐を決意する。　水底の宝物カサンドラ：カサの育て親。いじめられ気質だったが自分で何とかしようとしていた。カサに勝手に復讐代行され、知らぬところで恨みを買う。

みかん