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*死・下衆注意********************************************どんな人間でも、分かり合おうとすれば分かり合えるもの。そうでなければ相手はけだものと一緒です。そう思っていた私に、カルチャーショックというものが起こりました。まさか、目の前で人が本当にけだもの…物理的に怪物になるなど誰が予想するでしょうか。「×××……っ」そんな怪物に生きていたのか、などと言うそいつの言葉はどう見ても希望的観測のそれでしかなく。だというのに、そいつは怪物のもとに向かっていきます。「いけません…」「!もう、ほっとけ!あいつは自分から望んで行ったんだ」「……そう、そうでしょう……けれど…」ええ、ここで見殺しにすればいいはずです。私も、私の友人も、このガイドの一員と名乗る男に嫌な目に遭わされたのですから。ーーーー不安なのは、不吉なのは。「……駄目ですよ……っ」「だめだ、間に合わない!あんたまで巻き込まれる」「だって……」ーーーその友人が、その姿に魅入っていること、です。まるで、偽物だとしても、再会できたその天にも昇るような笑顔を見せられたら。羨ましくなるでしょうー愛おしい男に会えない彼女としてはーーーーー。露骨な音が鳴り響きます。任侠ものの映画、その拷問や後始末でも聞かないようなその音。「ああ…」「……もう、駄目だね…」私の友人の一人は顔を反らし。もう一人は、魅入られたように最期の笑顔がばきばきと壊されていく様子にくぎ付けになっている。速くあの二人、地獄に堕ちればいい。そうして私の大事な友人に一片の憧れも残さず、醜く消えればいいのに。
2017.01.31
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青空と卒業というと、いつも「青空が似合う。ピュアで空虚」と称された夏Aを思い出す。朝は少年時代の領域。昼は青年時代の領域。夜は卒業試験の領域。ずっと彼らは次の朝に行けない。ずっと夜を飛び続け夜を彷徨い続け消えることのない憎悪の炎と後悔の灯とかつての夢の残照を追って後ろから追ってくる満月から逃げ続けてきた。ー逃げている限り、決着を着けない限り、終われないのに。考えてみれば、起→生まれるまで(夏Aの血縁上のコネとは)と、生まれてからしばらく(1000人程→100人)承→なんだかんだで楽しかった成長期(先生に椅子壊されたり毒蛙逃がされたり貴士先生卑怯なり)転→洒落にならない絞り込み(先生に校舎と地盤壊されたり猛獣逃がされたり貴士先生なますぎり)結→「未来」という世界で、彼らは何度も何度も「転」ばかりを思い返していた。だから、彼らは「ちゃんと」結末に行く為の一言を言えないと、「終われない」。起は元々知らされず(卯浪が実は言ってたのかもしれないけど聞き流され)承は転の記憶と結びついて、俺Tの某悪役の言葉を借りるなら「大事な記憶と嫌な記憶が結び付けられたら、臆病な子はどちらも思い出すことができなくなってしまう」状態にされ、転は後で何だかんだ危機感的な意味では役に立ったけれど、その時に「承」で食べていた自分達の食事の肥料になったのが何だったのか知ってしまったり、「承」でずっと一緒に居た友達と一緒に居たからこそ片方だけ生き残ってしまったり、「承」で考えていなかった自分の責任を突き付けられて最初から手を出せなくなったり。先生達にとっての結・卒業は未来だったけれど、送り出せたら「幸せに暮らしました」にできるけれど、「知りたいのはその先だよ」なわけで。そこを夏A(特に「決断して合理的に殺す」ことが自分の役割と自認した涼)は「もう誰も俺たちを裁けない」「もう誰も俺たちを救えない」というオチにしてしまった。そうせざるを得なかった。けれど、「裁ける人」≒秋、春冬は居た。「救える人」≒他チーム、安居にとっては夏Bは居た。だからこそ、自分の側から結びを作ることができた。「ないなら、作ればいい」だからこそ、彼らはちゃんと「卒業」を自分から言って、終わらせた。ー青春時代の亡霊の死神。そうした意味で要先輩は必要だったんだと思う。学生時代の彼らを最後に「消灯ですよ」するような存在として。そして、新たな世界に踏み出す為に過去の呪縛を和らげ、代わりに負う存在として。…個人的には、責任感とか、「お前が言うな」をちゃんと受け止め続ける人の方が好きなので要さんには生き続けて、結びの象徴として存在していてほしいと思う。***それと、夏Aの刷り込みの中で「舐められるな」が結構重篤なんだよね…卯浪「調子に乗らせるな」成分+貴士「隙を見せるな」成分が主だろうか。秋とはそういう意味で似た者同士。だからこそぶつかったのかもしれない。安居が(特に逃避回避しようとした)花に対しマウント取ろうとしたのもそのせいがあるんだろうな。だから安居と涼は「はーい馬鹿でーす」っていうような夏Bの行動にいちいち面食らってた。それらはある意味、余裕の無さの表れでもある。すっと揺らがず立っているだけでいいところを、相手の側に乗り出してしまう。それだけ溢れ出すものを抑えきれないということでもある。心の行き所、「オチ」つくところがないということでもある。だから「ゴール」を見付けることは、夏Aにとっては世界を見つめ直す場所を、舐められてもそんなこと気にせずに居られるような場所を、もっと大事なことを見付けることにもなったんじゃないだろうか。
2017.01.30
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ブロック50000人?30000人?←几帳面な人なんだな「このリストあげる!」←お借りしました/無頼伝涯「自分で決めて」いらない縁を切っちゃうのは孤立せよの精神に近い。だけど、今回の場合は・縁切り通知が行く=嫌がらせじみてる・その相手と碌な接触がないのに行われてることがある=やや過剰反応っぽい (多方面に発信するタイプのクソリプ・過激派への防御策だとか)・よく分からないけど縁切りのススメに基づいて切っておこう=視野の多様性がレッドデータフラグで、なんか怖いなあと思ってしまう。極端すぎるのが怖いのか、信じすぎてる様子が怖いのか、押しつけが怖いのか。……なんだろうなあ、若すぎる人や、クソリプや、考え方が極端な方々に対するフィルタリングとして、もうちょっと穏やかな手段がないものだろうか。「今日から無視するね!」っていう宣言があるか、ないか。……その中間のカテゴリーって、ないのかなあ……。書き込み禁止・友人(ホワイトリスト)のみOK・ブラックリストのみOUT・全員OKみたいなカテゴライズとか。岡目八目で言わせてもらうと、小学生の時やたら誰かを標的にして「●●はダメ!近付かない方がいいよ!」って言ってた女子とか、「なんでもポイ!」っていう、いらないものは全部捨てたら身の回りに何もなくなっていたという話とか教科書の話とか思い出して微妙な気持ちになる。 全く話したことない相手に「あなたと縁切らせて!」とでも言うような通知が行くっていうのはちょっと怖いかも。盾を全方向に張り巡らせたり、一方向にだけ開くのではなく、相手に対し盾を突き付ける行為っぽいというか。それだけ外聞の悪い事してるよアナタ!っていう表明なんだろうけど……なんか、人の後ろでひそひそ言うことに近いものを感じてしまうな。個人への直接攻撃がある程度抑制されるとはいえ、逆に要らぬ火種を作りそうな……。リアルで多方面からストレス沢山受けてるから画面の中でくらい息抜きしたい!プチ独身者状態になりたい!という場合もあると思うので、一概には言いきれないけれど。
2017.01.29
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今月号のハイライト:ナツ「……」じーっ蝉(嫉妬か?嫉妬なのかナツーッ!!)ああ、うん、なんていうか、可愛いなお前ら。あと安居「……心配かけさせるな」→嵐<<その安居を心配してる涼の立場>>涼『お 前 が 心 配 か け さ せ る な』安居「涼 行くぞ」<<安定のライバル>>涼「いい加減にしろよ」『いっぺん殺したい(安居を)』涼のこれは・ほっとけない(昔鰐と戦う小瑠璃に向けた気持ちと似たもの、心配に近いもの) ・お前は他に心配してる余裕ないだろ危なっかしい・昔の安居っぽさ(理屈<情)にほっとして懐かしさを感じつつもイライラする※ラブじゃない(もっと深いものじゃないとは言ってない)・なんだかんだライバルとして認められて危ない時に一番頼られてるなっていう自覚をできることが地味に嬉しい・でもその理由が嵐が色々まじってそうで可愛いな。涼様可愛いな。比較対象が内心が駄々漏れ過ぎて逆にこんがらがってる安居だからアレなんだけど、涼はその名の通りクールっていうか、あまり「他人に対する感情」を外に出さないから未だにちょっと読みづらい。「(貴士先生を)俺は嫌いじゃなかった」とか「別にそういうんじゃないんだけどな」系の穏やかな顔とか、「大好きなわけねーだろこんなうっとうしいの」とかイラ顔などの表情とセットになってる時は分かりやすいけど、無表情で否定語を言ってる時とかは読みづらい。(ただ同様に表情が落ち着いてる虹子さんには8割がた読まれてたっぽいけど) だから安居とのガチ喧嘩とか二人して逆さ吊りにされていた頃とかは結構違って今読み返すと面白かったりする。安居「なんでそんなに怒ってるんだ」(°△°)?涼「……殴っていいか。いいな」(-_-#) みたいな流れでその内また掴み合いの喧嘩ないかな。 格闘技の技とか全部忘れて子供に戻って。
2017.01.28
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アニメや漫画で見る、こぼれ話集や番外4コマ。こうしたこぼれ話の中のちょっとしたやりとりには、可愛くて面白くて、そして少し意地の悪いブラックジョークが含まれます。哀しみと笑いが同居するのが、この小さな世界です。ホラー?コメディー?いやこれはまさかまさかのラブロマンス♪それが第二次世界大戦こぼれ話集・この世界の片隅に。「墓参りに出かけ」「先祖には先祖の おとなにはおとなの こどもにはこどもの 世知辛い世界があることを思い」…このすずの、少しすれば忘れてしまうような小さな世知辛い世界が舞台です。以前は、大きな流れとして戦争の中ということを意識しながら感想を書きました。けれど、今読み返すと小ネタがとても面白い。↑こうした配給の日々のちっちゃな失敗笑い話、神風(笑)、帰ってきたお骨箱が「軽っ」「軽っ!?」「石じゃん!」「こっちの石のが綺麗だからこっちにしときんさい」「あーあびっくりした、よく考えてみれば●●が死ぬわけないじゃん」という笑い泣き話、「治るよ」という、…夕凪の国をどことなく連想させる点。その中で「日常」を彼女は過ごします。 じょじょーゆーじょー。そんな「普通」が、難しい毎日です。幼い頃よく描いた海岸線を、大人になって描けばスパイ扱いされるような日々。そんな中、海軍に入った幼馴染の水原さんが、久しぶりに主人公すずに会って言う「あーあー普通じゃのう」「当たり前の事で怒って当たり前の事で困りよる すずお前はほんまに普通の人じゃ」「それこそしばらく見んけえたまげたわい」下巻の彼の「この世界で普通で まともであってくれ」特別でなくても、多少は不公平でもいいから、普通でまともな小さな世界を守るための言葉です。すずの敵機に対する「ああうるさいねえ」「そんとな暴力に屈するもんかね」も、そうでしょう。義姉さんの「・・・ほいでも不しあわせとは違う自分で選んだ道じゃけえね」「そのてん周りの言いなりに知らん家へヨメに来て言いなりに働いて」「あんたの人生はさぞやつまらんじゃろ思うわ」「じゃけえいつでも往にゃええ思うとった ここがイヤになったらね」そんな流されてたどり着いた、紙切れのような人生でも、花びらのような幸せが詰まっています。周作さんとの「広島へ帰る!」「おおそうか 勝手にせえ」「・・・・・・そういや白木リンの消息を知りたがっとったのう 絶対教えたらん」これらのやりとりは、皆ちっちゃな、「戦争の記録」からは消えてのうなるようなやりとりです。けれど、それが彼らの運命を意味づけています。映画版がどうなのかは知りませんが、これだけ小さな小さな世界へ、大きな大きなことを押し付けるものって、やっぱり幸せとは程遠いんじゃないかな、って思います。「ああ」「暴力で 従えとった いう事か」「じゃけえ 暴力に 屈する いう事かね」「それがこの国の正体かね」「うちも知らんまま死にたかったなあ……」ーすず、下巻より。知らないまま死ぬことと、知って後悔すること。どちらを選びたいかといったら、やっぱり小さな人間としては前者を選びたくなるんじゃないでしょうか。特に主人公である彼女は義姉の言うように、流され流されて、その中で少しずつ幸せを見付けて、ちょっとずつ踏み止まるような人間です。そして気付いたら逃げられなくなっていたこの世界で、照明が消えた時彼女は隣の人の手を握り締めます。けれど、その人の手もなかったら、どうなるのでしょう。どうするのでしょうか。握る手がなかったら、どうなるのでしょう。どうするのでしょうか。何を得て何を失ったのか分からないー7SEEDS軍拡はそんな世界を、押し付けることになるんじゃないかな、と思います。広める側は、牙を抜くことを「アホウドリのようになる」ことだと言うかもしれませんが。某●●●●●のように「命ひとつが武器」っていう相手を「その武器を使わせず、殺さず」に説得したり、ひとまずおとなしくしてもらう…それがこれからの課題じゃないのかな、って思います。「殺す」は最終手段と定義づけた方がいいと思うんですがね…。文明の基本としての積み重ねが難しくなってしまいますから。(これもひとつの理想論ですが)……敢えてリンクは控えますが、「不平等は暴力によって解消される!世界を平等にするのは革命などの危機だ!それと同じ!ペストや戦争も人口減らして職業増やすからみんな幸せ!みんな石器時代に戻ろうぜ!戦争薦めるわけじゃないけど戦争っぽいことは必要だと思うんだぜ!」っていう記事を某所で見かけて、……(°v°)それ本末転倒やーん!!!って思いましたし。それもう全員が不幸になって平等になるっていう悪平等…RPGのラスボスの思想に近くありませんか……?(こうした理想を抱くよりは上記の理想論のほうが…と思いつつあります)…幸せであることの重みを実感すべきとか、ある程度恵まれているからこそ富を還元すべきとか、そういうのは分かるんですが、積極的に負サイドに落ちるのは腑に落ちません。「より多くの」積み重ねとまとめ直しと再拡散が大事。堅い言葉になりますが、これが一応のファイナルアンサーでしょう。プライバシーVSマスゴミ系事案などはその限りではありませんが。より多くの人が豊かになるために、不幸を感じる人を存在ごと抹消しないで、地道に生きてて良かったと思えるようにするために、極端な考え方だけじゃなくて、ちゃんと考え続けていくことが必要なんだと思います。瞬間的なぶつかりあいだけじゃなくて。星新一の小説にも、交渉と言う名の侵略するためにロケットを飛ばした地球人が豊かな星に出会い地球人「あなた方の惑星はなぜこんなに繁栄したのですか?」異星人「あなた方のように(侵略)ロケットなどを開発するエネルギーを、全て繁栄と平和の為に費やしたのです」というやりとりがありました。……日本がこれだけサブカルチャーが発展していることの理由に、・情報が割りと自由に入ってきて、歴史を十分に学べること・それをある程度弄っても憲兵さん来ないことと、アメリカの「表の自由の国」とは違って「裏(特にネット上)の自由の国」ができてることがあるんじゃないでしょうか。その分ヤバイ人バイアスに支配されたりもするけど、けれど場所がなくなっても、また他のところに居場所を作りやすい世界でもあります。唯一の縛りは、裏ゆえに「趣味」の範疇を出ないことでしょうか。だからこそ、生計と思想を切り離すことが比較的容易いのでしょうが。弄りすぎて最早半分ゲーム・漫画などの娯楽に組み入れられつつある戦争ものですが、それは「知って、三次元に持ち込まないようにする」為でもあるんじゃないかと思います。……「もはや戦後ではない」この言葉が、これから「今は戦前だ」「そして戦時中だ」にならないことを、祈ります。みんなで平和を祈りましょう、これは不幸の手紙ではありません。なんてね。私が始めて聞いた「戦後●●年」というキーワードは、「戦後60年」でした。引っ越す前のブラウン管テレビで、妙な音楽と共に聞いた記憶があります。それが今では72年になりました。戦争を知っている人や、実際に小さな不幸を経験した人たちにとっては、戦後0年、10年、20年…そこからずっと歩んできた道のりでしょう。私も、軍の看護婦をやっていた祖母の思い出し日記で肝油飴の話を読んで、仰々しくて取り組みづらい戦争の翼の下に、沢山のこうしたこぼれ話があるのだなと実感しました。そうして、それを知っている人たちは70歳に80歳に90歳になっていきます。どんどんその記憶は薄れていきます。小さくささやかな幸せ、ささやかな願い事、ささやかな後悔から消えてのうなります。「そのひとには 永遠に届かない」「できんようなら忘れてくれ」「人が死んだら記憶ものうなる それはそれでゼイタクな事かも知れんよ」ーこの世界の片隅に 下巻より忘れていくのも、ひとつのあり方ではあります。身近な例で言うと、オマージュ作品のほうがどんどん有名になりつつある○。○○ー……そのように、人魚姫が死なない残酷じゃない世界、残酷でない聖戦としての戦争、そういった意識で満たされた世界で残酷なものを「知らんまま死ぬ」ことが当たり前の日常がやってくるかもしれません。「地雷」「よろしい、ならば戦争だ」「殺す」これらのワードが「犬の糞」「絶対に許さない、絶対にだ」「10発殴らせろ」という意味でお遊びとして使われているならともかく(私も使い勝手がよくて使ってしまうし)、本気で本来の意味が置き換わっていく日が来るのかもしれない。それはある意味平和の象徴でもあります。けれど。それだけならいいだろうけれど、あの歴史はもう忘れた人のほうが多くなった状況で……意味が分かると怖い話を、意味が分からないまま読みつづける日常を経て、アリジゴクの巣のふちギリギリのところを歩いていると思っていたら、気付いたら終わりの来ない消耗戦へ転がり込む一歩を踏み出していないか。似たような立場の主人公少年D同士、殺しあってはいないか。暴力の日常、奪い合いの日常、疑い合いの日常。女子の国はいつも戦争状態が怖くて敵前逃亡ぼっち充してる私からしても、女子の国どころか世界中がこれになってたらホラーサスペンスってレベルじゃありませんよ。コナンくんと金田一が泊まりに来てるのに危機感のない宿屋みたいなもんですよ。(よりにもよってこんな時に…)ってよりにもよってこんな時に事件起こそうとしてる捕まる気満々の犯人みたいなもんですよ。知らないことは幸せかもしれませんが、知らないことで無自覚で不幸せになったり、恨みを買うことはあるんじゃないでしょうか。知らない世界が醸成されている最近の情勢の中で映画版がどういう風に編集・改変されてるのか分からないのがちょっと怖いですね。アニメはほとんどイメージ通りだったのですが、映画はちょっと…監督が結構改変してしまう例をよく聞くので……。原作の雰囲気や言い回し、小さな生活と小さな恋のうたが好きなので、映画によって印象が上書きされちゃうのが怖い気持ちが少しあります。そんな私が言うのも難ですが。…映画版だけを見て、なんだかしっくり来なかった人は、是非この世界の片隅に こうの史代 も読んでください。漫画・小話の集まり・図書館にもあるということで、読書が苦手な方にも取り組みやすいかと思います。歴史が何の為にあるのか。だめな事を繰り返さないようにするためじゃないのかな。
2017.01.28
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小さい頃は、過去あったことばかり考えていた。それらが嫌なことばかりだったから物語を読んで覆い尽くしていた。現在は人に怒られる為にあった。未来は苦手な場所や人に出会う為にあった。自分のことが嫌いだった。周りの意地悪な人も嫌いだった。失敗したこと、言われた酷い事、ぐるぐるぐるぐるとそういう黒いものが夢の中で何度もあたしを責め立てた。隕石が落ちて、文明が滅びた世界で冷凍睡眠から目覚めた時は、なくなってしまった便利な世界と、一所懸命生きていかなくちゃいけない現在のことばかり考えた。だけど、少しずつ、過去の遺物を見付けて、自分たちなりに活かして、自分達の暮らしに取り込んだり、資源を家や倉庫に持ち込んでいく中で、少しずつ、過去への重苦しい情を、未来への期待と足を一歩どこに踏み出そうというわくわくした計画が圧倒しはじめた。本当に幼い頃は、何でもできるようになる気がしてた。だけど、少しずつ自分に失望して、周りの人に怯えて、光る道に意識を向けて頑張るのが苦しくなっていった。足元は暗くて、あたしがつまずきそうなとがった石ころだらけで、歩いた後ろからはいくつもいくつも酷い声がして、どれだけこんな暗がりを歩いていけばいいのか知りたくもなくて顔を上げられなかった。未来がずっと怖かった。ずっと過去と同じように一人で内に籠って生きていくと思ってた。人に出会うたびに怒られたり虐められたり失望されるのが怖かった。だけど、この世界は協力し合わないと生きていけない。夏Bの皆は同じように社会不適合と言われてる。安居くんは…そして嵐くんは、あたしにやればできると言ってくれた。蝉丸さんは放っておくと危なっかしい。まつりちゃんはこんなあたしが居てくれてよかったと言ってくれた。だからあたしは、前を向ける。前を向かなくちゃいけない。眩し過ぎて霧に包まれている未来が怖くても、これまで辿ってきた道を想って、前を見据えて。未来の自分がどんな風に成長して、どうやって生きているのか、そしてその隣には、同じように変化を遂げた仲間がどうやって笑っているのかを想って、歩き出す。未来のあたしは今のあたしを振り返ってどんな物語を描くのか。未来のあたしは仲間達をどんな物語で癒せるのか。未来の、もっとしっかりして、もっと人のことを気遣えるあたしに、どうしたらなれるのか。計画を立てて、周りをしっかり見て。過去にできなかったこと。今ならできること。未来なら当たり前になってるかもしれないこと。過去は当たり前だったこと。今しかできないこと。未来にはもうできなくなってること。過去は顔も名前も知らなかった人。今は話せる人。過去は一刻も早く離れたかった人。今はもう居ない人。その声とともに、歩き出すんだ。
2017.01.27
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※不謹慎注意神は罪を犯した女に石を投げる人々に向かってこういった。 「この中で、今まで一度も、心の中ですら 姦淫の罪を犯したことのない者のみ石を投げるがよい」 人々がもし、プリティベルだったら: 「私は誇りを持って武器を取る!」と石をぶつける。 ついでに心の中というプライベートな問題に踏み込もうとした神を告訴する。 西軍だったら: 心の中の姦淫二次元嫁という罪なき甘美を責めるイエスに 猛烈に石を投げ始める。 南軍だったら: 辺りが一瞬、しーんと静まり返る。 そして「でも法律だし。」という誰かの独り言に目を覚まし、やっぱり石を投げる。 ルルイエだったら: 一同、こりゃ一本取られたとばかりにファーッファッファと大笑いする。 そして石を投げる。 天界だったら: 絶妙なとんちで騎士のごとく女を救い、 その信仰をつかもうとした神の手練手管に感心する。 そもそも、最初から何が罪だったのか考えるつもりもない。イタカは恩には恩、仇には仇で返す。 ルラは恩にも仇、仇にも仇で返す。 厚子は恩にも恩、仇にも恩で返す。天界は恩には恩恵、仇は消す。「おい、スープに虫が入ってるじゃないか!」 「申し訳ございません!」 「お前じゃ話にならん、上の者を呼べ! 」 「はい、直ちに!」「まったく……」 (――聞こえるか) 「だ、誰だ!?」(――我は天上より世界を見守りし神。人よ、如何なる理由で我を呼び出した) 「え、えっと……」ミルココ「「よしキタアアアアアアア!!!」」厚志「その幻想を」モカ「ぶっつぶす!!!」―天界から突然信仰が跡形もなくなくなったらどうなる? ―跡形も無く消滅してしまう物は存在しない。 だから天界から信仰が突然消えうせたとしても、どこかで信仰が出現するはずだ。 そうすれば、信仰が現われた場所が天界になる。ノーブルシャイン:そんなことより聞いてくれよ。 この前初めての合コンで王様ゲームやったんだよ そしたら一番可愛い女の子が王様になってさ 「もしかしたら俺とチューなんてことも・・・・」なんてワクワクしてたら 「あんた帰れ」って命令された最終更新日 2017年02月28日 23時44分17秒
2017.01.27
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最近語彙と妄想力が死につつある私が絶句状態絵スキルを向上させる契機にしたいところ
2017.01.26
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※あゆ好き注意************************************思ったんだけどあゆって・天性のモテ気質・クールでザックリ切り捨てられる・だが愛想をよくしようとすればできる・ただしサイコキラー資質も若干見え隠れ・罪悪感がないわけではない・でも人体実験はする・なおそれをすぐに気付かれるようなへまはしない・恋する相手はウブボーイ・しかし性的な事で声をかける時は容赦しない・むしろ♂側が恥じらったり戸惑ったりする・あゆ(面白い…)ってことでどっかで見たマッドサイエンティスト攻めとしてはとてつもなくアリだなと。角又と言う事勿れに見えてその実なびかない人にアプローチをかける部分もなかなか靡かない・人としてしっかりしているサブヒロにちょっと仕事仲間としてときめくようなシーンを彷彿とする。ということであゆ鷹下さい。鷹あゆでなんかしっくりこなかったんだけど逆転したら滅茶苦茶しっくり来た。ください。
2017.01.26
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安居、夏Aには「殺される前に死ぬ」という概念が基本的にないのかもしれない。「一般人」代表秋ヲはそんな安居達に「自殺」の概念と、その辛さと自由さを教えた。……そのわけは、「奪われる前に自分で切り捨てる」概念を教える為なんじゃないかな。 荒波の中で荷物を手放さなければ、余計なものを持っていたなら、そのまま流されてしまうけど、手放したことで一生会えなくなるかもしれない。 持ち物が少なくて、持っていたかったものさえ切り離されてしまうのなら、食べたいモノ食べられるモノを片っ端から奪われていくのであれば、喩え毒を含んでいるとしても食べなければいけない。それが夏A…安居の「なんでも糧にしなければいけない」に繋がったのかもしれない。 取り込んだ毒を吐かず、毒舌や愚痴や弱音を吐かずに居れば自家中毒も起こす。 余裕がない時ならともかく、ある程度余裕がある時には毒は害。 どんどん人とのいい接し方がわからなくなっていく。……そして失敗したと自分で思っても、それを裁くすくう、吐かせる人が居ないという事は、過ちを犯し続けるということでもある。かぼそい「教えてよ」は、どこか救難信号sosのようで、それに対する答えの一つが「こういう裁き方もあるんだぜ」「こういう自分で決めた終わらせ方もあるんだぜ」「いいから吐け」なんじゃないか、と思ったりもする。知っていたようで知らない食べ方と吐き方を補うことでもある。 多少なりとも納得のいく裁き方、終わらせ方、それらを実行してきた先人の記憶の提示。それは、「行っても大丈夫」と思える道標、どこかで見た背中。要さんに似ているけれど違うそれは、自由の良さをも語るそれは、今後安居達に「要さんと似ている」ととられるのか、「違う」ととらえられるのか……。*******あと個人的に最近思うのが、小瑠璃・源五郎が「安居は駄目だ」って要さんが人材ビルドアンドスクラップしてる所に目を見開いていた場面は、この二人は「駄目」じゃなかった頃の安居、「駄目になった」……安居が狂う過程を一部垣間見ているからこそ、のシーンなのかもしれないと思った。・人を振り回しておいてそれはない・先生達の命の扱いが分かっていたけど軽すぎるで、これに対して要先輩の答えは「自分で考える力を付けていこうね」≒「振り回される方が、弱くて死んだ方が悪い」なんだろうなと思う。そういうやり方やってたら、弱味を抑圧するかハリネズミ状態になるのもさもありなんというかなんというか。恵まれ過ぎてて「言う資格がない」人も居るだろうけど、要さんには何もなさ過ぎて「言う資格がない」のかもしれない。切り捨てる前に、もう何も持っていない。持っていないから強くなれた。 ・ ・ ・と、本 人 は 、思っている。
2017.01.25
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騎士王ゎ闘った…… 臣下が信じてる…… でも……もぅつかれちゃった…でも…… あきらめるのょくなぃって…… 騎士王ゎ……ぉもって……がんばった……でも……ヘアー…落ちて……エネルギー……キレチマッタょ……ゴメン……まにあわなかった……でも……騎士王と臣下ゎ……ズッ友だょ……!!そういえばこの人の能力「数」だった。騎士王のほぼはじめての本気かっこいい。こういう部下の力を背負って立つ系って、一騎当千(物理)的なかっこよさがあるよね。結論から言えばVS綾香ちゃんの二の舞だったけど。さて場面変わって司令部同士の会談。「降伏しますね?」「……それしか、ないのね」「しますか?」「それが一番、不幸を減らす選択なのね?」「……っ」一応次話を読む前にこの状態……天界が死に物狂いで、どう見ても全体に被害を拡大するようなことをしている理由の、個人的解釈。<<全ては神の為に>>恐らくこの神って、かなり前に出てきた白い少年。あれだけ余裕綽々なドM兼ドS野郎ルラが存在を察知した瞬間ヒスる相手。「ナイアルラトホテップ」が従属せざるを得ない存在で、天界が絶対的に尊重するもの。……その名はおそらく、アザ・トース。クトゥルフ神話全ての創造主で王。さて、その神とやらの求めるものはなんなのか。1.QB系の「神」が仕組んでいる 世界の秩序、システムを保つ機械仕掛けの神の動力源は人の信仰。あるいは人の善性。 その信仰を集めさせる手段が、魔族に人を攻撃させ、天使に人を助けさせることでエネルギーを収集すること。それが出来なくなればどっかの地獄王(@狂気太郎)の如く神様は世界を潰して新しく光あれ(動詞)する。 今の世界を保ちたいならば魔族を悪にせよ。2.何かの真理を探る「白い少年」が仕組んでいる。 戦争と平和と善悪と支配とかの概念を考える為に、世界を実験場にしている。 なので、魔族が悪として機能していないと、概念上の真理が探れなくなる。 世界の法則が乱れ、善と悪についての概念がめちゃくちゃになり、無法地帯になる。3.神様は退屈なのです そろそろ新しい展開を見たいのです。でないと世界を潰して作り直します。思いつくのはこれくらいかな。幼女戦記とかまどまぎとか地獄王とか夏Aとかのディストピア系だとよくあるのはエネルギー論やら循環論を嵩に着た1なんだろうけど…。KAKERUさんがこれだけ真理とか概念とかに拘りを持って語っているのであれば、2系もありそう…?*しかし降伏勧告ねぇ。キャラ立ってる眼鏡さんたちが考えているように、碌な目に遭わなそうよねえ。悪役として少数で隠れ潜んで生き延びるか、それともまだ抗うか…。信じるか、信じないか。信頼を互いに重ね合うか、それとも。海底で綾香ちゃんが信頼を徹底的な通貨と出来たのは、綾香ちゃんが強かったから。絶対に裏切らない倒されない権威だったから。さて裏切るかもしれない倒されない権威は、どう出るか…。そして「俺達を自由にするっていう約束」うん、してないよね。そしてルラはそれを赦すほど甘くもないだろうね。暴れまわるため・景ちゃんに突撃かますためなんだろうけど、でもお前いいのか?もうお前の残機もカナデちゃんの残機も作ってもらえないんだぞ?今までお馬鹿な突撃かましてきたのにどうして今動けてると思ってるの?自由と引き換えに失うもの大きくない?まあルラにはこんな嘘オミトオシだろうけど。っつーか頭にルラの手下埋め込まれてるのによく平然と嘘つけるなあ。ばれると思わんのか、一か八かにかけたいのか。逃がす筈ないけど、少々きれちまったぜってことでしばらく偵察機として働かされるに100ペリカ。最終更新日 2017年03月05日 01時39分16秒
2017.01.24
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「何をすればいいのか」っていうのが分からない時に、1.人に聞く2.自分で考えるどっちも手段としてある。若さならどっちも許容されるけど、段々と「人に聞かないで自分でやってみよう」「自分だけで判断するのやめようか」になっていく。前者は聞いている相手が聞いている本人に伝えるよりも、実際に調べた方が早くて正確な情報を、より本人にそぐう形で与えられるかもしれないから。後者は聞くことの出来る相手と本人がある程度伝達をしあう余地がある+実際に調べたりするよりも、実践例を、人の温もりとともに伝えられるし即時のレスポンス・フィードバックも可能だから。ということでどちらも一長一短。 でも、歩き出さないと始まらないってのは同じ。『それはおまえ次第だよ。 どっちへ行きたいか分からなければ、 どっちの道へ行ったって大した違いはないさ』*****ルイス・キャロル 「不思議の国のアリス」チェシャ猫より。 失敗するのを恐れるのは大事だけどせめて1歩進んだところで恐れるべきじゃないかな。 どっちの方向に進んでみたいかくらい1歩目は自分で決めるべきなんだと思う。それができないのが調べ方向などが散漫になり過ぎて「なにがわからないのかわからない」状態や、否定され続けた時にありがちな「なにをやりたいのかわからない」「最初は○○したいと思ってたけど、なんか途中からどうでもよくなった」なんだよな…。生徒・後輩として教えられる側でも、先輩として教える側でも、なるべくそうなることは減らしたいと思うんだけれど。 ただ、自分で調べるにしてもネットとか本とか、 人に聞くにしても先生に聞く・同級生に聞く・サークルやバイト仲間に聞く・親親戚や地元仲間に聞く・地域の一休みしている老人に聞く・他の担当の先生に聞くとか、色々な方法、色々な方向で調べることは出来ると思う。 ある程度集まったら一旦自分で推測して、推敲して、そこで更に「次にはここから何に繋げそうか」って感じで繋いでいけたら、そうしたらもうしめたもの。……これに続くためには、・小さな勇気を潰さない事、潰れないようにする事・相手を尊重する事(特に無表情な人でも色々考えている事)(ある程度表情出さないと伝わらない事もある事)・上の条件を満たしつつもぐだりすぎないようにすることが、大事なのかな、と思う。地球に来た異星人同士ががんばって共通地球語で話そうとしてる感があるようなコミュ障同士でも、異世代同士でも、異業種同士でも、何かしらで通じ合うことはできる…と…思う。たとえそれが一瞬の輝きだとしても、それがずっと心の支えになって辛い時を乗り切って、そうして終わった後の打ち上げに一緒に行くっていうことだってあるから。…がんばろう。取り敢えずそれを実感させてくれた後輩ちゃん(消極系)とアントニー教授(有名変人教授)、ぐう聖ハンカチ王女先輩(コミュ充)に感謝。最終更新日 2017.02.04 08:09:33
2017.01.23
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今回立ったフラグ。・真冬の記憶の白紙部分がようやく埋まりそう・記憶喪失(鈍感男主人公並)VS記憶喪失(昔過酷な訓練やってたやつ)こんな可愛い表紙なのにこんな昼ドラみたいな青年漫画みたいな展開って誰が思うよ…・犯人は不憫「先生をとらないでよおおおお!!!」「えっ…」「先生の!手伝いは!!!私なの!!!!!名前覚えてもらってたのも!!!!!私なの!!!」「ち、ちがうんだ・・・その・・・ちがうんだ・・・・・・」・黒崎真冬(浮気男)・恋愛マスター(かつての修羅場メイカー)・元凶は真木・ギャグ要素が途中からギャグじゃなくなっちゃうのは俺Tによくあること・少人数の名前しか覚えられない←分かる・かつてのお気に入りの名前を忘れる←なにこれ怖い百池さんの暗示を自分にかけるパターンか、人に暗示かけまくってたら自分が忘れんぼになっちゃったパターンか…。記憶喪失ということで、幼少期の真冬が一部記憶喪失になっている(ただし鷹臣くんに指摘されるとその部分は思い出す)事とかかわりがありそう。・真木先生の出身は真冬・鷹臣のすぐ近く・真実究明隊・昼ドラどうにかし隊 出動!!・早坂(H)君、メガネ(メガネ)、寒川と会うフラグ、立つ・寒川のジェラシーが見られるのは地元編だけ!!・一方その頃の黄山高生(に扮するオッサン)「黒崎真冬が男を奪い取ったって!!!」「!!!!!!」~風の如くヤンキーの暴動を鎮圧し幼馴染の真相を知りに行く鷹臣~・ラブコメに似た何かありがとう・兄弟愛や親子愛に似た幼馴染ありがとう・手紙を読んで「なんだそういうことか…」と呟く鷹臣くん。 次回、真木の名前で何か子供時代の回想に入りそうな予感。 鷹臣くんと真冬の子供時代絡みの回本当好きなので、わくわくしながら待っています。 鷹冬かわいいよ鷹冬。あと特典ペーパーの冬鷹も可愛かったよ。 結婚しなくても生涯腐れ縁で互いにちょっかい出したりツッコミ入れたりする関係性であってほしい。
2017.01.22
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「別に助けてくれなくてもいいんです」と「でも、俺は助けたいんだ!」の組み合わせ最高だと思う。それがリアルだと余計に泣ける。なんで急にこんな話をしたかというと、先日知った東急さんと小田急さんの話(→詳細)がとても面白かったから。WW2末期のぼろぼろよろよろの小田急さんが、憧れの東急先輩に手を差し伸べられたけど小田急さん:「ここはあなたのテリトリーじゃないでしょう、東急先輩。そんなこと、しなくていいんです。私に手を差し伸べるよりも、あなたをもっと必要としている子の所に行ってあげて下さい」東急先輩:「そうか…(´・ω・`)」→数年後の東急先輩:「それでもやっぱり君と一緒にやっていきたいんだ…小田急…!…(*`・ω・´)」「東急先輩…!…(´;ω;`)」→小田急さん息を吹き返すこれ実話らしいんだぜ…最高かよ……小田急さんが、大事に大事にしてきた中央林間都市駅を、その名に相応しいかたちにできなかった、ごめんみたいな感じで改名する辺り本当にどうなるかと思ったけど本当に良かった。お幸せに…!こんな感じの、どう転ぶか分からないけどそれでも何か、誰かを幸せにしたいぞ!!っていう欲求が見える話大好きです。そんな感じの設計が私もできるといいなあ。コミュ障が語るには経験不足な所もありますが、繋がることで幸せを感じた時の高揚が人一倍な自信はあるぞ!!!結局、足りないものとあまってるものを融通するだけじゃなくて歴史が生まれたり、信頼関係が生まれたり、新たに何かが生まれる土壌・地盤が生まれて行く……っていうのが何かと何かを繋ぐからこそできることなんじゃないかな、と思います。
2017.01.21
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2017.01.20
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「これから翔びます」「これから沈みます」ゆきつくところはどうせおなじなのに
2017.01.20
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最近読んだTS助平男のお話がドストライクでした
2017.01.19
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PS、DS、EPS、いろいろ模索中。面白いなーと思ったもの。・ポンピドゥーセンター(ポンプ)・サヤ氏カラフルサヤ管・関東工業地帯の夜景・四谷三丁目駅の天井一部ポンピドゥーセンター、あの管の正体知るまでは単なる抽象建築()だと思ってたんだけどまさか配管美マニアがやらかした結果だったとは。ロマンを感じる。普段目にしないからこその面白さ、ってのもあるんだけどね。人の全裸とか、それ以上のスケルトン@斉木楠雄とか、人体模型とか、見慣れてないからこそ燃えるっていうのもあるかもだよね。人体模型にハッスルマッスルといえば、学校の怪談で人体模型くんのお尻を撫で回していた元ロリコン疑惑の先生ってHMなのか内臓フェチなのかどっちなんだろう。取り敢えず脳みそと腸っぽいのとか、内臓系のデザインを色々見てみたいかも。よに系も好きです。あと槍の勇者のやり直し最近読んだんだけど、バンブーストライクかっこいいなあと思ったのであれっぽい迫力のある何かもできたらなあとちょっと思ってるやつです。しかし細かいデザインはいちいち字で描くんじゃなく、単なるスケッチでもまだ足りず、パースとか断面図として昇華しないとだめなんだよね。めんどくさい。全体描いてると個々のデザインめんどくさいって思うし、個々のデザイン考えてると全体のデザインめんどくさいって思うあれです。あと全体計画とプランとコンセプトとストーリーの書き分け方法が分からないってマリオ先生に言ったらggrksって言われましたorzくそうー・・・!!!ぐぐるよちくしょー・・取り敢えず内臓フェチで言うなら腹部パッカーン(ロボの改造・エネルギー注入でよく見るやつ)とMR画像みたいなものをよこせっていうことかな。内臓とロボっていうと鈴木ジュリエッタ先生のカラクリオデットでオデットがよく博士にメンテナンスされてた所思い出す。あとゆうきまさみ先生の超人あ~るも。あの子らはアンドロイドだったか。カラクリオデット続編読みたいなぁ。あと配管系で身近なものっていうとクラシアンシンクラシアンと、よく潜入・スパイ・脱出もので見るダクトスペース通って脱出するやつだよね。あれはほんとロマンのかたまりだと思う。今際の国のアリス@温泉編みたいなデッドオアアライブの中でやりたいとは思いませんが。
2017.01.19
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(※徹夜のテンション)課題で海草について調べることになり、(海草…わかめめっちゃすべる…嵐思い出すなあ)と思っていたらいくつか目に留まった部分が。・大きく育つ部分「甲」と、小さくこまごまたくさん育つ部分「乙」がある。 なお、「甲」部分は 「大きく色艶良いが軟弱」「薄い海苔にしようとするとちぎれる」高級だが扱いづらいらしく。 「乙」部分は「細いが強い質」「多産」「手近な栽培が可能」「ちぎれにくい」庶民的・雑草魂に近いそうです。(ただし収穫時期末温暖だと乙には虫が湧き腐ってしまうとか)→……夏Aと夏Bっぽいなあ…とちょっと思いました。・元となる海草は寒いところほどよく育つ。温かいと腐りやすくなる。 淡水が多いと原木の影響もあって水蘚っぽいもの、海水が多いと貝と虫が湧いて駄目になる。→こじつけだけど山中に居た夏A、貝殻虫中に居た夏Bっぽい7種→嵐のわかめめっちゃすべる、ナツのもずく、蝉丸の自称シェフ、藻コンクリート、海洋ダンジョンに特化した夏B(+2人)→もしかして:海草生産フラグ…すみません、ちょっと突っ走りました。徹夜のテンションで頭おかしい。でも海草栽培する夏B+夏A2人…かわいくないですか(ナッちゃんが蝉丸と協力して海男子×2に教わりつつ海草採集したりする…っていうのもひとつありなんじゃなかろうか。海辺で手伝いしたり、螢ちゃんらと潮干狩りするというのもかわいいけど。夏B中人魚の森みたいな海女のかっこが似合うえろかっこいい代表牡丹さんと好対照だと思う。あと個人的にドッピーカン気味のおてんとさまを背景に海草抱えてにかって笑ってる天道まつりちゃんが絵になりそう。彼女らのそんな姿を見て、海辺物語を綴り、焚き火の近くで夜うとうとしつつお話考えるナッちゃんとか。ありそう。 ナッちゃんのイメージカラーは緑寄りみたいだし、髪のイメージが強いし、何よりなにやら裏のありそうな祖母さんが海に住んでいたということでナツと海草の繋がりは結構根深い……という。 海草食べると髪の毛の色が濃くなる、丈夫になるとも言われてます。絶望先生の増えるわかめの回とか …あれ?もしかして海草めっちゃ食べると赤毛気味の蝉丸は黒っぽくなるのか…? 何そんな蝉丸見てみたい。 自称シェフなので味見は人一倍するでしょうし。 そしたら。わかめっぽくなったロン毛の蝉が久しぶりにわかめ芸をやろうとしたらナッちゃんが(蝉丸さんのが今はちょっとわかめっぽくないですか)とこっそり思って蝉に察知されて蝉が自虐ネタと夫婦漫才っぽいの始めればいいんじゃないかな…? そしてわかめにふりまわされるラッコ嵐で締めましょうか。嵐は花の為に海草沢山採って来そう。 どこにいても海女な茜さん、水中蜘蛛(※バイオハザード)に大興奮してたムツゴロウ源五郎が海草と水中動物の関わりについて蘊蓄たれたりしててもいいなあ。 そしてマイペースに海草を色素状態にしたりしてるちまき。くりくり。 その隣で海草から薬とか傷口ウォータープルーフにするもの作れないかなーって試行錯誤するくりくりばんちゃん。研究者気質なマイペースおっとりくりくりふさふさもずく頭男子同士波長が合いそう。 角又(海草)が自分の名前のネタと繋げたりもしそう。 ひばりちゃんがそれ見て海草食べようかなって思ったりとかな。かわいい。 角又は漆喰用に麻の繊維と絡めても使われるらしいです。麻井…。 植物ネタ本家本元にして源五郎・角又と繋がりのある、海でポロリハプニングにも遭遇したあゆは海の植物との触れ合いはあるのかなあ。あってほしい。 あゆは巨船編直前で出てきたような、なんかキモイ海生の…動物?植物?かわからないあれを食事にするor何かに生かす第一人者になりそうな気がする。7種きっての美人さんがある意味一番見た目に惑わされない性格をしている、っていうのが好きです。どんなものでも生かしていくスタイル。 富栄養化系の大御所である「あなたのう●ちも使っててよ安居くん」は記憶に新しい。あれ見てあゆに惚れました。今の所沼(蓮)には手を出したし、これからは海の植物にも手を出していくんだろうか。なまこ食べる美人・山田さんみたいなガッツ、上記のくりくり二人とは又違った研究者気質部分を持つあゆはかっこいい。……勿論、それが「食べられるか否か」が分からない、っていう追い詰められた状態だと、……某事件に繋がったりもするわけですが。あそこらへんのあゆはちょっと爬虫類っぽいと思ってしまった…。裏のあるにっこり美人さん、某浅葱みたいな感じのあれです。毒さえも不要とせず使おうとしてるのは普通にかっこいいんだけど、せめて同意のうえで試すとかあったんじゃないかなって。特にきのこ。 ピョ ピョ 彡⌒ミ, - 、 , - 、i'・ω・`ヽ,,・ァ, - 、 4 ・ ゝ - 、i'e・ ヽ、・ァ ゝ i e・ ヽ、 ,,.-''´| |`"''-,,_i ,,.-''´ | | "'''i" ,,.-'" `"''-,,_. | ,,.-''" "'''--'''" あと、どんなものでも生かしていくスタイル、ふわふわザスッのように見た目に惑わされないスタイルのある意味第一人者、いろんな意味で夏Bらしくない夏B(なおよく欠員する)(夏B指折り数えていく時必ず8人目になる)(百舌さん萌えの友人に言ったら多分怒られる)百舌さん。 彼が昆布とか若布干してるのをちょっと見てみたい。和む。 ______ こちら百舌 / / /| 双眼鏡の準備はできている _|  ̄ ̄ ̄ ̄| |___ / |_____|/ /  ̄ ̄ |し |  ̄ ̄ し⌒ J /\_彡⌒ ミ__ これより海草に対する \/(`・ω・´) /\ 監視を行う _|  ̄ ̄ ̄ ̄|\/_ / |_____|/ ̄/ _,,, _/::o・ァ ∈ミ;;;ノ,ノ 彡⌒ミ (´・ω・`) |≡(∪_∪≡| `T ̄∪∪ ̄T ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ おとんポジ繋がりで某帝国の娘の某百舌さんに似てる苦労人を思い出したなどと供述しており。 // / ./ / ./ パカ / ∩彡⌒ ミ …… / .|(´・ω・`)_ // | ヽ/ " ̄ ̄ ̄ ̄"∪ なんだろうね、百舌さんから拭いきれないじじむささがそうさせるのかもしれないね。 | | 彡⌒ミ \ (・ω・` ):: (| |):::: (γ /::::::: ∧_∧ し \::: .ミ,,・_・ミ \ヾ(,_uuノ ∧_∧ | ミ・_・,,ミ | (uu._)~ \ (・ω・` ):: (| |):::: (γ /::::::: し \::: \ ともあれ。海草は、山林の材木、川の淡水、海の灌水、それらを繋ぐ都市・道の発展といろんな所と繋がってるのが本当面白いからもうちょっと調べてみたいです。そう、それは千の風となって降り注ぐ髪の毛の如く……イロメンの某茂のそっくりさんグリーンが貰った髪の毛のような何かで出来た特別食のごとくそうあなたの後ろにも這い寄る混沌黒く質量のある何か……。 _.. -=== 、 _,r'"ニ -‐ニ、ヽヽヾミヽ ,r'"-‐ フ7ァ=、、ヽ\\i/゙r、 ,r彡"/´/ /f fl川 ヘ.\\i//ハヽ /三ニ ノ ノ / l |l川川ヘヽヽi/ / ハ.', ///二ニ-‐'´ノl |ー ''''' """```"""「l } /二 ニ - ‐ ニ´.ノl | 从l _ノ/‐ - 二 二 ニ -ノノ リ /,r 三三 ニニ==-彡´..........__ _,,,,l //,r=.二 ニ -r‐-、ニ彡 .二¨__¨¨` /"__ノ ,r===// /{(/´,r ‐.ニニ { {ヽヾ ={ 弌9ナラ f9ナブ ,r≠===彡イ // ヾ,r‐ .二ニ -ヽヾ、ヾ」 ´´ l ̄ l / ,r=== ラ,/// ///,r ニ 二 `ー、 rノ ,' ノ ,r==彡'///////::::::::::::::::::lヽ ,. =‐= / ,r==≠==ラ///// /::::::::::::::::::::::人 丶、 ´ー-‐'′ ,r‐,r'"三 三 三.二 ニ -‐ '´/// /:::::::::::::::::::::::ノし)__ 丶、 ノ //彡‐ ニ.二 ニ -- ― 二 -‐ ノ /::::::::::::::::::::::人__ノ `ヽ 厂´ //// ,r ニ 二二 -- ― 二 -‐ ノ:::::::::::::::::::::从._=====\/ {.{ {///,r ニニ 二 -‐ ニ =‐ '´::::::::::::::::::::::人 -‐ '' "  ̄ ̄ ̄ヽ 川////,r ニ 二 //´:::::::::::::::::::::::::::::::::ノし ) l ノノ// / // //////:::::::::::::::::::::::::::::::::::メ、_ノ | ホラー映画の髪もぶつ切りだったらあんまり迫力ないよね。 The・和風ホラー。 ちなみに和風といえば、海草・海苔系事体、外国人には消化しづらくてダイエット用、チアシードみたいな扱い受けてるけど日本人だけは消化できるバクテリアを持っているらしい。凄い。 因みに海草といえば角又、角又といえば角又茸というのもあるそうです。 同じ本にきのこについての話も載っていました。 ……うん……。きのこ、こわいよね。 あの回で椎茸おいしいけど、きのこ類の繁殖力は割りとマジで怖いなってちょっと思いました。 あと体に合わなかったときのリスクもね。 きのこ毒はその昔「蛇が毒液かけてるから毒ある」と述べる人が居たみたいですが、その舌の根の乾かぬうちに「なんか紅茸たくさん生えてる上で蛇死んでるの発見した。ひええ」って言う文も書かれていて蛇の毒本家本元扱いの貫禄まったくねえなって思いました。やられちゃってんじゃん。 というかこれ…まっかで近づいただけで(多分)死ぬレベルって… カエンタケじゃないの……????? よく無事に帰れたな発見した人…。 きのこネタは一見可愛いように見えてスリル満天ですね。 きのこ繋がりでフォーチュンクエストのキットン族思い出したけど、彼らの使う「きのこ魔法」も変身・幻覚効果とかかなり危なそうなのがありました。 山の中のきのこといえば中毒が定番ネタですし……。 こうした地域産業系が7SEEDSの小ネタとして結構登場しているのも7SEEDSの面白いところのひとつなのかもしれませんね。ネタによってはもっと掘り進めてよ…!って思う所もありますが。 ナツの埼玉県設定とかね…。と埼玉県出身が言ってみる。 サブカルチャー発達してるのと、優等生だけど1位には絶対なれないって言われ、特徴がないのが特徴(@『うちのとこでは』)なのと東京都・都市部のベッドタウンとりまきの一員扱いなのとそういうのがあいまってどことなくおっとりした性格っぽくなる(@うちのとこでは)ってだけが埼玉県じゃないんだぞ!! 県歌超だ●いたまって言われるけど町並みは木々の姿見せたり美しくメロディーが咲いていくし見沼田んぼの桜並木とか綺麗だし岩槻人形だってあるし、一応有名所としては浦和レッズがあるんだよ。別にファンではないけど紅茸かなってぐらい真っ赤な集団とよく遭遇するよ。あとさいたま新都心のCOCOONは最近3倍に増えたけど県外の人にとっては一応そこそこ有名みたいだよ。便利だよ。駐車場安いのもいいです。 植物関係に話を戻すと、ケヤキ広場も綺麗なのでお奨めです。クリスマスのライトアップもいいけど、ビアガーデンとかイベントをたまにやってたりもします。 どうしようもない欠点は海無し県なことかなあ…。高波警報は荒川多摩川だけ注意してればいい感覚。それも遠いし。 だから海にとても憧れがある私です。 海草のランプシェードっていうのを昆布で作ってる京都大学美術化のプロジェクトとか見て幾らで買えるゲイツ?って思いました。 海辺で拾った貝殻うちに持ち帰ると(うわ磯臭っ!!)ってなってしまいますが…。 ナッちゃんの(海は嫌いだ)の如くフレーメン反応が出てしまいます。 あ、でも今思い出すとナッちゃんのその反応こそが海無し県の強みとも言えそうな気がしてきます。安居や嵐は逆に慣れ過ぎてて鈍いのかも。 最近ヒートアイランド現象の影響で磯の香りが内陸まで届けられているらしいのですが、そうした磯臭さもいいととらえられることもあれば、うわっゴミの臭いじゃんってなることもあるようです。 臭いをプラス気味に働かせるにはどうしたらいいのか。やっぱり水辺BBQとかおいしいご飯で懐柔するしかないのか。 考えていきたいところです。<課題終われ祈願>@参考→日本農書全集・特集1 小さい本なのと、昔の豆知識とかも読みやすく現代語訳してくれているので面白かったです。 ちなみに半月後の2月6日は海苔の日なんだとか。 一応本ブログなので。
2017.01.18
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決まったっぽい就職先A同期っぽい人の前でいつになくテンションを上げて頑張る私時々エネルギー切れする私中学校と高校と大学でそういう頑張ってる子居たなあと思い出す私エネルギー切れで学校にこれなくなってしまったその子たち私もそうなるのかもしれない私も今の同期がしてる戸惑いとひやっとした反応入り混じった反応をしていたのかもしれない馬鹿になれば楽なんだろうだけど馬鹿だと余計に人を傷付けちゃうからなりきれないでも夢はそれなりに叶えられそうな職場だ仕事や資格を取るという道が社会人なら推奨されてるだからテンションをある程度自分なりに自然なものにしつつやっていこうそのさなかで同期っぽい人と今度こそ支え合えたら最高なんだけどな
2017.01.17
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********************注意**********************※某バッドエンド作品の影響を受けております●もし安居が精神だけタイムスリップして「逃げなかったんですか」を実践してみたら:(精神遡行年齢は13、計画実行時は15とする)(他年代でも可)1.別に未来に行かなくてもいい派茂と逃げ切るがもやもやしたまま2.追手が来る3.外の世界で自由を扱いきれず、放り出した未来に戻るわけにもいかず自我が崩壊しかけてはじめてヲの「お前らは温室育ちじゃねーか」発言を実感*******以下2or3の安居目線で「結局施設に戻って来た」ENDssss涼に「泥にはまった芋虫みたい」と言われた事がある。あの時はよくわからなかったが、現状のオレを見るとまさしく芋虫だってことが分かる。無様な芋虫は蛹がないと蝶になれない。飛ぶことはできない。捕まった時、怒られると思った。酷い懲罰房に入れられると思った。下手すると赤い部屋かもしれないと思った。そうなったらオレだけにしてくれと頼むつもりだった。通用するかどうかは分からなかったけど試してみようと考えていた。だけど連れ戻された先、教師達はみんな妙な笑みを浮かべていた。「外の世界は怖いだろ」粘ついた声だった。10歳ぐらいの時にみんなで飼っていた芋虫を何故か思い出した。蛹になれたのに中でどろどろになってる時に落ちて死んでしまった。「そりゃそうだ。まだお前には色んな事を教えきれてないんだし」蛹の中で寄生蜂に巣食われて大人になれないやつもいた。「お前はまだ子供なんだから何でも訊いていいんだよ」蝶になって飛べたのは結局十四匹の中で一匹だけだった。今のオレは、蛹の中でどろどろに、泥の中を、のたうち回る無様な芋虫。救いあげてくれる白い綺麗な手。「安居。どうしたらいいか、教えてあげよう」「あ…あああ……」これが嫌で逃げていた筈だ。だけど、枷のなくなった手足の、首輪のなくなった身体の軽さにはもう、耐えられない。「安居?大丈夫か?」ここなら何でも教えてもらえるんだ。どうせもう、戻れない。外の世界では生きられない。昔のオレは弱かったけど、今のオレなら大丈夫だ。嫌なものだけ取り除いて育つことができるはずだ。なりたくないもの。卯浪や貴士先生はともかく、要先輩は違う。違う筈だ。「はい」どう生きればいいかも、何を大事にすればいいかも、「すみませんでした、要先輩」何を捨てていいかも。オレたちは使命がなければ生きていけない。家畜と同じかもしれない。家畜は逆らい方を知らない。人類の為に生きて死ぬ。だけど、それさえ守っていればオレたちには生きている意味がある。復讐なんて、反抗なんて、そんなもの全てを狂わせてしまうだけだ。自由になって分かった。施設に縛られない『本当のオレ』なんてない。オレは施設で育ってしまった。決着をつけないまま囚われたまま外で生きていける筈なんてなかった。『仲間がいじめられたり 殺されたり そんなの絶対納得しない』そうだ、納得しちゃいけなかった。納得したふりをしていたのがいけなかった。『オレは何をしてるんだろう』『獣』『私は失敗した』『汚い』『あんまり無様を晒すようなら見放すかもな』失敗した。だけど繰り返さない。あんなこと、もう二度と。その為には、ただひたすらなりたくない奴を観察して、研究して、ああならないようにすればいいだけだ。囚われないように。幸い生き残る術は知っている。なら今度は涼のように挑戦的に、茂と仲違いしないで、小瑠璃のように自由に生きようか。『自由ってのは』『いいもんでもあるぜ』一瞬頭を過った、あいつの言葉。…要先輩の撫でる手が包み込んで隠してしまったそれは、まだどくんどくんと脈打っていた。~merry bad end~※ただしこの後(いやでも茂や繭が死ぬのは嫌だ)と思い直す安居・涼が脱走に「面白そうなことしてんな」と首突っ込むと成功率は上がる・ただし「常識」について涼に訊くと涼なりにねじ曲がった答えを返される(涼も涼で洗脳されてる)上に涼の答えを17以降の安居はどんな意見でも割と素直に聴きいれてしまう為逆効果な場合もある
2017.01.16
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誰しもバイブルみたいなものってのはあるんじゃないかなと思います。オタクは好きな本、塾に通う人は参考書、先生は教科書、本読まない人は友達とかゲームとか。でなければ、目を閉じ口を噤んで孤独に暮らしているーことになるんじゃないでしょうか。さて、この本の「腐ったミカンは箱の外」は、箱を出された腐ったミカンが、今の教科書(バイブル)とは違う「昔の」「残酷で不敬な」教科書を見付けるお話。「腐ったミカンは箱の外」主人公の「腐ったミカン」良が、「少し成績が下がっただけで外に放り出され」その先で、「知らないまに大人の言うなりになって教育されちゃっていいコでいる」のを拒んで「やりたい勉強を好きなだけやる」てらこや集団のリーダーになる、という話です。「おちこぼれのあたしたちの方がむしろ一番人間らしく暮らしているんじゃ……」それに対し、どこか怪しげで自信家な新入り・サトルの言葉が「ほんとはここにいることもいくらか不安なんじゃないのか?」それを受けて、良は自分の秘密・・・「昔の教科書が隠されている場所」を見せます。良「隠してたわけじゃないんだけど・・・みんなに言っていいものか」「最初は何だかわからなかったの でも見てるうちになんだか大変な気がしてきて…」「ねえちょっと読んでみてよ社会科なんか びっくりしちゃった」「あたしたちが習ったこととまるでちがったことが書いてあるんだもん」「ねえ何か昔にあたしたちの知らないスゴイ事故でもあったんじゃないの?」「ゲンバクってなに?」「侵略とか虐殺とか過激な表現が使われてるのあたしたちが聖戦として教わった美談のことよ」「その一方で、使命感とか参拝義務については書いてないの」と不思議がる良。教科書を読み終えたサトルは怒り出し、「君が毒されてなくてよかった」と言って教科書を全部燃やします。てらこやと呼ばれた建物も壊し、良をそこから箱の中・・・再洗脳の場へと連れ出します。それから数年時は経ち、ラストで彼女は言います。「大丈夫です。もう何も怖くなくなりました」そして戦争に向かうことを示唆して終了。あれ、これどっかで見たことあるな・・・?駅前で配ってる「最近の教科書が都合の悪い事実ポイしてる」っていうあれじゃない…?あとあまりに後味が悪いんだけど「戦争ってそういうモンじゃない?」もな・・・軍体験に行った主人公が、レジスタンスサイドの人に対し「ふーん、そういうもんなのか」と納得するけど、その子が「間違ってる」「牢獄にぶちこむべきもの」とする「仲間」に対しても、「ふーん、そういうもんなのか」と流されてしまう。結局この主人公は後味の悪いラストで、凄いものとして位置づけられていた祖父が、醜悪で下卑たことを「そういうもん」としてやっていたことも、受け入れていくのかなあ。できれば疑問を抱いて、これから先ちょっとだけ流れの中立ち止まるポジションで居てほしいけれど。でも、レジスタンスの子が「憲法9条変えないで」って言っていたのに、矯正所に入れられて、オニの居ぬ間に憲法九条改正が行われてしまった作中のように、「疑問を抱く」「この流れは駄目だと言う」瞬間に箱の外に出され、そして淘汰されるかより洗脳しやすい方向に発展した箱の中に「頭が冷えた」「「常識」的にならないと損だと思わせた」瞬間に、連れ込まれるのかもしれない。そして、箱の外を攻撃する側にまわってしまうのかもしれない。最近、ディズニーの人魚姫が主流になりすぎて「人魚姫は実は泡になってたんだよ!」がトリビアとして紹介される時代になったそうです。私はゆとり教育の最後の世代なんですが、これには「マジかよ・・・」となりました。これと同様、何か有名な上塗りするものが出てきたら、案外簡単に人ってそっちを事実だと思い込んでしまうんじゃないか?今の時代なら常識なものでも当たり前じゃなくなってしまうんじゃないか?・・・今、当たり前に使えて、当たり前に事実確認やいろいろな意見をきくツールとなっているインターネットでさえも、日本人だけファミリーセーフティならぬジャパニーズセーフティをつけられたり、言論統制されたりしてブラックリストに載せられたものは見ることもできなくなってしまうんじゃないか・・・安穏として暮らしていたら、そうなるのかもしれない。*****7種で言うと、夏のAチームがちょっとそれに近いんだよな。特に「優等生」だからこそ、人を傷付ける側に行ってしまった安居、そして涼。「腐ったミカンは箱の外」されていた夏Bとの無知シチュじみた接触が特にそれを表している気がする。「外れたみんなの頭のネジ」みたいに、周囲が狂っているのか、自分が狂っているのか分からなくなってしまった人も、それに近いのかもしれない。それを導くのが「歴史上の事実」であり、「教科書」「人の肉声」なんだけど、72年も経っちゃって、教科書さえ改変されようとしてるなら、もうどうしようもないよね。牙を抜いた側が、今自国産の付け焼刃をせっせせっせとつけようとしてきてる真っ最中だから、余計に。無知シチュ利用してるみたいだなぁとか思ったり二次元とか善意なら萌えるけど、こっちはねぇ・・・。にほんブログ村 おすすめ本
2017.01.15
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あの二人の出会いから仲良くなるまでのシーンが描写されないのって、結構重大なネタバレがある・キャラの印象崩しかねない話があるからこそなんじゃないかな、と思う。花の過去編で言うめーちゃんの存在とか。個人的に螢ちゃんの言ってた「ガキ大将っぽい少年嵐」がとても読みたい。そこから変わって行ったっていうところも。もしかして「花は髪がとても綺麗だと思う」の下りは、嵐がキャラチェンした直後だったりして。更に言うなら、それまでは素直じゃなくて「髪の毛うっとうしいな、いい加減切れよ」「切らない」みたいなやりとりをしていたのかも。(だからこそ今の蝉ナツに対して(あぁ…)ってニマニマしてるのかも)嵐がガキ大将気質だった+嵐は父子家庭に近い→「いつもいつも自分ばかり被害者だと思うなよ」=母親が居ないことでからかわれた嵐がスレて居た頃から出た言葉、という可能性そうやって、自分じゃどうにもならないことが原因ですれたことがあるからこそ嵐は安居に対して、そういう面での同情や、そういう面での「分かろうとする」をしてるんじゃないかなあ、とも思う。 母親(病弱?)が授業参観来ないことをからかってきた女子をはったおしたことを学級裁判で謝れコールされたりとかされてたら結構嵐の印象変わりそう。 で、そういう所を一旦「花のために」我慢してたけど、不良の件で久しぶりに嵐のそういう凶犬気質が顔を出した、みたいな。なんか忠犬っぽいな嵐……。 花は花で、今の花とは違って「大人としか接したことない」とか「運動ばかりが楽しい」とかで、集団レクリエーションでぽつーんとして、大人はこういうとき助けてくれなくてー、とかそういう子だったのかもしれない。 ……うーん、やんちゃなガキ大将×馴染まない子は、ちょっかいのかけ方や毒舌とかがやりすぎでなく、互いに一定の距離があってお互いをある程度冷静に見られている話なら結構好きなんですが。 もしそういう状態から今へのキャラチェンジがあるとすると、もっかい7SEEDSを読み返したら確実に嵐と花自体は勿論、それを取り巻くみんなの印象まで変わるかもしれないな。 未だに私は嵐をいまいち掴めないんだけど、その理由のひとつに嵐が「なんか無理してるっぽい」「思考回路が花全振り」「なんか本来の嵐が中途半端に覆われてることで底知れない印象を醸し出してる」「腹黒系キャラとまではいわないけど、サスペンスホラーではなんか隠してるキャラとして出てくる奴っぽい」ことにあるんじゃないかなと思うので、是非解明されてほしい。 人間不信気味なナツと蝉丸が信じた嵐もまた、花以外に対しては人間不信だったのかもしれないし、未来にきてから色々変わって、変わりすぎたからこそ嵐がつかめなくなったっていう可能性もあるけどね。 初期の嵐なら安居に対し「駄目だ…俺じゃ安居をぶん殴れない…!」ってなった後でも、仲立ち冷静にはできなさそうだし。「話したいことがあるんだ」でそこらへんの話、昔の嵐のキャラ、出会いの話とかが解明されていくのかなあ。気になる。
2017.01.14
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探偵なみの好奇心、探偵なみの歩けば事件に遭遇する率を持った主人公の話・外れたみんなの頭のネジ。単なるマチナカ人間狂気探求漫画かと思ったら主人公が自分自身まで疑い出す漫画でした。※1話「自分は狂っていないのか?」ディストピアを改革する側がそれを考え出したら、おしまいです。狂っていないと証明するか、世界の側を自分の都合に合わせるか、歩くのを止めるまで心の中はぐるぐる状態です。***「人間のようなもの」の広告で恐らく有名かと思います。「飼っている『人間のようなもの』を探しています」というちらし、「ずっと閉じ込められてて やっと逃げ出せたんだ」という「人間のようなもの」の言葉。あなたはどちらを信じますか?***主人公のミサキは、この後ある人を「信じた」ことを後悔します。そして、初期の突っ込み役から、全てに対し疑いを抱くようになっていきます。銀魂の新八、ボーボボのビュティ並みの突っ込み濃度です。コナン並の探求度と道を歩けば事件に当たる状態です。そして突っ込み・放っておけないがゆえに探索を始めます。蜂の巣を突くようなことをします。探求の結果、「なあなあ」で済ませていれば普通の友達のままだったような相手のうち一人は狂い、一人は入院することになります。欝系RPGにもたまにありますね。「主人公が放っておけば一応平和だったのに」というやつ。そして彼女は疑うゆえに、知りたいがゆえに、いささか非常識な行動(不法侵入など)までし始めます。「ほっといてやれよ…」感想サイトにもそういった言葉がちらほら。けれど彼女は止められません。「妙だな…」をやめられません。「知りたくて知りたくて知りたくてたまらない」のです。「空が灰色だから」2巻画像お借りしましたそれは彼女が「お前のほうが狂ってきているんじゃないか?」と言われたり、「ミサキは何かを忘れている」ことに気付いたり、そういった突っ込み役、探偵役としての足元ががらがら崩れていくごとにどんどんどんどん強くなっていきます。知ることが最早アイデンティティになっていってしまいます。思い出して狂ったとしても、それはそれでいい。とにかく知りたいのだ。怪談を追い求める怪談としての、彼・彼女らのように。(実際は怪談を語る怪談、に近いですが)何かのオタクなら、巡回屋・追っかけ屋なら、一度は思ったことがあるでしょう。「他のことはいいから、とにかくその先を見たい」「倍プッシュだ」「いいから●●だ!」例えそれが偏執狂だのストーカーだの言われても、とめられないのです。バイタリティの化けものみたいになる。そしてねほりんぱほりんのように、「どこかの世界の常識」を掘り出すような話では、深淵を覗く者はまた深淵に覗かれているというように、「自分は常に安全圏」にいなければ、心をそっちにもっていかれる危険性があります。そしてこの話の主人公ミサキは、相方に対し「世界のほうが狂っている」と証明するために、安全圏から、常軌を逸した方法さえとりながら、出掛け始めます。根堀葉堀しなければ、安全でも。忘れたままで居れば、取り敢えずは「正気」でいられるとしても。それをやめられないのです。「どちらが信じられるのか、安心できるのか」分からないから。「どちらを疑えるのか、掘り起こしがいのある何かを見付けられるのか」が気になるから。彼女は忘れているからまともなのか、思い出すことがまともになる為の道なのか。忘却が狂気なのか、忘却は正気なのか。それが、読者としても知りたくてたまりません。・・・・あとピンクのお助け悪魔べへりんが超絶可愛いから。かっこいいから。オススメです。大人として落ち着いてるけどたまにおいおいマジかよって冷や汗かくところとか、「俺が近くにいて良かったな」ってピンチの時助けてくれる所とかなんだかんだ紳士っぽいところとか、大人が子供の面白い話を聞くモードと大人が子供の夢と希望を守るモードとおっさんが少女に絡むアホっぽいモードと全部たまんないから。理想の年上紳士がここにいる。世の中の執事はもっとオッサンくさくなるべきだ。ちなみにブラクロの余計な一言二言言う某疲れ目のいかついオッサンはベタベタだけどそこが好きだったりする。なんつーかあれだよ、オッサンとパワー系の相性と子供を適当にあやしつつ何だかんだ相談には乗ってくれるけどあまりにアレな内容だったらうわーって目をしはじめるクールさがいいよね。そしてべへりんの場合更にその信じてる・信じてないが分かりやすくなってる。おでこのおめめが信じてるモードだと徐々に開眼していく。信じてるモードだとミサキを手助けしてくれる、願いを叶えるバイタリティがあるだけでなく人情味溢れた様子っぽくなるのに信頼度足りないモードだと目が冷え込む。それに対していちいちみさきがちょっと悔しそうにうぐぐってしてるのめちゃめちゃ可愛いから。読もうぜ。かわいい。信じてるパワーを使ってちょっと不思議な魔法を、奇跡を起こしてくれるべへりん。周囲を疑うことで得られる信頼。そして、信頼を利用することで、失われる信頼。積み上げるまでは長く、崩れる時は一瞬。プリベルの白ちゃん曰くそれが信頼。それを犠牲にしてまでミサキが世界を見通すことは、本当に必要なのか。…この二人の絆が、最後の最後で何かの役に立つといいなあ。ある意味打算的な関係なんだけど、だからこそ対等だと思うんだ。だからこそ、声をこれまでお互い届けられてきたんじゃないかと思うんだ。現在全話無料配信中なので是非おすすめしたいです。*****探究系・好奇心が裏目に出る系で思い浮かぶものといえば、こっくりさんとか、親指さがしとか、バベルハイムの商人での魔物との商業のやりとりとか、「妙だな…」→「勘のいいガキは嫌いだよ」的やりとりとか、はずねじにも出てきましたがきぐるみの中の人系の話とか、トレジャーハントとか、墓を暴く王家の紋章系とか、7種なら試験会場死亡フラグ事件・きのこ封印解放事件とか、「イノセント」Mobのカメ子さん系とか某幽霊の館に親友連れて突入するのが趣味の人とか空灰の気になって気になって気になって仕方がないさんとかを思い出しますがそういう人たちの中で1.安全圏なのを確認したい2.安全圏だからこそ無茶できる3.安全圏じゃなくていいからスリルを味わいたい4.俺も怪異の一部になりたい!!!1・2だったはずが、気付いたら3・4になってるケースが怖いです。…読んでいる自分でさえも、気付いたらその中に入ってしまいそうで。*****とはいえしばらく学校課題のほうでリサーチを続けなければいけない地獄です…orzだけど、勉強や調査は多分色々な人たちの「妙だな…」の集まりだと思うので、推理ゲーと思って頑張りたいところです。受験生・進級かかっている皆さんもうまくいきますように。
2017.01.13
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SAN値ハイリスクハイリターン。取り扱いが難しいもの、それが憎み合っている者同士の 非公式 な、カップリングと言えるかと思います。喧嘩するほど仲がいいもの と、ガチの殺し合いに発展しかねないやつ が、同じになる殺人がギャグになるやつとかゾンビ・幽霊系。好きだからちょっかい出すやつ と、嫌いだから叩き直したいやつ が、同じになる軍隊もの・部活もの・ディストピア。で、それぞれ好き派と嫌い派は結構考察が重なってしまうこともあるんだけどね…。可愛さ余って憎さ百倍なのか、憎さ余って可愛さ百倍なのか…。個人的な劇薬度、↑軽め↓重め喧嘩するけどなんだかんだでそばに居る嫌いだけどいざって時には頼る嫌いだけど能力は認めてる誰かを取り合う仲大事な相手の敵相手への憎しみを愛と捉えてしまうと、憎しみの根源にある第三者への愛を踏み躙っているように見えるからかもしれない。で、このどこにも該当するのが「嫌いな過去の自分に似てる」「腐れ縁」っていうやつ……。ある意味昔の自分と殺し合っているようなスタイルに近いのかも?モザイクロールとか痛い痛がりたいとか。自分と相手を同一視していれば、ある意味手加減無用っていうのが恐ろしい。自分よりも大事な相手が居て、その相手は愚かな昔の自分のせいで傷付いた壊れたもしくは亡くなった。だから昔の自分は生かしておけないから、殺すか、精神を叩き直してやりたい。そうした意味の執着はあり得るのかもしれない。
2017.01.12
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先日目から鱗が15枚くらい落ちた記事で、「ブログ主は人生観だろうと、何かの感想だろうと「そんなの誰でも知ってるよ」って言われそうなことについてでも「知る機会がなかった人・これまで知ろうとしてこなかった人」のために十分にドヤって語ればいいんじゃない?」っていうのを見掛けました。なので今回は最近思ったこととか、課題のために色々な人に聞いたこととかを書いてドヤろうかなと思います。さて。情報・インフラの通いまくっている時代ですね。昔読んだ小説で、スラム街に住むヒロインが情報社会を利用して人のIDで金を引き出したり、テロによって交通麻痺・情報麻痺になってヒロインと主人公がケンカしながらも協力して生き抜くっていう話がありますが、それだけインフラ頼り技術頼りになってもおかしくない時代です。某7種ですら夏Aが「未来ではパソコンとか技術とか滅びてるから勉強しなくていいって言われたのに嘘だった」っていう目に遭うような、技術があるからこそ色々なものの代用ができる世界です。日本で一般家庭に育っていてある程度のお金があれば、家の中でほとんど全てのことができる時代です。顔を見たいならテレビ電話を使えばいい。情報を得たいならネットでもSNSでも覗けばいい。服も食べ物も通販や出前で取ればいい。極端なことを言ってしまえば、在宅の仕事だってあるし大きめの災害が起きてもあまり避難する必要のない場所(平地・内陸)もあります。引きこもりには嬉しい時代です。よく小説とか映画(私が初めて見たのはコナンでした)であるVRMMOなどが発達すれば、実体験、RPGのような冒険さえも家の中で済ませられるようになるのかもしれません。バーチャルシミュレーションゲームでは釣りも育成も戦闘もはやりまくっています。ボクシングなど危険なものは、そのうち一部はVR化するのかもしれません。これで済ませられない場合とは何でしょうか。・体験するための装置が大掛かりである・人件費が必要(プロジェクションマッピング、ナイトパレードなど)・お金がないから/保護管理下にあるからテレビ電話やパソコンとか買えない、自由に使えない ↑老人ホームなどに居るため外出許可時以外は通信制限がある場合・小学生が主人公の場合含む・やっぱり実際会いたい・会いたい相手が情報技術に疎いため会いに行くしかない(子供・動物・植物の場合含む)・行きたい場所が研究所・博物館などのためネットでは情報を見られない・生の熱狂を体験したい(オリンピック、ゲーム・地元でなく遠出して対戦・観戦する楽しさ)・生の世界を体験したい(コンサート、ライブ、観劇、絶景)・温泉(触覚・嗅覚)や苺狩り・バーでの飲酒・作り立ての食べ物(味覚・嗅覚)や人・動物へのふれあい(触覚・嗅覚)など、目や耳以外のなんらかの要素があり実際に行かないと体験することが難しい・刻一刻と変わるため、発見する楽しさがある(紅葉狩りなど)・テレビに子育てさせたくない派・●●の名所、縁結びの神社などジンクス、自身が訪れねば意味がないところ・職場・イベント・ホームステイ・お茶会など、お呼ばれしたり、自分が出向かねばならない状況・ホラースポット、ジャングル体験など自分が危険な目に遭ってスリルを体験するからこそ楽しいもの・新生活での住まい探しなど、これから日常を過ごす場所を実際に軽く体験する・閉じ込められてるから外の空気を味わいたい(閉鎖学園生活)(田舎の都市幻想・都市の田舎幻想)・自由を実感したい自分で思いついたのといえばこれくらいで、お金がないかイベント頼りか名産品ぐらいしかネタが出てこない状態でした。大体youtubeに誰かが上げてるし通販で買えるしけれどある先生(タレ目なので以降タレパンダ先生)とお話をしていて、「そういえばポケモンGOも色々な所に訪れる人を増やすのに一役買ってますよね」「あれって昆虫採集イメージしているらしいね。研究所とか公園とか港とかヘビーユーザーは遠出するとかして、そこで画面の外を見て、何かほかのことに繋げられたらいいよね。対戦もカブトムシずもうとかをイメージしてるみたい」「人と接するからこそある楽しみもありますよね」「家の中でとか、一人で居たらできないことが外出の意義かもね。あと、誰かのために何かをすることかな。出向くとか、届けるとか、誰かのために尽くす行動や、それによってどういう結果が出ているのかを現場で見ることは、出かけないとできないことだよね。色々な人の立場に寄り添うことで、多角的に見ることもできるかもしれないし」という言葉を聴きまして、・多角性・届ける・尽くす「側」になること・相手に寄り添うことが外に出ないとできないことのひとつにあるかなと思いました。そして、確か12月半ばくらいに見たチャパネット高田さんの引退記念番組・おうち訪問ってあったよなあと思い出しました。彼は、画面の外に向かって、画面の中から「使うとこれだけのいいことがありますよ」というリアルな体験談を出すことで売り上げを2~5倍くらいに伸ばしていました。観光先で何故おみやげをたくさん買うのか。観光先の思い出、そこでの普通を追体験する為でもあります。何故通販で何かを買うのか。自分の生活の中に、他で生み出された何かを取り込むためです。高田さんはそこらへんの気持ちをテレビの前の方々に疑似体験させていたんだろうと思います。けれど、彼は何十年もこの仕事をしてきたけれど、実際に買ってくれたお宅に訪問したのは初めてだったということを悔いていました。もっと早く訪問すべきだったからと。そこにはフィードバック、買った人の生の声がなかったのです。自分の欲求を満たすためならば、好きにやればいいのです。まどまぎでいうなら魔女の世界がそんな感じでしょう。好きなことだけをやって過ごせる予定調和の世界。いらないものはシャットアウトできる世界。けれど、誰かの生の声を聞いたり、自分のやったことの結果・他人や世間への波紋を見届けたり、予想外のことを楽しむことは実際に出かけないとなかなか難しいことです。自由設計課題について考えるとき、何を作るか考えるとき、誰に楽しんでもらいたいか。自分は、誰の「楽しんでもらいたい」(SNS・ブログの一方的な情報発信も含む)「一緒に楽しみたい」を受けて育ったか。発信する側としては、どういう方法、マナーがあるのか。覗かれる側のSNS・ブログではどんなことを書いているか。特にその中の「実際に行きたい」「実際に(外で)やりたい」と思わせるものは、何なのか。自己満足で終わらないために、そこらへんをちゃんと考えて見直していきたいと思います。誰かを幸せにするためといっても、その対象は今返事をできる人に限らず、動物、植物、画面の向こう(間接的に声は伝わってくるかもしれないけど)、未来の誰かかもしれませんから、そうしたさまざまな視点を手に入れる為にも、画面の向こうに行く行為、訪問、外出は必要なんじゃないかなと思います。ネカマもので一番盛り上がるのも実際に顔合わせた瞬間だしね!!!(台無し)画面の中なら影響受けないから好きに色々できたけど今のこれはリアルだどうしようっていうやつほんと好き。もちろん、画面の中で、顔を合わせていないからこそ言える・できることもありますが。ライトなブラックジョークだろうと、下ネタだろうと、リアルで修復不可能なトラウマがある人にとってのリハビリに近い追体験だろうと。***ここからオタク***冒険ものということでFQと7種が思い浮かびましたが、7種の場合ナツは元引きこもり、安居は温室育ち、花は彼氏は居れどほぼソロ充(自分との戦い系スポーツ・一人冒険)、新巻さんは一人で冒険していた歴が長いうえ元の世界の記憶は野球だらけ。自立しているとは言えます。むしろ人と合流したからこそ起きるトラブルのほうが多いくらい。だけど、交流しあったからこそ自分を変えられるということはあるでしょう。今まで見ていたけど気づかなかったことが分かるということもあるでしょう。自分をとりまく環境の再認識にも繋がるかもしれません。新たな幸せの発見にも繋がるかもしれません。鷹あゆは東男と京女並み(男女逆な気もするけど)に食い違い、だからこそ面白い世界を繰り広げています。そうした出会いも、二人がホームグラウンドを出たからこそ起こったことです。またFQの場合も、それぞれ別のホームグラウンド(クレイとトラップも同郷・家同士の付き合い深いとはいえ騎士の家系・盗賊の家系)から出てきて、互いを補いながら冒険している所も、お互いのホームグラウンド(訪れる側としてはアウェー)で故郷紹介している所もとても面白かったです。おうちでできる●●(特に子供向け・デイサービス・ニコニコ動画とかにあがってる職人芸系)がはやっている今だからこそ、ホームグラウンドから出る楽しさと、それに加えて安全性(家の一番の長所は太古の昔から安全性だと思います)を実現したいものです。誰かの故郷に訪れる楽しさとかも。一歩出たらふっと夢が覚めてしまうような「これは王国のかぎ」のような異世界性、ファンタジー性、テーマパーク性も儚くていいものですが、もともとある場所の長所を引き出したり……交通事故を0にすることはじめ街中を敵としないような世界が作れたらいいなと思います。(特に交通事故の場合、普通の人が普通の人にとっての敵になっちゃうから…。)(特に住宅街で車・バイク・最近では自転車とかスケボとかも…を異常に飛ばしている人とかね)(飛ばせないような空間整備・もしくは住み分けがもっと必要なのかも)
2017.01.11
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安居が一番許せないと思っている部分って、「先生達の「人間の悪意」」じゃないのかな…?7人に「なる」まで死んでもらいます、の部分ではなく、7人に「する」から生き残れよ、という部分。●人間の悪意を学ぶことがある意味最後の卒業試験だったのかもしれない。それを巨船で役に立てられたのだとしたら、それは意味があったのかもしれない。悪意・害意≒「罠」というのは生物に特有のものだから。ただ、それに至るまでに犠牲が大きすぎるけれど。一方、害意や死体と縁遠かった秋や花は「引っかかって」しまった。ーけれど、龍宮編においては、敢えて踏み込んだからこそ手に入れることができた。マーク達の最期を知ることが出来たし、マークとマリア達はきっと、やっと成仏できた。きのこ編は…き…の…こは……生…産…調…整……?青紫や他の植物ではなく、きのこなのは本編で初めて「罠に引っかかった」のがナツ&嵐の毒キノコ編(モドシタケ)ということと繋がってるのかも。以下花のコネ・花以外の絆について考察していて思った事。○確実に故意:・放火(校舎・水槽レンズ)・ダム決壊(校舎を壊し、最初に50人近く削る為)・放火(高見の見物を許さない為)・助言?(※もしも接近に気付かなかったらどうしていたのか)・船に乗ってきたら正面対決(卯浪)orワイヤートラップなます切り(貴士)orその付近で背後からナイフで襲い掛かる(貴士)・船に毒蜘蛛毒蠍が入れられてる○微妙/時間差攻撃:・猛獣・毒生物を放す↓・狂犬病の犬が最悪なタイミングでそこに居る↓ →源五郎の動物(特に青葉・端午)に罹患(餌が無かったから犬を食べた?)・源五郎の動物は「人肉の味」を知っている(赤い部屋から出た安居がその動物に頼る皮肉) →前後不覚になった猛獣が襲うのは人間・元々の地盤がゆるゆる(繭含め数人は気付いていた)で地盤沈下し更に死ぬ →怪我人を助けていたら巻き添えで死ぬ・仲間が死んで心が壊れる○ネグレクトレベル(※半分は誘導先)・落雷・坑道の崩落・植物毒・三方崖に洪水土砂崩れ来る…思うんだけど。要先輩は「毒の見分け方を…」と言っているけれど。彼が味わっていることの中に放火はないよね…?人災(鵜飼)部分は誘拐犯と重ねているのかもしれないけど、仲間との避難も、仲間と「君を置いていけない」となったことも、ましてや落とし合いになったこともないわけで……つまりは、要先輩の人とまともに関わった経験の不足と貴士先生の花が行けない(※行った)恨みと卯浪先生の選民意識及びマウント意識が生み出した結果があの安居闇落ち悪堕ち回だったんじゃないだろうか。H×H/画像お借りしましただからこそ、安居は花に対しても「人間の悪意」をぶつけようとしてキャラ変したんじゃないだろうか。おぞましいけど哀しいな。安居達を幼い頃から見守って?いたというのもあるけど。貴士先生が「僕は君たちが憎いのかもしれない」と言っていなければ。要先輩が「要先輩は知っているんですか」と思われていなければ。卯浪は「反面教師」だけであったのかもしれない。……「裁判」が気になります。これは責任っていう問題なのかな。●虫の無機質な害意要先輩と龍宮編貴士先生は「虫」のような効率性重視だったのだろう。それは「個々の人格」<<「種の存続」という、ある意味では潔い意志でもある。それならそれで「それが親のもう一つの面」ということを虫に最初に襲われた花・春チームが認識するというのは皮肉でもある。そして、秋のチームが一番憤っていたのは人間の悪意よりも、人間の想いも進化も無視するような馬鹿にするようなそういった虫らしさ。序盤からカマキリのような静かな恐ろしさを見せつけていた要先輩は(失礼だけど)虫らしさが減っていくのか。責任という部分が一応決着が着いたのであれば、細かい部分の価値観のすり合わせがこれから行われるのだろうか。見守りたい。●虫目と●●目逆に虫の罠を利用するやつ(蜘蛛の糸と腕にバッチコイバッチコイベイベーするあああトリオとか)、虫の罠のおかげで得たこと(錆風生物と核爆弾の潰し合い)(ナツと蝉丸と花と新巻の里帰り)もあるし、最終的にはやはり「どう扱うか」なんだろうな。「虫」は武器、「進化」「悪意…意志」は使う手。その手が清濁併せ呑んでなお 誰得 なことをしないことを、願う。
2017.01.10
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ハリセン=アントニー先生「お前らたるんどる!卒制巡りノルマ10件な!(°Д°#)」ということもありまして、くるすちゃんという友人の大学の卒業制作に遊び…いえ、勉強しに行きました。またの名をネタオマージュ祭りとも言う。お蔭で悩み事が一個解決したので万々歳です。しかし、問題はその後…!くるすちゃんの大学美大なので帰り道にすごくかわいい感じの雑貨店があるっていう……!…財布全部捧げてきました。特に歯車系、ガラスの瓶・器具・マッドサイエンティスト御用達系、謎の部品系、フェミニン小物系はほんと反則。模型作るときに使えたらめちゃくちゃ張り合いが出るやつじゃん…!と思いながら選びました。…選んでいて思ったのが、「どこかで使われなくなった、そのままだとごみとして捨てられていたかもしれない」ものでも、飾りやオブジェとしては役立つということ。実際、壊される工場から格安で譲ってもらったりした珍しいものの話もお聞きしました。オブジェとして飾っているからこそ、目について、また実用品として使われることもあるだろうということ。そして、オブジェとして、見やすいものとして成立するためのルールと「ポップ」に代わる何かが必要だということ。思い出や用途とつなぐためのタグ、符号、符丁。今私は設計課題でダイアグラムで苦戦しているところですが、こうしたタグをもっと使えれば、離れていてもつながってるからねって愛してるからねってってなる遠距離恋愛みたいな関係を構成できればいいのかな、って思います。雑多なものは雑多だから美しいのではなく、雑多な中にもバランスがあるからこそ美しい。ゴミ山の上の月はゴミが同じ種類の鉄くずだったり、同じように人間に媚びるために作られたアールがあったり、烏が愛する都だったりするからこそ綺麗なのかもしれない。某ソーマじゃないけど、綺麗と綺麗じゃない世界の分水崚を一度でいいから渡ってみたいものです。
2017.01.10
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「断片的に思い出す」「幸せだった記憶を」「奪った奴が許せない」映画『メメント』の1シーンパロした安居が嵌り過ぎて笑えない。というかもはやただの本編。安居は記憶喪失でこそないけど、無数の事実と言う名の感情と記憶と記録のメモが散らかっていて、けれど肝心な所の資料が抜かれているのは安居の心の中の情景と近いような気もする。自分の記憶が蓄積はされてるけどされてるだけで積読のように系統だった整理をされていない時点で安居の16~30の状態ってメメントとそう変わらない気がする。17歳まで先に先に、昔の記憶を糧に食らって反面教師にして生きてきたのに、17歳で失敗した自分が、まだ茂と一緒に居た頃の自分(黒安居)が、「今のお前は俺よりみっともない」「俺よりも役立たずだ」「先生の毒に侵されてる」「夏Aの皆を茂を死なせた先生と同じになる」「夏Aの皆が小瑠璃が憎む先生と同じになる」と繰り返し繰り返し問いかけてくるから、だから進むに進めない。筋を通せない。感情も論理も乱反射。花を責める時の気持ちは復讐のそれだけじゃないと涼が指摘したその真意は。あの時の安居は自分に似た鼻持ちならない末黒野さんをいじめながら昔の自分を殺そうとしていたということかもしれない。「でも昔の自分も愚かだ」『花を見ていれば分かる』『花に俺達がされたことをやらないと』『花に愚かな盾突きをしないように教えないと』『俺達を逃げないようにしていたのは誰だ』『あいつだ』『なんだ、教えられたことは 無 駄 じゃ な か っ た じゃ な い か』つまるところ某心殺し役憎まれ役うなみからの全く喜ばしくない継承。そして更に進行する過去と未来の混同。そして正義とか悪とかどうでもいい、あいつらと一緒とかもうどうでもいいから、とにかく復讐させろ、断罪させろ、再現させろ、『教師ども』の如く上下を叩き込ませろとなったのが例のやらかしなのかもしれない。嫌過ぎるけど、悪堕ち・精神汚染系リョナだと思えばまあ読めるといえば読めるか……なあ…。正直、表の考察ではこの話については裁判以外では触れたくないんだけど、まあそろそろ決着つくっぽいし、裏の考察からちょっとだけ引き出して考察ご意見ブラックボックスに投書しとく。……花にだって感情があると言われたことで、ようやく花と昔の自分の同一視をやめることができたんだろうな。花を庇う台詞というだけじゃなくて、切り離す為の台詞にもなったんだろう。けどあの聖人枠・皆のお説法役嵐でさえ、田村先生の代弁者かつ皆の癒し役状況整理役嵐でさえ、言っている事は一意見というスタンスを一応崩さないわけだから、ちょいちょいポンコツっていうか状況理解しきれずにもしくはしきらずに発した言葉があるということは否定できないと思う。人間だからね。DV枠の先生達から被DV枠の安居が「何故逃げなかったんですか」に対して「そうしたら死ぬ」と返していたら割と対応難しかったんじゃないかな。過去の安居からすると15-16巻の安居がラスボス扱いされそうで哀しい気持ちがある
2017.01.09
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「駄目人間」から良い所を見付ける人って、かっこいいな、って思う。 アウトローって「ワイルドでタフ」な感じがいいよね、と思う。(勿論管理され繊細なものもいいけれど)ナツの周りには「問題児」が多い。けどそれはマフィアものとかヤクザものとか、漂流物で案外優しいヤクザとペアにされたとか、そういう展開に萌える人向けなんじゃないのかなーと思い始めている私が居る。私も例に漏れずそれに萌えるし。ナツ自身が「問題児」って言われているからこそ、「問題児」の気持ちが分かるし、またナツ自身の中の記号としての「問題児」を見つめ直すきっかけにもなった。優等生と言われていた夏Aや秋がホラーじみた扱いを受けている中では問題児の方がむしろ常識人っぽいポジションにも立つことがあるし。まあそんなギャップが面白いんだけど。ギャップ萌えは何も一人の反応だけでなく、誰かと誰かの違い、東男と京女みたいなギャップにもあるものなんだと思う。蝉が決めつけ魔なのはナツの慎重すぎるところと対照的。安居が過保護なのはナツの殻に守られていたところと対照的。そして。成長ものにおいては、その対照性、ギャップが料理で使われる熱や氷として機能する。蝉と後々に出会っていたらナツは夢見る夢子さんの要素が強かったかもしれない。安居と早々に出会っていたらナツは基本スキルは上がってただろうけど今以上に一歩踏み出せなくなっていたかもしれない。蝉があの世界で初めて会った男の子だったからこそ、そして嵐に惚れて失恋して、自分のことを見てくれていた蝉のどことない暖かさに惹かれはじめているからこそ、ナツは強く地に足をつけながら、今までと違う世界へ踏み出すことが出来た。安居が蝉に対してもやもやしてる中で転校生のようなポジションでやってきた男の子だったからこそ、ナツは誰かを、まだあまり知らないけど、それでも大事な、お互い助け合ってきた仲間として、殺そうとする手から庇うことができた。「やればできる」を、初めから一緒だった人達とは違う目線で貰ったからこそ、勇気が出た。パロディとかIF二次創作でなら、もし別の時期に出会っていたらどうなっていたのか、とかそういうことを考えることは楽しいんだけど、原作の展開で「今の時期にあったからこそ」という展開も好きな私からしてみるとやっぱり基本は原作の話の流れが一番だよね?とも思う。まだ未確定な未来ではやっぱり希望はあるけどね。あと、「あかん感じの男性にばかり好かれる女性」は「自己評価が低い」というのもあったけど、ナツも「誰でもいいわけじゃない」し、そもそも蝉は「このままじゃやばい気がする」と安居とナツのほわほわ和んだ感じに焦りを感じ、安居は(恋ではないにしろ)蝉とナツの関係について「お前も見習ったら」と涼に言われてるから、こういう風に周囲に色々な人と人間関係があってバランスが取れているならナツの恋愛模様はそこまで心配しなくても大丈夫なんじゃないかな…?とも地味に思う。*****安居とナツは師弟である方面の理解者(安居を口下手と称した辺り)で、蝉丸とナツは駄目駄目だけどしょうがないな、支えてあげなきゃ的な感じの関係な気がしてる。ダメンズウォーカーとかでなく、西野カナの「あなたの好きなところ」の「色んなあなたをそばで見つめてるよ」「あなたで良かった」みたいな感じかなあと、段々と寄り添うようになっていくのかなと、思ってる。
2017.01.08
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「こうしないと不幸になる」は呪いである、というブログの文を拝見致しまして、あ、夏Aだこれ…ってなりました。涼の場合は分かりやすい。「敵(あの場合は貴士先生)を殺さないと、自分や仲間(あの場合は安居と茂)が死ぬぞ」←鱠切り貴士 これが、後のハル殺害未遂と花ロープ切り(花的には殺害未遂)に繋がった。 そして、夏Bに対する殺害未遂に繋がったのが「テストに合格した者だけが 生き残る価値がある」(≒合格していない者は生き残る価値がない、そいつらが生き残っていると周囲が不幸になる)あと、「仲間を(死なせずとも)不安定にさせる者は取り除け」もあるかな。貴士先生を「放っておいた」結果死んでしまったのが茂で、貴士先生を「放っておいた」結果壊れてしまったのが安居。「害か益か分からない」けど、蝉・嵐達といった「仲間」を不安定にさせる、なんかとげとげした黒い笑ってるみたいな海生物をナイフで追い出したのは、多分その象徴。では、安居の場合は?…ちょっと分かりにくい。安居は自分でも自己分析しきれてないということもある。安居にとっては死ぬことが絶対的な不幸として君臨していて、それ以外の事を不幸と碌に思わなくなってしまったということが、ある意味彼の最大の不幸なのかもしれない。秋のように「生き残ってしまった」が故の不幸とか。……夏Aの選抜組のように「何故自分たちは生きているのだろう」と日々問い直す不幸とか。安居には、分からなくなっているのかもしれない。「言われたとおりに動いていると死ぬ(→夏A脱落組、うっかり花札誘導してしまった相手)」 →自分(夏A選抜組)達以外は信用できない「無駄に刃向かうと酷い目に遭わされ「思い知らさ」れる」←卯浪と赤い部屋と要先輩 →これが……花へのマウントに繋がっている…可能性……?←嫌過ぎる「テストに合格しなければ死ぬ」←青年期ののばら・幼少期の茂との「僕達に帰る家はない」 →「茂」ももたの訓練「他の人間に脅威となる者は 容赦なく取り除け そう教えたのは要さんや先生たちだ」「何か悪いか」「俺は悪くない」←悪者であろうとしたことはない →自分のミスを認められない(2巻の柳さんと花のお互いに対する態度みたいな…)反面、嫌われ役・笑われ役に逃げようとしなかった、ということでもある「リーダーは・仲間のことを・守らなければならない」←リーダーでありたい →小瑠璃達にのばらのことを告げない、茂にも相談しない、源五郎にも「俺が殺す」と代わろうとする最後は自己暗示に近い。……暗示、呪いはある意味何かを決意させることでもあるから、だからこそ心構えの為に、あらかじめ身を守らせる為に、かけることもある。まるでスポーツやペン握りを続けていたら出来るたこのように、負荷をかけることでより強くするように。では、主にほかの暗示、呪いをかけた先生・先輩の思惑は何なのだろう。先輩の場合はある意味わかりやすい。何故なら先輩は「先輩」だから。「酷い目に遭った」からこそ「強く」なった「先輩」だから。「人として大事なものを壊された」ことの「先輩」だから。だからこそ、これからより壊されるであろう彼らに対し、心構えをさせるためにあらかじめ骨を折っていくスタイルだったのかもしれない。骨折したところがより強くなるというように。……粉砕骨折した場合とか、細かく神経が組み合っているところは骨折したら強くなるどころか……ということについては、気が向いていなかったのか、それとも分かっていてそれでなおやったのか……どっちなのだろう…一方、貴士先生の場合は「少し君達が憎いのかもしれない」。それが全部思惑だとは思いたくないけど、彼にもその憎悪以外に何らかのトラウマがあったからこそ鱠切りと爆弾焼きを考慮したのかもしれないけど、いや貴士先生以外がワイヤーと火薬用意したって可能性もあるけど……貴士先生はただの実行役だったという可能性もあるけど…。それにしても、「壊れて」いない人がやるにしては少々過激すぎるように思える。コナンでたまに出る「その動機軽すぎない?」っていう犯人と重なって思える。美帆さんとの出会い編・仲良くなる最中で嵐花の 不良との喧嘩→不良退学 的な「守る為に汚れる」経験があったと見る。だからこそ、「守る為に汚れる覚悟」を涼に「卒業試験」でもって教えようとしたのかもしれない。あそこは悪意でもあり、ある意味「オヤ」心、でもあったのかもしれない。それを言ったら安居に色々(赤含め)教えた要さんのそれも「オヤ」心だし、小瑠璃に対し敢えて憎まれ役を買って出る時のあった(斧を振り翳されても笑ってる場面はちょっとそんな所を感じる)彼のそれも「オヤ」心…と、言えなくもないのかなあ……個人的には彼はあまり好きではないし小瑠璃に失礼かなとも思うんだけど…
2017.01.07
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プリズンコピペパロ※短め・雑改変注意リョウ「分厚い財布が落ちている」心の悪魔『貰ってしまえ!』心の天使『駄目だ!』リョウ「でも…」心のビバリー『悪い事するリョウさんは嫌いっス』リョウ「ごめん、ビバリーの言う通りだ」心のビバリー『リョウさん大好き!一人の男の子としても好き…です///』心の天使『おい』心の悪魔『戻ってこい』ビバリー:疲れて家に帰ったらリョウさんがダンボールに入ってました。「贈り物です。開けてください」って言うからさっそく開け「あ~、前からこれが欲しかったんですよ~」って言ったら「おしゃべり機能とわがまま機能は初めからついています」って言われました。わがまま機能は困るけど、癒やし機能は充分でした。直「今日歩いてたら知らない男に可愛いねと言われた」安田「えっ」直「君可愛いからLINE教えてって付きまとわれたんだけど」安田「それでどうした。はっ倒したか?」直「一緒に話しながら歩き、交番へ誘導してやった」安田「さすがだな」恵「ねーお兄ちゃん」(後ろから肩をトントンと叩く)直「何だ」恵「えぃっ」(振り返った直の頬に指を立てむに~ってする)直「こら、何だいきなり(嬉死)」恵「ねえ、今のが実戦だったら死んでるよお兄ちゃん」直「!?」恵「実戦だったら死んでる」直(レイジかヨンイルだな)直(絶対に許さない)レイジ:最近よく変な電話かかってくるんだけど、今日も変態電話がかかってきてパンツの色ならぬまさかの乳首の色何色って聞かれて咄嗟に「ゴールド」って答えたら「ゴッ、ごおっ、ゴール、ゴールド!?」ってパニクられた上に電話切られた。ヨンイル:メイド直ちゃんの手→興奮効果メイド直ちゃんのいる空気→多幸感メイド直ちゃんの隣→疲労回復メイド直ちゃんの足音→集中効果メイド直ちゃん→万能薬(転じて毒になることも)ロン(リバ):朝珍しく俺が先に起きた時、レイジが俺の寝ていた場所に手を伸ばして居ないと分かると布団を叩いて「どこだ!」と怒鳴りながら起床。寝起きにグズる子供みたいで可愛くて笑ったら髪わしゃわしゃされた。暴君「俺のこと、好きになってくれない?」~5秒ほどの間~ロン「どうすんだ…既に好きなんだけど」
2017.01.06
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自分の手に負える交友相手の欠点は逆に魅力https://news.goo.ne.jp/article/allabout/life/allabout-22821.htmlという記事を読んで、あーこれ安居と茂だなあと例の如く連想。安居は自分が役に立ってることを人の世話焼くことで実感、茂は安居に必要と認められていることを安居のちょっときついところに寛容になることで実感。割れ鍋に綴じ蓋。これだからこの幼馴染は。かわいい。
2017.01.05
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●5つの単語で診断します6つの綺麗な写真の中で、貴方にとって●●を連想するのはどれですか?という選択を繰り返すテスト。ちょっと優しめに、持ち上げつつ診断してくれる。……というやつで、7種キャラに心理テストやってもらいたいなと思った。まつり「心理テストやってみる?」夏A「テ…スト……?」ナツ「あ、お遊びみたいなものですよ」みたいな。ハニホーだとキャラなりシミュレーション診断できたけど、連想テストタイプだと難しそう。●でもやってみたい。●勝手にやってみる。●まずは夏A幼馴染組から。安居:1草原(茂) 2蓮華(あゆ) 3赤い部屋 4夜景(小瑠璃) 5海中(嵐) 6朝焼け(源五郎) 7星空→「奇抜、好奇心、創造、多才、直感的」奇抜:時に思いもよらぬ考え方や行動を起こします。好奇心:興味のあることへの好奇心が凄い創造:創造豊かな人です多才:類稀な才能をいくつか保有してます。直感的:とても勘がよく、直感で行動するタイプ→周囲に何かを押し付けるより、背中で語る方が人がついてきやすいのかも小瑠璃:1草原 2天空 3白と灰色 4夜景 5開けた川 6朝焼け 7天空あなたは「無形、感情的、カリスマ、分析、拠り所」です無形:形に囚われない非常識型タイプ感情的:感情でよく行動するカリスマ:発言に影響力がある分析:失敗を分析し、成功へと導く拠り所:地元をこよなく愛しています何度も失敗して、やがて自由に飛び立つ小鳥。そしていつか帰ってくる小鳥。皆のアイドル。茂:1草原 2秋 3目下の夜景 4朝焼け 5密林 6遺跡 7夜明け前の星空あなたは「忠実、親切、想像、勤勉、外交」です忠実:とても素直で言うことを聞くタイプ親切:思いやりがあり、弱きを助けます想像:ちょっと妄想癖があります勤勉:努力家で必要は知識はとことん習得します。外交:コミュニケーションが得意で仕事で役に立ちます。→想像はともかく、外交・親切なんかは(鵜飼・涼)案外当たっているのでは? あとワトソン君的な意味では幼少期から「仕事」をしていたともいえそう。対等ではないけど涼:1白 2虹 3海辺の灯り 4砂漠 5密林 6一本 7手前に木々あなたは「原則、合理的、社会的、賢い、とげとげ」です原則:原則に基づいた行動を好みます合理的:合理的行動をとる超真面目社会的:社会に忠実です賢い:柔軟な思考力を持っています。とげとげ:他を寄せ付けない性格をしてます。→涼は真面目に不真面目***********夏Bナツ:1海辺 2滝 3墓 4岩清水 5開けた川 6霧 7太平洋→あなたは「無形、感情的、カリスマ、分析、拠り所」です (小瑠璃と被ったので↓)1海辺 2虹 3墓 4岩清水 5開けた川 6廃墟 7太平洋あなたは「凶暴、ロマンチスト、知的、共感、誠実」です凶暴:少々扱いにくいところがあるようですロマンチスト:かなりのロマンチスト知的:とても賢く、論理的共感:感受性が強く共感性が高い誠実:誠実な人です→凶暴:窮鼠猫を噛むな黒ナツ部分? ただしナツの場合自分にもその凶暴さが向いているのかも
2017.01.04
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小さい頃から秋、沢山の銀杏が舞い散る中で思うことはただ一つ。「これが全部金だったらなぁ」金がないことを呪ったことは何回あったか。*小さい秋見付けた*小さい頃から貧乏だという理由ただそれだけで俺は虐められた。やってもやっても報われない虚しさ。当たり前に持っている奴らが羨ましかった。「秋を」俺の名前にどんな意味をつけたかったのかは知らないが、実の父はそれだけ言ってこと切れたらしい。秋をどうするんだ。秋をどう見る子供にしたかったんだ。訊いても答えは返ってこない。そんな状況で必死に俺を育ててきた母は、美しく感傷的な秋の風景画を描く男に惚れこみアプローチした。これが失敗のもとだとも知らずに。男ー義父は、結婚してから本性を現した。美しいものだけを追い求め、実を結ばずに夢ばかり語るのが義父という人間だった。いくら母が無理して稼いでも、売れない画家の義父はあっという間にそれを食いつぶした。幼い頃はそんな父にあこがれを抱いていたが、いつまでたっても芽を出さない義父に次第にその気持ちはすり減っていった。あるベンチャー企業の社長に母が見初められるまで、俺は毎日足を引っ張る義父を憎み、そんな義父を捨てない母を憎んでいた。*母はその人になびかなかった。けれどその人は憤ることなく、母の気概と技能に惚れたのだと雇ってくれた。俺はその人に憧れた。その人のようになりたいと思った。だから俺は、未来を創る仕事ーベンチャー企業を支える仕事に就いた。幸い俺には才があった。それ以上に絶対にあきらめない気概もあった。多くの人々が自由になっていくのを見た。そしてじきに、自由になった人の過半数が沼に沈むのも見てきた。縛られてきた世界を憎みながら、俺は自由の世界も憎んだ。泥の中で酸いも甘いも噛み分けた。銀杏は次第にただの葉になった。世界が違って見えた。俺は自分の力で新しい世界に踏み出したんだと、心底満足していた。それなのにーーーーーだ。そんなある朝、目覚めたら文字通り新世界に送り込まれていた。どうやら地球は滅び、俺たちだけが生き残ってしまったらしい。健気な母もあこがれの社長も馬鹿な義父も俺なりに信頼関係築いてきた仲間も全員死んでしまったらしい。嘘だと思った。何度も何度も。送り出したあいつらは?成功して嬉しそうな顔をしていた社員たちは?立ち並ぶオフィス街は?ー全てが海の中に消えていた。俺のしてきたことは何だったのかわからなくなった。毎晩毎晩仲間と昔話をした。初めに動けなくなったのは、飄々としていた朔也だった。お蘭が叱咤激励してどうにか動き出しはしたものの、あいつは一人で何かしようという気力を失っていた。初めに目が虚ろになったのはくるみで、ミルクを絞っている時、虚ろな声で何事かをつぶやくようになった。流星のナンパな口調をあしらう気力もないようだった。口数が急に減ったのは茜が最初だった。仕事はしていたが、仕事以外の事を一切口にしなくなった。口にしたら折れてしまいそうだったんだろう。昔話が尽きる頃、一人また一人と生きる気力を失っていった。お蘭がノルマを作るべきと言い出した。俺もそれに乗った。ノルマがあれば、生きる目標になる。-生きる理由ができる。十六夜が情けない顔で見ていたが、睨んだら悲しそうな顔をして目を伏せた。「死にたい」お蘭がトサカのある鳥を絞め殺した。「死にたい」家を作る為に作業していた時、はぜのような植物で手がかぶれた。入日色の指先は義父の書いた絵を思い起こさせた。「死にたい」口笛のような百舌鳥の声。何度聞いたか。死にたいと思ってないような顔をした夏Bが羨ましかった。それでも、ようやく生きようと思えた頃。くるみと流星が子供を作って、春や冬のお陰でお蘭もそれを認められると思った頃。夏Aが現れた。轟音の直後、一瞬紅葉が散っているのかと思った。「ー十六夜…」全てを奪うものはここでは金でなく銃だと思い知った。憎しみと諦めと悲しみと、全部がごちゃごちゃになって襲ってきた。俺達には、残された仲間を守る手しか残されていなかった。二度と会わない。会わなくていいと思った相手だったのにーどういうことか。物資を頂く為。怪我した仲間を助ける為。技術提携をする為。気が付けばそいつらと一緒に暮らしていた。その日常は奇妙で、そして刺激に溢れていた。それでも俺たちはこの時の為に人間への刃をー猜疑心を磨いてきたのかもしれないという思いは消えなかった。初めは頭がおかしい奴か、ひたすらに特権階級意識の奴だと思っていた。だが操作されるようにして銃を操るそいつらはそれですらなく、温室育ちのガキが慣れない銃に支配されてるようにしか見えなかった。金に困った経験がないくせに。理不尽なー未来につながるわけでもないくだらないものに振り回されたこともないくせに。ここに来るってことを教えられていたくせに。殺されてた?死にたいと思わなかっただけマシだろ。狂言でないとしても、実際そいつに殺された十六夜の最期を思い返すと「それでなんで他人を撃っていい理由になる」と反発心しか湧かなかった。実際どんな状況だったのかは分からないし、もしかしたら俺たちの想像するよりずっと悲惨な目に遭ったのかもしれない。それでも他人を縛ることしか知らないようなそいつらには、ただ従うのは癪だった。*クソガキに、自由ってのはいいもんでもあると言ったのはどうしてだろうな。子供の頃の、外にどんな世界があるかも知らなかった自分と重ねたからだろう。生きるために色々なものを犠牲にしてきたそいつらが、もしも自由を得ることを知ったらー「そうしてもいい」「誰ももう縛り付けてない」「自分で決めていいし、自分で責任をとっていい」そう知ったらどんな顔をするか、ふと見てみたくなったのかもしれない。そいつらにとっての秋は、どんな秋だ。施設で未来以外にどんな秋を見てきた。どんな秋を通り過ぎて来たのか。高い秋の空をどんな目で見上げて来たのか。ーどんな目で、見上げるようになるのか。どんな歌を歌うのか。聞いてみたくなったのかもしれない。
2017.01.03
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「絵を描いていて良かった」このお話、とても好きです。絵に描いた生物がリアル過ぎて、片方の瞳を入れると実体化してしまう絵師白祿が主人公です。金を騙し取られ、いくつかの絵の瞳を描くしかできなくなった絵師白祿が、今まで絵を売った屋敷を訪ね絵に命を与え、それらを売ることで金儲けを目論もうとします。(なかなか捕まえられないのですが)そんな彼ですが、「私じゃ無理ですよ!あの美しい毛並!」「当然じゃ」ジマンゲその言動の端々に絵師としての矜持と愛が滲んでいます。というか金儲けしてまずやることが絵を描くことだからね。駄目だこの絵師素晴らしい。「す すごい 白祿様はやっぱりすごい」そんな彼が旅を供にするのは、自身の安い贋作絵から抜け出た馬と若武者ーある意味もう一人の主人公。「私じゃ無理ですよ!…半分紙の私と違って!」足・生物捕獲役として瞳を描きこまれた彼らでしたが、ど下手な贋作だけあって、馬の脚は弱いし若武者自身もヘタレ。白祿に溜息を吐かれまくるくらいに。「もう人は信じられん」「では私が…」「お前もそんな人間の一人になりたいか」「それでも…」けれど片目だけ白祿に描かれた彼は、わがまま頑固爺さんである白祿をずっと叱られながらも支え続けます。彼の願いは、「人間になること」だった筈でしたが……。そんな彼らの絆から辿り着く最後の「よかった」。そこに連なるのはその前の「絵に描かれた者同士の絆」。いわば兄弟である彼らが、兄弟として共通の、本能としての願いを叶えようとする様がじんときました。「絵を描いていて良かった」は、そんな彼らにとってのーそして、落書き好きな彼にとっての、最高の報いなのだと思います。同作品集に描かれた「子がかわいいと竜は鳴く」「狼は嘘を吐かない」もですが、九井先生の描かれる親子愛は泥塗れだからこその美しさを持っているように思います。<金なし白祿…作品集「竜のかわいい七つの子」収録>【新品】【本】竜のかわいい七つの子 九井諒子作品集 九井諒子/著ドラマ楽天市場店B6版 「竜のかわいい七つの子」 九井諒子 【中古】天寿堂古書店追記:あと猫科可愛過ぎる。反則。
2017.01.02
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2017.01.01
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百舌さんと鷭ちゃんと鷹さん。百舌さんを可愛いけどちょっと怖い百舌で囲み、鷭ちゃんの頭に鷭(鳥)を住まわせ、鷹さんに鷹匠をしてもらいたい願望。課題余裕あったら書き込みたいです(願望)見られない方はこちらをどうぞ今年もよろしくお願いします。
2017.01.01
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