Laub🍃

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2012.08.02
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カテゴリ: .1次メモ
増えてきたのでまとめ。

未来への漠然とした不安と中二病と夜中のテンションと王国物語への憧れの産物。



1・ 「お前はいらない」
2・ 「いてもいいよ」
3・ 「どうしてお前がここに」
4・ 「好きにすればいいだろ」
5・ 「どうでもいい」
6・ 「来るな」



前日譚
解の



『賊』を嫌う者


あらすじ:

 元王様・ユクエはリストラされた先で様々な仕事を経験する。そしてよく上司に怒られる。



登場人物と地名と専門用語:


ユクエ→衝動を抑えるのが苦手な元王様。人に指図することも力仕事をすることも苦手なので王宮でも追い出された先の村でもよく悩みを抱える羽目になる。

ヒノエ→ユクエの後任の王様。気性が激しいが愛される王様。

プルイ→ユクエの元部下でヒノエの現部下。よくヒノエの言う事を賞賛している。
  他ヒノエ部下3-4人とともに、ヒノエによく従っている。




・ルイ国→多くの民に選ばれた占星術師が、国の8つの「地域」内の王を決める。
 基本的に混沌から整理へ、古代文明に依存している国から外国に今の文化を誇れる国へと変身したいという想いが国全体に在る。
 王は力を持つが、度々使えない王はリストラされる。占星術師はそれに関与しない。
 地域によってほぼ独立しており、それぞれの王は対等の力を持つが、占星術師は彼らの更に上に立ち、国全体を指揮する。


・ドーナ→ユクエが居た所、「砂の地域」。隣国シヅカへの防衛拠点でもある荒廃気味の場所。
  王:「ヒノエ」カリスマ性のある王。

・タ―ナ→隣国や海と面する、「道の地域」。山を掘ったり宿泊施設を建てたりといった土木工事に秀でる。
  王:「ワク」人好きのする王。

・クーナ→浅い海に偏在する島々、そして海上を生活の拠点とする「海の地域」。他国への警戒、環境の維持管理、海中資源摂取が役目。

  王:「キネ」「ヤネ」双子の王。

・ポーナの都→商業の盛んな「魅の地域」。それを利用して作られた民芸品は土産として大人気。
女性が非常に多い。年に数回ある祭りには、周囲の地域から沢山の人々が訪れる。
  王:「メート」唯一の女性王。

・ホ―ナ→タ―ナとクーナの中間に位置する、「面の地域」。他国や(海)賊などが押し寄せてきた時に、関所をもうける地。ずっと昔から在る大きな軍艦二艘が羽虫達の侵入を阻む。軍艦二艘は補修しながら使われているが未だに力強い印象を与える。しかし黒船から最近ハイカラに改修された結果、威圧感というよりは物理的な圧迫感のほうが強くなってもいる。警戒する為に夜通しつけられていた海への灯りは装飾効果を見出され、土産用に小さな灯りの模型まで売られていたりする。
  王:短期で入れ替わる。

・ザーナの古都→主に占星術師たちが管理している「懐の地域」。ルイ国の膨大な栄誉ある歴史、書物資料が集められる文化の地域。ただし、定期的に起こる焚書活動はいくつかの資料を穴の地域に送り出すことになる。
 選別作業は割と容赦がない。
  王:占星術師達の持ち回り。

・イーナ→他の地域から集められたごみが集積される場所に貧しい人々が住み着いた「解の地域」。解体したものは都の地域、道の地域などに送られる。売ることも使うことも出来ないものは、穴の地域に送られる。
  ところどころに偏在しており、また集団を形成してはいるがその中でも民族が出来、棲み分けもなされているため解の地域壱区、弐区…といった呼びわけをされてもいる。
 ヒノエはこの地域出身。
  王:判然としない。

・「穴の地域」あるいは名無しの地→どこに通じているかも分からない穴。ここに使わないものを置いておくと次の日にはなくなっている。どこに行ったのかということを占星術師たちが考察し文献にも記述はあるが、国民の殆どは大してそれを気にしない。
 解の地域であぶれた人々が、他の地域から穴の地域へ物を運ぶ職を担い、そうしているうちにこの近くに暮らすようになる。穴の地域には周囲一帯一本の草も生えておらず、そこから数歩先に穴の地域の人々の使う馬車などがとめられ、更にその周囲に民の家、厩がおかれている。
 ポーナの次に女が多い。
  王:「モサリ」よく部下のロツヤが代わりに働いている所が見られる。






・名も無き場→風の生まれる所。
    開闢何百年と放置されていたが、数十年前数人の傷を負った盗賊がそこに住み着き、あっと言う間に盗賊団の拠点と化した。解の地域とは違った方向性での活動を望む、脛に傷ある人々が集まる。中には元々占星術師だった者たちが集まるどころか、現職の占星術師たちがそこを行き来する様子も見受けられている。

 トガ国だけにあったはずの盗賊団は気付けばルイ国にまで勢力を拡大しており、周辺の村人、出稼ぎの人々を巻き込みながら国土に血泥火種をまき散らし、焦土をいくつも生み出している。


・『賊』→別名盗賊。義賊とは言い難い輩。RPGに出てくるような盗賊ではない。心の弱った者、愉しいことが好きな者、あるステータスを得たい者達がなり、各所から追い出されながらもしぶとく生き残っている。
 彼らの多くが身に纏う、緊張感や罪悪感を飼い馴らす為の『クスリ』は独特の臭いがする。
 それを花の臭いといい好んで近付く者も居れば、便所の臭いといい忌み嫌う者も居る。


・占星術師:猫は20を超えると化け猫になり、人は200を超えると占星術師に成る。

・ルイ国:元は「トガ人」の一族。トガ国から、数百年前一つの船がこの地帯に辿り着いた。

・トガ国:この大陸で一大勢力を誇る国。歴史はやたら古い。
 この大陸で一大勢力を誇る国であり、「ある民族」の「ある系統」の末席にあたる。
  しかし、トガ国出身だと言うことを、特に若者は隠したがることが多い。






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・スイロ:トガ国からルイ国に開拓をはじめた者の一人。弱肉強食主義。
・オノ:スイロの直属部下。少女とは思えない位に強いが、単に力があるというわけではなく、非常に能率の良い仕事をする。スイロのお気に入り。 ハツリ。
・ソウ:スイロの直属部下のもう一人。スイロの捨てたい駒。






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最終更新日  2015.07.26 23:08:21
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