ここらでちょっと途中下車

ここらでちょっと途中下車

2009.10.12
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「シュテンベルク」というのは「丘の上の星」という意味。
この家の紋章も星型だ。今も、この城の2階部分に城主が住んでいた。
このお城の庭で、ホットワインを作って売っていた。
チェコの通貨のコルナを使って初めてのお買い物。
赤ワインの熱燗、体が温まってなかなか良い。

10.13a

ボヘミアとはラテン語でチェコのことだそうだ。
現地のガイドさんが、チェコ共和国のことを教えてくれた。
首都はプラハ。面積は日本の約5分の一。
緯度は北海道の北ぐらいで、3国の中では一番寒い。
産業はシコダ自動車とボヘミアングラス、そしてビール。
郊外では、麦畑やシャガイモ畑、そしてビールのホップが作られている。

お昼は、プラハハムの料理。
そして、飲み物は水と同じ値段の美味しいビール。
同じテーブルには、大阪市内のご夫婦と堺市のご夫婦。
どちらも、旅行好きでヨーロッパも数回目だそうだ。

午後からは、プラハ市内へ。
プラハの町は、旧市街・新市街・城下町・プラハ城とその周り
と言う4つの地域に分かれている。

10.13b

プラハ城の城壁の中には、旧王宮や聖ビート大聖堂がある。

10.13c

工事中のカレル橋から旧市街へは、ゆっくり見たいのに、どんどん歩く歩く。
旧市庁舎の天文時計の、5時ちょうどのからくりを見るためだったそうだが、
総勢40人。それも高齢者が多い団体で、
人ごみの中を早足で歩くのは無理がある。
結局、5時には間に合わず、時計のそばの現地ガイド指定のおみやげ屋さんへ。
1時間半の自由時間で、6時のからくりを見てくださいとのこと。
そんなことなら景色のきれいなカレル橋でゆっくりさせて欲しかった。

旧市街には、可愛いお店や露店もあって、
うろうろ過ごしている間に、雨がポツポツ。
でも、持っていたストールを頭に巻いたら歩けるぐらい。
雨は、全行程でこの時だけ。
6時になったけど、からくり時計の場所がわからず戻れない。
時報の鐘をたよりに、元の場所にもどることができた。
6時のからくりを見た、同じツアーの人の弁。
「あんなん大したことない、道後温泉のからくりの方がずっとええで~」

夕食は、ビアホールで。
女性3人で参加されたグループは大阪北部在住。
わたしたちの前に、添乗員さんが座られた。
ベテランそうで、何十年もされているのかなあと思ったら、震災からだと言う。
神戸在住なので、震災の時は大変だったでしょう?と聞くと、
「家とダンナを亡くしました。」と言う。
やっと普通に話せるようになったと言うけれど、
当時中学生だった二人のお子さんを育てるために、がむしゃらに働いたそうだ。
彼女はフリーの添乗員で、年間約250日ツアーに参加していると言う。
英語・ドイツ語・イタリア語・トルコ語・フランス語・・・
と何カ国語も話せるので、彼女でないとできないツアーもあるそうだ。
近々、トルコで新しい事業を興す予定と言う話も聞いた。
今回のツアー中、いろいろ不満足なところもあったが、
彼女の気配りや手際よさでカバーできたところも多かった。






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最終更新日  2009.10.13 09:46:34
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