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2016.01.27
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ミシェル・パストゥロー「13世紀における青の向上」

Michel Pastoureau, "La promotion de la couleur bleue au XIIIe siecle. Le temoignage de l’heraldique et de l’emblematique"
dans Michel Pastoureau, Symboles du moyen age. Animaux, vegetaux, couleurs, obj ets, Le Leopard d'or, 2012, pp. 271-280.


 今回は、パストゥローの論文集 『中世の象徴―動物、植物、色彩、物―』 より、「13世紀における青の向上―紋章と標章の証言―」を紹介します。

 以下、構成に従って簡単にメモしておきます。

 紋章学の知見によれば、12世紀から15世紀初めにかけて、紋章の中に青が登場する比率が急増していきます。
 アーサー王など、想像上の人物に与えられる紋章も、色の歴史を探る上で貴重な史料となります。14世紀頃までは、たとえばアーサー王伝説の騎士たちに青色の騎士は見られないそうです。これは、青が躍進するまでに、騎士の色の規範が確立していたからではないか、とパストゥローは言います。14世紀以降に現れるようになる青色の騎士は、忠実などを意味するとのことです。

 紋章だけでなく、絵画、衣服などの領域でも、同じ時期に青は向上していきます。

 また、特に青は王の色となっていきます。フランス王、とりわけ聖王ルイ(9世)の果たした役割が強調されます。対して、皇帝の色は赤だったそうです。

 このような青の向上の背景には、感性・社会の変化があったと言います。古来、白・赤・黒の3色が基本であったのが、11-13世紀にはこの図式は古くなり、白、赤、黒、青、緑、黄の6色が西欧の基本色となったとして、本稿は結ばれます。

『図柄と色彩』 「次に青がきた」 という論文が収録されています)。





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Last updated  2016.01.27 22:36:48
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スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
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