仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2006.06.15
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カテゴリ: 雑感
山岸俊男さん(北海道大、社会心理学)の面白い話がある。人間の眼には「白目」があるが、これは類人猿の中でも特異。白目があるということは、自分がどこを見ているか相手に知らせることになり、スキを与えることになるから、進化の観点からはちょっと変な気もする。しかし、むしろ他者に白目を見せることが社会性の上で必要だった。つまり、自分には悪意はないことを相手に伝える必要がある。これこそ進化なのだ、ということだ。

とすると、そもそも人間社会は、自分はこういう人間だよ、と常に相手に示して生きているはずのものだ。それが社会秩序であり安心感であった。

白目を見せないとすれば、サングラスをしてしまうのと同じ。皆サングラスをすれば(匿名社会)、皆不安になってしまうという、ジレンマに陥る。

これは個人情報についての議論にとても参考になると思う。プライバシーの保護と混同してもいけない。個人情報の定義にもよるが、所得や経歴はともかく(プライバシーとして保護されるべきもの)、特定の個人を識別できる程度の情報(基本的なもの)は示し合って社会を生きるのが原則だと、私も思う。
個人情報の保護の名の下に何でもかんでも隠せ隠せの風潮は、どんなものか。小学生の名札を見直す動きもあるというが。





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最終更新日  2006.06.15 06:22:05
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Re:個人情報とプライバシー(06/15)  
プライバシーはないものと覚悟してます。 (2006.06.15 18:37:45)

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