仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2007.08.14
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カテゴリ: 雑感
今日の仙台は最高気温が34度の予想。毎日こう暑いと、元々硬い頭脳が、今度は溶解しそうで、何も考えられなくなる。

1週間くらい前に読んだ記事で、なぜか溶けそうな頭の片隅に引っ掛かっていることがある。

地球の大きさは直径4万キロメートル。200年前にフランス人が6年をかけて子午線を三角測量した。北極からパリを経由して赤道までの距離を測量し、その千万分の1をもって1メートルと決めた。ご苦労さんでした。

さて現在ではメートルの単位は、「光が真空中を299,792,458分の1秒の間に進む距離」とされているのだそうだ。子供の頃は「メートル原器」という写真を見た記憶があるが、今は違うようだ。ところで、その約3億分の1秒だが、なぜこんな「切れの良い数字」なのだろうか、と気になっているのだ。

地球の円周が4万キロメートル、というのはフランス人がそう決めたから、自ずとわかる。正確にはちょっと違うのだが、それはどうでも良い。光が1メートルを進む距離が、秒で表現すると、ほぼ3億秒とピッタリ出るのは、なぜなのか。つまり、光は1秒間にほぼ3億メートル(30万キロメートル)進むということなのだ。

ちなみに1秒の定義は、昔は地球の自転速度から割り求めたが、現在ではセシウム133原子の何とか、というやたら難しい定義だそうだ。

現在のメートルの定義に表れる「3億秒分の1」の「切れの良さ」は、単なる偶然ということでいいのだろうか。考えようにも、わからない。外では蝉が鳴き出した。





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最終更新日  2007.08.14 06:52:26
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