仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2007.08.15
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カテゴリ: 仙台
仙台市交通局が地下鉄駅のエスカレーターを緊急点検したら、勾当台公園駅に一部破損があり部品を交換したという。川崎駅での足の指を切断した事故を受けてのことだ。迅速な点検と対処は評価すべきだ。河北新報の記事の写真では、立て板の破損の溝が削れていたもので、これなら他でも見たことがありそうだが、そのことがかえって安心感を与えると思う。

今回の川崎市の事故では、12日午前の事故直後に連絡を受けた区役所が翌朝まで川崎市への報告をしないでいたことも分かった。エスカレーターの管理は川崎市だ。

業者任せの管理体制と官僚組織の悪い面が出た形だが、今回のような報道を聞くと、私はいつも思う。自分の家だったらどうするだろうか。自分の子供の安全に関わることだったら暢気にしているだろうか。

管理職でも平職でも誰でも良い、一度半日かけて施設をじっくり見て回ると良い。「気づき」の感性力の問題だ。もちろん報道に至らないような大部分の場合は誰かの「気づき」で未然に事故に至らないのだと思いたいが。

製造者、設置者、管理受託者などみんなが感性力を持たずに人任せで形だけの体制だとしたら、本当に怖い。ふじみ野プール事故を思い出す。

■過去の記事
再びプール事故を考える (2006年8月11日)
ふじみ野市プール死亡事故を考える





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最終更新日  2007.08.15 07:13:54
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