仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2009.08.30
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カテゴリ: 宮城
今回の総選挙には、正直唖然としたりガッカリしたりで、あまり記事にすることがなかった。朝に投票は済ませてきたが、箱に入れるときの思いもこれまでと全く異なる。

従来なら、自民に任せられるかどうか、が判断の軸だった。私の選挙区の候補に目立った実績もないし、掲げる思想や政策に目新しさもない。政党選択の選挙になる程度だ。今回は、違う。民主圧勝の予想の中、本当に民主で良いのか。バラマキ合戦、財源無責任などと誹謗の交わされる中で、本当に国や地域の将来を考えているのはどちらなのか。総体として積極的に支持できるものがない。消去法で選ぶとしても、これまた辛い選択だ。

そこで、せいぜい投票率に着目した記事しか、今は書けないことを寛容願いたい。

宮城県の県民性ないし政治意識に関する特色として、投票率の低さを当ジャーナルで度々指摘してきた。農業、水産業、建設業、労働組合などの業界組織の強固な浸透力の度合いが、人口規模に比較して弱いというのが一言で言える点だと思うが、他にも、県内で張り合う地域勢力ダイナミズムの欠けた均質的風土であること、特筆すべき被候補者が少ないこと、なども要因としてあげられると思う。

前回(05年)の投票率(小選挙区)は64.58%(以下%を省略)で、全国平均67.51を下回る。宮城県が仙台を中心に都市化しているからだ、と思われるかも知れないが、そんなことはない。

例えば、同じく前回05年の小選挙区の 投票率 を見ると、

栃木 65.58
埼玉 64.88

東京 65.59
神奈川 67.08
愛知 66.48
京都 66.25
大阪 65.37
兵庫 66.71
奈良 70.32
広島 68.44
福岡 66.63

など。くどいようだが、宮城より投票率の低い都道府県を拾い出すと、

茨城64.46 高知64.12 沖縄62.35



政権選択の選挙とあって有権者の関心も高く、投票率は高まると予想されている。昨日の河北新報記事では、宮城でも民主陣営は68%や69%と予想していることを報じていた。秋田では80%近くまで上がると予想する陣営もあるという。河北自身は、60%台後半とみるような論調だ。ちょっとは上がるだろう、という控えめの予想か。

私は、他県はともかく、宮城はとても70%近くまでには上がらないと思う。もともと投票率が上がらない県民性なのだ。今回こそは投票箱に与党への不満をぶつけよう、という有権者はいるとは思うが、マスにはならない。若年者は、政治意識が低いとは思わないが、どうせ大勢は動かないとみてアパシーを装う。
民主の候補の個人的魅力、あるいはドブ板や背後組織を動かして、どのくらい投票所に動員できるか、が投票率を左右するのではないだろうか。しかし、あまり高まるとは感じられない。

さて、宮城県選挙管理委員会によると、県内の小選挙区推定投票率は午前11時現在で20.05と、前回に比べて0.25低い。仙台市が出足がさほど伸びていない。青葉区は11.18にとどまる。

ちなみに、お隣の 福島県

前回は福島以上に投票率が高く、全国2位だった(73.84) 山形 は26.59で前回を1.09下回る。男がほぼ3ポイント女を上回る。

岩手 は29.83で、前回27.06を3ポイント近くも上回る。男女比では男が高い。今回の岩手は、かなり投票率が上がりそうだ。





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最終更新日  2009.08.30 13:55:23
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