仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2012.03.10
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カテゴリ: 東北
9日の岩手県の県立高校入試で、会場となった高校に携帯電話を持ち込んだ男子受験生1名が不合格とされた。

岩手日報によると、1科目目の国語の試験中、職員が廊下のロッカーに置かれた生徒のバッグ内で携帯のバイブ音が鳴ったのを確認。国語の時間終了後に男子生徒を別室に呼び確認したところ、持ち込みを認めたため不合格を伝え、その後の科目を打ち切った、という。

入試の実施要項で、会場校舎内に携帯を持ち込んだ場合は不合格と明記しており、また、試験前に、誤って校内に携帯電話を持ち込んだ場合は試験終了まで預かる旨を伝えていたが、この生徒は名乗り出ていなかったとのことだ。

昨春の京大入試での携帯カンニング事件があり、携帯持ち込み禁止が徹底されている側面はあるだろうが、その半面で、大震災を受けて家族との非常時の連絡などの点から携帯の所持自体は禁止せず、申告させて袋に入れるなどの対応をする場合もあるようだ。

岩手県の県立高校入試の場合は、会場に持ち込んだだけで不合格とハッキリ決められており、しかも試験直前に持ち込みの有無を確認する対応までしているというのだから、この受験生が不合格とされたことは仕方がないだろう。受験生の不注意に帰すのもやむを得ない。

若干気になるのは、バイブ音に気付いたとして従来も学校(県教委)がここまで厳しく対処していたのか。他の会場或いは従来の取り扱いとの不公平はないのか。不合格は初の事例だと言うが、しかし、振動音だったり家族との通話の場面を目撃したりなど、「会場に持ち込んでいた」事実に係員の教職員が気付いた事例が、全く皆無だったとは言えないだろう、と思うのだが。

重大なことだから、国語の試験時間後に県教委に協議した上での不合格通告だと思われるから、杓子定規の適用だとかの批判はあたらないだろう。だが、それにしても残念なことだった。NHKニュースでは、巡回していた教諭が国語の試験後に携帯の持ち主を探していたらこの受験生が自分から名乗り出たという。それならなぜ最初に申告しなかったのだろう。悔やまれる。





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最終更新日  2012.03.10 16:58:14
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