京都の珈琲職人

京都の珈琲職人

PR

プロフィール

OCネット

OCネット

バックナンバー

2024.12
2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03

お気に入りブログ

団子屋のページ 団子屋3916さん
私の宝石箱 ゆかりん2580さん
2005.05.23
XML
カテゴリ: 珈琲物語_01
■本物の味とコミュニケーションを大切にする【営業姿勢】

●当時の営業スタイルは、現在のように自動車ではなく、バイクを使ったものでした。
 先代社長がバイク好きだったということもあり、営業バイクはスポーツタイプ。
一度にたくさんコーヒーを積むことができないため、木箱で荷台をつくって後部に設置し、さらに座席の前後にも荷物を積んで配達して回りました。
 それでも注文に配達が追いつかず、会社と喫茶店(お客様)を一日に何度も往復する毎日。ついにはコーヒーの焙煎が追いつかず、喫茶店には焙煎したての熱々のコーヒーを紙袋に入れて配達するほどでした。

●小川珈琲の場合、営業といっても単にコーヒーを売るだけが仕事ではありません。お店のメニュー作りから、定休日をいつにするかまで、営業マンはお客様とともに考え、親身になって多くのお店づくりを支えていきました。
 たとえば定年退職後、ずっと夢だった喫茶店を始めたマスターから、オープン前に「いま隣で工事をしているが、音も騒がしいし、ホコリも飛んでくる。こんな状態でうちは店を開けるべきだろうか?」と梱談の電話がかかってきたこともありました。
 営業マンも人間。たくさんの喫茶店を回るうちに、白分をとくに必要としてくれるお客様には思い入れも生まれてきます。コミュニケーションを大切に、コーヒーに入れ込むマスターとは売上を抜きにして絆を深めていきました。

●こうした営業マン一人ひとりの日々の活動によって次第に小川珈琲のファンが増え、1日3-4件の新規のお客様から電話がかかってくるようになりました。

 気がつけば、当初350軒ほどで始まった喫茶店のお客様はやがて1000軒を超える程になっていました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.05.27 18:59:45
コメントを書く
[珈琲物語_01] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: