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既に今年の結果が報告されていますのでこれまでの比較表に追加。年 回期間テーマ来場者数 フォーラム 全体チケット 販売数 有料/無料 公演数2005年 第1回4/29 -5/1ベートーヴェン と仲間たち306千人 324千人109千枚120/209 2006年 第2回5/3 -5/6モーツァルトと 仲間たち490千人 695千人160千枚145/377 2007年 第3回5/2 -5/6民族の ハーモニー660千人 1,060千人200千枚181/4732008年 第4回 5/2 -5/6シューベルトと ウィーン640千人 1,004千人182千枚221/5292009年 第5回5/3 -5/5バッハと ヨーロッパ411千人 711千人137千枚168/4192010年 第6回5/2 -5/4ショパンの 宇宙420千人 808千人141千枚175/3582011年 第7回5/3 -5/5とどけ!音楽の力 広がれ!音楽の輪 タイタンたち146千人 ・・・・人45千枚90/1752012年 第8回5/3 -5/5サクル・リュス ロシアの祭典360千人 460千人123千枚159/1922013年 第9回5/3 -5/5パリ、 至福の時414千人 516千人138千枚135/209 来場者数は震災後の一昨年、昨年より増え、フォーラム来場者数も400千人超えに。ロシア音楽よりはフランス、スペイン音楽の方が盛り上がったのでしょう。 昨年より有料コンサート数が減少したのに関わらず、チケット販売数が増加。今年導入されたセット券やクラウド・ファンディングの効果か。 来年のテーマは本家ナントの「アメリカ音楽」に対し、LFJではこれまでテーマとなった作曲家たちにガーシュインを加えての多勢で10周年を迎える音楽祭を祝福するとのこと。 個人的には震災で聴けなかったコルボ&ローザンヌのブラームス「ドイツ・レクイエム」を希望。 それから、昨年も書いたように、本家ナント同様にコンサート生録音CD、スマホ用ファイル購入を出来るようにして欲しいのだが。End
2013.05.26
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鑑賞日:2013年5月18日(土)11:00開演入場料:¥3,500【主催】松竹METライブビューイング2012-13ヘンデル作曲歌劇「ジュリアス・シーザー」(全3幕:イタリア語上演/字幕付)会場:109シネマズMM横浜 (シアター3)(MET上演日 2013年4月27日)指 揮:ハリー・ビケット演 出:デイヴィッド・マクヴィカー美 術:ロバート・ジョーンズ衣 装:ブリギッタ・ライフェンシュトゥール照 明:ポーリー・コンスタブル振 付:アンドリュー・ジョージ合 唱:メトロポリタン歌劇場合唱団管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団出演:ジュリアス・シーザー(ジュリオ・チェーザレ):デイヴィッド・ダニエルズクレオパトラ:ナタリー・デセイセスト:アリス・クートコルネリア:パトリシア・バードントロメーオ:クリストフ・デュモー他感 想: METライブビューイング2012-2013は初回「愛の妙薬」以降都合が合わず見られなかった(ヨナス・カウフマンの「パルシファル」は見そびれ残念。再演希望)のだが、12作品目の最終公演「ジュリアス・シーザー」は横浜で都合が合ったため横浜みなとみらいの109シネマズまで出掛けた。 定員150人のスクリーンに対し観客は1/3程度。前回同様に左右が空席の広々とした座席で、コーラ&ポテトを食べながら、前の観客の頭に悩まされることもなく、ライブビューイングならではのアップ映像で楽しめる。上映時間は2回の休憩を挟んで約5時間の長時間も、生オペラ鑑賞と比較し疲れは半分以下。 原作は紀元前1世紀のエジプトだが、今回の演出では19世紀の帝国主義時代のイギリスの設定で、エジプト軍が帆船、ローマ軍(=イギリス軍)は駆逐艦に飛行船、ピストルまで登場するが、舞台上の戦いは剣による殺陣が中心。エジプト軍の衣装はインドのマハラジャ風で踊りもインド風で面白い。 バロックオペラは、ゆっくりとしたテンポで繰り返しの曲が多いが、歌は勿論、振付や踊りを変化させ飽きさせない工夫されている。 クレオパトラ役デセイは歌は勿論素晴らしいが、ミュージカルスター並にダンスや動きも完璧にこなす。幕間のインタビューで2005年グラインドボーン音楽祭の本演出を見た時から出演を希望していたとのことで、数カ月前からヨガで体を鍛えたとのこと(通りで腕に筋肉が付いている)。衣装も赤、青のドレスに始まり、黒のドレスにサングラス、最後は中世ウエディングドレスと合計8回も変わり、舞台上で湯船に入っての生着替えまで披露されサービス満点。 男性主役はカウンタテノールだが、セスト役アリス・クートはメゾ・ソプラノでズボン役で迫力の歌唱。アリア間のレチタティーヴォの大声量で歌っているのは、会場の広さのためでしょう。 ヘンデル作曲にも関わらず言葉はイタリア語でジュリアス・シーザーもジュリオ・チェーザレに。そう言えばモーツァルトのオペラもイタリア語が多く、当時はオペラ=イタリアだったのでしょう。 5時間近くの公演もバロック・オペラに関わらず、最後まで飽きること無く楽しめた。 既に2013-2014シーズンの予告が入っていたが、ネトレプコの「エフゲニー・オネーギン」、カウフマンの「ウェルテル」など予定されており今から楽しみだ。End
2013.05.18
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鑑賞日:2013年5月4日(土・祝)ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2013【主催】東京国際フォーラム 「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」の2日目は、昨年、一昨年と聴けなかったはコルボ&ローザンヌの演奏が3年ぶりに聴けるとのことで、春の陽気の中、山の神と有楽町の東京国際フォーラムへ向かった。公演番号 242 「聖なるパリ」日時:2013年5月4日 11:45~12:30会場:東京国際フォーラム ホールC入場料:S席¥3500(16列)演奏:ソプラノ:シルヴィ・ヴェルメイユバリトン:ジャン=リュック・ウォーブル合唱:ローザンヌ声楽アンサンブル管弦楽:シンフォニア・ヴァルソヴィア指揮:ミシェル・コルボ曲目:デュリュフレ:グレゴリオ聖歌による4つのモテット op.10フォーレ:レクイエム op.48(1893年版)感想: ホールCにも関わらず、早々とSoldOutとなった注目公演。 先に管弦楽のシンフォニア・ヴァルソヴィア登場の後、ローザンヌ声楽アンサンブルが登場。ソプラノ、アルト(カウンターテノール含む)各9人、テノール、バス各7人。 指揮者登場で1曲目は昨日も違うコーラスで聞いた同じ曲。会場の反響の影響もあり、ハーモニーとしては人数が多い分、今日の方が安定して聞こえる演奏。管弦楽の方は座って待っており、曲間を開けたくない配慮か。 合唱の中からバリトンソリストが前の椅子に座り、ホルンの安定した深い音と共にフォーレ「レクイエム」が始まる。 テンポが全体的にゆっくりで、これ以上遅くなると曲が破綻する所まで引っ張る。指揮者が高齢になる程テンポが遅くなる傾向があると聞くが、崩れること無く音楽を維持出来るのは、演奏者皆さんの経験とレベルの高さでしょう。 「Pie Jesu」は合唱中からソプラノソリストが前に出て、ビブラートのない美しい透き通った歌声で聴かせる。 終曲「In paradisum」もソプラノが高音を乱れのないPPで歌い美しい。 大満足の演奏を聞くことが出来た。 明日は家族サービスのため箱根へ出かけるためLFJ鑑賞は今日で終了。 次回10年目のテーマは? コルボ&ローザンヌの公演はあるのか? と色々期待しながら来年を待つことに。 End
2013.05.04
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鑑賞日:2013年5月3日(金・祝)ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2013【主催】東京国際フォーラム 5月GW開催の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」は今年で9回目。今回は「パリ、至福の時」のテーマで19世紀後半から現代まで、パリを彩ったフランス、スペインの作曲家たちの音楽を取り上げている。 コルボ&ローザンヌは2、3日目に出演のため、初日はデュリュフレ、プーランクのアカペラ合唱とラベルの演奏を聞きに夕暮れ迫る有楽町の東京国際フォーラムへ向かった。公演番号 135「聖なるパリ」日時:2013年5月3日 18:15~19:00会場:東京国際フォーラム ホールB5 入場料:¥2500(1列)演奏:合唱:ヴォックス・クラマンティス指揮:ヤーン=エイク・トゥルヴェ曲目:グレゴリオ聖歌よりデュリュフレ:グレゴリオ聖歌による4つのモテット op.10ギョーム・ド・マショー:ノートルダム・レープーランク:悔悟節のための4つのモテットメシアン:おお聖なる饗宴感 想: ヴォックス・クラマンティスは初めて名前を聞く合唱団で1996設立で中世の多声声楽曲と現代音楽を得意とするコーラスグループとのこと。 時間となり会場が暗転、舞台上が明るくなると両手からグレゴリオ聖歌を歌いながら一人一人舞台上へ。男性8人、女性8人が黒の衣装で登場。 デュリュフレとプーランクのモテットはその元歌のグレゴリオ聖歌を先に歌ったあとに演奏されるので、元の旋律をどのようにコーラスへアレンジされているかが解りやすい。 美しいハーモニーで厳粛な気持ちになれた。「ノートルダム・レー」はソプラノ独唱で、曲想に合った澄み透った美しい歌声。 残念だったのは反響音が全くないデットなB5ホールであり、本来想定されている教会の聖堂のような場所で聞きたかった。 一般の方には馴染みが薄い曲のためか拍手が全く入らないので、各モテットが終わった所で当方が最初に拍手を入れ、ようやく会場中から拍手。 面白かったのは演奏者の楽譜で、黒カバーの紙、タブレット(iPadに黒カバー)そして無し(暗譜)とバラバラな所も新しいグループならでは。曲が長い、多いとなれば今後は合唱でもタブレットが増えてくるでしょう(メサイアやオペラは楽譜が重くて大変)。 終演後、地上広場の屋台村へ行きHeinekenの生ビールで喉を潤した後、B7ホールへ。公演番号 126 日時:2013年5月3日 19:45~20:30会場:東京国際フォーラム ホールB7入場料:S席 ¥3000(9列) 演奏:ピアノ:清水和音管弦楽:香港シンフォニエッタ指揮:イプ・ウィンシー 曲目ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌラヴェル:クープランの墓ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調感想: のだめカンタービレでも取り上げられたラヴェル「ピアノ協奏曲ト長調」の生演奏を一度聞きたいとフレンズ抽選で取った際に出演アーティストのトップが清水和音だったのでてっきり他の2曲もピアノ独奏と考えていたが、オーソドックスに管弦楽演奏。 ホルンやオーボエで所々危なっかしい音や全体のズレが聞こえてしまい少々残念。 2曲目の「クープランの墓」が終わった所でピアノが中央に運ばれ清水和音登場。 ピアノの音が綺羅びやかで素晴らしい演奏。ピアノに引っ張られ管弦楽のテンポも安定し、楽しく盛り上がる演奏となった。 カーテンコールの後、清水和音が登場し「主催者側より早く出て行くように言われているのでアンコールは無し」とのMC。 だったら1、2曲目もピアノ独演にしてほしかったが・・・。 End
2013.05.03
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鑑賞日:2013年5月2日(木)18:30開演入場料:¥5,000 D席5階L2列【主催】(財)東京二期会二期会創立60周年記念公演東京二期会オペラ劇場ヴェルディ作曲歌劇「マクベス」(全4幕/イタリア語上演字幕付き)会場:東京文化会館 大ホール指揮:アレクサンドル・ヴェデルニコフ合唱:二期会合唱団管弦楽:東京交響楽団演出:ペーター・コンヴィチュニー装置:ヨルク・コスドルフ衣裳:ミヒャエラ・マイヤー=ミヒナイ照明:喜多村 貴演出補:ハイデ・シュトック合唱指揮:佐藤 宏演出助手:太田麻衣子舞台監督:幸泉浩司公演監督:多田羅迪夫出演:マクベス:今井俊輔マクベス夫人:石上朋美マクダフ:松村英行バンコー:斉木健詞マルコム:新海康仁マクベス夫人の侍女:森田雅美医者:小田川哲也ダンカン:加賀清孝感 想: 今年はヴェルディ生誕200年のためオペラ公演が多いが、日本で上演機会が少ない「マクベス」の公演があるとのことで5月GWの夕方に上野まで出掛けた。 客席は7~8割程度の入で、GW中とはいえ平日夜としては多い方でしょう。 時間となり客席暗転、指揮者登場で、前奏曲が始まる。指揮者はボリショイ劇場の音楽監督も務め、他劇場でもオペラ指揮は多く、全体的にメリハリの有るキビキビした演奏の印象。 今回演出はライプツィヒ歌劇場2011年公演を持ってきたもので、時代設定は一応現代(60年代位か)であり、魔女の家には冷蔵庫や掃除機の家電製品、王家の兵隊はベレー帽の軍隊服装になっている。 各場面で魔女たちが民衆や貴族になったり、影となって登場し、その予言通りに物語を進ませる。最後のマグダフ軍の勝利の合唱は、魔女たちの家を登場させ、そのテーブル上のラジオから聞こえて来るとの設定で、理解しやすい。(主人公が殺された後にそのまま舞台上で大合唱される方が違和感が残る) カーテンコールでは演出家に「ブー」が客席から沢山飛んでいたが、魔女=運命、欲望と解りやすい内容になっており、ブーイングする程とは思えないのだが。(日本には時代設定変更や読み替えると途端に文句を言う輩が多い) 歌手はタイトルロール、その夫人初め皆さんよく歌えていた。魔女たちの合唱も一人ひとりまで演技が付けられており、演出の完成度の高さを感じた。 明日からはLFJ2013が始まり、GWはクラシック音楽に浸れそうだ。End
2013.05.02
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鑑賞日:2013年5月1日(日)9:55~11:45入場料:¥1,000(シアター5)映画「カルテット!人生のオペラハウス」会場:109シネマズMM横浜監督:ダスティン・ホフマン 脚本、原作:ロナルド・ハーウッド 製作総指揮:ダリオ・ズーター 、 クリストフ・ダニエル、 マルク・シュミットハイニー製作:フィノーラ・ドゥワイヤー 、 スチュワート・マッキノン撮影:ジョン・デ・ボーマン 美術:アンドリュー・マッカルパイン 音楽:ダリオ・マリアネッリ 編集:バーニー・ピリング 衣裳デザイン:オディール・ディックス=ミロー ジーン・ホートン:マギー・スミス レジナルド・パジェット:トム・コートネイ ウィルフ・ボンド:ビリー・コノリー シシー・ロブソン:ポーリン・コリンズ セドリック・リビングストン:マイケル・ガンボン 感想 今日は映画の日なので、TVで予告編を観て題名からも気になっていた「カルテット」を横浜高島町の109シネマまで山の神と観に出掛けた。 チケットは前日にネット予約したのだが、GW中でもあり上映前に満席に。 出だしは正しくヴェルディがミラノに造った「音楽家のための憩いの家」を思わせる、引退した音楽家達の老人ホームでの様子が映し出される。 そこへ引退した有名ソプラノが入って来て、色々過去の問題含めたやり取りがあり、ホーム存続のためのチャリティーコンサートで元旦那のテノール歌手含め当時絶賛された「リゴレット」の四重唱を歌うことになる。 コンサートでは「椿姫」の”乾杯の歌”やライバルソプラノのトスカ” 歌に生き恋に生き”が歌われ、さあこれからと期待を持たせて正に歌い始めようとする所でエンディングロールとなりパバロッティ他の過去の録音が流れて終わり。 コース料理でメインディッシュの代わりに突然水が出てきた様で驚きを通り越し、呆れてしまった。有名選手は有名監督にあらずの見本のような映画。 入場料が1000円だったので良しとし、その後MMの新しいビル街のイタリアンレストランで平日ビジネスランチを食べることに。 こちらはスープ、サラダのあと、ちゃんとメインディッシュの肉料理が出てきて美味しく食べることが出来たのだが。End
2013.05.01
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