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2012.04.20
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カテゴリ: 編集記事用


”定家の言語遊戯趣味”として、彼が30歳の折、藤原良経の求めに応じて

「いろは」47字を頭に詠み込んだ文字鎖の一例を挙げられています。

それは字数を取るから省かせて貰いますが、


素性法師の<今こむといひしばかりに長月の有明の月をまちいでつるかな>

を頭とした例を一部紹介しますと、


いかならむ外山の原に秋くれて あらしに晴るる峰の月かげ

まだきより暮れゆく秋のをしければ いづるもつらき長月の月

声よわる虫のなくねの友がほに 風もすくなきならの葉がしは

むすびける契りもつらし秋の野の すゑ葉の霜の有明のかげ

年のうちはよしただ秋のなからなむ こころもたへず人もうらめし


こういう具合にあと29首の歌がならべてあります。


また「なもあみたふつ」(南無阿弥陀仏)として詠み揃えた例として、



七十路のむなしき月日かぞふれば 憂きにたへける身のためしかな

ももしきに匂ひし花の春ごとに そむきし世をなほぞ忘れぬ

天つ風をとめの袖にさゆる夜は 思ひ出でても寝られざりけり

みをつくしいかに乱れて蘆のねの 難波のこともつらきふしぶし

たましひもわが身にそはぬなげきして 涙ひさしき世にぞふりにし

ふみみむと草の蛍に道とへど 仰げば高きあとをやは知る

つかへこし道をばかへている月の 山の端したふるしるべたがふな



このほか、漢詩の韻あわせのように、和歌の末尾の韻をあわせる歌の群れや、

一字百首、一句百首など手の込んだものを多く詠んでいます。 









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Last updated  2012.04.20 09:41:49
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