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やすじ2004 @ Re:紫蘇ジュースクレオパトラに招かれてby星子(08/25) こんにちは!! 残暑の厳しさの中でも、朝…
2012.05.30
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 さて日本で最初にウォーター・シュートがお目見得したのは、明治36(1903)年3月1日。

大阪で開かれた第5回内国勧業博覧の会場。当時の新聞記事によれば、<場内余興の中に、

装置宏大にして趣向の斬新なるはウォータ・シュートなるべし。工業館の東北部より

陸橋をかし、茶臼山に設けられたり。乗客を小艇にのせて、たかさ4呎の台よりながさ

314尺の斜面の軌道を走らせて池中におとせば、艇は乱波飛沫のあひだに没して漸次

そのかたちをうしなふ。しばらくにして波おさまり水しづまるや、艇は依然として水面にあり、

艇中の客は衣料を濡らすことなくしておもむろに着するをうべきなり、まことに壮快のたはむれたり。

艇は1隻8人乗りなり。また引上には10馬力の電気を使用し降下5秒、引上40秒、すなわち、

1昇降5分間のわりあひなり、入場料は巾0銭、乗艇者には入場料のほかに1回10銭づつ

徴収しをれり>とあります。

 <出典:「ものしり事典(芸能娯楽編上巻)日置昌一著・河出書房>

本書は昭和29年1月15日発刊、定価280円の第2回配本のものです。詳細な説明はない

けれど、手っ取り早く古来の芸能を知ることができる良書と言えましょう。





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Last updated  2012.05.30 11:45:42
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