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2012.06.08
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私は都市銀行に奉職して居ましたので、先輩や同僚、後輩たちの出世欲をつぶさに見てきました。

私は出世ということにそれほど興味が無かったのは親譲りなのかも知れません。

父は勤務時間中は最大の努力を払うけれど、企業の犠牲者になる積りはいささかも無く、

帰宅後の余暇を如何に過すかということに注力していたように思います。

それは多岐に渡る趣味の多さ、知識の豊富さに裏づけされていました。

星座・数式・古文・俳句・演劇・歌舞伎・宝塚歌劇・舞踊(都をどり他)・落語(漫才)・

美術・デザイン・歴史・美食・和菓子・・・・数え上げても際限が無いくらい。

不肖の息子として親父に無かったものを挙げるとすれば、

作詞・作曲、合唱、ガイド(ボランティア)ぐらいなもの、しかも底が浅いので、

到底、父を超えることなどできません。

 ところで企業人が退職し、傍系の関係会社で再び肩書のある名刺が使えるのは

せいぜい十余年程度だから、六十五歳を超えた頃から肩書きのついた名刺は使えなくなってしまうと、

その人物に威光や力感が無くなってしまうように感じられます。寧ろ、その奥方の方が

社交的でパワフルに生活していらっしゃることが多いように思います。

 私は大した肩書きも無かったから、退職後の悲哀感など皆無で、自由人になれた喜びを噛み締めていました。

・・・そう、人生は肩書きが取れた老後(六十五歳)からが、真の力比べなのかも知れません。








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Last updated  2012.06.08 08:22:11
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