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2015.01.28
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各講演会や結婚スピーチにしても、話が脳に浸

みこんで来る語り口と、これと正反対で講演や

スピーチの内容を殆ど思い出せない、紋切型と

があるやに思います。


「黄金の日本史」の執筆者・加藤廣さんの書き

物は、変化球に富んでいて、話がどんどん面白

い方へと逸れて行くものの、


忘れずに、元の論旨に戻って来られ、挿入した

部分が隠し味として見事な講演、スピーチへと

仕上がっているのです。


 例えば「武士のルーツに三派あり」に書かれ

ているのは、

 もののふ=武力をもって朝廷などの公に奉仕
      する、いわば近衛兵。皇族から臣
      籍に下った皇子に遡り、

   源氏=清和・宇多・村上・花山帝の源流

   平氏=桓武帝から二代の帝や皇子の源流


 さぶらひ=貴族らの家財や身辺の警護を主と
      し、「畏まってさぶろふ」が返事

      この言葉の末尾の変化→侍


 つはもの=どんな紛争でも請け負い、合戦を
      生業とする派遣武士


解り易く言えば、東北の場合

 もののふ(武士)=八幡太郎義家

 さむらひ(侍)=彼に馳せ参じた中堅幹部ら

 つはもの(兵)=侍が率いた部下の兵力

後年これらがごちゃ混ぜになって侍に集約化。


 因みに武士の「武」=戈ホコ+足の下部分の表 
       意=武器を担いで土地を踏み荒
       す奴

であって、信長ほどの偉人すら思い込まされた

 「武」=戈+止=戈を止める平和の勇士

という政秀寺住持・沢彦の言とは大違い。


 ね、こういう語り口で歴史を解り易く教えて

下さる良書なのです。







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Last updated  2015.01.28 09:39:47
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