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やすじ2004 @ Re:大念寺の阿弥陀さん(11/13) こんばんは お寺の歴史や由来に触れると…
やすじ2004 @ Re:吉田すばるの句(10/10) こんにちは!! 台風後の青空は特別ですね…
やすじ2004 @ Re:ヒ素が不老不死の妙薬?(09/15) ヒ素についての記事は興味深いですね か…
やすじ2004 @ Re:懐から小判ばらつかす封印切(09/04) お疲れ様です! 大雨警戒中でも、台風一過…
やすじ2004 @ Re:紫蘇ジュースクレオパトラに招かれてby星子(08/25) こんにちは!! 残暑の厳しさの中でも、朝…
2015.06.17
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〇小倉百人一首にある

 人はいさ心も知らずふるさとは

     花ぞ昔の香ににほひける

を詠んだのが紀 貫之で、いとこの友則らと古今

和歌集を選び、序としては初めて仮名で書いた人。


彼の良いところは、土佐守に昇進し高知での赴任

を終えた船旅を、漢字とひらがなの日記でつづり、

まるで女性が書いたように図ったことです。


これによって、40年後の蜻蛉日記、さらに源氏

物語や枕草子、更級日記などの女流文学の隆盛を

もたらせました。


承平5(943)年の暮れに土佐を出発、あちらこち

らでお別れ会を催して貰い、正月9日に再び大湊

を船出。


しかし土佐の国を外れると海賊が襲って来るとい

う噂や、海の大荒れもあるという恐怖から髪が白

くなるほど悩んだこともあったけれど、


和泉辺りまで来ると気持ちも落ち着き、大坂住吉

を目指したものの、波荒く、鏡などを海の神に供

え、祈念したところ無事平穏に戻ったようです。


<・・・今の川口これなり。ここにて船の人々男

も女も、顔に手をあてて喜ぶこと限りなし。>


やがて鳥飼の御牧を過ぎた頃から、川の水が無く

て、<ゐざりにゐざりながら>枚方へ。


2月11日山崎に到着。この部分は大山崎歴史資

料館に、日記の原文が掲げてあります。


16日の深夜、ようやく京の自宅に到着したもの

の留守を預かる者がきちんと守って居ず、その上


<この家にて生まれし娘を土佐まで連れ出し、か

の国にてみまかりたれば今日も伴ひ帰らぬ事を>


貫之夫婦は嘆き悲しんだようです。やはり、ガイ

ドする折、こういう事情も説明すると、貫之さん

との距離が縮まるのではないでしょうか。


参考図書は「百人一首一夕話」。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<お願い>
大阪と隣り合わせになる大山崎地区は天下分け目の戦いでご存知の
天王山を初め、歴史的なものが一杯詰まった観光地です。
 私が所属する

「大山崎ふるさとガイドの会」
のホームページを
是非ともご覧ください。

http://www.kyoto-ofg.org/







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Last updated  2015.06.17 08:51:15
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