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やすじ2004 @ Re:ヒ素が不老不死の妙薬?(09/15) ヒ素についての記事は興味深いですね か…
やすじ2004 @ Re:懐から小判ばらつかす封印切(09/04) お疲れ様です! 大雨警戒中でも、台風一過…
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2018.02.05
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○亡父の詠んだ句を少々紹介しましょう。
「猫の恋アルト可愛やバス憎や」

・・・正月も遠ざかって、厳寒の2月、またぞろ猫の恋
が始まる。
毎年毎年この時節になると、雨戸のすぐ側で、延々と猫
の鳴き声が続く。

我々はどうしても、可愛げな高い声の猫を贔屓にし、太
く低くドスの利いた猫を疎ましく思ってしまう。所謂、
判官びいきになってしまう。
          *
高い声音をアルトと称し、低い方をバスと端的に表現し、
可愛いと憎いに対比させて、猫の恋をユーモラスに詠ん
だ。
この句に接してみると、あの冬の厳しい寒さの部分が消
えて、熱く燃える猫の戦いにのみ、神経が行ってしまう。
声一点に集約させた句の妙味。
          *
「仔猫はや野良の性根のまなざしを」
・・・テレビの動物番組で、犬と猫の祖先は昔同種であ
ったが、平原を選択したものと、山や森の奥を選択した
ものとに分かれ、その結果、猜疑心豊かな神経質な猫の
性格が形造られたと説明していた。
          *
犬はすぐ飼い主に馴れるが、猫は疑り深い。人のこぶし
ぐらいの大きさから、次第に形が整って来て、猫と認知
される頃には、既に野性の本性が垣間見られると詠んで
いる。
仔猫ながら一応疑り深い、警戒の目つきを備えていると
詠んでいる。






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Last updated  2018.02.05 07:24:53
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